1997年〜1999年・2000年
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水道メーターの交換。なんか水の出が変なんですけど。
通販生活から高機能サンシェードというのが届く。要するにスダレだけど。我が家は家の前が田んぼで、異常に日差しが強いので、夏の間スダレは必需品。スダレなしだと室温が39度にまで上昇する。この製品は外側がアルミ蒸着してあって断熱効果が高いのだとか。期待してます。
家計簿の上半期の締め。今のところ赤字ではありません。私の書籍代のみ大幅予算オーバー。貯金から補填しました。
確認用として夫のパソコンにインストールしてみました。
いくつかのページがCSSありだと真っ白になってしまいます。何がいけないんですかね。
【outsider reflex】によれば、外部シートを使っていると不具合がおこることがあるようですが。
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午前10時に妹尾ゆふ子『チェンジリング 碧の聖所』 (角川春樹事務所 ハルキ文庫,2001.07.13,\820+税)が届く。一気に読了。
〈取り替え子〉という出生の秘密を知った美前は、異界の〈騎士〉に連れられ、故郷〈輝きの野〉へと至る。だがそこに待っていたのは〈世継ぎの君〉に対する暖かな歓迎ではなかった。
〈上王〉、モルグウの一族、〈丘の下の王〉、そしてもうひとりの〈取り替え子〉マァハ。いままで生きてきた世界の基準とはあまりに違う彼らの生き方に、美前は戸惑い、悩む。自分は何を信じるべきなのか、何をなすべきなのか、何をしたいのか……。
「むこう側」の話もハードだった。ただ、「むこう側」なので「こちら側」が舞台だった『赤の誓約』よりは受け入れることが楽なんだけれども。
雰囲気は『ストレンジ・ドーン』に近いかな。『ストレンジ・ドーン』は、去年私が大絶賛したにもかかわらず最後の最後で尻切れトンボで終わりやがっておおいに失望させられたファンタジー・アニメですが、『チェンジリング 碧の聖所』 はちゃんと終わってます。もっとも、人によっては不完全燃焼の気分になるかも。
でも、世界と登場人物の設定をきっちりやって、リアルに(というのは、嘘なく矛盾なくハッタリなくという意味)リアルにリアルに書いていったらこういう風にしかならないんだろうなぁという気がします。妹尾ゆふ子は、大塚英志がいうところの「キャラクター小説」の手法ではなく「リアリズム小説」の手法でファンタジーを書いているわけで、なんつーイバラの道を……。ひょっとすると日本では前人未踏の道かも。(海外だとジョイ・チャント『赤い月と黒の山』あたり? マァハが踊り狂うシーンはヴィル・ヴァシャル―残酷な豊穣の女神―を思い起こさせますね)
「むこう側」の住人、特に〈上王〉アェドとマァハの存在感は素晴らしい。「こちら側」とは異なる倫理観人生観で生きていて、残酷でいてすさまじいまでに魅力的。ターリは……あやしい奴だとは思っていたけど、まさかあんな奴だったとは。
読む人をものすごく選ぶ作品のような気がするのだが、ジョイ・チャントとかサトクリフの名前に反応する人は読むべし読むべし。必ず『チェンジリング 赤の誓約』【bk1】を先に読んでね。
『ザ・スニーカー』の大塚英志「キャラクター小説の作り方」を立ち読み。面白そうだけど、これだけのためにあの雑誌を買うのは……。
図書館で『中央公論』1999年4月号のリクエストをしておく。ついでに上野千鶴子の本を何冊か借りてくる。3冊しか置いてないんだけどね。大塚英志の蔵書は0。リクエストかければ取り寄せてくれるみたいですが。
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上野 千鶴子『ミッドナイト・コール』 (朝日新聞社 朝日文庫,1993.7,\408+税)読了。
上野千鶴子が〈私〉とその周辺について初めて語った、「ケンカしてない」エッセイ集。
「攻撃的な(ケンカする)フェミニスト」として名が売れている人だけれど、エッセイから垣間見えるのは案外に繊細な―デリケートな―キャラクターだ。なかなかチャーミングです。可愛いと評する人がいるのも肯けるような。
★書誌情報:【amazon】 【bk1(00952389)】
上野 千鶴子/NHK取材班『90年代のアダムとイヴ』 (日本放送出版協会 ,1991.2)読了。
1990年7月に放映されたNHKスペシャルを本にまとめたもの。女性兵士、女性エグゼクティブといった女性の社会進出、メンズ・リブ、結婚・離婚事情など、女と男の関係の変化を欧米諸国で取材し、それに対して上野千鶴子がコメントしていく。
