2000年3月 ( 上旬 / 中旬 / 下旬 )[前月] [次月] | ||||||||||||||||||||||||||||||
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昨日は胃痛で今日は頭痛です。自律神経が変なんでしょう。更新休みます。 去年も同じこといってました。あああ……。年中行事かいっ!
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自律神経失調は継続中。頭痛いし、目の奥が痛いし、首と肩は凝るし、だるいし、気持ち悪い。季節の変化に身体がついていかないのが最大原因のようなので、太陽光線を浴びて歩く。日に当たった方が気分は良いような気がするのだ。あとは蒸しタオル(ぬれたタオルをビニール袋にいれて電子レンジで1分加熱)を肩や目の上にのせてみたり。
パソコンに触ると症状が悪化するので、気分が良いときにそろそろとメールチェックなどを行う。
綾辻行人『フリークス』(光文社文庫)読了。
精神病院の患者シリーズですね。フリークスっていうから、もう少しおどろおどろなものを期待していたんだけど……。
精神病院物というのは、オチのパターンが決まっているようで、最初の数行読んでオチが思い浮かんでしまって、うーん。
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自律神経失調からちょっと回復。でも、ゆだんは禁物。
森青花『BH85』(新潮社)読了。
毛生え薬に使われた髪の毛そっくりの生物が増殖し、ありとあらゆる生物を融合して地表を覆い尽くしていく。だが、中には融合できない人間たちもいて……。
というようなお話。ひたすらに明るく軽く読みやすく物語はカタストロフィ(?)に向かって進んでいく。「3人称文体の新井素子」のような感じ。
老妻に取り残された夫のエピソードなどは良いんだけど、文体にせよキャラクターにせよ、もう少し深みが欲しいところではあります。
購入ガイド
・森 青花『BH85』 (新潮社 ,1999.12,\1,300+税)
ISBN4-10-433901-6【amazon】 【bk1(01712746)】
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自律神経失調から復活。ぐうたらした分を取り返すべく、掃除したり洗濯したり買い物したり忙しかったであるよ。
【KADOKAWA MYSTERY EXPRESS】 にバックナンバーの問い合わせ先(角川書店「受注センター」)が載っていたので、プレ創刊2号を購入できるかどうか尋ねてみた。ちゃんとフリーダイヤルなのが偉い。
受注センターのお姉さんが在庫を確認して、郵便振替での購入方法を教えてくれたので、郵便局に行って手続きする。最近、郵便振込みばっかりやっている気がする。
……巻頭特集「インターネットで変わるまんが生活」
領主の甥っ子と息子が村で起こった事件を解決するシリーズの3冊目と4冊目。
『一角獣は聖夜に眠る』で起こったのは、ワイン商人殺人事件。さらに執政官の娘である13歳の少女も登場し、クリスマスらしいにぎやかさ。プロローグにあんな意味があったとはー。たいへん面白かったです。
『火蜥蜴の生まれる日』は、錬金術に凝ったお金持ちのバカ息子の目を覚まさせるようにとの依頼をうけた主人公たちがいろいろ画策するオハナシ。まあまあという感じ。バカ息子がほんっとにバカなんで、そういうキャラが嫌いな私は読んでいてイライラするんですよ。
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春物の服を買う。試着していて恐ろしい事実に直面。ウェストが……(恐ろしすぎて書けないので以下略)。
ブック・オフ館林店に行ったら、花粉症による鼻炎が悪化し、手持ちのテッシュペーパーを使い切る。薬を飲んでいくべきでした。やっぱこの時期の本屋・古本屋は鬼門だわ。鼻の粘膜が過敏になっている状態で、本にたまった埃を吸うからか?
収穫は多少あった。赤江瀑『オイディプスの刃』の文庫本が3冊あって、表紙が全部違うのには笑った。なんでこんなにいろいろあるのでしょうね?
私に好みの似ている人たちが誉めていたので気になっていた本。買うのに勇気のいるお値段でしたが、作者があとがきで「思いもよらないものを書いてしまった」といっているのが決めてとなって購入。こういう「無意識の産物」は(たとえ小説としては破綻しているいたとしても)ワタシ好みのファンタジーであることが多いのです。
柏葉幸子『霧のむこうのふしぎな町』(講談社文庫)読了。
泣き虫の少女が「霧のむこうのふしぎな町」である「きちがい通り」に下宿して、通りのひとたちとのふれあいを通して自分を確立していく話。1974年の作で、この手のファンタジーのはしりだそうです。
面白いのはわかるんだけど、子供のころに読みたかったです。年齢的に、今読むのはちょっと辛い。
1995年に復刊しているらしいのですが、「きちがい通り」の名称の扱いがどうなっているのかが気になります。「季違い通り」の意味ですと言い抜けることができるから、ひらがなならオッケーなのか?
