更新日: 2005/12/19
2004年 [
01| 02| 03| 04| 05| 06| 07| 08| 09| 10| 11| 12]
1997年〜1999年・2000年・2001年・2002年・2003年
2004年1月 ( 上旬 / 中旬 / 下旬 )[前月] [次月] | ||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
[Top]
ようやく形になりましたので公開します。
石堂藍『ファンタジー・ブックガイド』にに掲載されている書籍の書誌情報リストです。
[ファンタジー・ブックガイド 掲載書籍リスト]
とりあえず、メイン項目134作品の書誌情報と既読チェックリストです。
チェックリストはこんな感じ。アンケートじゃありません。チェック結果を表示するだけ。
[ファンタジー・ブックガイド チェック用リスト メイン作品一覧]
結果は、こんな感じ。(シリーズ中一冊でも読んでいればチェックを入れてます)
【書評Wiki】
【ただのにっき:2004-01-21 書評Wiki】
【blogmapベースの書評リンク】
Wikiベースにしたのは、ミステリ系書評サイトは自サイトの書評にISBNを記載していない人が多いというのと、特に国産ミステリは版が多くて(ハードカバー、新書、文庫も版元を転々とする)ISBNをプライマリーキーにすると管理しきれないからでしょうね。
SFやライトノベル、技術系の本などは【blogmap】ベースでもやっていけると思う。
書評WikiからもblogmapにリンクはってTrackBackすればいいだけのような気がする。
……ということで、手抜きながらblogmapの書評ページへのリンクを生成するblogmap.rbを書いた。amazon.rbの拡張プラグインになっているので、入れるだけで今まで書いた書評のリンクすべてにblogmapへのリンクが追加される。
ただのにっき: 2004-01-21 書評Wiki
これは、nDiaryのフィルタでもすぐ実現できそう。あとで付け加えよう。
【ZABON:Jan.21,2004】
【布ナプキンなどの話題】
生理用品の話です。読みたくない人は飛ばしてください。
私はプライベートなことはWeb上に載せたくないと思うほうなので、生理痛の話もPMS(なんだかわからん人はググれ。)の話も書かないけれど、これは非常に有用な商品情報だと思う。【ヒラマド】さんに感謝。
この間から【ざぼんの本のめも】に出てくる「ホルダー」って何だろうと気になっていたのだけれど、疑問氷解。
「ムレない、カブれない」というのは理解できるけど、痛み軽減というのはどういうことなんだろうと思っていたんだけど、「冷えない」+「可愛くて使い心地が良いので精神的に楽になる」からじゃないかと想像します。ホルモン系のことは、メンタルな影響がとても大きいから。(症状の日記をつけるだけで、PMSが改善される人だっているのだ)
続報を期待してます。
面白そう。使ってみたい気もするね。
[Top]
ネット書店へのリンク用フィルタ(bookstore.rbの改造版)を書き換えて、【blogmap】の個別画面へのリンクもつけるようにしました。あると確かに便利そう。
ついでに手動でTrackBackを送るためのフォームも作って(参考:http://d.hatena.ne.jp/keyword/TrackBack?kid=2269#p5)、【blogmap】に送ってみたら、ものの見事に文字化けしました。あうあう。ココログに送ったときには大丈夫だったのに……。
ishinaoさんに調べてもらったら、どうやら【blogmap】側の不具合だった模様。
では、今度は山尾悠子『ラピスラズリ』でもう一度トライしてみます。
成功!
でもこれ、いつも手動でやるのは辛いな。
なんとか送信フォーム作成だけでも自動化できないものかしら。
送信フォームソース
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
<script type="text/javascript">
function func(){
document.tbform.action=document.TBurl.tburl.value;
}
</script>
<title>手動TrackBack送信フォーム</title>
</head>
<body>
<h1>手動TrackBack送信フォーム</h1>
<noscript>
このフォームはjavascriptをオンにしないと動作しません。<br>
JavaScriptがOFFです。</p>
</noscript>
<form name="TBurl">
相手の記事のtrackback用url
<input type="reset" value="消去"><br>
<input name="tburl" type="text" value="" size="100" onchange="func()">
<font color="red">*</font>
</form>
<form action=""
method="POST" enctype="application/x-www-form-urlencoded"
name="tbform">
<strong>Alisato's 本買い日誌の記事</strong>
<input type="reset" value="消去"><br>
<br>
記事のタイトル <br>
<input type="text" name="title" value="" size="100"><br>
記事のURL <br>
<input type="text" name="url" value="" size="100"><br>
記事の内容 <br>
<textarea name="excerpt" rows=3 cols=60></textarea><br>
<input type="hidden" name="blog_name" value="Alisato's 本買い日誌">
<input type="hidden" name="charset" value="Shift_JIS">
<input type="submit" value="TrackBack">
</form>
</body>
</html>
【nDiary用なんちゃってRSSプラグイン】を使ってみた。
まだ、RSSリーダーをインストールしていないので、自分では読めないのだが。
これのテンプレートを変えれば、TrackBackの送信フォーム作成もできるのではないか?
