Alisato's 本買い日誌*

2000年 07月 下旬

更新日: 2002/05/23

2000年07月 [ 上旬 / 中旬 / 下旬 ]

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Topics

26 (水)
[out] 那須へ出発: 07/26
[out] ステンドグラス美術館: 07/26
[out] 穐葉アンテイーク・ジュウリー美術館: 07/26
[out] 森のパン屋さん/森のレストラン: 07/26
[out] ペンション ハイ・ウィング: 07/26
27 (木)
[out] ダイアナガーデン 那須クイーンズ美術館: 07/27
[out] 那須オルゴール美術館: 07/27
[out] 道の駅「明治の森・黒磯」: 07/27
28 (金)
[out] 黒磯へ: 07/28
[obs] ブックオフ黒磯店: 07/28
[obs] ブックオフ宇都宮竹林店: 07/28
[obs] ブックオフ宇都宮西店: 07/28
[obs] ブックオフ鹿沼店: 07/28
[購入本] 17冊: 07/28
29 (土)
[bk1購入本] 『オブジェクト指向スクリプト言語Ruby』 (アスキー ,\4,000+税): 07/29
30 (日)
[nbs] 新刊書店とネット書店: 07/30
大原まり子『ミーカはミーカ トラブル・メーカー』: 07/30
[購入本] 『小説すばる 8月号』: 07/30
『小説すばる 8月号』: 07/30
31 (月)
[diary] カーテンを洗濯: 07/31
瀬尾七重『迷路の森の盗賊』: 07/31
マクラクラン『明日のまほうつかい』: 07/31
加門七海『黄金結界』: 07/31

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2000.07.21 (金)

眼精疲労か、冷房による自律神経失調か、風邪が原因で頭痛がします。

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2000.07.23 (日)

頭痛から復活したものの胃腸の調子悪し。コバルト文庫リスト作成を行う。

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2000.07.24 (月)

夏ばて継続中。冷房が問題のようなので、エアコン止めて、扇風機を使ってます。

暑くて外出もしていないので、もう1週間以上もリアル新刊書店に行っていない。ということは、うわぉっ、もしや新記録?! もっともネット書店には日参してます。
bk1】のホラーの棚が更新されてます。東編集長がお出迎えしてくれるのだー。ふあんくらぶ員は必見。

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2000.07.26 (水)

◆[out] 那須へ出発

2泊3日で那須へいってきました。
初日はどしゃぶりでした……。それまでクソ暑い日が続いていたというのに、なんで? 私が旅行にいくときはたいてい雨が降るんですよね。嵐を呼ぶ女?

東北自動車道で2時間もかからず那須に到着。(←いかにイナカに住んでるかがわかってしまう。)
那須もやっぱり雨でした。

那須の見所は、事前に以下のページでチェックして、しっかりプリントアウトも持っていきました。ガイドブックいらず。インターネットは便利。

那須高原】……お得な情報や割引券送付サービスもある那須高原ガイドページ
那須エリアマップ・那須】……見所の感想も載っているガイドページ。情報は98年のもの。
エムイネの特選お宿情報−全国の宿検索】……ペンションを決めるのに利用したページ。
「道の駅」のページ】……車でいくなら「道の駅」は要チェック。無料だったり入場料が安い施設がけっこうある。
ハイウェイ ナビゲータ】……高速料金などなどはここでチェック。

◆[out] ステンドグラス美術館

雨の中、【ステンドグラス美術館】へ。英国のマナーハウス(荘園の館)を模したという建物がすっばらしい! ファンタジーファンは必見。外側みるだけなら無料です。入館料1200円。インターネットを見て来場するとポストカードプレゼントあり。(詳細は【那須高原】参照)入館するとティールームの割引券をくれるので、こちらから先に見るのが吉。

内部には1890年〜1900年初頭のステンドグラスがいろいろ。解説にはときどき首を傾げたくなるものもあって、美術的歴史的意義うんぬんよりも、雰囲気を楽しむ場だと思ったほうがよいかも。自由に座れるアンティーク風の椅子がいくつもあります。

空いているときにいって、ゆっくり雰囲気を楽しんだほうがよいです。7月中は空いているようです。あと火曜水曜というのは比較的空いているのだとか。

お隣には、実際に結婚式ができるセント・ミッシェル教会もあります。こちらは見学無料。

◆[out] 穐葉アンテイーク・ジュウリー美術館

ステンドグラス美術館のとなりにある。アンティークな装身具に興味のある人は、必見。貸し出してくれるルーペを使って、じっくり見ると吉。入館料1000円。インターネット見て来場するとポストカードプレゼントあり。(詳細は【那須高原】参照)

◆[out] 森のパン屋さん/森のレストラン

クリスマス用品やらフィンランドグッズやらを売っている「フィンランドの森」の中にあるレストラン。クロワッサンが非常に美味。ソーセージとクロワッサンとサラダが一皿に盛られた「ランチプレートー」と「サーモンサンドイッチ」(北欧のサンドイッチは通常オープンサンド)を頼みましたが、どちらも美味しかったです。また食べたい。

