1997年〜1999年・2000年
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同居人が「ストレス解消に星を見るのだ」と言い出したので、プラネタリウムと超大型映画(内容ではなく画面が大型)のある大宮宇宙劇場へ行く。
超大型画面イルカ映画『ドルフィンズ』は悪くなかったが、エンターティメントではなく科学映画なので、演出は単調で途中眠くなった。でもまあ、イルカと一緒に泳いでいるような気分にはなれます。
プラネタリウム番組の『はるかな時代をこえて』は、星空観測と戦争を無理矢理こじつけた反戦映画。祖母が小学六年生の孫娘に灯火管制で街にあかりがなく、星だけが光っていた戦時中の話をするという物語。気持ちは分からないでもないが、1970年の大阪万博でやっていたような内容を2001年にやられてもねぇ……。東京大空襲の日にちなんで3月10日が初上映だったらしいが、埼玉の人間に東京大空襲の話をしても「はぁ?」って感じだと思うぞ。(埼玉のイナカの人にとって記憶の節目となる大惨事は空襲ではなく戦後のキャスリーン台風による大洪水なのである)
演出もなんか変で、祖母が孫に話をしているという設定なのに、画面に空襲の映像(アニメです)が写って孫娘が叫ぶのである。「なにこれ、みんな燃えてる!」 なんとっ、ばあちゃんは孫娘の目の前に映像をうつし出すことが出来る特殊能力者だったらしいっ!エスエフだねっ!
というわけで、ストレス解消にはなりませんでした。
土曜の18時からのプラネタリウムは、反戦映画じゃなくてその時期の夜空をそのまま投影する「星空散歩」だそうなので、星を見たい人はそっちを見たほうがいいと思います。
ISBN4-900757-60-8 【amazon】 【bk1:ISBN4-900757-60-8】
加納朋子『掌の中の小鳥』(創元推理文庫, \540+税, ISBN4-488-42603-4)
とても美しい装丁の本だし、佳多山大地の解説もとてもいい。(佳多山大地は、要チェック)
でも登場人物に感情移入できなくてダメ。このヒロイン、可愛い? 作者自身は気に入っているらしいけど、私からみるとすげー厭な女なんですけど。
もっと洒落た物語を期待していただけにガックリ。加納朋子は私に合わないのかもしれない。
麻城ゆう『月光界秘譚2 太陽の城』(新書館 ウィングス文庫,\+590税)
大昔に出てきた話が伏線だった。
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ようやく nDiary ver 0.9.3.betaを導入しました。
ver 0.9.3.beta用のプラグインなどなどは、[nDiary関連トピックス一覧]の[ソース置き場]に一覧があります。
カレンダープラグインなどはインターフェースが変わりました。
ジョン・クロウリー『エンジン・サマー』(福武書店)再読完了。
まるで遠眼鏡をさかさまに覗いているかのように〈灯心草〉の目を通して現在を見る。そして我らの時代こそが神話であることを知る。『ナイチンゲールは夜に歌う』に収録されている「時の偉業」とある意味では同じ話というか。
クロウリーに近いのは北野勇作じゃなくて恩田陸だと思う。
ストーリーそのものよりもあちこちに出てくるアイテムが気になる。ネタバレなので[別ファイル]にします。
【bk1】で注文した以下の本が届く
【bk1】で以下の本を注文。『雨柳堂夢咄(8)』を注文しようと思ったら、予約数オーバーですと。嬉しいやら哀しいやら。
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【Moonwolf】さんが作成した【HTML Split Library】を使って、既にあるHTMLファイルをテンプレートに流し込むプログラムのプロトタイプを書いてみる。
試行錯誤しつつ、rubyのライブラリの使い方がなんとなく分かってきたような。
宮部修 『文章をダメにする三つの条件』(丸善ライブラリー,\660+税, ISBN4-621-05327-2)読了。
元新聞記者でが書いた文章の書き方の本。「文章をダメにする三つの条件」とは、「(1)文章の意図が掴めない事実や印象の羅列」「(2)読み手が退屈する理屈攻め」「(3)読み手の興味をひかない一般論」だそうです。たしかにこれを守っていれば、新聞の家庭欄に載るような文章は書けるだろうとは思います。でもこの人の言う通りに文章を書いても面白くないような気がする。書き手としても読み手としても。
この手の文章読本で一番面白かったのは加藤典洋『言語表現法講義』(岩波書店)ですが、ハードカバーなんですよねぇ。新書で出してくれればいいのに。
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★書誌情報:【bk1(01927658)】
★ISBNでネット書店を検索:ISBN4-621-05327-2
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岡田斗司夫 『人生テスト』(ダイヤモンド社, \1500+税, ISBN4-478-73193-4)読了。
これはむちゃくちゃ面白かった!