blogmapのTrackBack用URLをよくみたら「http://bm.ishinao.net/?q=ISBNナンバー」だった。
私は本の感想トピックにはISBNを含めているので、RSSを改造して送信用フォームを自動生成するのも簡単なはず。
図書館(といっても分室だけど)へいって、雑誌のリクエストをする。
海原 零『銀盤カレイドスコープ Vol.3』(集英社 スーパーダッシュ文庫,2004年1月,590円+税, ISBN4-08-630167-9)読了。
五輪と世界選手権での実績をひっさげ、いまや米国で活躍する毒舌美少女フィギュアスケーター・桜野タズサは、理由あって、期間限定でペア・スケートに転向することになる。
パートナーとなるのはハンサム坊やのオスカー・ブラックパール。
「私に不可能はない」と豪語するタズサだが、さすがの彼女もペア・スケートとなると勝手が違う。いつもの高飛車な言動も災いし、早くもペア解消の危機に……!?
毒舌美少女フィギュアスケーター・桜野タズサ再び登場! 『銀盤カレイドスコープ』[→感想]の続編。
今回のタズサは、かなり可愛い。前回の出来事で(人知れず)精神的に成長したせいか、外見の高飛車さとへらず口は相変わらずだけれど、他人を思い遣る余裕はでてきたみたい。
相手役のオスカー君もなかなかステキだ。私は「オスカー」の名に非常にこだわりがあるので(守護聖さまじゃなくて、オスカー・ライザーのファン)、主要登場人物紹介の項目でのけぞり「よりによって相手役の名前が”オスカー”かよ。変な奴だったら承知しないぞ」と思ったものですが、これなら合格。
ストーリーは前回同様、ぐいぐい読ませます。でも一番印象に残ったのは、オスカーとのスケートシーンじゃなくてリア・ガーネットちゃんとのお食事シーンなんだけどね。舞い上がっているタズサが良かった。
読むのなら、『銀盤カレイドスコープvol.1』『vol.2』からどうぞ。
ところで、「とある推進委員会」って、やっぱり……あそこでしょうね。
購入ガイド
・『銀盤カレイドスコープ Vol.1』
(集英社スーパーダッシュ文庫,2003年6月,571円+税, ISBN4-08-630132-6)
【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】
・『銀盤カレイドスコープ Vol.2』
(集英社スーパーダッシュ文庫,2003年6月,571円+税, ISBN4-08-630133-4)
【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】
・『銀盤カレイドスコープ Vol.3』
(集英社スーパーダッシュ文庫,2004年1月,590円+税, ISBN4-08-630167-9)
ISBN4-08-630167-9 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】
【bk1(02403155)】
[Top]
【トラックバックって何ですか? : はじめてのウェブログ】
【3分でわかるトラックバック :はじめてのウェブログ】
【ishinao.net/mylog - TrackBack】
TrackBackはリファラ(tDiaryの本日のリンク元等)に似ているけれど、むしろ、記事に投稿用のフォームなしの言及者専用掲示板がくっついているようなイメージ。
表示項目は、記事のタイトル、アンカーまで含めたURL、言及者のサイト名、記事の内容で、投稿(送信)用のフォームは(基本的には)言及する側が用意するわけですね。
TrackBack投稿(送信)用のフォームのソースは、以下のような感じになります。
(参考:【トラックバック技術仕様書】)
<html>
<head>
<meta http-equiv="Content-type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
<title>TrackBack Send</title>
</head>
<body>
<form name="tbform" action="TrackBack用URL"
method="POST" enctype="application/x-www-form-urlencoded">
<input type="text" name="title" value="言及した記事のタイトル"><br>
<input type="text" name="url" value="言及した記事のURL" ><br>
<input type="text" name="excerpt" value="言及した記事の内容" ><br>
