1997年〜1999年・2000年
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プログラマ・モード。カレンダースクリプトをいじくったり、原信一郎 『Rubyプログラミング入門』を読んだり、スタイルシートで[ロゴ]を作ったり。ちなみに[スタイルシートなしのロゴのページ]。ソースは同じ。
rubyは確かに面白いが、解説書は難しいであるよ。
2000年に出た本じゃなくて、2000年に読んだ本のベストです。
でも一応新刊を中心に。まずはベスト3を。
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不摂生がたたって胃腸を壊し、一回休み。
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ウィルス入りらしいゴミメールが送られてきた。もちろん開かずに速攻削除したのだが、こう頻繁にウィルス入りメールが送られてくるとなると、うっかりウィルス入りのメールを開いてしまったり、ウィルス入りファイルをダウンロードしてしまうとも限らない。やはり最新のウィルス対策ソフトを入れなくてはいけないと、Norton AntiVirusを買いに行った。
最初はAntiVirusだけを買うつもりだったが、迷った末、Norton Utilities と Norton Clean Sweep も入っている Norton SystemWorksを購入。
早速ウィルスチェックをした。今のところウィルス感染は免れているようです。
Norton SystemWorksの製造元の【Symantec】
2000年に出た本じゃなくて、2000年に読んだ本のベストです。
[ベスト3リスト]は[1/11付けの日記]にあります。
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ユーティリティという名前の納戸の模様替え。右にあった棚を左にもってきたりしただけだけど。
寒さのせいか、動きが鈍い。(爬虫類か、私は?)
去年の1月の日記を読んでいたら、「1/6 やる気なし」「1/26 冷えが原因なのかどうかは知らないが、胃がおかしくなって昨日の夜から食欲がない」という記述を見つけた。毎年同じ時期に同じような症状になるらしい。
畠山けんじ/久保雅一『ポケモン・ストーリー』(日経BP社 ,\1400+税)読了。
ゲームは6000万本、カードゲームは42億枚、アニメ番組の視聴率は常時14%、映画(1本目)の配給収入45億円という超ビッグなキャラクタービジネスに成長したゲーム『ポケット・モンスター』の誕生からブレイク、海外進出を含む現在(2000年6月)までの記録。
書影を見て、小さい本だと思い込んでいたら、『アマゾン・ドット・コム』並みに分厚くてしかも面白い本でした。
製作者たちの自負にもかかわらず、任天堂にはあまり期待されていなかったゲームボーイ用ゲーム『ポケット・モンスター』が徐々に売り上げを伸ばし、子供たちの間に広まっていく様子を描いた前半は、まさにサクセスストーリー。ゲームとしての『ポケット・モンスター』に興味のある人にはこのあたりが一番面白いと思います。
でもキャラクタービジネスとしてのポケモンを語る『ポケモン・ストーリー』は、ここからが本題。
ゲーム『ポケット・モンスター』は、アニメ化されて大ブレイクすることになるのですが、そこに至るまでの道のりは平坦なものではなかったようです。関係者を説得し、権利関係の諸問題を解決し、資金を集め、製作部門の環境を整え、プロモーションし、それだけの時間と資金をかけても成功するかどうかは分からない……。当たれば利益は大きいが、当たらなかったときのリスクも大きい。しかも当たれば当たったで、そのキャラクターイメージを守らなくてはならないし、飽きられないためには新しい企画も必要で……。いやはや「ビジネス」は大変ですね。
「ポケモン」のキャラクタービジネスとしての成功は、クリエイターたちの「子供の感性」と、ビジネスを行うひとたちの「大人の理論」が理想的な形で折り合いを付けられたからじゃないかと思ったりします。
====引用開始====
クリーチャーズの伊藤あしゅら紅丸が、あるときこう言ったことがあります。
「みんなね、子どもなの。子どもだから、ポケモンはできたの。そこに1人だけドロドロした大人の世界のダークサイドパワーをもった人がついてるの。でもそういう人がいたから、何でもありの大人の世界で健全な制作体制を維持してこられたとも言えるんですよ。それが、久保さん」
(p.341)
====引用終了====
私がゲーム『ポケット・モンスター』にハマっていたのは、まだアニメができる前、ミュウは「発見」されていたけれども青バージョンは発売されていなかった1996年の夏のことです。100匹のモンスターの名前が言えるくらいは、やり込みました。「ポケモン」の歴史から考えると初期のファンですね。
