1997年〜1999年・2000年
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Netscape 4.75を使っている方から、「「本日の有里」のページが落ちます」というご連絡を受けました。
以下のようなスタイルシート設定を入れてみたのですが、そのせいかなぁと思って、削除しました。どこかに問題があるんでしょうか?
em.angry {color:red; font-weight:bold; font-style:normal; font-size:2em}
私のパソコンにもNetscape 4.75をインストールしてあるのですが、私の環境だと問題ないので何が起こっているのか、よくわかりません。
Netscape 4.75は、オンラインでcssファイルがみつからないとNOT FOUNDになります。htmlファイルが存在していても見ることができません。酷い仕様だと思います。IEはcssファイルがなくてもデフォルトのスタイルを使って表示してくれます。
cssファイルの指定も href="diary_style.css"だとだめで、ディレクトリを指定した href="./diary_style.css" じゃないといけないらしい。
ネスケって融通がきかないのを通り越してバカじゃねぇのと思います。ユーザーアンフレンドリィの極み。そんなんだから、IEにシェアを奪われるんだ。
高井信『妖魔夜行 迷宮の化身』(角川スニーカー文庫)読了。
ストーカー殺人や若年齢層による凶悪犯罪や、摂食障害、性同一性障害、躁鬱病や精神分裂症、不眠症や自閉症、ついでに同性愛者の増加は、ぜーんぶ妖怪の仕業だというオハナシ。これらの事柄をぜーんぶ並列で扱っている時点で作者の底の浅さを露呈していると思うがな。(「ひきこもり」と「自閉症」の区別もついていないと思うよ)
栗本薫のように売れてはいないので、関係者からの抗議は受けていない……と思う。
山本弘『妖魔夜行 戦慄のミレニアム(上)』(角川スニーカー文庫)読了。
渋谷周辺で細々と妖怪がらみの事件を解決していた<うさぎの穴>の妖怪たちだが、ついに人類存亡の運命をかけた最終戦争に巻き込まれることに……。
スケールがでかくなるにつれて物語としてはつまらなくなるという例は数え切れませんが、これも同じようなものですね。どうしてみんな、○様と闘いたがるんでしょうね。
第一章のホーミィ・ザ・クラウンの出てくるところはアホらしくてよかったです。ほんとあっさり殺しちゃってもったいないったら。あと、フェザーも美形でなかなか結構でございました。(笑)
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やる気のない日。何か物を作りたいなぁと思う。電子的にではなく物理的に。
「エレホン堂」を更新せにゃと思ってソースを開いたものの、うんざりしてやめる。多分今はそういう時期じゃないんだ。やりたくないことはやらない主義。効率悪いから。下手すると壊すから。
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何を見ても面白くなくて腹立たしくて(なにしろ読んでいて一番楽しいのが2チャンネルだなんて病んでる)、自分でもこれはマズイと思いながら新聞を整理してふと目に付いたのが『ギャラクシー・クエスト』の新聞広告。
1月20日に上映が始まったばかりだったのか。年末から騒がれてたから、もう終わったものだとばかり思っていた。
で、「そうだ、ギャラクエを見に行こう!」と思い立つ。
思い立ったとたん気分が浮上――っていうより躁状態に突入したのには、自分でも驚いた。やっぱりヘンだよ、私。でも要するに退屈してたってことですね。
行くのは明日か明後日あたり。多分。
【ギャラクシー・クエスト】……公式ページ
【CINE QUINTO−シネクイント】……『ギャラクシー・クエスト』上映中
【「ギャラクエ」非公認サイト Never Give Up! Never Surrender!】……「暴走する」非公認サイト。すげーバカです(←誉め言葉)。
【TREKKIES】…… Star Trek Fan Documentary の公式ページ。『ギャラクシー・クエスト』は「『トレッキーズ』と二本立てで上映するのがいかすと思う。」と大森望さん【狂乱西葛西日記12月15日】。
気分が良くなったので、買物ついでに本屋に寄る。
古橋秀之『タツモリ家の食卓 3』(電撃文庫)、ありませーん。でもいいもんね、東京行ったら買うもんね。