<input type="text" name="blog_name" value="言及したサイト名" >
<input type="hidden" name="charset" value="Shift_JIS">
<input type="submit" value="TrackBack">
</form>
</body>
MTやココログといったBlogツールには、記事を登録する画面にTrackBack送信用のフォームが用意されています。
そういう機能がついているツールを使っていない人は、【TrackBack代行送信サービスPingProxy】などに必要事項を自分で入力して、TrackBackを送ることができます。
でも、TrackBack送信用のフォームにいちいち必要事項を入力していくのは面倒くさいです。
せっかく日記トピックを抽出できる【nDiary】というツールを使っているんだから、TrackBack送信用のフォームを自動生成できないものか、というわけで、nDiaryのプラグインを使う方法を考えてみました。
【nDiary用なんちゃってRSSプラグイン】を改造して、
TrackBack送信フォームを生成するプラグインを作ってみました。
(2004/01/25 少し変更しました)
こんな感じのhtmlソースを出力します。
[手動TrackBack送信フォーム(送信ボタンはダミー)]
送信先urlにTrackBack先URLを入力して、送信ボタンを押すとTrackBackを送信します。一応キャンセルもできます。
最新日記用テンプレートに以下のような感じで指定すると、tb.htmlを出力します。
<!--plug=ali_trackback?file=tb.html?template=tb_template.txt?base=http://www.hoge.com/diary/-->
ご利用になる場合は自己責任で、充分に注意して使用してください。
(私はテスト中にうっかりまだ書いていないトピックのTrackBackを送信しちゃって焦った)
TrackBackのテスト用に、ココログに[TrackBack練習用エントリ]というのを作りましたので、よろしければご利用ください。
でも大量送信は禁止。
加地 尚武『福音の少年 錬金術師の息子』(ぺんぎん書房 ,2004.1,\1500+税, ISBN4-901978-16-0)読了。
あるアニメの二次創作作品としてパソコン通信ニフティにアップされ、のべ30万人が読んだという小説のオリジナル設定改定版。
1899年の「来訪」によって日常的に『魔法』が使えようになった世界。
御厨恵は、錬金術師の父と魔女の母をもつ平凡な中学生だった。だが、父・象山が作ったホムンクルスのアナと上級魔法使いの少女・大場エリカが同居することになったときから、恵の平和な日常は崩れ、世界の存亡を左右する大事件に巻きこまれていく……。
元ネタとなる作品が何かは知っていたが、二次創作作品としてのWeb小説を読んだことがなく、なるべくオリジナル作品だと思って読むようにした。
すばらしく面白かった。『デュアル〜ぱられルンルン物語』【公式サイト】+古橋秀之『タツモリ家の食卓』の錬金術風味といった感じ。
ファンキーな錬金術師オヤジの御厨象山のキャラクターが最高です。悪魔を撃退(?)する象山、かっちょええ。柿崎博士が大変身しちゃうのも分かる気が。
「妻という名の魔女たち」による呪い合戦には大笑い。そうか、井戸端会議には、そういう意味があったのか。
総じて登場人物の心情に説得力がありますね。御厨象山に対する象山の妻の心情(「なんでこんな人と結婚しちゃったんだろう」と思った後で「あなたがいてよかった」と思いなおしたり)とか、柿崎博士の心情とか、裸のホムンクルスちゃんを見ては悶々とし同居することになった美少女を見ては悶々とする主人公の少年(思春期だねぇ)とか。
1500円と普通のライトノベル文庫本に比べると高いですけど、文庫3冊以上の価値はあります。
続編の構想もあるようなので楽しみです。
それにしても、世に出ぬ実力のある書き手っているんですねぇ。
購入ガイド
ISBN4-901978-16-0 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】
【bk1(02393062)】
[Top]
ペットのぬいぐるみを製作販売しているお店です。扱っているぬいぐるみは、犬、ハムスター、うさぎなど。かなりリアルですっごく可愛い!!
私はコーギーのぬいぐるみに萌え萌えなんですけど……。9千円かぁ……。ううっ。
でも日記生成って、時々トピック位置書き直して再UPしたりするよね、そういう時はどうなんだろう、さっきの(以前の)TrackBackのURLはチャイ、これに付け替えてって信号も出せるのか?