◆[out] ペンション ハイ・ウィング

南ヶ丘牧場のちょっと先にある こじんまりしたペンション。(定員26名)
リーズナブルなお値段で家庭的なフランス風フルコース(アーモンド添えムニエルや、パイ包みハンバーグレープフルーツが美味)が味わえて、貸し切りの露天風呂(ヒバ風呂と岩風呂)に入れるので、なかなかお得。
露天風呂は夜入ると星が見えますが、蛾もいっぱいいる(蚊はいない)ので、早朝のほうがよろしいです。

オーナー(森博嗣をうんとラフにしたような人)はバイクや模型が好きらしいので、趣味が同じ人が泊まると楽しいかも。

ホームページもあります。
那須高原 ペンション・ハイウイング

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2000.07.27 (木)

なんとか晴れた2日目。しかし、我々の行く手には恐ろしいワナが……。

◆[out] ダイアナガーデン 那須クイーンズ美術館

イングリッシュ・ガーデンと英国輸入品ショップと陶磁器美術館があります。庭園とショップは入場無料。陶磁器美術館は入館料500円ですが、オルゴール美術館との共通入場券1200円を買うと、両館で300円お得。
チケットを提示すると、ショップで買い物をしたときにポストカードがもらえるし、カフェテラスでもショートブレッド(バタークッキーですね。かなり美味)がサービスになります。

なぜかブタのぬいぐるみを買ってしまいました。売り場には倉阪鬼一郎家のミーコちゃんの御親戚もいたみたいです。

◆[out] 那須オルゴール美術館

オルゴールがいろいろ置いてある美術館。オルゴール演奏時間には、案内のお姉さんが気合いれてネジ巻いて説明してくれて、面白いです。演奏を聞いて、ビデオを見て、実物を見て回ると見学時間は1時間では足りないぐらい。

小さいけれどオートマタも展示してあるので、井辻朱美ファンは『パルメランの夢』などを読み返してから訪れると、さらに興味深いのでは。

◆[out] 道の駅「明治の森・黒磯」

昼食後、一軒茶屋〜板室温泉〜戸田〜黒磯をドライブ。なかなか快適な道でありますが、戸田〜板室温泉間は特別取締まりとかやってたりするので、いい気になってスピード出しすぎると捕まります。……(涙)
安全運転を心がけましょう。

黒磯市青木には青木周蔵那須別邸を復元した「とちぎ明治の森記念館」のある「道の駅」があります。記念館は入場料200円。明治の建物に興味のある人には面白いと思います。ファームレストランではアイスクリームも売ってます。結構美味。

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2000.07.28 (金)

◆[out] 黒磯へ

ペンションを出て、「お菓子の城」でお土産を買って、黒磯に出て「パストラルハーブガーデン那須」を見て、ブックオフ黒磯店へ。

「お菓子の城」はお菓子工場と土産物売り場が合体した施設。最初目にしたときは、ピンクの屋根のチープな外観にめまいがしましたが、入館無料だし、お菓子の試食もできるし、ガラスの向こうの工場風景は見てると飽きないしと、案外面白い場所でした。(笑)

「パストラルハーブガーデン那須」は、広いハーブガーデンですが、夏場はハーブがくたびれているので、あまりオススメできません。

◆[obs] ブックオフ黒磯店

コミックスやコバルト文庫には珍しいものもありました。これだから地方のブックオフは侮れない。CDやLDの価格は高めのようです。

ブックオフを出てから、高速道路で宇都宮へ。

◆[obs] ブックオフ宇都宮竹林店

宇都宮にはブックオフが4軒あるのですが、ここはほかの3軒とは系列が違うらしい。新しめの本があったり……。
以前【ニムさんの掲示板】で話題になった少年少女世界文学全集は小学館のものであったのを確認。

◆[obs] ブックオフ宇都宮西店

ええと、ここは以前も行きました。別にいうことはないような……。

◆[obs] ブックオフ鹿沼店

さすがに4軒目ともなると、頭クラクラ。なにがあったのか、よく覚えていません。あ、大型コミックスがけっこうあったかな。

□[購入本] 17冊

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2000.07.29 (土)

□[bk1購入本] 『オブジェクト指向スクリプト言語Ruby』 (アスキー ,\4,000+税)

 井辻朱美『夢の仕掛け』(NTT出版) は、版元品切れだそうです。

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2000.07.30 (日)

◆[nbs] 新刊書店とネット書店

久々にリアル新刊書店に行きました。でも私の欲しい本は置いてないのよね。『パヴァーヌ』とか。

bk1】のホラーの棚がまたまた更新されてます。
怖いのが苦手なユーザー(もしやそれは、ワタクシのこと?)のための、ジェントル・ゴースト・ストーリーの棚ができてて、高瀬美恵『ALUMA』(ぶんか社)が紹介されます。まだ買えるのかぁ。

『ALUMA』は、おすすめです。こちらに私の感想がありますが、ほとんど「橋本、Love!」としか言っていないので、bk1の書評に投稿するのは無理ですなぁ。病んだ少女たちが「呪われた」歌に取込まれていく話でもあるので、谷山由紀『天夢航海』が面白かった人には面白いんじゃないかと思われます。

