2000年7月 ( 上旬 / 中旬 / 下旬 )[前月] [次月] | ||||||||||||||||||||||||||||||
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7月11日午前1時にオープンした、オンライン書店【bk1】。このページをご覧のかたなら、すでに訪問済みのことと思いますが、私も行きましたよ、午前1時に。
回線が混んでいるという割には表示は比較的速くて、その点は合格。ただガイドヘルプが別フレームで開くのに気がつかず(どうもメイン画面を閉じちゃったせいらしい)、ホームに戻れないーっとしばらく悩みました。bk1にメールしたら、ソッコーで「別フレームなんですが」という返事がきた。はいはい、すみません、ユーザーミスです。でも別フレームで開いているなんて、どこにも書いてないじゃん。
コンテンツそのものは悪くないです。でも、東雅夫氏のおすすめの本はマニアックすぎて、私には手がでません。(涙)
検索窓で「山尾悠子」を検索したら、なんということだ『山尾悠子作品集成』がヒットしない! なぜだっ! 目玉商品のはずじゃなかったのか!! 「幻想文学」で検索したら、48号しかヒットしない。他の号はどうした?!
「井辻朱美」で検索したところ、入手困難と思われていた哲学書房版『風街物語』がヒットしたので、許すことにする。哲学書房って、『季刊 哲学』という哲学の本を出しているところで、「風街物語」の初出もそこであったことを某秘密調査員からの報告でつい先日知ったばかり。(指令:『季刊 哲学』目次リストを作成するように>秘密調査員) そういう出版社だったら在庫もあるのかも。届くといいなぁ。
というわけで、以下の本を注文
秋本瑞人『鉄コミュニケイション 1 ハルカとイーヴァ』(電撃文庫) 2〜3日以内出荷
秋本瑞人『鉄コミュニケイション 2 チェスゲーム』(電撃文庫) 2〜3日以内出荷
井辻朱美『風街物語』(哲学書房) 2週間以内出荷
井辻朱美『夢の仕掛け』(NTT出版) 2週間以内出荷
朝になってから再びbk1で検索をかけてみたところ、『山尾悠子作品集成』が「24時間以内出荷 / JOYJOY対象」であったことを発見。
なんとなんと、「出荷可能時期:2週間以内」で検索すると、「24時間以内出荷」の本は検索できないらしい。
要するにbk1的には、「24時間以内」というのは「2週間以内」ではないらしい。馬鹿じゃなかろうか!!(そういう仕様なら、オプションボタンではなくチェックボックスを配置すべきだ)
怒れる私はbk1にメールを書いた。これで2通目だ。そのうち、私のアドレスはクレーマー認定されちゃうかもしれない。
というわけで、bk1で検索するときは、「出荷可能時期:全書籍」で行うが吉。
(2000/07/13 12日朝には上記検索機能の不具合は解消された模様。でもまだ「幻想文学」は出てこないのだ)
ActiveBasic(作者ホームページは【Discoversoft】)というWindowsで走るフリーウェアのBasic言語をダウンロードしてきたので、 CSVファイルの整形プログラムを書く。N88BASICをもとにした仕様なので、扱いは簡単。ただ、私のパソコンだとActiveXのバージョンが古いとかで、ヘルプファイルが読めないのだ。N88BASICのマニュアルなんて、とっくの昔に棄てちゃったし。仕方ないので、VBのマニュアルで基本的なコマンドやら関数やらを拾ってコーディング。ラベルが使えないらしく、飛び先を行番号で指定したり。(さすがN88BASICライク(笑))
で、なんとか使い物になるプログラムが出来ました。コバルト文庫リストを整形するの使うのだ。
Windwos95で走るPerlとかRubyとかが欲しいだが、検索でひっかかるサイトで配布しているプログラムは説明が難しくてインストールできないのだ。どこかにいいサイトありませんかー?
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エアコン屋さんが来たり、車を車検に出したり、コバルト文庫リストを作ったり。
問題は室外機のヒューズでした。部品代 600円、出張費 5千円。消費税込みで5880円。高いんだか安いんだか……。
来年あたり、オーバーホールしてもらわんとなぁ。でも3台もあるの。お、お金が……。
オンライン書店【bk1】のシステムは、かなり穴があるのは事前にわかっていたことらしい。リリースを一週間延ばして、なんとかあそこまで漕ぎ着けたわけね。
検索システムの不具合は、12日朝には解消された模様。でもまだデータベースが変だったりするような。
それにしても、大森望さんのコラムのオマケで『山尾悠子作品集成』に触れられていたとは盲点であった。SFの棚は後回しにしてたのだ。
「おすすめの本はマニアックすぎ」とゆったら、東へんしうちょうに嘆かれてしまったので、ホラーの棚でマニアックじゃなさそうであんまり怖くなさそうな本を探す。
というわけで、以下の本を注文。
イーニッド・ブライトン『冒険の島』(新学社文庫)読了。
ブックオフで拾った本。新学社文庫という名前だが、形態はペーパーバックを縦書きにした如し。図書館納入用あるいは学校のの副読本用だったと思われる。掘り出し物!