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今日もブック・オフへ行った。昨日のことを教訓にしっかり薬飲んで、ティッシュペーパーを大量にもっていったので、昨日ほどひどい事態には至らず。
この店は日焼けした本も半額で売るという強気の商売をしていたのだが、そーゆー姿勢がたたって品がタブついてきたせいなのか、100円コーナーの本を5冊100円で売るという挙に出た。ラッキー!
旦那は『銀河英雄伝説』のLD15枚を定価の1割で購入して御満悦。
ロジャー・ゼラズニィ『真世界シリーズ 5 混沌の宮廷』は、「よっしゃー、これで揃った!」といそいそと買って帰ったら、家にあったのは1、3、5だったという……。トホホ。
2巻目の『アヴァロンの銃』を探します。
昨日拾った図子慧『十二月王子』(角川書店 スニーカー文庫)がむちゃくちゃ面白い。
緑と大河に囲まれた伝説の君主国モルダニアへ連れてこられた黒髪の美少年奴隷。彼はモルダニアの世継ぎの十二月王子の動向を探る帝国の暗殺者・暗弑風(あんしふう)だった。
舞台はとある惑星に設定されているので、ファンタジーではなく果てしなくファンタジーに近いSF。暗弑風と十二月王子を中心に、帝国から嫁いできた十二月王子の正妃やら愛妾やら他国の大使やら帝国の暗殺集団やらが入り乱れて繰り広げられるスリリングな陰謀策謀劇。登場人物のほとんどが胸に一物あって、しかも皆さんすばらしく賢い。馬鹿がひとりもいないってのは、ワタクシ的にツボ。
バカな登場人物がバカな行動をすること(残れというのについていって足手まといになるとか、触るなといわれたものに触っちゃうとか、わざわざ化け物がいそうなところへ向かっていくとか、ひとりで熱血暴走して仲間を窮地に陥れるとか)で、話を進めているタイプの物語(TVアニメに多い)には、うんざりしているのだ。
とりわけツボ押しキャラクターは、十二月王子の正妃の紅羅皇女です。帝国皇帝の15番目の皇女にして、帝位簒奪の野望を抱く13歳の美少女。地下に予言をするという怪物を飼い、女子供を餌に与える血に飢えた残酷な処女。(正妃だけど初潮がまだなので処女)
2巻で暗弑風と出会って、彼女の運命がどう変わるのかが、とても気になる。
1巻、2巻と続けて読んだのだが、蟲毒に冒された黒髪の美少年の運命やいかに!? ってとこで終わっている! 早く続きが読みたいのだ!
(追記:ということで、ある方に3巻目を見つけていただいた。でもね、話が尻つぼみだったの。しくしくしく……。)
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一条理希『ネットワーク・フォックス・ハンティング』(集英社 スーパーファンタジー文庫)読了。
誉める人がとても多い作品なので期待していたんですが、いやもう、とても凄い。タワーリンク・インフェルノなレスキュー物ですがパソコン通信を使っているのがポイント。涙が滂沱の状態で読み終わりました。特に半田さんと「若造」のエピソードが良いです。泣けます。すごいです。(感涙〜)
さて、物語。
ネットワーク・フォックス・ハンティングというモバイル・コンピュータを使う狐狩りゲーム(鬼ごっこみたいなもんです。鬼がみんなを捕まえるんじゃなくて、みんなが狐を捕まえる)をやっていて、超高層ビルのグランド・オープン・パーティ会場に紛れ込んだ少年・わたる。警備員の手を逃れビル内を探検しようとしたところを、大地震が襲う。耐震構造のビルのはずだが、崩れた壁に挟まれて、わたるは身動きが取れなくなってしまう。助けを呼ぼうにも病気で声が出せないわたるは、パソコン通信で必死で助けを求める。
一方、超高層ビルのパーティ会場には、狐狩りゲームの「狐」役の瀬尾がいた。わたるのことを知った瀬尾は救助に向かう。だが、そのときビル内では火災が発生していた!
もう少し軽い話なのかなぁと思ったら、すっげーハード。パーティ会場なんてまさしくタワーリング・インフェルノ状態で、がんがん人が死ぬし。
被害地区以外のパソコン通信仲間は、情報を集めて救急車や消防車が通れる道路地図を作ったりしている。でもって、わたる少年が必死で掲示板で助けを求めてると「冗談やいたずらならやめてください。ほんとうに回線が必要な人のために、空けてください。」なんて書かれちゃうんだよ。うぁぁぁぁぁっ!