送ったTrackBackは送り手からは取り消せません。受け手側が削除するしかない。新しいURLで再度TrackBackを送信することは可能だけど、受け手側にしてみれば、それ以前のTrackBack書きこみはゴミと化すわけで、迷惑でしょ。
URLをコロコロ変えたり削除したりするようなら、そもそもTrackBackを送るべきではないのでは。
TrackBackというのは、ある記事に言及している他サイトの記事にアクセスしやすくするための仕組みだと私は考えているので、言及元記事に飛べない(リンク先が消失した)TrackBack記事なんてのは、TrackBackSPAM以上のゴミだと思います。
(といいつつ、実はテスト中に間違ったアンカーをつけたTrackBackをblogmapに送ってしまったのだ。で、あわてて日記側にそのアンカーを設置したのだ。)
だから、自動的にTrackBackを送るのはとても危険だと思います。
私が作成したTrackBack送信フォームが、しつこいくらいに確認ができるようになっているのは、うっかりゴミと見なされるようなTrackBackを送らないため。
それから、購入記録しか書いていない記事がblogmapにTrackBackされるのは閲覧者としては嬉しくないので(読みたいのは購入記録じゃないくて感想だ!)、ISBNを書くと自動的にblogmapにTrackBackされるような機能はちょっと……。
TrackBackの「お作法」については、既にいくつかの問題点が挙がっていたはず。
リンク集があるので、それを見るとだいたいのことは分かります。
【羊堂本舗 ちょき - TrackBackに関する議論】
【著者以外が送るTrackBackについて】
【StarChartWiki - 著者以外が送るTrackBack】
【StarChartWiki - TrackBack】
【StarChartWiki - 一方的なトラックバック】
【トラックバックの有効な使い方を考える : ウェブログ@ことのは】
上記リンク集を見ると、TrackBackを使うときの考え方もいろいろですが、私の考えに一番近いのは以下の記事でした。
【six olq: 新しい文化「Trackback」を使うときの心構え】
というわけで、なるべくTrackBack先の記事の閲覧者にとって無用であると思う記事のTrackBackは送らないようにしようと思いました。
……さて、問題です。私は、six olq の記事にTrackBackを送るべきでしょうか?
あちらにとってウチは未知のサイトなんだから、得るものがないわけではないですよね。というわけで、TrackBackを送ります。
掲示板で、jounoさんから
bookmarkletでポップアップする窓の形でフォームを作ってしまえばいいのでは。
win= open();win.document.write("....");見たいな感じで。
というコメントをいただいたんですが、私の環境だとBookmarkletがうまく動かないのです。(ノートンのスクリプト遮断&ブラウザのセキュリティ設定をガチガチに固めてあるため)便利そうですけどね、Bookmarklet。
【Googleで「TrackBack送信 bookmarklet」を検索】
結構いろいろ出てくるみたいです。
[Top]
【cake@小説 】1月20日付け日記で、コバルトの賞の選考委員に花村萬月が参加することを知る。
「コバルト大賞」が「リニューアル」というので、「ええっ?」と思ったんだけど、【花村萬月 公式ホームページ】1月19日付けによると、リニューアルされるのは短編小説新人賞のほうらしい。
「受賞作の数が揃えば文庫本になる可能性がある」というから、昔でていた『ベスト・ショートショート』や『コバルト・ノベル大賞 入選作品集』(→一覧)のように、受賞作を集めたアンソロジーを出すつもりなのだろう。
短篇小説新人賞は文字通り原稿用紙30枚程度の短編の賞で、雑誌『Cobalt』創刊時からある。入選作は『Cobalt』本誌に掲載されるだけで、本になることはなかった。いままではコバルト出身の倉本由布と日向章一郎が選考委員を務めていた。
ちなみに正確には「コバルト大賞」というのはなくて、100枚程度の中篇の賞が「コバルト・ノベル大賞」(現在は「ノベル大賞」)、350枚までの長編の賞が「ロマン大賞」である。
花村氏は新コンテンツまで用意して、やる気満々の様子。市東亮子と組んで『竜胆 道玄坂探偵事務所』【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】を出しているくらいだから、もともと少女漫画/少女小説に興味のある人なのかもしれない。