1991年の本だから現在とは事情が異なっているのかもしれないが、意外だったのはアメリカが保育後進国で公的な保育サービスがほとんどないということだった。しかも祖母がベビーシッターをやるという選択肢がないから、個人が金で解決する―高い私設託児所に預けるしかないのだという。うひゃー、そうなのか。
昔『ゴースト バスターズ 2』を見たとき、シガニー・ウィーバーの赤ん坊への溺愛ぶりに、N.Y.のワーキング・ウーマンの孤独を感じたものですが(なんせ、男どもがアレだしね。)、あれは確かにアメリカの現実を写し取ったものだったらしい。現在はどうなっているんでしょ。
図書館本なので、興味深かったところを抜書き。
(引用開始)
男らしさのアイデンティティは、女、子どもをテリトリーの中に確保し、これを守るために男同士の間で戦うことにその核心があります。歴史的に見ても、戦いというのは、男らしさを定義する記号でした。女が戦場に出て行くことは、男らしさの核にある戦いというものの意味を、無効化していくという皮肉な効果を持ちます。(p.20)
メークをしている女性と、していない女性とでは、メークをしている女性の方が仕事の出来がいいという結果が出ています。どうしてかというと、メーク組のほうが集団融和力が高いからです。メークは、媚びといえば媚びなのです。媚びといのは、あなたに感じよく思ってもらいたいというメッセージの一種です。その意味ではメークしないというのは、「私はどう思われようとかまいません、私は私でやっていくわ」というアピールです。「私は仕事で勝負するわ」と言っても、職場というのはチームワークですから、その人の個人的な力量よりも、集団融和力のほうが結果オーライという場合があります。そうすると、集団に溶け込もうとしている人のほうが仕事ができるという結果がでたのです。(p.27)
アメリカはとことん個人主義の社会ですから、夫婦でもあかの他人同士、いつ解散するかわからないというのが骨の髄までしみています。壊れるものだと思っているからこそ、結婚生活のメンテナンスについては涙ぐましいまでの努力をします。(p.109)
(引用終了)
★書誌情報:【amazon】 【bk1(00741256)】
大塚 英志/ササキバラ ゴウ『教養としての〈まんが・アニメ〉』 (講談社 講談社現代新書,2001.5,\700+税)読了。
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赤木山にドライブに行った。最初の目的では、クローネンベルグドイツ村に行く予定だったのだが、駐車場で車から降りたとたんに襲ってきた「どうぶつのにおい」に閉口して退散。ドイツ村って要するに牧場だったのね。
気を取り直してポーク料理専門レストランのとんとん広場へ。ソーセジやとんかつ、豚肉のシャブシャブが売りのレストラン。ソーセージが食べたくて寄ったのだけれど、残念ながらレストランメニューにはソーセージの定食はなかった。(おつまみとしてならある) 仕方ないので、ポークソテーを頼んだところ、これが絶品。豚肉って美味しい!と思いました。夫が頼んだヒレカツも美味しかったとのこと。次はしゃぶしゃぶ食べようね。ソフトクリーム入りのアイスコーヒーも美味。
お昼(とはいえ、もう2時ちかい)を食べた後は赤城山へ。数年前まで「赤城有料道路」だった道がいつのまにか無料になっていた。赤城ふれあいの森(赤城森林公園とは違うのか? よくわからん)内の駐車場に車をとめて林の中を散歩してみる。キャンプ場もあるのだけれど、夏休み前なので、人は少なめ。林の中は涼しくて、渓流もあってすばらしかった。やっぱり暑いときは標高が高くて樹が多いところがいいね。
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東京へ行った。東京の方が、埼玉よりは涼しいと思った。サイタマ、内陸部だから暑いんだよー。多分気温は2〜3度違う。
夫と一緒に人間ドックへ。調べたところに関しては異常なし。
メモ:出発は6:45。靴下と化粧品は忘れないように。日付は選ぼう。もう夏場はやめよう。
人間ドックのセンターの近くにあったので寄ってみる。直営店じゃなくて、フランチャイズ店らしい。江古田店、東中野店、馬場山口店、高田馬場北店、中野早稲田通り店の5店舗が一グループ。チラシにいわく「私たち5店舗では、きれいなだけで一律に買い取り値段を付けておりません。」だそうです。従来型古書店とブックオフとのハイブリッド型店というところでしょうか。漫画はパッケージされて売られているし、画集や思想書が多いのが特徴。棚としては面白いです。
ブックオフも増えすぎたので、これからは、こういう形の店が生き残るのかもしれません。この店、ひょっとして、元は従来型古本屋だったのか?