おすすめ! まだ現役の本なので、未読の人は探して読むのだ! そして泣け!
作者の【一条理希さんのホームページ】では、ブックサービスを利用して本を買うこともできます。
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柘植めぐみ・北沢慶・山本弘『妖魔夜行 穢された翼』(角川スニーカー文庫)読了。
妖怪が出てくるこのシリーズは、旦那も私もファンなのだ。実写シリーズにならんかなー。
柘植めぐみ「五グラムの願い」は、パチンコ中毒主婦の出てくるオハナシ。なんかリアルでコワかったっす。
北沢慶「人形使いの黒い箱」は、格闘物。山本弘「穢された翼」は、育った超能力少年の話。
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久美沙織『恋は媚薬 修道女マリコ2』(扶桑社文庫)読了。
聖華大学心理学部助教授にしてさばけた修道女マリコのシリーズ2冊目。現代版カドフェルシリーズというか、日本版シャーロット・マクラウドの線を狙ったシリーズのようです。
今回の事件は、金持ちの老婦人の殺人未遂事件。老婦人の妹や、自己憐憫だけで生きているうっとぉしい家政婦や、ダンディな初老の運転手や、盲目の美青年や、元不良娘のお手伝いさんなどが出てきます。ミステリー的にどうこうというより、キャラクターとディテールを楽しむオハナシですね。先天性の眼球疾患のこととか中華の美味しい作り方なども学べてお得な一冊。ドメスティック・バイオレンスネタが出てくるあたりがフェミニズム入ってます。
さて、3冊目は出ているのか?
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高野史緒『ウィーン薔薇の騎士物語 1 仮面の暗殺者』(中央公論社 C★NOVELS,\857+税)読了。
時は1885年、ウィーンの人気オーケストラ、ジルバーマン楽団の団員の少年たちが皇太子暗殺事件に巻き込まれるコメディ(?)。タイトル通りシュトラウスのオペラ『薔薇の騎士』をモトネタにしています。
ギャグが硬いけど高野史緒が読めれば、それで幸せ。ちょっと太めのトビアス君がお気に入り。これ以上太るなよー。
それにしても高野史緒の作品って、必ずスパイが出てきますねぇ。
購入ガイド
【星間宇宙船】や【書物の帝国の掲示板】で盛り上がっているハヤカワ文庫復刊アンケート。詳しくは【早川書房のホームページ】で。
目下、私も考え中。
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寝室のダニ掃除をしたら、かえってホコリを吸い込んでしまって鼻炎が悪化、抗ヒスタミン剤を飲んだら、昨夜風の音で良く眠れなかったこともあって眠ってしまい、友人からの電話で起きたものの最初のうちは寝ぼけてました。(レロレロしてたのはそういう訳です>くみこさん) 電話が終わった後、再び爆睡。おかげで『リヴァイアス』最終回をリアルタイムで見損ねました。(多分旦那が録画していると思う)
図子慧『クルト・フォルケンの神話』(電子書店パピレスで入手可能, \300)を読了。
図子慧のデビュー作。三人の男たちを正午きっかりに自殺に追いやった「クルト・フォルケン」とは何者か? というサスペンス。想像していたような外国ものではなく、日本を舞台にした作品でした。もう少し別の真相を期待していたので、ちょっと肩すかしを食らったような気がして残念。デビュー作にして凄い完成度。一読の価値はあります。
デビュー作、処女作には作家のその後のすべてが含まれているといわれますが、なるほど図子慧作品の特色であると思われる同性愛や策謀のモチーフは既に登場しているのであります。
怜悧すぎるがゆえにまっすぐに向き合えず、何かを介在させなくては愛し合えない人間関係も既にこの作品に現れています。
購入ガイド
図子慧『クルト・フォルケンの神話』(\300)
【電子書店パピレス】で入手可能。
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旦那が録画していた『無限のリヴァイアス』最終回を見る。
なんなんだ、この能天気なラストは!?