人間を興味の向き方と価値観と行動から「王様、軍人、学者、職人」の4つのタイプに分けて、それぞれの傾向と対策を示し、今後の人生を上手に取り扱って幸せになろうという「人生の取扱説明書」。
性格を内向と外向と感情/直観/感覚/思考の組み合わせで分類したり、分裂気質と循環気質などなどで分類する方式に似ているが、欲求=価値観の持ち方にポイントを置いているので、非常に分かりやすい。
各タイプの実例を読んでは、身の回りの人間に当てはめてみて大笑い。中でも最高に可笑しかったのが、「男は結婚で、こう変わる」の章に出てきたあるタイプの行動パターンと我が配偶者の行動パターンがそっくりそのまんまだったことだ。あまりにもそっくりなので、その部分を朗読してやったところ「そんなの皆そうだろ?」とのたまう。そうじゃない人だっているのだといっても信じてくれないんだな、これが。それがわかんないと、人生ツライよ? この本読んで勉強しなきゃ。
ともあれ、これで配偶者の「取扱い方法」が分かった。岡田さん、ありがとう!
ちなみに、ワタクシのタイプでございますが、当然「学者」であります。配偶者も「学者」。価値観がそんなに違わないので、楽といえば楽。
で、知人友人のタイプ判定をして遊んでいて、ふと思ったのだが、もしかして【DASACON】関係者って軍人タイプが極端に少ないんじゃないのかな。特にスタッフには軍人タイプが入っていないのでは? (*1)
【この人】は典型的な王様タイプだし、【この人】は頑固な職人タイプ。他の人もどう見ても軍人サンじゃないよねぇ。
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★書誌情報:【amazon】 【bk1(00017853)】
★ISBNでネット書店を検索:ISBN4-478-73193-4
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【bk1】から以下の本がサミダレ式に届く。『怪奇探偵小説傑作選 1 岡本綺堂集』は、朝9時、妹尾ゆふ子『チェンジリング 赤の誓約』は、昼間の2時にやってきた。
『チェンジリング』は書誌データ(お取り寄せ扱い)が登録された時点で速攻で注文。発売日になっても届かなかったらどうしてくれようと思ったが、本が出来た時点ですばやくbk1に配本されたらしく、13日の夕方には24時間以内ステータスになり、14日の深夜に発送完了メールが届いた。えらいぞ、bk1。『NAGA』がかなり売れた実績があるので、出版社側の対応も速かったのかもしれない。
妹尾ゆふ子『チェンジリング 赤の誓約』(角川春樹事務所 ハルキ文庫,\780+税, ISBN4-89456-840-3)【bk1(01998487)】読了。
一番驚いたのは、「あとがき」がなかったことでした。「あとがき」を読もうとして、うっかりラストを目に入れてしまったです。みなさーん、「あとがき」なしなので最後の方をめくっちゃだめよ。
「狙われてる」
携帯電話に着信する執拗な無言電話に悩まされていたある日、電車の中で出会った黒いコートと金髪の若者は美前(みさき)の耳元でそうつぶやいた。
月岡美前は、平凡なOLだった。常に目立たぬよう、他人と距離をおいて生きてきた。なぜなら彼女には他人には見えない〈あの人たち〉――妖精たち――の姿が見えたから。
若者との出会いによって、美前の静かな生活は終わりを告げる。死者がこの世に蘇る日に異界への扉は開かれる……。
うひゃー、ハードでした。
読む前は、「『妖精王の月』に似てるのかしら。きっとヒロインと金髪さんはラブラブになるのねっ」などと呑気に考えていましたが、とんでもない。もうちょい書き方を変えたらほとんどホラーですがな。
平凡な人間が実は○○で、異世界からお迎えが来るというティーンズ・ノベルで書きつくされて手垢にまみれた感のあるストーリーも、やる人がやればこんなに凄くなるという見本。最後のほうは相当ハードだったので、命削って読みました。読んでいる時間は2時間くらいだったのに、2日分のエネルギーを使った感じ。