ちなみに阿部和重はケータイから応募できるポエムの賞「コバルト プチポエム賞」の選考委員と、スーパーダッシュ小説新人賞の選考委員をやっている。
【第1回スーパーダッシュ小説新人賞】
【第2回スーパーダッシュ小説新人賞】
【第3回スーパーダッシュ小説新人賞】
【第4回スーパーダッシュ小説新人賞募集中】
雑誌媒体がないからなんだろうけど、ネット上に情報があるのはありがたい。
それにしても、この応募要綱概要の「その他」欄の詳細なこと! よっぽど下読みさん泣かせの原稿が来るんでしょう。でも私も久美沙織『新人賞の獲り方おしえます』【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】を読むまで、「右上を綴じる」ってどうやるのかわかんなかったから、これくらい詳しくてちょうどいいのかな。
赤木かん子本の探偵コラムが掲載されてます。
割りとポピュラーな作品が質問に挙がっているので、児童文学に詳しい人は質問をみてクイズのつもりで答えられそう。私は翻訳物はだいたい分かるけど、日本のものは分からないなぁ。
『ニュースの索引』【→公式サイトの情報】
主要新聞(朝日・毎日・読売・日経・産経・東京)と、専門誌の日経産業・日経流通、日刊工業新聞に掲載された出版に関する記事をそのまま収録した切り抜き情報誌
出版科学研究所って何? と思ったら、全国出版協会の実践機関だそうで。(なんとなく胡散臭い名前だと思ってしまった。すまん。)
『出版月報』【→公式サイトの情報】
『出版指標・年報』【→公式サイトの情報】
なんてのもあります。こういうの見れば、ティーンズ向け文庫の出版部数や動向もわかるかな。
県立図書館なら持っていそうですね。
えーと、埼玉だと【県立熊谷図書館】が持っているんだけど、熊谷だったら東京に出るほうが楽なんだよなぁ。
東京都立図書館だと有栖川宮記念公園の中の【都立中央図書館】に所蔵されているみたい。
東京でまとめて調べて複写、じっくり読みたいなら埼玉で実物をリクエストというのが一番楽か。
【書籍関連ランキング&一覧表】
【書籍ベストセラー調査リンク集】
※リンクをいくつか追加 2004/01/28
文庫ランキングのあるサイト。
課題
以下を比較
紀伊国屋文庫小説年間
bk1文庫年間
BOOKS昭和堂2003ランキング
以下を比較
紀伊国屋文庫週間
Yahoo!文庫週間
bk1文庫週間
ライトノベル系のランキングは一般書と比べてどうか?
三者に違いはあるか?
以下を比較
紀伊国屋文庫週間
BOOKS昭和堂いまこれが売れてますリスト
BOOK-ACE週間ランキング
八重洲ブックセンター 5階ベストセラー
三省堂文庫ベスト
リアル書店の客層による違いはあるか?
[Top]
何人かの方から、【総務庁の人口推計】の【平成14年10月1日現在推計人口】を教えていただきました。
私の欲しているものにすごく近いんですが、「惜しいっ!」という感じです。
これで、年齢じゃなくて、西暦の生年が載っていたら完璧なのに。
ところどころに「n歳 昭和x年生」という注釈が入っているので、それを参考に【統計表】から図を作ってみようと思います。
【bk1】のマーケティングディレクターをやっている方のblogです。【こどなの読み物】のリファラで発見。
bk1ランキングのRSS配信はこの方のプロデュースだったらしいです。
どうやら【bk1】も、ようやく変る気になってきたらしい。
で、【bk1.jp】が提携IDとTrackBackに対応するらしいです。対応されたら、新しい本の書誌情報はbk1.jpに張り替えよう。期待してます。
ところで、【bk1.jp】のトップって参照された数のランキングだから、アダルトなのも上に来ちゃうんですよね。あれ、どうにかならんかなと思います。パラメータつけて、フィルタかけられないかな。
MTでbk1の書誌情報を表示するプラグイン(mt-bk1.pl)の情報もあるようです。
2003年度ノベル大賞
「2002年度ノベル大賞最終選考発表!!」(『Cobalt』2003年12月号 pp.312-321)
入選 :小池雪『夢で遭いましょう』(『Cobalt』2003年12月号掲載)
佳作 :菊池瞳『トライアル』
読者大賞:沖原朋美『桜の下の人魚姫』
最終予選通過作品:
選考委員:井沢元彦、大岡玲、瀬名秀明、田中雅美、眉村卓
応募作品数:1307編
受賞者著書一覧:
【Yahoo!Booksで著者名「小池雪」を検索】
【Yahoo!Booksで著者名「菊池瞳」を検索】
【Yahoo!Booksで著者名「沖原朋美」を検索】
『Cobalt』は、「日本一の投稿雑誌をめざ」すことにしたようで、以前にもまして選評が丁寧な気がする。
投稿雑誌になれば、投稿した人は買うだろうから、それで部数を稼ぎつつ力のある人を拾っていて欲しい。
