1997年〜1999年・2000年
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素材ページ用の新しい画像をつくったりとか。
ジョン・クロウリー『ナイチンゲールは夜に歌う』(早川書房, \2000+税, ISBN4-15-208028-0) 読了。
表題作は天地創造神話に題材をとった美しい童話。ただし単語が日本語化されているので【ヒラマド】さんのようにひっかかりを感じる人もいるかもしれない。私はあまりひっかりを感じずに読んでしまった。聖書というのはもともと地口駄洒落のオンパレード(それもヘブライ語やギリシャ語だ!)なので、細かいこといっていたらきりがないと割り切って読む癖がついているので、アタマの中で英語変換されていたらしい。神を「母なる自然(Dame Kind)」と女性性にしたところがミソか。
「時の偉業」は、「究極の」歴史改変小説。過去と未来に立ち、改変された歴史と改変されない歴史を見るとき、読者にとっての「現在」の意味が立ち上がる。これを読んでから『エンジン・サマー』を読み直すとまた違った絵が出てくるかもしれない。
「青衣」はディストピア小説……だそうである。よくわからないが優しい(易しいにあらず)『1984年』という気がしないでもない。
「ノヴェルティ」は、よくわからない。誰か読み方を教えてください。
【ニム】さんの掲示板で北野勇作との類似点の話が出ていたのだが、クロウリーは直接の単語を使わずに何かを表現する(*1)のに長けた作家なので、そのへんが北野勇作とつながるのかもしれない。
購入ガイド
★ISBNでネット書店を検索:ISBN4-15-208028-0
【 bk1/amazon/eS!】
森真砂子『東京怪奇地図』(角川ホラー文庫,¥533+税, ISBN4-04-171107-X) 読了。
樋口一葉、永井荷風と鶴屋南北、江戸川乱歩、泉鏡花、芥川竜之介と中井英夫といった作家の幻視した東京をモチーフに描く幻想怪奇短編集。おすすめでございます。モトネタをしているとなお味わい深いのではないかと。
「偏奇館幻影」と「田端三百四十六番地」が好き。
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朝食の席で同居人が「知らないかもしれないけど、『ウルトラマン』に宇宙飛行士が出てくる話があって……」といきなり話はじめるので何のことかと思ったら、アニメ『アルジェントソーマ』の21話の話なのだった。録画したのを早起きして見たらしい。
要するに『アルジェントソーマ』のネタはエヴァじゃなくてウルトラマンだったという話なんですけどね、なんかその怪獣に非常に思い入れがあるらしく(そのくせ名前を思い出せない)出かけるまでずっとその話をしてました。
というわけで、興味をもったのでネットで検索。某巨大掲示板のアルジェント・ソーマ・スレッド(かなりマトモ。あらすじまとめた人、巧い)で怪獣名を確認。『ウルトラマン』の第23話「故郷は地球」に登場するジャミラです。
【Google】で「ジャミラ ウルトラマン」を検索してみたら、いろいろヒットしました。リアルタイムで『ウルトラマン』を見ていた昭和30年代生まれの心にトラウマを残したみたいですね、ジャミラ。(私はバルタン星人の方が怖かったがなぁ……)
関連URL
【ウルトラマン放映リスト】
【ウルトラマン怪獣・異星人リスト】
【ジャミラ鉄塔】
【ジャミラの系譜】
【『ジャミラ祈念日』/ジャミラ祈念日】
(2001/03/05追記:)
で、録画した21話を見た。
わはは、ブラッドベリじゃん。しかも萩尾望都版。『ウは宇宙船のウ』だよ。(追記:2001/04/10 正確には『ウは宇宙船のウ』に収録されている「宇宙船乗組員」)キャラクターデザインまでほぼ一緒。(笑)
ということは、フランクを蘇らせた博士がブール博士@『銀の三角』だったり、声・子安武人な金髪の兄ちゃんが妙にオスカー@『トーマの心臓』そっくりだったりするのは、私の気のせいじゃないんだね。最初のころはフランケンシュタインなエピソードだったし、オタクの動体視力に賭けている作品なのか?