『黎明の王 白昼の女王』というよりは、むしろ小野不由美のアレっぽいです。
「リアル」なファンタジーでした。(*1)この作者は自分で「嘘」だと思うところはばっさり切ってしまう人だから。
この世界に現われた〈あの人たち〉の描写がすごく良いです。グレムリンが好きだなぁ。
主人公の勤める会社の描写も妙にリアル。あまり大きくない会社だったら、どこもあんな感じじゃないかな。ジョウジョウバエが湧いているところを見たことはありませんが、ありそうな話(笑)。聖子も山口さんも松川くんも実在しそうだなぁ。みんな、根はいい人ですね。
今回の構成はお見事。各章の冒頭の「インタビュー」は実に効果的。ああいう風に繋がるとはね。
「戦わない」主人公に対して少々じれったい想いはありますが、ああいう状況であれば仕方がないとも思えるし。彼女の自己否定は劣等感ゆえではないんですね。バックボーンが存在しないからなんだ。ああいうタイプ(*2)は守るものや信じるものがあるととても勁くなれるから、そのうち大化けするでしょう。
美前とリンじゃない方のふたりの最期は、心中みたいに見えるのは私だけ? いや心中という概念はケルトにはないけどさ。あの人の奥さんはいったい誰だったのだーっ?
続編の予定もあるそうです。7月刊行予定。
まだ語られていない裏設定もたくさんありそうなので、伏線がきっちり回収されるのを期待いたします。がんばれー。
★作者のホームページ【うさぎ屋本舗】
【作者による紹介ページ】……感想用ゲストブックもあります
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★直接リンク:【amazon】 【bk1(01998487)】
★ISBNでネット書店を検索:ISBN4-89456-840-3
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【一歩】さんのご要望の「過去のhtmlでタグの閉じ忘れとか、タグの大文字小文字変換とか」は、【Moonwolf】さんが作成した【HTML Split Library】と htmlrepair.rb を使えば簡単にできます。
タグは全部小文字になります。大文字にしたい場合は 各クラスのto_sを書き換えればよいのではないかと。でも将来的なことを考えれば、小文字にしといたほうがいいんでしょうね。
ソースはこんな感じ。唖然とするほど簡単。(笑)
#!/usr/bin/ruby
=begin
html2html.rb
htmlの省略された終了タグを補って、
タグを全部小文字に変換して標準出力に出力。
usage: ruby html.2html.rb ファイル名
ruby html.2html.rb ファイル名 > 出力ファイル名
=end
require "htmlsplit"
require "htmlrepair"
obj = HTMLSplit.new(ARGF.read)
obj.repair
obj.document.each {|e|
print e.to_s
}
htmlsplit.rb の使い方をメモっておくのは自分にも有用なので、やりましょう。
「過去日記のndiary形式txt化」は、私もやろうとしてころっと忘れてました。txt化しといたほうがあとあと楽だろうなぁ。
ええと、ヘッダとフッタ部分を除いて、日付とトピックスを拾って、日記本体はリンクを拾って、DLとULを拾って、あとはテキストとしてそのまま流す。やってやれないことはない……ような気がする。そのうちね。(笑)
rubyスクリプトをいじくったり、『オブジェクト指向プログラミング言語 Ruby』(アスキー出版局, ,\4000+税, ISBN4-7561-3254-5)を読んでみたり。
以前はさっぱり理解できなかった『オブジェクト指向プログラミング言語 Ruby』だが、スクリプトが読めるようになってきてから読むと、とても分かりやすい。電話帳みたいな厚さだけど、読んでみることにしましょう。
