Alisato's 本買い日誌

インスタントストア(TM) ベータ版というのが出来たというので、試してみた。

個人的に有用なので、ハガレンストア(笑)。
【鋼の錬金術師ストア】

ひとりでいくつも作れるといいのに。
ドール系ストアとかコバルト文庫系ストアとかおすすめ本ストアとかいろいろ作りたいよ。
おすすめページを何枚もつくれるとか、検索パラメータを自由に設定できるカテゴリを作るとか出来るといいと思う。

【HP Direct】に注文していたHP Business Desktop dx5150 MT/CT が届きました。

夫がHP Desktop d330 SF/CTからデータを移し終わったら、d330は修理に出して、私のものになる予定。買ったのが2004年4月で標準保証しかつけてないので、修理にいくらぐらいかかるやら。

私が今使っているのはCompaq Evo Desktop D310 STで、OSはWindows 2000 Professional。
CDドライブが不調でトレイがうまく出てこないのですが、それ以外ではほとんど問題ないので、別に取り替えなくてもいいんですけどねぇ。

今年はリフォームのローンが始まって、車検もあったので、財政的には少々苦しい状態。大物買いや外食は控えないと。

中古で買ったのは去年の年末だったんですが、途中で放り出しておりました。
旅行にもっていってやったら面白かったので、そのまま続けて遊んでました。
結構難しくて、リセットしまくり。最後は攻略本をカンニングしましたよ。

今回のなるほど君のライバルは、一作目に登場した狩魔豪の娘で18歳の天才検事・狩魔冥。ムチをぴしぴしいわせるツンデレ娘。御剣検事はどうしたかというとですね……。
途中で「御剣は●●●」とかいわれてウソだーと思っていましたが、案の定……。
最終話は熱かったです。いろんな意味で。かっこよかったっス。
芸能マネージャーの華宮霧緒が美人でリアクションが妙にエロくて好きです。
エンディングのメイが可愛かったです。

1はDS版が出たし、2のDS版も10月に出るというし、4も出るそうなので、また盛り上がるのかも。

公式サイト【逆転裁判２】

購入ガイド

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『逆転裁判２真相解明マニュアル』
（カプコン ,2002年12月,1260円, ISBN4-575-16356-2）
ISBN4-575-16356-2

朝起きたて少し経ったら唇が腫れてアヒル顔になってしまった。
寝ているときに足も攣った（これは涼しかったせいだと思う）し、なにかのバランスが崩れているんだろうな。調べてみたら足の攣りは肝臓が関係しているし、アレルギー関係も肝臓だったかな。
抗ヒスタミン剤とハイチオールＣを飲んだらおさまってきた。副作用で夕方まで爆睡してしまったが。

ネットの知人の日記を読むと、アレルギー持ちの人は体調をくずしているようで（アヒル顔になった人がもう一人いた）、季節の変わり目だからかねという話になった。
頭痛肩こりといった自律神経系は気圧の変化が関係しているようだけれど、アレルギーもなにかあるのかな？

ミッチ・カリン／金原瑞人『タイドランド』（角川書店 Ｔｉｄｅｌａｎｄ． ,2004年11月,1680円, ISBN4-04-791482-7）読了。

映画[→感想]と原作との違いが知りたくて、原作も読んでみました。
結論からいえば、非常に原作に忠実な映画化だったのだと思います。
原作を読んでから映画を見た人から「原作のほうがクールに計算して書いてる感じがするけどどう思いますか」と問われたのですが、クールという点での差はよくわかりませんでした。
なにしろ映画をみたときに「おお、ギリアム映画なのに伏線がしっかり伏線として機能している！」と思っちゃったもので。原作の計算が映画にも反映しているといった感じでしょうか。