どんな風にリニューアルされたか見たかったので行ってみる。広いですねぇ。レジカウンタが1階だけになったのか。
なんつーか、本当に図書館みたいねぇ。ああ、うっとり。寝袋もってきて、しばらく泊まり込みたいくらい。
ここで働いているはずの某嬢の姿は発見できず、残念。
買物カートを押して、がんがん本を買い込んでいる人を見た。いいなぁ。私もやってみたいぞ。カートひっぱって、5万円分の本を買い込んで、宅急便で送ってもらうの。やってやれないことはないが、なんか名目が必要だよね。
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4日ぶりの更新。バテてるけど元気です。
昨夜は人間ドック疲れで珍しくも10時ごろ寝てしまったので、早起きの夫につきあって、朝4時半に起きてみた。いつもより2時間早い。こんな時間に起きるのなんて、何年ぶりかしら。4時半に寝るんだったら、何度かあるんだけど。
猛暑が続くとはいえ、さすがに早朝の風は爽やかだ。すっきりした気分で、Webを巡回する。回線も空いてるー。思いっきりネット遊びしてもまだ6時。朝食とお弁当作って、夫を送り出して、まだ8時。
掃除して洗濯する。まだ涼しい上に起きてから4時間も経っているのでしゃっきり身体も動く。(低血圧なので、いつもはこの時間はまだぼーっとしている。)
10時になって疲れたし、暑くなったので、一休み。
おお、なかなか良い感じじゃん。できれば、明日もこのペースで暮らしたい。ネックは夫の帰宅時間の問題で、夕食が遅くなることなんだよなぁ。夜の10時に食事してたら、11時就寝は無理です。
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昨日に続いて今日も早起き。暑くならないうちにと、9時に銀行と郵便局へ。ついでに牛乳パックと発泡トレーもリサイクル用ボックスに放り込んでくる。
銀行と郵便局とコンビニは朝9時でも開いているけど、本屋は9時半開店(←本屋としては早いんだけど)なので、郵便局でお中元用ユウパックのチラシを見て時間をつぶしてみたり。
帰ってきて、いらないダンボールなどなどをくくって一休み。本も片付けないといけないのですがー。サンリオ文庫とか売り払うかなー。
図書館からはリクエスト本が届いたと連絡。
コバルト文庫リストの更新作業。エレホン堂と連動させたいねーとは思っているのですがね。
あちこちでみかける性格テスト。
やってみたら、ほっといてもらいたい、ひきこもり型(?)のタイプ8でした。【おおた】さんと一緒ね。【青木みや】さんも一緒? なんかタイプ8って多くない?
橋本 治『天使のウインク』 (中央公論新社 ,2000.4,\1,900+税)読了。
これだけたてづづけに橋本治を読むとさすがに飽きる。
購入ガイド
★書誌情報:【amazon】 【bk1】
ISBN4-12-003000-8
糸井重里『インターネット的』(PHP研究所,2001.07, \660+税)読了。
コンピュータ抜きのインターネット的な文化、思想、表現方法についての本。
インターネットのキーは「リンク・フラット・シェア」なのだとか、気持ちよく「断らせる力」とか、「あれはダメだけれど、それに比べて」というようなホメ方は消費のクリエイティブを育ちにくくさせるとか、いいことがいっぱい書いてあるんですけど、どうも素直に読めない。
ひょっとしたら私、糸井重里が嫌いなのかも。糸井重里本人が嫌いなわけじゃなくて、糸井重里を見ていると脳内仮想敵を思い出してムカツクというか……。糸井重里が悪いわけじゃないんだけどさ。
購入ガイド
★書誌情報:【amazon】 【bk1】
ISBN4-569-61614-3
小野 不由美『華胥の幽夢』 (講談社文庫,2001.7,\648+税)読了。
「帰山」を読んで、「利広って誰だっけ? 風漢って?」と思ってしまったおマヌケな私。そんなとき【おむらよしえ】さんの【「十二国記」キャラクター紹介 国別インデックス】は、とても役立ちます。
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今日は5時半起き。目覚ましを5時にセットしようとしたら夫に止められたっす。
でも曇りの日に早起きしてもすっきりしない。
図書館でリクエストした『中央公論』1999年4月号を受け取る。
【ふじー】さんからツッコミあり。別に元古本屋ではなかったそうです。
あの店は、「ブックオフのCM音楽を流さない」とか「いらっしゃいませっーとうるさく叫ばない」とか「本の内容をみて値段を決める」とか「マンガはパッケージして売る」とか、従来型古書店がブックオフに対してイチャモンつけている部分を修正した形で営業してますね。
私はあのCMは慣れちゃったのでなんとも思わないけど、店内放送される曲(最近のヒット曲が多い)の中に聴くのが耐えられないほど嫌いな曲があったりするのが憂鬱。1時間ぐらいは店内にいるから、3〜4回は聴かされるハメになる。拷問だよ。その曲がかかっている間は店の外に出たりするので、店員から見るととても挙動不審な客ですな。