読者大賞の沖原朋美に注目。古風な少女小説らしいが、今はそういう作風のほうが珍しいからね。
入選の小池雪の作品は電撃系orファウスト系という感じ。テンポのいい文体は悪くないと思う。話は意味わからんが。
(でも竹内志麻子の大昔の投稿作もこんな感じだったので、そのうち大化けするかもしれん。)
[Top]
【まいじゃー推進委員会】1/14に出ていたリストが興味深かったので、調べてみることにしました。
比較する書店とデータのURLは、[2004/01/26 書籍ランキング]を参照
ざっと眺めて分かったことは、
年末年始は文庫発売日がずれるので、三ヶ月ぐらい様子をみないと、はっきりした傾向はわからないんですが。
【bk1文庫ランキング】と【紀伊国屋 文庫本週間ベストセラー】の集計期間が同じなので、この二つのランキングを追っていけばよさそうです。
【Yahoo!ニュース-ランキング】は、発表が1週遅れの上に集計期間が他の書店とずれているので、比較からは外します。
もう1店加えるとしたら【BOOK-ACE 週間ランキング】でしょうか。レンタルビデオも扱っている書店なので、紀伊国屋とbk1の中間ぐらいの結果が出そうだと予測しています。
面白いのでBlogのネタにすることにしました。
[こどなの読み物:文庫ranking 2004年01月19〜]
文庫ベストセラーリストは『出版年鑑』などでも年間10位ぐらいまでしか出ませんから、データを残しておけば、貴重な資料になるんじゃないでしょうか。
[Top]
お気に入りのハヤカワFT文庫を10作品まで投票できるアンケート。
私が票をいれた作品は以下の通り。
FT001「妖女サイベルの呼び声」 パトリシア・A・マキリップ(79)
FT045「闇の公子」 タニス・リー(82)
FT062《ウィラン・サーガ》3巻 パトリシア・ライトソン(84)
FT096「タマスターラー」 タニス・リー(87)
FT113「黒龍とお茶を」 R・A・マカヴォイ(88)
FT141《ダールワス・サーガ》3巻 バーバラ・ハンブリー(90-91)
FT188《ナズュレットの書》2巻 R・A・マカヴォイ(93-94)
FT203「黎明の王白昼の女王」 イアン・マクドナルド(95)
FT229「ミッドナイト・ブルー」 ナンシー・A・コリンズ(97)
FT308「鳥姫伝」 バリー・ヒューガート(02)
もう少し悩むかなと思っていましたが、好きな作品を選んでいったら、きっちり10作品になりました。
「鳥姫伝」より「霊玉伝」の方がよかったかなぁ。好きなのは「霊玉伝」なんだけど、インパクトでは「鳥姫伝」のが上だしねぇ。
岩井志麻子『女学校』(マガジンハウス ,2003年2月,1400円+税, ISBN4-8387-1423-8)読了。
レェスのカァテンが揺れる居間で、ふたりの人妻が女学校の思い出を語り合う。
「わたし、怖い話しかできそうにないんです」
「たとえば?」
「これは、偽りのもの」
小さく金の指輪を光らせながら、ひとりが紅茶茶碗をそっと持ち上げてみせる。
優雅な午後のお茶の席での甘美な意地悪の棘を含んだ会話に思えたものが、実は……。繰り返される暗転に物語は迷宮と化す。
お嬢様が集う女学校での物語ではなく、思い出の中の女学校の物語です。皆川博子を意識しているんだろうけど、多分これは岩井志麻子にしか書けない幻想小説。
菫の砂糖漬けと薔薇のジャムのシーンは、たいへん官能的でございますよ。
「マリみて」に萌えてる殿方たちに、この作品や皆川博子『柘榴』【e-novels】を読ませて差し上げたい気がしますわね。
もっと少女趣味な装丁にすればよかったのにと思うのですが、それじゃ意地悪が過ぎるかしら。
購入ガイド
ISBN4-8387-1423-8 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】
【bk1(02288039)】
オトフリート=プロイスラー/作 中村浩三/訳 『クラバート』(偕成社 現代の翻訳文学,1986年,1600円+税, ISBN4-03-726110-3)読了。
村から村へと渡り歩いていた貧しい少年クラバートは、不思議な夢に導かれ、荒地にある水車場の見習いとなる。水車場には彼のほかに11人の弟子がおり、クラバーとは12人目の弟子として親方から魔法を習うが、やがて、毎年繰り返される奇妙な出来事に疑問をいだくようになる……。
クラバートと彼を助ける娘のエピソードは、クラバートとトンダ、あるいはクラバートとユーローとのエピソードよりも弱い気がします。『ファンタジー・ブックガイド』にもある通り、「 妹〈いも〉の力」を感じさせるクライマックスではあるのですが、娘の心情がいまひとつ実感できないので、なんとなく落ちつかないです。まだ恋愛未満という気がするのに、そんなお嬢さんに命かけさせちゃっていいのか、とか、「夢で会っていました」っていっても、その夢は誰が見させたんだろう、魔法の力じゃないの? ――という疑念が浮かんできてしまって。