ハティ嬢ちゃんの「妖精くーん」の声にへなへなしてマトモに見てませんでしたが、見直しましたですよ。あの妙に明るいエンディングのあの写真が伏線だったとは。
リビングのワックスかけ完了。これで1階は、ユーティリティという名の納戸を残すのみ。あとは2階か……。
フローリングはワックスかけが面倒だ。
オースン・スコット・カード 『エンダーズ・シャドウ』上下(ハヤカワ文庫SF,各756円) 読了。
読む気になれなくて、しばらく放っておいた。でも読み始めてしまえば、一気に読んでしまうのだ。
ビーン萌え〜。ストリートチルドレンだった頃のほうがカッコイイがな。
読んでいるとときどき彼らが子どもだというのを忘れる。『はみだしっ子』の頃の三原順に挿絵描いてもらえたらいいのに。エンダー=グレアム、ビーン=アンジーの目をしたサーニン、というキャストは変か?
愛も感情も知らず、すさまじく高い知能だけを武器に生き延びてきたストリート・キッドの少年が、怖れを知り、友を得、愛と憐憫と苦悩を知る物語。
自由に書かれた前半と違い、『エンダーのゲーム』のアナザー・ストーリーであるという枷をはめられた後半は、どこかいびつだと思う。この枷がなければ、物語の要求するビーンの場所はエンダーのいる場所であり、ビーンを成長させる人間はエンダーではなく別のキャラクターであったはずだ。エンダーではビーンの導師の役は務まらないし、ビーンにはエンダーの影の役割は似合わない。もちろんそこはカードなので、力技でまとめあげてはいるのだが。
解説は久美沙織。なんだかボロクソに書いているみたいに見えますが、いままで読んだなかで一番的確なカード評かも。自分でも「近親憎悪」なんて書いてますが、なるほど久美沙織とカードは同じ種類の人間かもしれませんね。
購入ガイド
★書誌情報:上巻【bk1(01929796)】 下巻【bk1(01923615)】
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森林公園に梅を見に行くことになった。その前に実家に米を送ろうと、宅急便を扱っているクリーニング店によることにした。
車で出発した。運転していた夫によれば、このときエンジンのかかりが妙に遅かったらしい。宅急便を扱っている店は、家のすぐ近くにある。車を止めて、宅急便を扱えるかどうか尋ねた。あいにくその日は半日で店仕舞いするので、宅急便は扱えないとのことであった。しょうがないので、コンビニに行くことにして車を出そうとしたら……エンジンがかからない。きゃーっ!
確か前にもこんなことが……。(1998年08月01日の日記参照)バッテリーが干上がったのか?
運転手は救援部隊を呼びにいった。家に近いところなのが不幸中の幸いであった。クリーニング店の人には「済みませーん、エンジンがかからないんで、しばらく車を置かせてください。」と謝る。車は店の真ん前に駐車しているのである。このまま動かないと営業妨害になってしまう。
しばらくして義父の車が到着。バッテリーをつないで充電してもらって数分でエンジンがかかるようになった。クリーニング店の人、おさわがせしました。踏み切りでエンストしたりとかじゃなくてよかったよ。
2日間、夜間ライトつけて走って、その後2週間車に乗らないとバッテリーが干上がる……らしい。
そんなこんなで、予定よりだいぶ遅れたが森林公園に出発する。
東松山の森林公園は、目下「梅まつり」の真っ最中。紅白の梅が咲き乱れ、その根本では福寿草が花開いている。めでたいことこの上ない。
出かけたら必ずブックオフに寄るのです。あんまりたいしたものはありませんでしたが。
行田店は元気がなかった。棚が荒れている。客が寄らない→人を雇えない→棚が荒れる→さらに客がよりつかなくなるという悪循環に陥らないといいですねぇ。
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郵便局にいって、荷物を受け取ったり、払い込みをしたり。
新刊書店で、ティーンズルビー文庫の新刊を立ち読みしてみたり。
花粉の季節なので、鬱だ。この時期はアクの強い食べ物に過敏になっているから、魚介類を食べるとジンマシンが出たりするのだな。
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浄化槽の点検と契約更新の日でした。と、書いておかないと後で家計簿付けるときに困るのだ。
【千代紙つづり】に新柄を追加して、素材を一括ダウンロードできるようにしてみた。
古いディレクトリを削除していなかったせいで、アップロード作業中にディレクトリが容量オーバーしてしまった。要らないものを掃除してなんとかアップロードが完了したが、調べてみたら、【ありさとのべつくら】だけで容量が7.4MBになっていた。うーん、いつのまに増えたんだろう。去年の10月末の時点では、5.5MBしかなかったはずなんだがな。古い日記を移動したせいかしら?