ちなみにブックオフの店内放送用コマーシャルの売り文句は、初期の「地球にやさしくリサイクル」(←嘘臭い)から「あなたの家の本棚がわりの店」に替わってます。「本棚がわり」っていうのは、日本の住宅事情から考えたらすごく正しい発想だと思う。で、今はイナカのブックオフでは、タレント(誰だっけ?)が宅本便のシステムについて説明しているコマーシャルになってます。店によっては今でも「地球にやさしくリサイクル」を流しているところもあるけどね。
伊藤 遊作/太田 大八画『鬼の橋』 (福音館書店 福音館創作童話シリーズ,1998.10,\1,400+税)読了。
妹の死による鬱屈をかかえた十二歳の小野篁(おののたかむら)は京の都のはずれの五条橋を渡り冥界の河へと迷い込み、鬼たちに捕えられるが坂上田村麻呂に助けられ、人間界へ戻される。
再び五条橋を訪れた篁は、増水した河で橋を守ろうとする異形の大男・非天丸と少女・阿子那に出会う……。
都と都の外、この世とあの世を隔てる橋のたもとを舞台にした平安ファンタジー。何かを失った人と鬼とが出会い何かを得、少年は成長していく。
一気読み。ジュブナイル・ファンタジーとして非常に良くできています。「面白かった」というより「良くできている」という評になるのは、手堅くまとまっている話だからです。おすすめ。
購入ガイド
★書誌情報:【amazon】 【bk1】
ISBN4-8340-1571-8
図子 慧『猫曼魔』 (小学館 小学館キャンバス文庫,1998.5,\514+税)読了。
劇団『猫曼魔』の座長・御子芝はピザ宅配のバイト途中に通行人を襲う口裂男に遭遇、指を噛まれてしまう。口裂男は未知の感染症に冒されていたらしく、被害者は死亡。
警察は御子芝の行方を追うが、当人はそんなこととも知らず別の座員に成りすまして怪しげなバイトに採用されて……。
ゾンビネタのお笑いホラー。それなりの出来ですが、図子慧なので及第点はあげません。もっと書けるはずだ。
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★書誌情報:【amazon】【bk1】
ISBN4-09-430362-6
最相 葉月『絶対音感』 (小学館 ,1998.3,\1,600+税)読了。
「絶対音感」とは何か、それが音楽家にとってどういうものなのかを、文献を漁り綿密な取材を行い、しつこくしつこく丹念に追い求めた渾身のノンフィクション。ノンフィクションというのは誰が書いても同じようなものかと思っていたら、著者の問題意識の持ち方と執念でここまで素晴らしい「作品」になるのですね。
既にベストセラーになっているので、わざわざオススメするまでもないでしょうが、もしも「ベストセラーだから」という理由で読むのを忌避している人がいるとしたら、それはすごくもったいないことだと申し上げておきます。
この本がきっかけで絶対音感の英才教育ブームが起こったのだとしたら、著者の問題意識は表面的にしか伝わらなかったわけでちょっと気の毒だ。
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★書誌情報: 【amazon】【bk1】
ISBN4-09-379217-8
大塚英志「インターネットの中の〈私〉 移行対象領域論III」を読むために借りた。
ざっと読んだところでは、大塚英志の認識はかなり正しいと思う。
【風野ドクター】の6月15日付けの日記の「誰でもない他者」の話にも関連するんじゃないかな。
詳細は後日(たぶん)
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本が溢れているので、少しなんとかしようと【EasySeek】の「探し物」を検索してみる。
希望者がいれば譲ろうと思っていた画集などの探し物が3件ヒットしたので、連絡を取ってみる。
3件とも商談成立。そのうちの一人はこのページをご存知だったらしい。月曜日に発送の予定。
『華胥の幽夢』【bk1】 を読んだら『月の影 影の海』も読みたくなったので、再読。
私、景麒って嫌い。「おめーの言葉の足りなさが全ての原因だろーがっ!」とげしげし殴ってやりたくなるんですけど。アレのどこが慈悲の生き物よ?
再読してみて、楽俊が半獣でなければならない理由が分かりました。ぶたぶたがぬいぐるみであるの同じような理由ですね。構成上の必然であるのですが、なんとまあ魅力的な必然であることか。
今手元にあるのは講談社文庫版なんですが、やっぱりホワイトハート版が欲しいなぁ。
購入ガイド
講談社文庫版
講談社X文庫ホワイトハート版
『月の影 影の海』を読んでもまだ読み足りないので、『図南の翼』も再読。
利広がどんな人だったかというのをやっと思い出しました。私は珠晶が心情を吐露するところが好きですねぇ。
ところで、供麒と景麒を入れ替えるというのはどんなもんでしょうかね。陽子と供麒ペアと珠晶と景麒のペア。お人好しコンビとサドマゾコンビ。……。あっという間に国が傾く気が……。
購入ガイド
講談社文庫版
講談社X文庫ホワイトハート版
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