1997年〜1999年・2000年
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長文を書いていたので、更新できませんでしたのよ。
『SFが読みたい!2001年版』(早川書房, 693円, ISBN4-15-208333-6)を読む。
『このミス』よりも読むところがある。
1990年代SFベスト国内篇は、30冊中15冊読了。柾悟郎『ヴィーナス・シティ』と藤崎慎吾『クリスタルサイエンス』を読んでみたい気になった。海外篇のほうは7冊。『マッカンドルー航海記』を読んでいたことに自分でも驚いていたりして。筋は忘れたけど面白かったとゆー記憶だけはあります。
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★書誌情報:【bk1(01976099)】
★ISBNでネット書店を検索:ISBN4-15-208333-6
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上遠野浩平『ブギーポップ・パラドックス ハートレス・レッド』(電撃文庫 ,556円 ISBN4-8402-1736-X) 読了。
霧間凪が中学時代に統和機構の一員である九連内朱巳(くれないあけみ)という少女と出会った事件を描く。
ブギーポップはあんまり出てこない。霧間凪がいっぱい出てきてファンとしては嬉しい。九連内朱巳は、ネーミングはともかく(狙っているって、いったい何を狙った名前なんだ!?)キャラクターはたいへんにカッコイイ。
面白かったです。
上遠野浩平に関しちゃ、もう心配することはなさそうですね。あちこちからオファもあるみたいだし。
(って、前も書いたような)
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★書誌情報:【bk1(01986146)】
★ISBNでネット書店を検索:ISBN4-8402-1736-X
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加納朋子『螺旋階段のアリス』(文藝春秋, 1600円, ISBN4-16-319680-3) 読了。
脱サラして私立探偵になった中年男・仁木の事務所にやってきた美少女(人妻?)安梨沙。押し掛け探偵助手となった安梨沙と仁木のもとに持ち込まれる依頼は、「亡き夫が自宅に隠した貸し金庫の鍵を探すこと」や「行方不明になった犬を探すこと」といったささいな事件ばかりだが……。
登場人物を『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』のキャラクターになぞらえて、夫婦の機微をメルヘンチックに描く連作ミステリー……といってよいのか? 甘そうに見えて実は酸っぱい。
「螺旋階段のアリス」と「中庭のアリス」の底にあるものは同じで、このふたつは「最上階のアリス」と対になる話だろう。
血なまぐさい事件は起こらないいわゆる日常の謎タイプの話で、トリックはオーソドックスなものが多い。論理のアクロバットを見せる話ではなく、事件を通じて人々の心模様を描くのが主眼。
最終話で安梨沙の正体が明かされる。
「実は××だった!」というロバート・F・ヤング風SF落ちやホラー落ちやファンタジー落ちを期待していたのだが……。
(以下は、作品ではなく読者のほうに問題があると思われるので、そのつもりで読み流していただきたい)
女性が書いた作品なのに、オヤジドリームなテイストを感じるのはなぜだろう?
一種のメルヘンだから、キャラクターや設定に無理があっても仕方がないとは思うのだが、シビアな現実感覚をのぞかせる一方でキャラクターの言動が妙にわざとらしかったりするので、そのギャップに少々苛つく。
ひっかかりを感じる度に「これはメルヘンこれはメルヘンこれはメルヘン」と唱えながら本を読むのは苦痛だった。
安梨沙は、私の嫌いな「妙にオヤジ受けする女」に見えて嫌悪感をそそる。このキャラクターが、私にとって魅力的であったならもっと楽しめたのにと思うと残念。(でもイヤなもんはイヤなんだよー)
購入ガイド
★書誌情報:【bk1(01952094)】
★ISBNでネット書店を検索:ISBN4-16-319680-3
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書評をちゃんと書いてbk1ポイントを稼ごうとか、ニフティにあるページをCGIが使えるサーバーに移そうとか、テキストを雛形htmlと合体させるスクリプトを書こうとか、部屋にしっかりワックスがけしようとか、思うだけは思うけど実行に移すに至らず。
Kernighan / Pike『プログラミング作法』(アスキー)を読んでみたり。
私が復刊リクエスト投票した【復刊ドットコム】の書籍は以下の通り。
気になる本があったら、投票してくださいませ。
復刊ドットコムの復刊リクエストのリンクはあちこちでみかけるんですが、自分にとって大切な本以外は投票に躊躇したりするんですよね。うーん、なんでかな。この心理障壁はどこから来るのであろうか……。
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ダイニングのフローリングのワックスがけは終わった。やはりワックスかけたほうが美しい。
問題はリビングだ。動かせない家具は避けてワックスかけるとしても、ソファだのテーブルだのがごちゃごちゃしているので大変だ。本格的に花粉の時期になったら窓開けられなくなるから、早くやらないと。
【ネットワークうろうろ日記。】「2/22。 時代の空気。」から引用。
(引用開始)
アタシにとって、時代は今ここにある空気みたいなものだ。時代という言葉は当てはまらないかもしれないけれど、ちょっと他の言葉では置き換えられない。
(中略)
時代の空気を肌で感じる、という感覚は、あんまり共通の感覚ではないのかなぁ。この漠然とした不安だったり、何かが今変わろうとしているな、という予感だったり、キリッと冷えた朝の空気を吸うような、そんな五感に訴えかけてくるようなこの感覚を、アタシは時代という言葉で表現するのだけど、他の人はどんな言葉で表現するのかなぁ?