これがクラバートの母親だったら納得したかも。あるいは、もう少し二人の恋を丁寧に描いてくれていたなら。
水車場での生活はとても面白い。特に毎年の復活祭前夜の儀式の場面が素晴らしい。
あるいは、クラバートがトンダから受けた親切を、そのままローボシュに繰り返すところとか。その親切はトンダが、かつて誰か――おそらくは塚に眠っている誰か――から受けた親切の繰り返しなのかもしれません。
そういう悲しい繰り返しを、ついにクラバートが絶ち切ったわけですね。
購入ガイド
ISBN4-03-726110-3【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】
【bk1(00028506)】
偕成社文庫版
・『クラバート 上』(偕成社文庫 ,1985.6,\700+税, ISBN4-03-850590-1)
ISBN4-03-850590-1 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】
【bk1(00360122)】
・『クラバート 下』(偕成社文庫 ,1985.6,\700+税, ISBN4-03-850600-2)
ISBN4-03-850600-2 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】
【bk1(00360123)】
上橋 菜穂子作/白井 弓子画『狐笛のかなた』(理論社 ,2003.11,\1500+税, ISBN4-652-07734-3)読了。
人の心の声を聞く才を持ち、〈取上げ女〉の老婆とともに里はずれに住む少女・小夜は、使い魔として生きる霊狐・野火を助け、森陰の屋敷に幽閉されている少年・小春丸と出会う。
数年が経ち、彼らは、隣り合うふたつの国の、過去の因縁と呪いの渦に巻きこまれていく……。
時代も場所も特定はされないけれど、日本を舞台にしたファンタジー。なんなく黒澤映画を思い起こしました。相変わらずの骨太の物語。
初恋の物語になりそうでならず、三角関係の物語になりそうでならないのが、上橋菜穂子だなぁと思います。
個人的にはもう少し恋愛要素が入ったほうが嬉しい。『クラバート』もそうなんだけど、恋未満からいきなり生死をかけた魂の賭けに飛んでしまうんですよね。
でもまあ、ああいう状況であれば、のんびり恋愛などしてる暇はないのかもしれない。
購入ガイド
ISBN4-652-07734-3 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】
【bk1(02383585)】
今野緒雪『マリア様がみてる バラエティギフト』(集英社 コバルト文庫,2004年1月,419円+税, ISBN4-08-600360-0)読了。
元黄薔薇さまから贈られたクッキー詰め合わせ(バラエティギフト)を巡る山百合会での騒動を枠にして、リリアン学園のクリスマス、バレンタイン、入試と入学式を振りかえる短編集。
「マリみて」もう飽きたとばかりに、購入してからしばらく放っておいたのですが、読んでみたら面白かった。やっぱり先代の薔薇さまたちが出てきたほうが楽しいな。
特によかったのは、新キャラ登場の「ショコラとポートレート」。アニメ化以来、美人度があがって人気急上昇中の蔦子さんと中等部の笙子さんのお話。笙子さんは再登場希望。蔦子さんと姉妹になれるといいですねぇ。
元黄薔薇さまの江利子さんの恋の顛末も、きっとそのうち読めるんでしょうね。
購入ガイド
ISBN4-08-600360-0 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】
【bk1(02397068)】
リクエストしていた『みんなの図書館』が届く。ただ、館外貸出し不可の資料だそうで、館内で閲覧してくださいとのこと。館内にコピー機がないため、コピーも不可。
しかたないので、必要なところだけ、メモしてきました。
カレン・ローガン/著 佐光紀子/訳 『天使は清しき家に舞い降りる』(集英社 ,1998年3月,1600円+税, ISBN4-08-773281-9)読了。
借りてきました。重曹やお酢で作る洗剤レシピのバイブルといもいう本。
今は日本の実情にあった類似の本(『ナチュラル・クリーニング』【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】等)が出ているので、これを読むより、そっちを読んだほうが言いと思う。