イーニッド・ブライトンは、ものすごい量の子供向けの本を書いているイギリスの作家で、いってみればイギリスの赤川次郎みたいな人。それだけ多くの子供に支持されているってことで、読者の引き付け方はお見事。
アーサー・ランサムとか『グーニーズ』とかの系列の子供の冒険物という予想は大当たり。海辺に住む伯父の家に預けられた兄妹とその友達の兄妹の4人の子供たちが、無人島の謎を探るハラハラドキドキの冒険物。夏休みに読むにはぴったり!
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暑くてバテてしまい、郵便局に行くのを断念。ニムさん、もすこし待っててくらはい。
コバルト文庫リストの作成とチェックを行う。新番号順リストは、とりあえず完成。
うちのミントは、「午後のティータイムには、お庭で摘んだフレッシュ・ミントでミント・ティー」なんて優雅なシロモノではなくて、「家が緑に呑み込まれる! 這い寄る茎、絡み付く根、シュフは我が家を守れるか?!」っていうような厄介なシロモノでして、ダンゴ虫やら羽虫やらカエルやらが棲みつく様は、まるでミニチュア版の腐海@『風の谷のナウシカ』です。
刈っても刈っても、元気にはびこるのだ。
草刈りの最中に足をおろすところを間違えて、「パシッ」って音をさせてカタツムリを踏んじゃったり、「ふにゅっ」とアマガエルを踏んじゃったり……。でもって、フツーだったら蟻さんたちが寄ってたかって死骸を分解して巣に持ち運んでくれるんだけど、蟻の巣駆除の薬を撒いちゃったもんだから、一匹の蟻もこなくて、しかも日陰だったりするので、干からびたりもせずにふやけた死骸が何日も恨みがましく転がっていたりして……。緑の多い中で暮らすってのも大変なんですぜ(涙)
【bk1】で、「24時間以内出荷」といわれた 加門七海『黄金結界』が、午後4時に届く。早いっ! でも記念品のブックカバーは最初に注文した品に入っているらしく、これには同封されていなかった。黄色いパッケージが可愛い。
出荷した旨をメールしてくるのは、ポイント高し。
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一緒にブックカバーも届く。ブックカバーは可愛いので、新書用も作って販売してくれるのを希望。bk1で最高のものは、あのマスコット・キャラクターでしょう。早くバナーを作ってほしいなり。
秋本瑞人『鉄コミュニケイション 1』『鉄コミュニケイション 2』(電撃文庫) 読了。
「鉄」は「てつ」ではなく「くろがね」と読む。
コールドスリープから目覚め、廃虚で家族同然の5体のロボットたちと暮らす、記憶喪失で推定年齢13歳の少女ハルカ。ある日彼女は、自分そっくりの少女イーヴァを見かける。ようやく探し当てたイーヴァとその相棒ルークの正体は……。
アニメのノヴェライゼーションらしいが、キャラクターの扱い方をみていると、ハルカと5体のロボットがアニメ・オリジナルで、イーヴァとルークが小説オリジナルだと思われる。なんでそう思うかっていうと、下巻の途中で、キャラの扱いのウェイトがひっくり返っちゃうからですね。
自己の存在認識の不確かさとコミュニケーション・ギャップの問題を扱っている点で、正しく「日本のヤングアダルト」。(オタク系ヤングアダルトという意味ではない)
大変面白かったです。『猫の地球儀』よりも好きだな。
でもこれ、エンドマークを打つところを間違っているのでは? 2冊目のp.374の日記以下は蛇足でしょう。
『猫の地球儀』が『エンジン・サマー』なら、これはクーンツのアレだと思います。(『鉄コミ』のネタバレになりそうなので、書名は記しませんが、その本が載ってるTRCのページへリンクしておきます。)
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コバルト文庫リスト作成のため、日記更新が滞っております。
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商品券をもらったので、服と靴と寝具を買う。店内がすこし暑かったのは、冷房費を節約しているせい? 寒いよりはいいんじゃないかと思うけど。
お買い物のあと、ブックオフ佐野店へ。4月16日にも行ったらしいのだが、ほとんど記憶にない。たいした本はなかったのだと思う。今回もたいした収穫はなかったが、ふと思い付いて佐々木丸美を探したら『崖の館』を発見したので、よいことにしよう。
夜中にbk1を覗いたら、【青月にじむ】さんおすすめの Robin Wiiliams/Jhon Tollett『ノンデザイナーズ・ウエッブブック』(毎日コミュニケーションズ)が「24時間以内出荷」になっているのを発見。買おうかどうか迷っていたのだけれど、つい買い物籠に入れてしまう。「すぐ手に入る」というのと「知り合いのおすすめ」というのは、かなり強力な衝動買いの要因ですね。これでは、bk1の思う壷。
勢いで【高橋】さんに勧められた、「Rubyのバイブル」と言われているらしい『オブジェクト指向スクリプト言語Ruby』まで買い物籠に入れてしまう。ええいっ、自己投資だいっ!