ひかわ玲子『暁の娘アリエラ 下』(講談社X文庫ホワイトハート)発見! ゲッ? 下って何だ? 下巻? 上巻はいつ出た? 上巻どこだ? 上巻、みつかりませーん。でもいいもんね、東京行ったら買うもんね。
というわけで『プチフラワー 2001年3月号』だけを買う。
M・Z・ブラッドリー 『惑星壊滅サービス』(創元推理文庫)読了。
ル・グィンの『闇の左手』の地球人と両性具有のゲセン人の恋愛をもう少し詳しく読みたーいっ! と、思ったアナタは読むと吉。 最後なんて4つの月の下での老若男女入り混じっての歌垣状態(笑)。
【ダーコーヴァ年代記inロンノとカルス】
【高田ばんび】さん作のダーコーヴァ紹介ページ。私はダサコンで手に入れた高田さんのダーコヴァ本『闇の彼方II』を読んでダーコーヴァを再読してみようと思ったのでした。『闇の彼方II』の表紙イラストは【ロンノとカルスWWW】のIllustrationsギャラリーで見ることができます。(高田さんはレジス・ハスター萌えの人なのだ。)
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夫が免許書き換えのために会社を休んだので、今日は映画を見に出かけられなかったであるよ。
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というわけで『ギャラクシー・クエスト』を見に行った。
渋谷について急いで昼食とって、映画館に駆け込んで『ギャラクシー・クエスト』見て、東急ハンズ見て、ブックファーストによって帰宅。渋谷まで往復3時間以上かかる上、夕飯作る時間には帰宅しなくちゃいけなかったので、あんまりのんびりできなかったのが残念。時間がないっていうのに、行きに埼京線が止まってて、ちょっと焦りました。
「命の洗濯」とはこういうことかと実感した一日。あーっ、楽しかったぁっ!
パルコ3の前まで行くと、だれが『ギャラクシー・クエスト』を見に来た人かすぐわかっちゃうんですよ。(笑)
228席の小さな劇場で客の入りは60%ぐらい。 男女比は半々ぐらいかな。客の年齢層はかなり高い。25歳以下の人はいないと見た。まあ、平日の昼間ですから。
70年代に大ヒットしたTVシリーズ「ギャラクシー・クエスト」を「歴史的ドキュメンタリー」だと思い込んだ宇宙人サーミアンたちが、今は落ちぶれてファン大会やら電器店の宣伝やらの営業まわり専門の5人のTV俳優たちに助けを求めにきて、彼らを本物の宇宙空間へと連れていってしまってさあ大変というオハナシ。
「スター・トレック」(初代。でも少しはネクスト・ジェネレーションも入っているか?)のパロディ(それもメタ構造の!)なので、スタトレのTVシリーズや映画を見ている人はより一層楽しめます。カメラアングルから音楽のかぶさり方までそっくりなのに微妙にハズしているところがムチャ可笑しい。
シガニー・ウィーバーがグラマラス金髪美女になっているのに御注目。ほんとにシガニー・ウィーバー? いわれなきゃ、わかんない。こんなに美人だったのかー。特殊メイク?(←失礼) そのお年でそのスタイルは立派です。見習わなきゃね。
「どうしていつもダクトなの?」「どうして通路にこんなものがあるのよっ!」(その答は「テレビだからさ」。本当に通路に変なものがあるのだ。)の台詞に笑った笑った。
ジェイソン・ネズミス/ピーター・クインシー・タガート艦長役のティム・アレンとアレックス・デーン/ドクター・ラザラス役のアラン・リックマンもビミョウに本家に似ているような似ていないような。アングルによっては本当に本家そっくりだったり。
ネビュラ星雲からやってきたという宇宙人サーミアンもグロ可愛い。(ネビュラ・ネビュラからやってきたのか? 映画ではなんて言っているのか聞きそこねました。彼らの発音は聞き取りにくいのよ)慣れぬ人間型に変身しているので、動きが妙なのがなんとも……。
おたく映画なので、最後におたくたちも大活躍いたします。ちからをあわせてちきゅうをすくえ! ファン大会の場面など鏡を見るようでしたよ、ええ、全く。映画館の暗闇から出てきたら、ロビーにさっき映画でみたのと同じような光景が……。
というわけで、「スター・トレック」のノベライゼーションなら持ってますとか、設定書もってますとか、通販で買ったスポック耳がどこかに……、太っちゃったのでファスナーの上がらないコスプレ用乗務員服がタンスに……とかいう人は、見に行くように。
関連サイトについては、「[URL] ギャラクシー・クエスト関連」を参照。
本明寛『なぜ電車の席は両端が人気があるのか 行動の心理学』(ふたばらいふ新書, \819+税, ISBN4-575-15296-X)をキオスクの本屋で衝動買いして、電車の中で読了。