(引用終了)
私は、ある一定期間の社会全体の風俗や雰囲気や人々の考え方をひっくるめたものを「時代」と呼びますよ。現在進行形のもの場合も既に終わってしまったものも。どちらかというと みなみさん@【ネットワークうろうろ日記。】の使い方に近いので、にじむさん@【Mint Julep】の言っている意味がピンとこなかったりする。
(引用開始)
宗教みたい、という言葉でさしているのは、確かにカルトのことだと思う。しかし、自発的に傷つく人が多そうな言葉だなぁ。ムズカシイ…。
(引用終了)
ネガティブな意味が込められていないわけではないので、いわれたら傷つく人は多いだろうし、傷つく気持ちもわかるのだけれど。
ただ「今」は、人が大勢集まっていて非日常的なことをやっている状況を見て、「あれは何?」って思ったときに一番最初に思い付く答が「宗教……かな?」なんだよね。そういう「時代」なんだと思う。
80年代だったら、非日常的なことをやっている状況を見ても、「どこかのゲージュツ集団がパフォーマンスやってるんじゃない?」という答が返ってきたかもしれない。
TV(*1)を見ていたら、「竹の子族」(*2)という言葉がでてきて、あの頃は誰も「宗教みたい」なんていわなかったことを思い出した。
「竹の子族」、知ってます? 東京・原宿で、若い子の集団が珍妙な格好をして一斉にダンスを踊ってたんですよ。今だったら間違いなく「宗教みたい」っていわれるところだけど。
バブル経済の頃、いわゆる「パルコ文化」なんてことが言われていたときには、非日常的なことは「パフォーマンス」という言葉で説明されていた。「アート」「芸術」の一種だと認識されていたのね。それが今は「宗教みたい」と認識されるんだよね。
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天気がよかったので、玄関のワックスがけ。
同居人には「今日やらなきゃいけないことか?」と白い目でみられたが、「思い立ったが吉日」というより「今日やりたいことは明日に回すな(明日にはやる気がなくなっているから)」がモットーのワタクシは、ワックスがけを強行いたしました。ほほほ。
ブックマークがごちゃごちゃなので、なんとかしたいです。コメントをつけられるブックマークが欲しい。
【日記を読む女】
【日記才人】系のサイトマスターによる覆面日記読み日記。風当たりが強いせいなのか、最近は辛辣度を増している気がします。
【顔面加工日記】
女性写真のデジタル修正もする写真家さんの日記。モデルさんとかがちょっぴり美人な写真を撮ってもらうためにスタジオを訪れるらしい。本人は「デジタルなうそつき」を自称しているけれど、真実を見抜くからこそ意識的な嘘をつけるのだろう。
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土日はばたばたしていて落ち着いているので、これからサイト更新は週休二日制にします。
同居人から昼間に「今日は用事があるから夕飯はいらない」というメールあり。でもそーゆーときに限って、昼間はメールチェックをしていなかったりするのだな。帰るコール(*1)があったときに「今日の夕飯のメニューは……」いいかけたら「えっ? メール読んでないの?」といわれた。
でも大丈夫、まだ夕飯の支度はしていない。(*2)
HTMLテンプレートの一部だけを書き換えて、いくつもファイルを作るというRubyスクリプトを書く。いまだにオブジェクト指向がよくわかっていなくて、クラスの設計もできず なんだかperlみたいなスクリプトになる。
Rubyを何回も走らせると、Micro$oft ショートカットバーが落ちるみたいな気がする。Rubyのせいじゃなくて、M$の方のメモリ管理が変なんじゃないかと思うけど。
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久々にNetscape 4.75でこの日記を見てみたら、マージン指定が途中から効かなくなっている。原因を調べてみたら、自作フィルタの指定を誤って Pエレメントがネストしている以下のようなコードが入っていたせいだった。
<p><p><a href="#TOP">△</a></p></p>
Pエレメントはブロックエレメントを含むことができないので、入れ子にはできない。だから Netscape 4.75 の解釈は正しいっちゃ正しいんだけど、クソがつくほどアタマの堅いことではある。でもって、表示に関してはアタマ堅いくせに、ページ作成はばかみたいなコードを生成するんだからあきれちゃう。インデントにBLOCKQUOTE使ったりとか。(←やつあたり)
geocityの自分のページ上部に表示される広告がうっとぉしくて仕方がなかった。勝手に表示されちゃうので回避しようがなかったのだ。だが最近この広告がないgeocityのページをみかけるようになった。(というかU-kiさんのところとかはずっと広告なしでしたね)どういう設定にすればよいのか不思議に思っていたのだが、フレームを使う場合は、フレーム内に表示する【ジオガイドマネージャー】で広告の表示をオフにできることがわかった。
というわけで、フレームを使うことに決定。行儀よく玄関【http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/3941/】から入っていけば広告が表示される。でも、コンテンツへの直接リンクも拒否しない。(笑)
コバルト文庫のページはファイル数が多すぎて、ジオガイドマネージャがエラーになってしまう。ディレクトリを分けるべきか?
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あまりにもうっとぉしいので髪を切りに行きました。髪型は前と同じ。
HTMLテンプレートの一部だけを書き換えるスクリプトを書いてみる。最終目標は古いhtmlを読み込んで、雛形にあわせて整形して出力するプログラム。
ネットバトルのコツ(?)は相手ではなく観客の方を見ることだと思います。>秘密調査員さま
上野千鶴子が言うように勝負は観客が決めるのです。ただ、ネットバトルの場合、論理的あるいは倫理的に正しいからといって勝つわけじゃなくて、より「イタい=自分が見えていない、客観視できない」方が負けになるんだと思います。
【廃墟通信】の過去日記には役に立つ(?)記述がいくつか出てくるんですけれど、掘り出すのはちょっと難しいかもしれない。
冬のコミケで販売されていた件の本の通販が開始されたようです。
【Water Garden】
「同人誌通販のご案内」で高瀬美恵さん編集のくだんちゃん本を扱ってます。
【失礼文学館 (仮称)の通販申込み】
『失礼文学』∞号と『失礼歌謡集』を扱っています。
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