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やりたいことはいっぱいあって、一生懸命いろいろやっているはずなのに、ちっとも成果が上がらないのは、なぜだ?
ワタシのことである。でも「片づけられない」(注意欠陥障害という脳の代謝異常によって起こることもあるらしい)わけじゃなくて、きれいに収納し終わるまで、一度全部のものを引っ張り出してみないと気が済まないだけの話。「だけ」という程度の話ではないかもしれないが。
割り込み処理というのが出来ない。何かやっている最中に別の用事が入ると、それをやっている間に最初の仕事を忘れる。んで、割り込み処理の途中でまた別の仕事を思い付いたりして、結局やりかけの仕事がいくつも平行して残ることに……。
うーん、やっぱり注意力と集中力が欠乏しているだけか?
ほとんど毎日のようにbk1から本が届くので、クロネコヤマトの配達員の人に顔を覚えられてしまったよ。事前確認の電話でも「またbk1さんからの荷物なんですが」といわれちゃうのだ。(笑)
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Robin Wiiliams/Jhon Tollett『ノンデザイナーズ・ウエッブブック』(毎日コミュニケーションズ,\2900+税)を読む。
読みやすく、すっきりとしてまとまりのあるWEBページのデザインするにはどうすればよいかを、「整列」「近接」「反復」「コントラスト」等の概念を用いて解説した本。
各章の最後に練習問題があって、読者に実際にインターネットでデザイン例となるページを見つけてこさせたり、なぜそのページのデザインが良い/悪いのかを考えさせるようになっていたり、ページデザインをチェックするためのリストが載っていたりするあたりが、いかにもアメリカ的ハウツー本。語り口も日本のハウツー本より、ずっと軽妙で辛口です。筆者たちはMicrosoftが嫌いらしい。
【青月にじむ】さんおすすめ本です。確かに良い本でした。読み終わったあと、この本を参考に【ありさとのジオ倉】のデザイン変更にとりかかっちゃったぐらい。(笑) 上手くいったかどうかは分かりませんが、トップページは640×460サイズ内には収まったはず。
アメリカの本なので、漢字の取り扱いの問題について触れられていないのが残念なところであります。全角文字のファイル名やアンカーは避けたほうがよいとかいうような、日本語版のための補遺がついていると、もっとよかったんですけどね。
初心者が読むには少々難しいんじゃないかと思いますが、自分のホームページを持っている人は一読をおすすめします。(その結果、私のように全面リニューアルしたくなる可能性があるので注意)
640×460のサイズにしたブラウザ画面のスクリーンショットをとって、それを型紙にしてお絵描きソフトでページイメージを組み立てるという話(p.131)が、個人的には一番参考になりました。
というわけで、【ありさとのジオ倉】をリニューアルしてしまいました。
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角川ホラー文庫リストやユリイカ特集リスト等を【ありさとのジオ倉】に移すための準備。
哲学書房版『風街物語』、在庫があったようです。
bk1の注文受付って、書名だけなのね。作者名と出版社名も併記してほしいなり。書名だけじゃ区別つかないじゃん。(改善要求メールを出すこと)
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(頭痛がするのでメモモード)
海の日。
衣料品の買出し第二弾。
ブックオフ石橋店へいく。
目印のセブンイレブンがつぶれてました。田んぼと新幹線の高架だけしかないようなところのパチンコ屋の隣の店でした。
たいした本はない……と思ったら、思わず息を呑むような掘り出し物が!
ジョン・クロウリー『エンジン・サマー』(福武書店)
取り寄せたくても版元品切れで取り寄せられないあの名作がなぜここに?!
ありがとうブックオフ。ありがとう栃木の人。やる気のない新刊書店10軒よりもやる気のないブックオフ1軒のほうが価値があるような気がする今日このごろ。
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