素材の表示サンプルページが多すぎるせいかもしれない。もうちょい、なんとかできないかやってみます。JavaScriptでなんとかできるといいんですが、IEでうまくいってもNetscapeだと動かないー。
現在の各サイトの容量は以下の通り。カッコ内は去年の10月末の容量。
5.3MB (3.1MB)…… ありさとの蔵 (biglobe)
7.4MB (5.5MB)…… ありさとのべつくら(@Nifty)
2.8MB (2.7MB)…… ありさとのジオ倉 (geocity)
本館の容量が増えているのは、2000年の日記が旧版とnDiary版の2バージョンあるせいかもしれない。古いのはそのうち消します。0.8MBありますから。
nDiary関係の話はジオ倉に移しても問題ないかな。
前田珠子『破妖の剣6 呼ぶ声が聞こえる』(集英社コバルト文庫, \500)読了。
外伝が2本。時間的には『翡翠の夢』の後の話でラスと闇主は逃亡中。
表題作は珍しくサティンが主人公。この人がお仕事するところって初めて見ましたわ。ラス抜きのサティン姉さんは、セスランのお母さんとキャラかぶる感じですね。新しい護り手さんって、外伝の2で出てきたヒトか。あ、外伝5で既に出てきているのか。すっかり忘れてた。
文章がなんか変だなぁ。ときどきテニヲハが変だし、新井素子文体に近づいていないか?
いまや私のアタマとカラダは新井素子や栗本薫の文体を受付けなくなりつつあるので、このままそっちの方向に進まれるとツライのであるよ。『破妖』の完結ぐらいは見届けたいのだが。
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サイトのファイル容量を減らせないかと小細工中。チリも積もれば……ってことで、ちまちまと0.3MByteほど減らしました。
【bk1】で、波津彬子『雨柳堂夢咄 8』(朝日ソノラマ)が予約できるようです。岡野玲子『妖魅変成夜話 2』(平凡社)【bk1(01988408)】って、スコラで出てたやつの続きかな?