ハウツー心理学の本ですね。山ほど出ているこの手の心理学関係の新書と同じような内容の本。なぜこんな本に840円も払っちゃったんだろうと自分でも思ったりしますが、多分こういう本を読んでバランスを保たなきゃならないような心理状態だたんでしょう。
「〜でなければ」を「〜でなくて残念」と思い直すだけで気が楽になるってのはたしかですね。
この手の本をたまに読んでオノレの心理バランスをチェックするのも時には必要かと。
(2001/02/08追記)この本で一番面白かったのは「あなたは人の悪口をいっていないか」の章。
====引用開始====
心理学では、他人を必要以上に攻撃するのは、劣等感から生まれたものか、「投射」と呼ばれる心理によるものだといわれている。
(p.61)
====引用終了====
だそうで、そう思ってみると2CHなどの匿名掲示板のやり取りが妙に納得がいく。
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「お尋ね?」という題で「褐色のブルース」についてメールでお尋ねになった方へ。
メール返信がうまくできませんでしたので、こちらでお返事。
『褐色のブルース』の書誌情報は以下で知ることができます。
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書名、著者名が分かっている本に関しましては、「書名/著者名でネット書店をサーチ」などを検索にご利用いただきますとよろしいんじゃないかと思います。
『本の雑誌 2001年2月号』の「特集=ティーンズノベルを読もう!」の座談会はいいですね。5分で分かるティーンズノベルの歴史。
〈初心者向けティーンズノベル10冊+1〉に谷山由紀『天夢航海』(ソノラマ文庫)が入っていたのがちょっとびっくりというか。いや、私は大好きですが。「恩田陸に近い」という発言には、一瞬「?」と思いましたが、「『光の帝国』に行かなかった人たち」の話」だという意味なのかな。
最初のリストというのも見たかったですね。
オヤジの感想文に関してはノーコメント。ただ、どうせ読まないんならあかほりも入れればよかったのにと思います。あかほりを5冊追加とか。(それだとなにかの罰ゲームのようです)
吉野朔実の「『本』の映画」を見て、A・P・レベルテ『呪いのデュマ倶楽部』(集英社)とJ=J・フィシュテル『私家版』(創元推理文庫)を読んでみたくなりました。
(2001/01/26追記:【ケダ日記 1月26日】を読んで、ああやっぱりこの人のバランス感覚の良さにはかなわないなぁと思いました。)
古橋秀之『タツモリ家の食卓 3』(電撃文庫)読了。
今度はデパートで戦争だっ!
ひかわ玲子『暁の娘アリエラ』上下(講談社X文庫ホワイトハート)読了。
シリーンって、シリーンって、シリーンって、ほんとに……ばか。
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関東、また雪です。今日お出かけになる方は足元にお気を付けくださいませー。
冷えのせいでしょうか、胃が痛いですー。
『ファンタジイの殿堂 伝説は永遠に 2』(ハヤカワ文庫FT)収録のアン・マキャフリー「パーンの走り屋」を読む。
パーンの飛脚の一族の少女テナがフォート城砦へ行ったときに出会った事件の顛末。元気なランニング少女テナの活躍が痛快。
パーンの竜騎士以外の職業の人々の生活を描くという点で、〈竪琴師ノ工舎〉三部作の『竜の歌』『竜の歌い手』『竜の太鼓』や『ネリルカ物語』に近いかも。私は竜騎士を描いたシリーズより、市井の人々を描いたシリーズのほうが好きです。でも『竜の反逆者』はイマイチでした。ついでにいうとマキャフリーはSFよりパーンシリーズ(これも一応SFだけど)のほうが読んでいて落ち着きます。
マキャフリーのパーンシリーズを読んでいていつも感じるのは、キャラ立ちと世界の描写の見事さです。
特に憎たらしい奴の描き方といったら……。「こ、こんな奴許せーんっ!」と読者に叫ばせておいて、ちゃんと落とし前をつけてカタルシスを感じさせるあたりのエンタティナーとしての腕前がさすが。(笑)
世界の描写にしても、マキャフリーの場合はなんというか匂いまで感じ取れるような気がします。同じように書いているはずなのに、別の作家の作品は風景が書き割りにしか感じられなかったりするんですよね。ファンタジー作品の「異世界のリアリティ」の差って、どこからくるものなのでしょう。
パーンシリーズは未訳のものが5冊もあるようです。ちょっと読んでみたい気が……。特に The Masterharper of Pern ってどんな話?