アニメ化されてしばらくして飽きてしまったので、それほど「ポケモン」に愛着あるとは思っていなかたのですが、この本を読んでみたら、自分でも意外なほど「ポケモン」に対して思い入れがあったことが分かりました。ブレイクするまでの話は読んでて感動しちゃいましたですよ。
世界をターゲットにした巨大なキャラクタービジネスに成長した現在の「ポケモン」に対しては、私がゲームを遊んだあの夏の日からなんとも遠くへきたもんだね、と感慨深いものがあります。
というわけで、ポケモンで遊んだことのある人とキャラクタービジネスに興味のある人におすすめ。
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乙一 『失踪HOLIDAY』(角川書店 角川スニーカー文庫, ISBN4-04-425301-3)読了。
併録の「しあわせは子猫のかたち」がすっごくいい。部屋の前の住人が残した猫と暮らす孤独な青年の話。
孤独が好きじゃないのに孤独に慣れてしまったひとの話と世界を愛しているのに死ななくちゃならなかったひとの話はつらい。だからこのラストは私にとっても救い。ちょっと泣いた。
この話が分からない人や嫌いな人とは友達になりたくないと思うぐらいなので、この話が嫌いだったとしてもそれを私に言うな。
表題作は、自分の屋敷のお手伝いさんの部屋に「家出」して、狂言誘拐を企てる女の子の話。
「ジャイアンみたい」という形容は、性格に対してだけじゃないと思うぞ。だって主人公ってば、食っちゃ寝食っちゃ寝してるもん。太らないわけないじゃないかー。というわけで、多分イラストの女の子の体型には誇張があると思います。(笑)
ミステリ的伏線もきっちり張られていて、これもいい話。
今回もおすすめ!
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恩田陸 『象と耳鳴り』(祥伝社,\1700+税, ISBN4-396-63158-8)読了。
『六番目の小夜子』の主人公・関根秋の父親・関根多佳雄が主人公の連作短編集。
主人公が日常に潜む謎を推理するという一種の安楽椅子探偵物だが、犯罪があったのかどうかすら定かではない話もある。私は幻想小説に近いミステリー短編として読んだ。
関根多佳雄が主人公になっていはいるが、恩田陸の小説はキャラクターが弱いので、登場人物の名前を別の名前に差し替えても問題のない話も多い。「給水塔」「廃園」などは別に登場人物は関根多佳雄でなくてもよかったのではないかと思う。
面白かったのは、「廃園」「待合室の冒険」「机上の論理」「往復書簡」。関根多佳雄と息子の春が駅の待合室で「事件」に遭遇する「待合室の冒険」がエラリーとクィーン父のコンビみたいで楽しい。
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分割した過去日記に「1月上旬」といった名前を自動的に挿入するには、timestrを使うとよいようです。
ただtimestrでは、リンクの場合もファイルの存在チェックはできませんね。
タイトルをtimestrプラグインで挿入
<!-- 雛形用コード -->
<title>
<!--plug=timestr?time=month?format=%Y年 %0m月 #{['上','中','下','下'][(%d-1)/10]}旬--> の日記
</title>
<!-- 変換後コード -->
<title>
2001年 01月 上旬 の日記</title>
月名を timestrプラグインで挿入
<!-- 雛形用コード -->
<!--plug=timestr?time=month?format=%Y年 %0m月 #{['上','中','下','下'][(%d-1)/10]}旬-->
<!-- 変換後コード -->
2001年 01月 上旬
月分割ファイルへのリンクを timestrプラグインで挿入
(2001/01/21:修正しました)
<!-- 雛形用コード -->
<a href="<!--plug=timestr?time=month?format=%Y%0ma.html-->">上旬</a> /
<a href="<!--plug=timestr?time=month?format=%Y%0mb.html-->">中旬</a> /
<a href="<!--plug=timestr?time=month?format=%Y%0mc.html-->">下旬</a>
<!-- 変換後コード -->
<a href="200101a.html">上旬</a> /
<a href="200101b.html">中旬</a> /
<a href="200101c.html">下旬</a>
私は自分用にカスタマイズしたプラグインとフィルタを使ってます。ソースは[ソース置き場]に。