【妹尾ゆふ子】さんの新刊が出ます。『チェンジリング 赤の誓約』(角川春樹事務所 ハルキ文庫, ISBN4-89456840-3)、3月15日発売予定。【作者による紹介ページ】がすごくかっこいいです。
今回は予約はできないのか……。くすん。早くデータ載せてくれ、bk1。でないとアマゾンで注文しちゃうぞ。
墨絵アニメーションの【横須賀令子】さん(NHK教育の『プチプチアニメ名作選』で放映された「なんじゃもんじゃ」の作者)も所属していたアニメーターのグループ「地球クラブ」のアニメーション展が開かれます。
会場:100日画廊 (港区北青山3-5-11 青山高桑ビル403)(*1)
期間:3月12日(月)〜18日(日)
開催時間:午後1時〜7時
上映は一日2回 1時〜3時、4時〜6時(上映が無い時は会場に原画を展示)
平日は個展形式、日曜は地球クラブグループ上映
料金:原画展示=入場無料 上映会=1プログラム 500円
詳細は【日本アニメーション協会ホームページ】の上映会・展覧会情報をどうぞ。
月別ファイル名の指定を可能にするテスト版。ver 0.9.2 に上書きするってことだけど、私はまだ 0.9.0 を使っていたりする。
あちこちカスタマイズしているので、バージョンアップしにくいのだ。
テストには協力したいのですけど……。ううう。
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2月分の読了本にコメントを付け加えました。3月分は、しばし待て。力尽きました。
本読み系
【虫の居場所】
Googleで自分のページをサーチしてリンクを辿って発見。あれあれ、どこかで見覚えがあると思ったら、もしやあなたは……。ネットに復活してくださって嬉しいです。
【Easy Lazy Diary】
【nDiary Antenna】で発見。辛めな読了本短評がいいです。
「『Quarter mo@n(クォータームーン) 』の内側。逆だ、『Quarter mo@n』が『ノーライフキング』の外側だ。」という『ノーライフキング』評には目ウロコ。
ネットでの安全
【インターネット事件簿】
ネットでの安全は自分で守るしかない。
【新・変なメールを受け取ったら】
【麻弥】さんの「 本日のURL」から。スパムメールには返信しちゃいけませんよ。
【Books by 麻弥】の「本日のURL・ネチケット&自己防衛」には、ネットでの安全に関するリンクがいろいろあるので、ときどきチェックするといいです。
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月別ファイル名の指定を可能にするテスト版の導入準備。
プラグインやライブラリをカスタマイズしているので、いろいろ修正かけました。テストが終わったので、月曜日にはver 0.9.3.beta に移行できると思います。月別ファイル名指定は、うまく動いてます。
先ず修正しなければいけなかったのが、過去日記へのリンクを扱っているプラグイン。
calender.rb をカスタマイズしたプラグインと、monthindex.rb をカスタマイズしたプラグインを修正しました。アルゴリズムも見直して、ほとんど全面書き換え。ファイルの存在チェックや月別ファイル名を取得するモジュールが追加されているので、修正はわりと楽でした。だんだんrubyを読めるようになってきました。
nDiary本体をいじっいた日付用のタグ(*1)の変更は、ver 0.9.2 でフィルタを呼び出すタイミングに(:AFTER_ONEDAY) が追加されたのでフィルタを使ってできるようになりました。
ついでに正規表現のお勉強をして、今まではトピックスの文字列に span指定をして色を付けていたのを、H4エレメントにクラス指定するようにフィルタを変更。
こんな感じ。
#昔のフィルタ
when :AFTER_TOPIC
str.gsub!(/<h5>/s, '<h4>')
str.gsub!(/<\/h5>/s, '</span></h4>')
str.gsub!(/◆<\/a>/s, '◆</a><span class="tpc">')
str.gsub!(/■<\/a>/s, '■</a><span class="rbk">')
str.gsub!(/□<\/a>/s, '□</a><span class="bbk">')
#新しいフィルタ
when :AFTER_TOPIC
str.gsub!(/<h5><a (.+?)>◆<\/a>(.*?)<\/h5>/s, '<h5 class="tpc"><a \1>◆</a>\2</h5>')
str.gsub!(/<h5><a (.+?)>■<\/a>(.*?)<\/h5>/s, '<h5 class="rbk"><a \1>■</a>\2</h5>')
str.gsub!(/<h5><a (.+?)>□<\/a>(.*?)<\/h5>/s, '<h5 class="bbk"><a \1>□</a>\2</h5>')
when :AFTER_ONEDAY
str.gsub!(/h4>/, 'h3>')
str.gsub!(/h5>/, 'h4>')
str.gsub!(/<h5/, '<h4')
トピックス一覧は、ライブラリのtopic.rb の出力をいじくっているので、今回も同じように修正。
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