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『ファンタジイの殿堂 伝説は永遠に 3』(ハヤカワ文庫FT)収録のアーシュラ・K・ル・グィン「ドラゴンフライ」を読む。ゲド戦記の外伝だがマキャフリーの「パーンの走り屋」に比べるとなんとも読みにくいこと。
ウェイ島に住む少女トンボは女まじない師に真の名を与えられるが、彼女はその名に満足しない。やがて彼女は、ウェイ島にやってきたゾウゲという魔法使いに連れられ、女は入学できないローク島の魔法学院にもぐりこもうとするが……。
うーん、寓意に満ちたお話だと思えばいいのか……。
(以下ネタバレにつき、あぶりだし)
父の名前を拒否し、自分自身が何者かをしらず、男達から見下されている娘が、自分自身の名前を知り、男達と対等になるためには竜にならなければいけないっていうのは、どういう意味なんでしょう? うーん……。(あぶりだし終了)
なんと、ゲド戦記の第五部が刊行されるそうなんですが、読むのコワイです。
(2001/02/08追記)Dragonflyが「トンボ」だということにだいぶ後になって気づいた。
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雪が残っているので車では出かけられず、ダンナと一緒に散歩がてらご近所の本屋に行く。一応ウォーキングのつもりだったが、のんびり歩いたので結局散歩と同じ。
あーあ、こんなの買っちゃいましたよ。『らっぽり やおい特集号』が再録されているためです。
『らっぽり やおい特集号』は1979年に波津彬子さんが発行した同人誌で、執筆者は花郁悠紀子・坂田靖子・橋本多佳子・波津彬子・磨留美樹子、「山も落ちも意味もなくても、色気はある」をコンセプトに作られた元祖「やおい」といわれる伝説の本です。
私は発行当時、友人から借りて読みました。当時の漫画創作系同人でこれを知らなかったらモグリでしょう。
20年ぶりに読めて大変嬉しゅうございます。
ついでに『小説June』本体のほうも目を通してみましたが、こっちは……うーん……。
実はワタクシ、『June』の創刊号(創刊号は『JUN』だった)も『ALLAN』の創刊号も買っているんですが、どうも「男同士」は趣味に合わないみたいなんですねぇ。「やおいの血が流れていない」というやつです。だからサベツはしないけど共感もしないわけで、そういう醒めた目で見ると「うーん……」としか言いようがないですね。特に小説は。(「どうぶつ特集」というわけのわからない特集だったことも関係しているかもしれませんが。)
ただコラムは面白いです。いい男が出てきてあまり女が出てこないものなら映画だろうがアニメだろうが漫画だろうがゲームだろうがなんでもオッケーなんだな。
”北欧のティム・バートン”マックス・アンダーソンのインタビューが良かったです。『デス&キャンディ』探してみよう。(しかし、こういう絵柄に反応してしまうあたり、私も病んでいる)
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腰が痛い。ギックリ腰とかではなく、背中からきているみたいです。湿布張って腰痛用コルセットして姿勢を良くして対応中。
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安静にしていたら(というか、ひたすら寝てた)、昨日よりは良くなった感じ。
座っているのは平気なのですが、まっすぐ立つと痛い。先週の木曜に身体に合わない椅子に長時間座っていたのと冷えのせいか? 夫には「夜更かしが原因っ!」とビシっと決め付けられました。ううう……。そうかも。
ページ更新なんてしてていいのか、私。
ピアズ・アンソニイ『セントールの選択』(ハヤカワ文庫FT,¥900+税)読了。
「ザンスの歴史を変える者となる」と予言された、翼あるセントールの子供、チェが誘拐され、王国のメンバー総動員で捜索が会しされた。捜索に参加したドルフ王子と王子のふたりの婚約者だが、こちらも一週間後には三角婚約問題のタイムリミットが迫っていた。一方誘拐されたチェの前に、〈二つの月のある世界〉からやってきた少女ジェニーと探し物が得意なオレンジ色の猫サミーが現われる。
第11作目の『王子と二人の婚約者』で決着のつかなかったドルフ王子の婚約問題がようやく解決。それにしてもドルフ王子ってば……ばかというか幼いというか……。なのにすけべ心だけはいっちょまえ。ビンクやドオアはもっと可愛いかったけどなぁ。
