Alisato's 本買い日誌*

2001年 09月 中旬

更新日: 2002/01/06

2001年09月 [ 上旬 / 中旬 / 下旬 ]

1997年〜1999年2000年
2001年 [ 01| 02| 03| 04| 05| 06| 07| 08| 09| 10| 11| 12]
2002年 [ 01| 02| 03| 04| 05| 06| 07| 08| 09| 10| 11| 12]

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Topics

11 (火)
[mysite] 古本準備とジオ倉修正: 09/11
[zakki] 米国同時多発テロのニュースを見る: 09/11
12 (水)
[図書館本] 出久根達郎『本の背中 本の顔』: 09/12
13 (木)
[net][url] 「ほぼ日」臨時ニュース: 09/13
[diary] 日常は続く: 09/13
14 (金)
[book] Amazon.com の ランキング・ベスト3: 09/14
[diary] アパート見学: 09/14
15 (土)
[mysite] bk1秋のミステリーフェアに参加: 09/15
[購入本]『瀬名秀明 奇石博物館物語』 : 09/15
16 (日)
[obs] ブックオフ17号桶川店・伊奈店・白岡店: 09/16
[購入本]さいとう ちほ『千一夜の鍵 1』 (小学館 プチコミフラワーコミックス,2001.3,\390 +税): 09/16
[購入本]柘植 めぐみ/西奥 隆起/友野 詳『百鬼夜翔 夜からの招待』 (角川スニーカー文庫,2000.9,\590+税): 09/16
[購入本]ジョー・クーパー/井村 君江訳『コティングリー妖精事件』 (朝日新聞社 ,1999.3,\2,000+税): 09/16
[購入本] ミッシェル・エリオット/桜内 篤子訳『いじめをやっつける本』 (小学館 ,2000.4,\1,200+税): 09/16
[購入本] 泉 芳ケイ訳『月の王子・ナラ王物語』 (北宋社 ,1990.8,\1,263+税): 09/16
[購入本] 氷室 冴子/森田 じみい絵『ヤマトタケル』 (集英社 集英社文庫 コバルト・シリーズ,1986.3): 09/16
[購入本] 大塚 英志『〈まんが〉の構造 商品・テキスト・現象 増補新版』 (弓立社 ,1988): 09/16
[購入本] 浜田 翔子/和田 慎二原作『神に背を向けた男』 1〜4 (白泉社 レディースコミック): 09/16
[購入本] 黒羽志津子『続・藍染めと更紗のパッチワーク・キルト』(婦人生活社, 1989): 09/16
[購入本] 黒羽志津子『黒羽志津子の布帳キルト』(婦人生活社, 1989): 09/16
[購入本] 『アール・ヌーヴォの世界1 ミュッシャとパリ』(学研, 1987): 09/16
17 (月)
[mysite][css] CSSのテスト中: 09/17
19 (水)
[図書館本]『誰も教えてくれない聖書の読み方』ケン・スミス著/山形 浩生訳: 09/19
『瀬名秀明 奇石博物館物語』 : 09/19
出久根達郎『本の背中 本の顔』: 09/19
[url] カバヤ児童文庫: 09/19
[url] 吉田としファンサイト「あおぞら」: 09/19
[net] 新種ワーム「Nimda」: 09/19
20 (木)
[soft] IE 5.5 SP2 をインストール: 09/20
[diary] ウォーキング体操に参加してみる: 09/20
[mysite][css] DOCTYPE 宣言による「解釈モード」の切り替え: 09/20
[nbs] bk1の機能拡張: 09/20

[Top]


2001.09.11 (火)

◆[mysite] 古本準備とジオ倉修正

家にある古本をネットで売ることにして、リスト作りなど。
Yahoo! に【ありさとのジオ倉】が登録されたそうなので、これを機会にCSS化を試みる。

◆[zakki] 米国同時多発テロのニュースを見る

第一報は、テレビ朝日のニュースステーション、22:20。二機目の飛行機がビルに突っ込んだ直後の臨時ニュース。
CNNによる煙の上がる世界貿易センタービルのツインタワーの映像が映し出される。同時通訳の音声が入るが、なんだかよくわからない。CNNは二機目の飛行機がビルに突っ込む瞬間の映像も入手していて、それも放映される。
「なんで2機も? 小型機? 事故かね、テロかね。 日本の企業は大丈夫かね」などなどと夫と話し合う。
なにしろ事故直後なので、情報が入ってきていないのだ。
「きっとニュース関係者とかで、世界貿易センタービルの内部がどうなっているのか、インターネットで資料を探している人がいるよね。」などとのんびりと思う。

民放はCMが入るので、チャンネルをNHKのニュースに切り替える。22:35。NHKではその時点でのライブ映像のみが放映されている。
情報が入ってくるまで、録画しておいた『ムリョウ戦記』などを見る。

再びNHKニュースをつける。世界貿易センタービルに入っていた企業の社員の安否などの情報が入ってくる。夫の会社の仕事先の某銀行も含まれている。

「コクボーソーショーが燃えている」というニュースが写る。
「コクボーソーショーって、もしかしてペンタゴン?」ペンタゴンだった。国防のカナメがテロに合っていいのか!? などと思う。センタービルの件もテロらしいと判明する。NHKではワシントン支局長が事態を説明するが、スタジオのアナウンサーが動転しているらしく、説明したばかりの話をわざわざ聞き返す。
「それはさっき話にでたろーがっ、聞いとらんのか!?」画面に向かってツッコミを入れる夫。 この時点では見ているほうもまだ余裕というか……。

しばらくして「どのチェンネル回しても同じだよ」と録画したアニメを見る。そうなのだ、日本にいる我々にできることは何もないだから。

23:50。再びNHKニュースをつける。
ニューヨークの映像が映る。世界貿易センタービルのあたりは煙で見えない。そんなに火事がひどいのかね? と思う。
世界貿易センタービルのツインタワーがふたつとも倒壊したという。倒壊の映像が放映される。
廃棄ビルを爆破するときのように、「きれいに」ぐずぐずと崩れていくビルの映像を見て、慄然とする。アメリカのビルはあんなに簡単に崩れるものなのか? 中にいたはずの人間は大丈夫なのか?