汎用性がないのであまり他人様にお見せするようなものじゃないのですが、参考までに。
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私以外に興味をもつ人はほとんどいないでしょうが、読み返していると面白い。
MZTさんの昔の名前が出ていたり(1997.07.22)、キース・ロバーツ『パヴァーヌ』(サンリオSF文庫)を探している方(1998.05.24)が実はニムさんだったり。
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@niftyにある【保存用読書日記】の一部ファイルのURLが変更になりましたのでご注意ください。本の感想については、[著者別索引 '97〜'99 ]で検索することができます。
ブックマーク関連以外の書き込みはほとんど残してありますので、FILE NOT FOUND の場合でもメールまたは掲示板でお尋ねいただければ、新URLをお知らせできると思います。「ファイルが見つからない。都合が悪くなったから削除したんだ。おまえには表現者としての自覚も責任感もない」などというデマを飛ばす前に当事者にお尋ねくださいね。
と、わざわざ記載するのは、前世紀にそのような言いがかりを付けられてたいへん迷惑した経験があるからです。(サイト説明には「各コンテンツへの直接リンクも構いませんが、URLが変わる可能性があります。」と明記してあるのですがね)
なお、リンク関連で情報が古くなって使い物にならないと判断したものは削除したものもあります。
ロイス・マクマスター・ビジョルド『名誉のかけら』(創元SF文庫)読了。
ベータ星のコーデリア・ネイスミス中佐は天文調査隊の艦長として新しく発見された惑星を調査中、バラヤー帝国軍に襲われる。負傷した部下を助けるため、コーデリア敵艦長アラヤー・ヴォルコシガンの捕虜となり、造反者によって奪われたヴォルコシガンの艦の奪還に協力することになる。行動を共にするうち、次第に惹かれあう二人であったが……
『戦士志願』の主人公マイルズ・ネイスミス・ヴォルコシガンの両親の馴れ初めの物語。
ハーレクィン・スペース・オペラとでも呼びたいような展開といいましょうか……。でもちょっと退屈でした。やっぱりマイルズが出てくる話のほうが面白い気がします。
強いおねえさんは好きですが、コーデリアにはあんまり共感を感じなかったので、どうでもいいや。
ベータ星に戻ったコーデリアが大統領の「堅実フレディ」の政治宣伝に使われるくだりなどは、『銀河英雄伝説』のヨブ・トリューニヒトのやり口を思い出しちゃいましたです。
これを読んで久々に『戦士志願』を読み返したくなったのですが、我が家のどっかにあるかなぁ。
もっと詳しい書評は【ヒラノマドカさんの日記】とか【bk1コラム】とかをご覧ください。
bk1で以下の本を注文。
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夕方から雪。ボタ雪です。積もってます。15センチは積もっているかな。
ブックオフ太田高林店のそばにはOFF・HOUSEというのがあったので覗いてみる。リサイクル屋さんですね。服とかバッグとか引き出物の食器とか贈答品のタオルとか、ベビー用品。置いてあるものはやっぱりちょっとくたびれている感じ。お値段はブランド物のタオルケットや肌掛けが2000〜2800円、ハンカチが150〜300円。市価の半額ってところですか。バーゲンまで待てない人はこういうとこで買うといいかもね。寝具は贈答用の品だから品は悪くないと思う。変な刺繍とかレースとかが付いているものが多いけど。
ハンカチと風呂敷きを買った。
太田高林店は半年ぶり。棚の高さが天井までになっていた。本の量が増えたということだろうか。本は増えたけど店員の数は少ない感じ。ブックオフも苦しいのか?
太田新井店も一年ぶりぐらいかな。ここは漫画文庫とA4版大型漫画を作者50音順に並べてあってとても探しやすい。A4版大型漫画はマニア向けだから作家買いする人が多いし、漫画文庫は昔読んだ本を買い直すってパターンが多いから、版元別に並んでいる必要は全くないんだよね。昔出てた版元とは別のところから出ていることも多いし。
マーク・ヘルプリン『ウィンターズ・テイル』上下が2組も出ていたので、つい買ってしまいました。
ポール・ギャリコ 『スノーグース』(王国社)は、MZTさんが強くプッシュしてたので、つい……。『ハイラム氏の冒険』(ハヤカワ文庫NV)は私も大好きです。
『本の雑誌』を買うために新刊書店にも寄る予定だったんだけど、雪が降ってきたので寄り道せずに帰宅。雪の中を走るのは怖いと運転してる人が申しておりました。
(2001/01/21追記:『スノーグース』は我が家にあったことが判明。)
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