【地球に優しいお掃除のページ】でも基本的なレシピは知ることができる。
重曹と薄めたお酢は、すでに我が家の掃除常備品。今度は、ハッカ油で香りを付けるというのを、やってみたい。
炭酸水の窓磨きも試してみたい。
[Top]
図書館で『みんなの図書館』のYA特集の掲載されているバックナンバーを調べてきたので、興味深い記事をいくつか抜粋して紹介します。
まず、『みんなの図書館 1988年6月号』の「特集ヤングアダルトってなに?」から。
特集タイトルでもわかるとおり、1988年の段階では図書館ですら「ヤングアダルト」が何なのか分からなかったのですよ。
巻頭で赤木幹子が書いています。
私なんてさ、まーだいたい四十歳くらいから下の人たちが浸ってる”文化”をさして、そーゆー状態を描いているブンガクを、ヤングアダルトブックって呼んでるくらいだもんね。
たとえば、今の、オトナになりきれない三十代とか四十代が浸ってる文化ね。
(中略)
ホントはもっと別の名前の方がいいんだろーなと思うけど(だって 中・高生〈ヤングアダルト〉ってまぎらわしいじゃん!)どうしても思いつかないの。誰か考えられる日とがいたら考えてください。
(中略)
赤木幹子「よーするにヤングアダルトってさー…」(『みんなの図書館』1988年6月号 pp.4 )
赤木かん子の「ヤングアダルト」の定義については、以前話題になったことがあって(「掲示板への書き込み:赤木かん子とYAとAC」)、【ヒラマド】さんが、「YAはACじゃない!」と息巻いていたわけですが、日本の図書館界に「ヤングアダルト」という言葉が定着する以前から、赤木かん子は「ヤングアダルト」を「(実年齢がどうあろうと)心が思春期の人」で使っていたのですね。
で、その後「AC」という概念を手に入れたので以後はそちらの用語も使い、「YA≒AC」のような扱いになったようです。
ちなみにこれを書いた1988年には、赤木かん子は(多分)28歳前後、「四十歳くらいから下」といわれているのは、1948年生まれ以降――つまり「団塊の世代」から下の世代のことです。当然、「団塊の世代」も入ります。
で、この定義のあとに図書館での中・高校生向けサービスへの注文が入ります。
まず、今、図書館のヤング・アダルトコーナーについていえば、第一に場所の確保をおねがいします、ってことよね。
だって今、中・高校生っている場所がないんだもん。
赤木幹子「よーするにヤングアダルトってさー…」(『みんなの図書館』1988年6月号 pp.5 )
1988年当時の中・高生は、1970年〜1976年生まれ。いわゆる「団塊ジュニア」の世代です。人数多いので、行く場所がなかったってのもあるんでしょう。
赤木幹子の定義より、もうすこしきっちりしたYAの定義を「ぼくらが期待するYAサービスとは」の中で書いているのが、高校生の山本謙治(自由の森学園図書委員会)。
――僕たちは、YAを「自立した心をもてないで悩んでいる人達」と定義している。(中略)YAという世代は、まだ自力で”何か”をつかんでいない。目の前に無数に枝わかれしている「道」の内どれかを選んで歩いていくということができない。それがYAの本質ではなかろうかと思っている。だとすればYAブックとは何か? それは「案内図」であるべきだと思う。
山本謙治「ぼくらが期待するYAサービスとは YAコーナー訪問記」(『みんなの図書館』1988年6月号 p.21-22)
『みんなの図書館 1994年6月号』の「特集 YAサービスをやろう!」には、「コバルト編集部訪問記」が掲載されています。(p.32-34)
コバルト編集部を訪問して、1994年当時のコバルト文庫の傾向などをインタビューしたもの。要点をあげておきます。
この傾向は10年経った現在でも変っていませんね。
特集では他に半田雄二「ヤングアダルト・サービス私史」(『ヤングアダルトサービス入門』【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】に収録)も掲載されています。
面白いのは、ルビー文庫を受け入れるべきかといった話題も出てくることです。図書館雑誌ではすでに1994年の時点で「やおい」という言葉が普通に使われていたんですね。考えてみれば中・高生文化の最前線(のひとつ)なんだから、当然といえば当然か。
[Top]
2003/10/11と同じコース。
【エル・ヒラソル】のランチは相変わらず美味なのにリーズナブルなお値段だった。
お客さんがいっぱい入っているようで結構なことです。ほんと、もっと近ければなぁ。
[Top]
[Home] [日記目次] [当ページ雛形(nDiary用)・ 原稿]
有里 (Alisato Akemi)