あんだけ大騒ぎして人死にだのレイプ被害者だのを出したくせにほとんどの人間が平気な顔して戻っててくるの? 故意に仲間を閉じ込めて置き去りにしようとした奴までお咎めなしかい? (非常事態下の心神耗弱ってことですかい? さすがにファイナはいなかったよーな。)事件の後遺症に苦しむ人間はいないの? だいたいあいつら何のためにリヴァイアスに戻ってきたの? 行く先すら決まっていないなんて、謎。いっちゃん気に入らないのは、ユイリィとブルーのらぶらぶシーンがなかったことだっ! カバ男なんて出さないでブルーを出せっ!(怒)
ということで、私もどういう話なのかさっぱり判りませんでした。
五代ゆう『〈骨牌使い〉の鏡』(富士見書房 FANTASY ESSENTIAL,\2300+税)読了。
『はじまりの骨の物語』の五代ゆうの最新作。
あちこちで好評ですが、確かにすばらしい。この10年の国産ファンタジーのベスト10に入る傑作。(残りの9作は妹尾ゆふ子<魔法の庭>、久美沙織<ソーントンサイクル>などなどですね。)
〈骨牌〉と〈詞〉が運命を司る世界で、十三番目の〈骨牌〉に運命を結び合わされた少女アトリ。十三枚の〈骨牌〉によって紡ぎ出されるエピック・ファンタジー。
登場人物のほとんどが見かけ通りの人間じゃないもので、あんまり詳しくあらすじを書く事ができないんです。私は〈石の魚〉と〈塔の女王〉がとても好きなんですけどねー。
『指輪物語』の「王の帰還」が好きな人は、ぜひ! 特にファラミア萌えの人におすすめ。
『指輪物語』をちゃんと消化した上で、正しく和製ファンタジーとして形作ったような物語。基盤の部分に「白雪姫」の物語があって、タイトルに「鏡」が入っているのはそのためらしい。どういうわけか「日本の」ファンタジーには「白雪姫」が登場することが多いような。久美沙織のソーントンサイクルもそうだったし。母親に愛されない娘と母子癒着と大人になれない娘というのは根っこが同じ問題で、日本でSFやファンタジー書いている女性はこの問題に引っかかっているような記がする。たとえば萩尾望都、栗本薫、菅浩江、新井素子も。母と娘というのは、海外物のファンタジーでは、あまり見られないテーマだと思うのだが。
ただ、この本2400円もするくせに装丁(というかカバーというか)が安っぽく見えるんですよね。こういうハードカバーの本格ファンタジーにライトファンタジーと同じような表紙画を使うのは、いただけないと私は思います。イラストレーターの人には悪いがキャラクターデザイン風のマンガ絵が厭。中途半端なことするなよーと思います。
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・五代ゆう『〈骨牌使い〉の鏡』(富士見書房 FANTASY ESSENTIAL,\2300+税)
ISBN 4-8291-7412-9 (ISBN 4-8291-7412-9) 【bk1(00003997)】
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数日前までの本読みモードから一転して何もやりたくないモードに。仕方ないからゲームしたり。
バックナンバーを注文しておいた『KADOKAWA ミステリ』プレ創刊2号が届く。妙にハンパなサイズですね。あ、単行本と同じサイズなのか。第6回日本ホラー小説大賞受賞作が載っている号です。受賞作の載っている本は持っているので、座談会と受賞作一覧のために買いました。(要するに資料)
第五回の『バトル・ロワイアル』を落としたことについて、なにやら言い訳めいたことをいっていますな。にしても、この選考委員たちは、ナンか勘違いしてないか?
この話のつづき。
迷いましたが、結局こんな感じ。
1 トマス・バーネット・スワン『薔薇の荘園』(ハヤカワ文庫SF)……イチオシ!
2 牧野修『MOUSE』(ハヤカワ文庫JA)……探してる
3 ルーシャス・シェパード『緑の瞳』(ハヤカワ文庫SF)……探してる
4 ゼナ・ヘンダースン『果てしなき旅路』(ハヤカワ文庫SF)
5 ゼナ・ヘンダースン『血は異ならず』(ハヤカワ文庫SF)
6 山尾悠子『夢の棲む街』(ハヤカワ文庫JA)
7 J・G・バラード『ヴァーミリオン・サンズ』(ハヤカワ文庫SF)
8 フリッツ・ライバー『闇の聖母』(ハヤカワ文庫SF)
9 イアン・マクドナルド『黎明の王白昼の女王』(ハヤカワ文庫FT)
10 ヴォンダ・マッキンタイヤ『夢の蛇』(ハヤカワ文庫SF)……多分誰も推さないだろうから
惜しくも選外
11 グレッグ・ベア『無限コンチェルト』
12 グレッグ・ベア『蛇の魔術師』
13 野田昌宏『レモン月夜の宇宙船』
ということで、早川書房へのメールは、『薔薇の荘園』で出しました。
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