『パヴァーヌ』は、まだbk1じゃ買えないのだ。どこで買おうか考え中。送料無料の間はbk1で買うのが一番なんだけど。

そのうちネット書店の比較検討などをやらなくちゃなぁと思ってます。送料、手数料、検索機能などなどをまとめた表が欲しいのだ。(どこかの雑誌でもやっていたのだけれど、図書館で見たので雑誌名がわからない。どのみちオープン前だったbk1は入っていないし。)

■大原まり子『ミーカはミーカ トラブル・メーカー』

大原まり子『ミーカはミーカ トラブル・メーカー』(集英社文庫コバルトシリーズ)読了。
トラブル始末屋の大柄美女ミーカとその弟のデジタル健が、超能力少女を助けたりするオハナシ。
うーん、キャラクター設定とかが、前田珠子の『トラブル・コンビネーション』とあんまり変わらないんですよねぇ。キャラで読ませる力は前田珠子のほうがずっと上だと思う。1985年の本なので、挿し絵も古っぽいし。

□[購入本] 『小説すばる 8月号』

■『小説すばる 8月号』

ホラーと幻想特集号で、綾辻行人、岩井志麻子、倉阪鬼一郎、小林恭二、今邑彩、乙一などなどが載っているので購入。
一番の目的の岩井志麻子「花の中の蜜の中の刺」はロング・ホラー・エッセイと銘打ってあるけれど、ホラーのようなミステリーのような作中作が入っていて、なかなか面白かったです。倉阪鬼一郎「匣」は、幻想小説……なんだろうなぁ。ワタクシ好みの作品でした。乙一はショートショート3本とコラム。ショートショートも悪くないけど、コラムのほうが面白かった。

酒見賢一「マンガたたき台」は、バックナンバーを探したくなるほど面白い。この号で一番面白いのは、コレかも。小説じゃなくて、マンガ評論のようなものですが。

ところで、藤木稟「菊理姫」って、なんかのパロディですか? パロディじゃないとしたら(以下略)、いや、パロディだとしても(以下略)。

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2000.07.31 (月)

◆[diary] カーテンを洗濯

気合を入れてカーテンなど洗濯してみました。今回はレースのカーテンだけでなく、厚手のカーテンも洗いましたです。レースのカーテンは洗濯機にほうり込んだけど、厚手のものはバスタブで洗剤液に浸して、足で踏むという原始的洗濯法で洗いましたです。ぞっとするほど汚れてました。あとは脱水にかけて、外で干して完了。
縮んだりしわになったりしないかと心配したのですが、全然オッケーでした。こんなことなら、もっと前に洗うんだったね。

明日は寝室のカーテンを洗う予定。

■瀬尾七重『迷路の森の盗賊』

瀬尾七重『迷路の森の盗賊』(旺文社)読了。(読み終わったのは、ずいぶんと前)

夢を抱いて町に出る途中盗賊「緑のシャッポ」というに金を奪われた若者「花つくり」。10年後、自分も盗賊一味に身を落とした花つくりの前に現われた「緑のシャッポ」は、荒れ地を花畑に変えようとしていた。

なかなか含蓄のあるオハナシであります。小学校の教科書だったら巻末に「なぜ「緑のシャッポ」は荒れ地を花畑に変えようとしていたのでしょうか?」とか「花つくりはそれからどうなったと思いますか?」などどいう質問がくっついていそうであります。

■マクラクラン『明日のまほうつかい』

マクラクラン『明日のまほうつかい』(福武書店)読了。(読み終わったのは、ずいぶんと前)

「明日のまほうつかい」と見習いのマードックが人々のいろいろな願いを叶えるオハナシ。結末が一ひねりしてあるところがミソ。美人すぎて誰も容姿以外のことを見てくれないといって粘土の鼻をくっつけて暮らす娘の話や、完璧なバイオリン造りを目指す男の話(ダンナに読ませたいっ!(笑))が面白かったです。最終話はしみじみ。

■加門七海『黄金結界』

加門七海『黄金結界』(河出書房新社,\1700+税)読了。(読み終わったのは、ちょっと前)

『平将門魔法陣』『大江戸魔法陣』『東京魔法陣』の系列の歴史紀行(?)物。今回、加門七海が挑むのは山梨の埋蔵金伝説。武田の隠し財宝を超える莫大な埋蔵金の在処と仕掛けられた”呪術”を求めて、山に入り、文献をひっくり返し、地図をにらんで”魔法陣”の謎を解き明かす。
甲州埋蔵金伝説をめぐって出てくるは、渡来人に申楽師、謎の専業集団・金山衆、桃太郎伝説、安部清明に蘆屋道満に立川流――の「オールスターキャスト」。

あまりに物凄くて内容が全部はアタマに入りきらなかったので、再読してみたいと思ってます。
地図を用意して、筆者の試行錯誤の後をたどってみるのが一番楽しめる読み方ではないかと思います。

購入ガイド
・加門 七海『黄金結界 甲州埋蔵金の呪いに挑む』 (河出書房新社 ,1999.12,\1,700+税)
 ISBN4-309-22357-5【amazon】 【bk1(01709850)

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