一番知りたかった最後のカタストロフは原作にもありました。

以下、原作との違い一覧ですが、ねたばれに関しては頓着しないので、気になる方は、スルーよろしく。

• バスで列車が通るとき、原作のローズは怯える。映画は結構楽しんでる。
• 原作の父親はローズの部屋の電気を消さない。映画では消す。
• 原作の父親は67歳。
• 映画では、火をつけるのを止めるのはローズ。原作では火がつかなかったのであきらめた。
• 原作のローズは明らかに父親が死んでいるのに気づいている。映画では……見えてない感じ。
• 原作ではバービーで、バービーの商品名を呼んでいる。映画ではバービーがバービーでない。「ミスティック」。
• 原作では裸で鹿と出会う。『アリス』を意識。映画にはない。そんなシーン入れたら、力いっぱいヤバいしねぇ……。
• 原作には屋根裏のタンスのシーンはない。あるのは長持ち。
• 「彼女は私を嫌ってないわ」は、映画オリジナル。
• バスのおならのシーンは映画オリジナル。
• 原作ではローズはディキンズの潜水艦のことを全然認めていない。映画ではあっさりそういうルールだと納得して受け入れる。
• 原作の双子（これも『アリス』のモチーフ）は、映画にはない。
• バスを盗んでひっくり返したのはディキンズだと原作を読むとわかる。
• ローズは学校に行っていないことが原作では明言されている。
• ローズは母親に虐待されていたことが原作では明言されている。
• パパの剥製は原作どおり。
• キスばかもおばあちゃんのボーイフレンドも原作どおり。順番はちがうかも。
• デルのお茶会（？）は、映画のほうが豪勢。壁を白く塗りたてるのは映画オリジナル。
• デルのイメージは原作のほうが優しい。
• 原作には「世界の終わり」という言葉は出てこない。
• 銃弾が爆発するシーンは原作にはない。
• 原作ではデルの母親を破壊するシーンはない。
• 原作ではデルはローズの「嫌い」という言葉にショックを受ける。
• 最後の列車事故は原作にもある。映画では銃弾の伏線があるので、犯人がディキンズなのは明らか。
• 原作ではみかんではなくオレンジ。

バス内でののおなら→匂いの言い訳（映画オリジナル）
デルの家の剥製→パパの処理の伏線（映画オリジナル）
掃除をしない→デルがやってきて掃除をする伏線
銃弾を線路で爆発させる→ラストへの伏線（映画オリジナル）

あと、映画ではナルニアのタンスのイメージをはさむことで、ラストの列車事故にナルニアの最終巻のイメージが加わったのではないかと思いました。

とある感想で、ギリアムがドンキホーテにこだわっていると指摘したものがあって、結構重要かなと思いました。

ギリアムがドンキホーテにこだわっているのだとしたら、タイドランドでギリアムの自我がのっているのはローズじゃなくてディキンズでしょう。映画のディキンズは原作よりずっと妄想の中にとらわれ、化物サメを倒すことばかり考えていて、それが結局ローズを「解放」することに繋がるんですから。
ディキンズは、ギリアムが昔から描きつづけているパラドキシカルなヒーローの末裔なのだと思います。やっぱりディキンズ視点で見ると『ブラジル』かも。

あの中で、カンペキにあっちの世界に住んでいるのはディキンズだけですね。デルとローズは生きるために空想で自分を守っている。私としては、それを自ら選んだデルよりも選ぶ余地のなかったローズの境遇に同情しますが。
もっとも映画のローズ役が妙に「達者」（うさぎ屋さんの表現）なので、あまり同情心が沸かなかったりするのですが。

ディキンズの結末については、私は悲劇だとは思いません。ヒーローは旧敵と刺し違えてナンボなんだから、本望だろうと。
デルには悲劇だし、列車に乗っていた人たちにとっても悲劇でしょうが。

ギリアム映画の系列として考えたときに、よくわからないのはデルのポジションですね。ほかにああいうキャラがでてくるギリアム映画ってありましたっけ？『ブラザー・グリム』の女王さま？

「ユング派のターム」で読み解けば、「デルは保護者・支配者としての女性性（母）、ローズは共感・誘惑としての女性性（恋人）」となるそうですが、「ユング派のターム」での読み解きは分かりやすいけど誰がやっても同じような結果になるので、解釈としては面白みに欠けます。うちょっとウロコが落ちるような説が読みたかったり。
デルがグレートマザーだということには異論はないんですが、いいのかそれで本当に？　という気分でもあるのですよ。うーん……。なんか見落としている視点はないかなー。