伏線などおかまいなしに、がんがん拡大していくザンスの世界、今度は〈二つの月のある世界〉なるものが登場しましたよ。
登場人物もいっぱいですが、それぞれ外見なり得意技なりに特徴があって、しかも同じ巻には、いわゆる「キャラがかぶる」というか似たようなタイプを二人出すことがないため、誰が誰だかわかんないってことはないですね。そのへんはさすがに手慣れている。
ダテに11巻も出ているわけじゃなく、それなりに楽しめます。
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★書誌情報:【bk1(01776999)】
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宮部みゆき『平成お徒歩日記』(新潮文庫,\476+税)読了。
宮部みゆきサンが『小説新潮』の編集サンたちと一緒に赤穂浪士たちの討ち入り後の引き上げ道を歩いてみたり、「市中引き回し」コースを歩いてみたり、江戸城/皇居一周をしてみたり、八丈島でバカンスついでにお徒歩したりする様子を書いた紀行エッセイ。
軽ーく読めちゃいます。
編集さん、カメラマンさんたちと宮部さんとの和気あいあいとしたやり取りがとても楽しくて、私もお徒歩してみたくなりました。特に江戸城/皇居一周は楽しそう。お徒歩オフとか企画する人が出てきそうですね。
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★書誌情報:【bk1(01968972)】
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ようやく腰痛が良くなってきて、やる気も出てきたので「ハヤカワ文庫FT総目録」の更新とか。
従妹の結婚式の招待状が届いた。(たまきちゃん、おめでとう!) うふふ、何着ていこうかなぁ。
書きたいと思いつつ、書こうとすると書けないことがら、その1。
いくつかの場所(2ちゃんねるとか)で出ている「俺女はイタイ」という説が出ている。どういう意味かというと、Web日記等で自分のことを「俺」「オレ」と称する女性は「イタイ(=TPOをわきまえない、周囲が見えていない等の意味だと思われる)」ということ。
私の個人的経験からすると確かにそういうことが言える気がするのだけれど、だとしたらそれはなぜかという話。
読み手がそのように感じるだけなのか、あるいは「俺」と自称する女性に特有の行動パターンがあるのか、あるとすればなぜなのか?
でもこのことについて書こうとすると「イタイ」の定義から始めなきゃいけないし、ケーススタディもちょっと問題ありそうだしねぇ……。面倒だ。
書きたいと思いつつ、書こうとすると書けないことがら、その2。
「正論を言う人は嫌われる」といいますが、「正論を振りかざして他人を批判する人/貶める人は嫌われる」というのが正確だろうと思います。
論理的/倫理的に正しい意見が「正論」ね。でも論理的/倫理的に正しくとも気持ち的に受け入れられられない意見というのはある。それが自分の行動や信条と違うことならなおのこと。
理を曲げないかぎり誰にも反論できないのが「正論」。だから「正論」を相手を貶める道具に使っちゃいけない。
そんなことをすれば、相手は「正論」の部分は受け入れて黙り込むんで内心で貴方を憎むか、「間違っている」のを承知で反発するかのどちらかの道を取るしかなくなる。
田口ランディは、「正論を振りかざす」ことなく他人の心にまっすぐに言葉を届かせることのできる書き手だと思うのだが、各種インタビュー記事などを読んでいるとそのために削り落とさねばならなかった部分もずいぶんとあるみたいだ。
私は田口ランディの書いたものよりも、その「ノウハウ」のほうに興味があったりする。
ところで、Yahoo!で検索しても 田口ランディのメルマガのURLは検索できないのだった。なんで?
【田口ランディのコラムマガジン】
【MSNジャーナル田口ランディのいろいろ】
・ネットワーク道を極める 99年1月15日
・できればムカつかずに生きたい 1999年5月21日
・恨みつらみの晴らし方 1999年7月2日
・人はなぜチャットにハマるのか? 1999年11月24日
・呪いを解く魔法 2000年9月5日
【MYCOM PC WEBドリーミングの時代を読む】
【MYCOM PC WEB恋愛の寺子屋 】
あー、私の中では【ネットワークうろうろ日記】のみなみさんと田口ランディは同じカテゴリに分類されてます。
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