Rubyは面白い言語だと思うが、解説書を書いている人たちがオブジェクト指向にどっぷり漬かっているので、手続き型プログラミングから来た人たちがどこでひっかかるのかが全然わかっていない感じ。
原信一郎 『Rubyプログラミング入門』(オーム社, 2940円, ISBN4-274-06385-2) だって、第一章はともかく、ほとんど「入門書」じゃないし。「入門」っていうからには、初心者が試して仕様を理解できるような小さいプログラム例がいくつも載ってなくちゃダメだと思うのだけれど、Rubyやっている人たちって、そういうのにはあんまり興味ないみたいね。
初心者向けの小さいスクリプトがいっぱい置いてあるところってないですかねー。
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[bk1 ホラーの棚サイトマップ]ですが、ほったらかしにしてあったので、リンクがずれてました。(涙) ときどきリンクの変更があるんだよねぇ……。
コラム(dir/01/xxxxxx/xxxxx.tpl)のタイトル一覧を表示する機能があるといいのに。
URLが変更しないと思われるバックナンバーの記事を別ファイルにしたりしました。レイアウトもちょっとだけ変更。【青木みや】さんところみたいにかっこよくボタンをつけたかったけど挫折しました。
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地球クラブ アニメーション展に出かける。
途中、上野のブックガーデンで気になっていた本をいろいろチェック。『ノンデザイナーズ・ウェッブ・ブック 2001』とか梅宮アンナの本とか。
東京青山の高桑ビルで行われた地球クラブのアニメーション上映会に出かけて、【横須賀令子】さんの作成した自主制作アニメを見た。
高桑ビルは、青山通りに面したウェンディーズのあるビルで、奥は(昔の)マンションになっていて、そのマンションの一室を画廊として使っているのだった。おそらく1970年代に建てられたビルでもうすぐ取り壊されるらしいが、通路から外を見ると昔風の公団住宅のビルが見えたりして、時間と空間をスリップした気分になる不思議な空間。
アニメーション上映は、1981年から2001年までに作成された自主制作のアニメーションを年代順に上映するというもの。自主制作で、しかも手描きした絵を一枚を一コマとして撮っていく手間のかかる手法を使っているので、長さは3分から5分程度のものが多い。初期のものは8ミリ、最近のものはビデオで撮られている。
自主制作アニメーションらしく、アニメーションの動きを見せるのが主眼でストーリーらしいストーリーのない作品がほとんどだが、メタモルフェーゼの表現がお見事。特に、墨絵で人魚や水中の生物が泳ぐ様を描いた『人魚』や嵐の中に魑魅魍魎の姿を幻視する『もうれんじゃがじゃが』の幻想性がすばらしかった。「アニメーションはそれだけでファンタジィなのねっ」とかなんとか思いながら見ていた。
「上京」して見に行った甲斐がありました。ああいったアニメーションをWebからダウンロードしてみることができるようになるといいんですけどねぇ。
アニメーション展を見てから、渋谷のブックファーストでさらに本をいろいろチェック。こういう時でないと実物チェックができませんから。
ここの幻想文学の棚はいつ見ても楽しいです。ちくま文庫の七北数人編『猟奇文学館2 人獣怪婚』『猟奇文学館3 人肉嗜食』の隣に田中啓文『銀河帝国の弘法も筆の誤り』(ハヤカワ文庫JA)が並んでいるのを見て大笑い。やるな棚担当者。
で、菅浩江『永遠の森 博物館惑星』の表紙があまりにきれいなので買おうかどうか迷っていたら、別の棚で橋本治/文辞・岡田嘉夫/画『女賊』(集英社)なんていうのを見つけてしまう。うわーっ、うわーっ、うわーっ、いつのまにこんなのが出ていたんだーっ!?