映画はタイトルこそアリスを意識してますが、あんまりアリスじゃないような気がします。原作のアリスを意識した場面（鹿と双子）をばっさり落としてますから。その分ティーパーティのシーンが入っているともいえるわけですが……。

ディキンズも白の騎士って感じじゃないし。
むしろバロンの時のほうが白の騎士っぽかったと思います。

映画の英語公式版（http://www.tidelandthemovie.com/）のプロダクションノートには 「Alice in Wonderland meets Psycho」とありました。

購入ガイド
ISBN4-04-791482-7　

たいした成果もないまま一日が終わっていくような気がします。

コバルト文庫リストの修正がまだ残っているのですが。とてもしんどい。
データの修正が終わったら、CSVからHTMLを生成するツールでも作ろうかと思います。
メンテがしんどくてなりません。データを整形するのが一番つらい。

【MiChao! 『EDGE』スペシャル対談 前編】
【MiChao! 『EDGE』スペシャル対談 後編】

『EDGE5　ロスト・チルドレン』は9月4日発売！
『EDGE4　檻のない虜囚』の感想(2004/08/09))

【bk1】のギフト券があったので、購入。

岩永 亮太郎『パンプキン・シザーズ 帝国陸軍情報部第３課１』
（講談社 ＫＣデラックス ,2004.6,\550, ISBN4-06-334879-2）
ISBN4-06-334879-2

岩永 亮太郎『パンプキン・シザーズ 帝国陸軍情報部第３課　２』
（講談社 ＫＣデラックス ,2004.7,\550, ISBN4-06-334889-X）
4-06-334889-X

岩永 亮太郎『パンプキン・シザーズ 帝国陸軍情報部第３課　３』
（講談社 ＫＣデラックス , 2005.3,\550, ISBN4-06-334977-2）
4-06-334977-2

岩永 亮太郎『パンプキン・シザーズ 帝国陸軍情報部第３課　５』
（講談社 ＫＣデラックス , 2006.6,\550, ISBN4-06-372163-9）
4-06-372163-9

とみなが 貴和原作／緋乃 鹿六漫画『ＥＤＧＥ 黄昏の爆弾魔　１』
（講談社 マガジンＺＫＣ ,2006.8,\560, ISBN4-06-349253-2）
ISBN4-06-349253-2

田中 啓文『ハナシがちがう！ 笑酔亭梅寿謎解噺』
（集英社文庫,2006.8,\560, ISBN4-08-746074-6）
ISBN4-08-746074-6

朝起きたら、ふともものあたりに出てきた感じだったので、レスタミン2錠（おまじないの意味もあるので2錠で効く。くちびるが腫れたときは3錠じゃないとダメだったが）、ハイチオールC、整腸剤を飲む。
かゆみは収まったけど、だめだ、眠いだるい……。
というわけで、1時間半爆睡した後、郵便局へ行って満期預金の預け換えをした。

このサイトを置いてある【パルフェネット】への送金完了。あと1年このサーバーでやっていきます。
パルフェはそこそこCGIなどの機能が使えて、比較的軽いし、なにより安いので気に入ってます。

気温変化が激しいせいなのか、 自律神経にダメージがきた。
お風呂であっためて、体操して、早めに（当方比）寝たので、今日はなんとか持ち直した。天気がいいせいかもしれないけれど。

どうも腕を冷やすとよろしくないようだ。
レッグウォーマーを腕にはめてたら(^_^;)、調子よくなった。

田中 啓文『ハナシがちがう！ 笑酔亭梅寿謎解噺』（集英社文庫,2006.8,\560, ISBN4-08-746074-6）読了。

評判がいいので、文庫になるのを待って読みました。

金髪トサカ頭の不良バンド少年が酒のみの落語家のところに無理やり弟子入りさせられ、やがて落語の魅力に目覚めていくミステリー仕立ての青春人情小説。
おっそろしく真っ当なビルドゥングスロマンで、まさか『蹴りたい田中』やゲロゲログチョグチョな「新鮮なニグ・ジュギペ・グァのソテー。キウイソース 掛け」の作者の作品で感動して泣かされるとは思ってもみませんでしたわよ。不覚。