ってことで、『永遠の森 博物館惑星』は次回ね。
井狩春男『本屋通いのビタミン剤』(ちくま文庫)読了。
1986年から1989年にかけて『本の雑誌』などに連載されたエッセイをまとめたもの。親本が出たのが1990年、文庫版が出たのが1993年である。
15年以上前の話題が中心である。『サラダ記念』が出た頃、安部譲二、吉本ばななが新人だったころ、である。「やってきた! 文芸復興」なんて喜んでいるコラムもあるのですが、要するにバブルが始まっただけの話だったんじゃないかな。
こうやって現時点から過去を見るとなかなか興味深いです。
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ドライブがてらブックオフを2軒まわる。ブックオフ真岡店はハードオフが改装して店の半分がブックオフになった。3/17が新装オープンだった。でも最近の私はプログラマーモードなので、あまり欲しい本はないのだ。
橋本治/文辞・岡田嘉夫/画『女賊』(集英社, \2100, ISBN4-08-774364-0)
江戸川乱歩『黒蜥蜴』を題材にした三島由紀夫の戯曲を橋本治流にアレンジし、岡田嘉夫の絵と組み合わせて絵草子風に作った本。岡田嘉夫には皆川博子と組んだ『うろこの家』というのもありました。絵草子、好きなんでしょうか。
ともかく美しい一冊。後半、橋本治節が炸裂したりしますが、決して触れ合うことのない女賊と名探偵の切なく妖しい恋がもうもう堪えられませんわー。
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ロアルド・ダール『チョコレート工場の秘密』(田村隆一訳, 評論社 てのり文庫, ISBN4-566-02254-4)読了。
チャーリー・バケット少年は、町のはずれの小さな家に4人の祖父祖母と両親と一緒に住んでいた。バケット一家は貧しく、日々の食事さえ満足に食べられないほどだったが、ある日奇跡がおこった。ウィリー・ワンカ氏の世界一のチョコレート工場見学の金色の券が当たったのだ。
招待された5人の子供たちにあかされるチョコレート工場の驚くべき秘密とは……。
私、いままでこの本はホラーだと思ってましたが、ホラーじゃなくて、あっと驚くホラ話でした。
でも子供たちを襲う運命を考えると描きようによってはホラーになるかも。(笑)
最初の三分の一は、貧しいチャーリー少年がどうやって招待券を手に入れたかが描かれるドキドキの物語。残りはチョコレート工場の秘密が明かされるワクワクの物語。子どもの頃だったら、物語にのめり込んで読んだことでしょう。さすがに今は年取ったのでそこまでのめり込むことはできませんが。
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★直接リンク:【bk1(00092681)】
★ISBNでネット書店を検索:ISBN4-566-02254-4
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ハードカバーでも出ているので、図書館では書名で検索するとよろし。
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リーガロイヤルホテル早稲田(*1)で行われた従妹の結婚式に出席。
結婚式に出席するのは久々のことで、なんとなくウキウキ。
化粧室で靴を履き替えて(*2)化粧直しをしているときに、従兄(花嫁の兄)の奥さんと遭遇。結婚式で一回お目にかかっただけですが、すぐに分かりあました。なぜなら、実はこのかた日記才人系のWebオーナー(*3)で日記の自画像そっくりだったんですもの。でも声をかけそびれてしまいました。披露宴ででも、お話すればいいやと思っていたら、披露宴ではテーブルが離れていて、結局ひとこともお話できませんでした。うーん、残念。やっぱり事前にメールしておくべきでしたね。
さて、花嫁控え室。花嫁さんきれーっ! ノースリーブでAラインのウェディングドレス。ほっそりしているので百合の花みたいな印象です。でも、受付の人たちにてきぱきと指示を出すのも花嫁さんなのだった(笑)。
結婚式は教会式。塾の先生だという花婿さんは理知的な雰囲気の人です。
親族一同(*4)との記念撮影では画期的なアイデアに出会いました。雛壇に親族が並びますよね、するとその前を巨大な鏡が移動していくのです。つまり記念撮影の前に身支度を整えることができるわけ。しかも私は花嫁の後ろのほうに立っていたので、自分だけでなく花嫁さんの姿も鏡で見ることができるのです。なんてナイスなアイデアでしょう。
しかも、カメラマンさんが写真を撮るときには、「はい、チーズ」という代わりに「はい、にっこり」といいながらピカチュウのぬいぐるみを出すのです。思わず吹き出してしまった1枚目。リラックスしての2枚目、3枚目。きっとなごやかなムードの写真が撮れていることでしょう。これまたなんてナイスなアイデア! これから記念写真を撮るときには参考にしましょう。
披露宴のお食事はフランス料理。すっごく美味しかったです。ひょっとしたらフォアグラを食べたのって生まれて初めてかも。 テーブルの上には結婚したふたりからの写真入りの手書きのメッセージ。これもすてきなアイデア。帰ってから家族にみせびらかしました。
お色直しは、オレンジ色のイブニング・ドレス。シルエットがとても綺麗。(←ウェストが細いっ!!!) 各テーブルをまわっての記念撮影。これもステキなアイデアですね。
結びはピアノの先生をしている花嫁自らのピアノ演奏。個性的でとてもすてきな結婚式でした。お幸せにね!
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