おすすめです。えーと、第二弾も出てるんですね。

購入ガイド
ISBN4-08-746074-6　

アマゾンのキャンペーン用ギフト券が2000円分あったので、慌てて使った。

浅倉 久志『ぼくがカンガルーに出会ったころ』
（国書刊行会 ,2006.6,\2520, ISBN4-336-04776-6）
ISBN4-336-04776-6

大森 望／豊崎 由美『文学賞メッタ斬り！リターンズ』
（パルコ ,2006.8,\1680, ISBN4-89194-741-1）
ISBN4-89194-741-1

台所の蛇口が妙な音を立てるようになったので、修理を頼んだ。浄水器付き混合栓だから自分じゃ修理できないのだ。

水道屋さんは40分かけてやってきたそうな。
お湯のほうの止水栓がよろしくなかったそうである。
取り替えに15分ぐらいかな。出張してくる時間のが長かったんじゃないか。
修理代4000円、出張費3000円、プラス消費税、合わせて7350円。

どうも腕を冷やすとよろしくないということで、タオルでアームウォーマーというか腕カバーを作った。
長袖を着るのじゃだめなんだよねー。夏場に着られるような長袖じゃ薄すぎて腕が冷える。腕があたたかくなるような布地の長袖じゃ、厚すぎる。

いらなくなったフェイスタオルを半分に切って、切ったところとタオルのヘムを縫い合わせて筒状にして、両端にゴムを通しただけ。ゴム通しは面倒なので、ぶっとい針をつかってゴムを糸がわりにタオルの端をざくざく並縫い。

タオルだからさらっとしているのに暖かくて、なかなか具合がよろしいです。

本当は肩と首筋も暖めたほうがいいので、薄手のバスタオルでマーガレットみたいなのを作るといいのかも……と某所で呟いたら、こういうのがあるよと教えてもらった。
ボレロにもなる綿マフラー。

【ボレロマフラーミニョン】

なかなか良さげ。

畠中恵『ぬしさまへ』（新潮社 新潮文庫 ,2005年12月,500円, ISBN4-10-146122-8）読了。

体の弱い大店の若旦那とその守役の妖怪たちの物語。
前作[→感想]はミステリー風味でしたが、今度は人情話のほうに傾いています。だんだん妖怪や若旦那のキャラが立ってきて良い感じになってきました。
一番良かったのは、若旦那の友人で菓子屋の息子なのに不味い菓子しか作れない栄吉が犯人の濡れ衣をきせられる「栄吉の菓子」。最後の切ない考察は、身体が弱くて他人と会うこともままならない若旦那だからこそ出てきたといえましょうね。

すでにシリーズが4冊出ているそうですが、ハードカバーは買えないので、図書館でリクエストしますかね。

購入ガイド
ISBN4-10-146122-8　

大森 望／豊崎 由美『文学賞メッタ斬り！リターンズ』（パルコ ,2006.8,\1680, ISBN4-89194-741-1）読了。

「あのメッタ斬りが帰って来た！」というわけで、大笑いさせてもらった『文学賞メッタ斬り！』[→感想] の続編。

島田雅彦すげー！　の一言につきるような。
だってあのトヨザキ社長の影が薄くなるほどのはっちゃけた発言の数々……。ROUND1だけでもお値段分の価値はあるかと。

今回偉いのは、「索引」がついていることです。「索引」！
作るの大変なんですよ。あれば便利だけれど、すさまじく手間がかかる割に地味で目立たなくて、なくても売上は変わらない（多分）から時間の制約やらなにやらでついていない本が多い。
わざわざ索引をつけるのは,作り手のコダワリというものでしょう。称えましょう。編集さん偉い！

ネットで読んだ部分も多いはずですが、ほとんど忘れているので無問題。新鮮に楽しく読めました。

いまいちだという評判のROUND5ですが、覚悟を決めて読んだら、別にそんなにつまらなくもなかったです。サッカー見ないので意味がよく分からなかったですが。ってゆーか勝敗の基準がよくわかんなかったですが。
トーナメント方式をとるならもっと本気でやってもらわないと。二人で半分づつ作品を分けて、対決する方式にすりゃよかったんじゃないでしょうか。全部トヨザキ社長のゴネ勝ちになるかもしれないけど。

購入ガイド
ISBN4-89194-741-1