各チャンネルを回しながらニュースを見る。局ごとに放映している映像が違う。
NHKはツインタワー崩壊の映像は入手しているが、飛行機衝突の映像は持っていないらしい。
民放は、CNNなどのニュース映像を流しているが画像が荒い。ツインタワー崩壊の映像は流れない。ペンタゴン内部の映像を流しているところもあった。

12日 0:30。こういう状況になると、各局の番組構成の違いがはっきりと現われる。
一番適切なことをやっていると思ったのは、画面の一部をテロップ専用画面にして邦人の安否情報や主なニュースを流しつづけたTBS。視聴者が知りたいと思う情報を正確かつ簡潔に伝えつづけるのがジャーナリズムの役目だろう。
(朝方になって他の局でもようやくテロップ専用画面にテロップを流し始めた)

正確な情報も入手できないうちから、どこぞの評論家を呼び寄せて、わけわかんないコメントをしゃべらせている日本テレビは一番ダメだと思った。どんな専門家だって、情報がなければまともな結論は出せないだろうに。おまけに呼び寄せられた「評論家」は、ビルが倒壊したことも知らず(*1)、「100階から階段で降りると一時間はかかりますからねぇ。」などと不安を掻き立てることばかり話す。世界貿易センタービルに勤めていた人の関係者は祈るような気持ちでTVを見ているだろうに、何をやっているのだ!! いたずらに不安を掻き立てるだけなら、なんにも報道しないほうがマシだ。

フジテレビは混乱していた。スタジオではなく報道局(?)から放送しているのだが、緊迫感というよりは混乱している状況が伝わってくる。ニュースは口頭で伝えるのみ。一応現場の映像も流れるが、画面が切り替わったら、キャスターのお姉さんの皺まで見えそうなドアップが映し出されてびっくりしたよ。

テレビ朝日は、現場の地図のフリップを出してきた。これをやったのはテレビ朝日が最初だと思う。(ニュースステーションでのノウハウが物をいったか?) 地図は状況を知るために有用。しかし事件の概要をまとめた映像に「音楽」をつける神経はどうかと思う。ただでさえ映画じみた映像がますます作り物めいて見える。でもこれは現実であそこではたくさんの犠牲者がでているはずなんだよ?

テレビ東京は普段なら経済ニュースに重点をおいたワールドビジネスサテライト(追記:WBSの正式名称はステーションじゃなくてサテライトだった)の時間のせいか金融市場にからめた報道。「中東情勢に詳しい小池ユリ子議員」の談話が興味深かった。東証は閉めたほうがいいのではという意見。(結局開けたらしいが) 日本テレビの評論家と違って、事実とこれから自分がやろうとしていることだけを話す。どうやら有能な人らしい。

12日の午前1:00。TVを見ているとキリがないと、寝ることにする。

12日の3:30。目が覚めてしまったので、トイレのついでにTVをつける。
いくつかの日系企業での社員の無事が確認された模様。少しだけ安心して寝る。

……もし東京でああいう事件が起こったら、日本は国としての機能を維持できないと思う。


*1: 知らなかったこと自体は罪ではない。多分そのニュースが流れたときには移動中だったのだろう

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2001.09.12 (水)

朝のニュースで平和な渋谷の風景を見て違和感を覚えたりする。
ジオ倉】修正の続き。

□[図書館本] 出久根達郎『本の背中 本の顔』

中村桃子『ことばとジェンダー』(勁草書房,2001.2,\2,600+税)を読了できなかった。無念。
第六章「男性性の構築」の「3 ジェンダー関係の変化に対する抵抗」p.145が興味深い。

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2001.09.13 (木)

◆[net][url] 「ほぼ日」臨時ニュース (参照URL: 「ほぼ日」臨時ニュース)

米国同時多発テロの関係でシアトルで足止めを食らっている糸井重里が自分の体験やニューヨークから寄せられたメールを紹介している。

(引用開始)
「ほぼ日」は、全世界で読まれているので、
もちろんニューヨークからのメールも届きます。
そこで、生活を送っている人たちの、
その場の声がどんな感じなのか、
ぼくらだけが知っていてもしかたがないので、
何通か、ここに掲載して、情報を共有します。
大きな政治問題でも、いたずらでもない
生活の場からの声を、お読みください。
「ほぼ日」臨時ニュース:2001-09-12-WED 17:50 更新】
(引用終了)

冬眠日記】からのリンクで知ったが、現在はリンク集からははずされているようだ。(2001/09/16追記:よくみたら今もあった。膨大なリンクの中に埋もれていた)
12日朝(←日本時間)の時点では現場の生の声を伝える貴重なメディアで、これを読んで私は【ほぼ日刊イトイ新聞】への認識を改めた。情報量なら2チャンネルやYahoo!などの掲示板の方が多いのかもしれないが、メールでの投稿を編集するという形式をとる「ほぼ日」のほうが、はるかにノイズが少なく信頼性が高い。あの時点の私が必要としていたのは、俯瞰する情報ではなくこういう「生活の場からの声」で、その必要性を認識して情報を発信した「ほぼ日」エライ!――というわけだ。

「2001-09-13-THU 12:25更新」の分には、マンハッタンの最南端の世界貿易センタービルの近くのアパートで事件に遭遇した人のメールが掲載されている。アパートには戻れない状態なのだとか。
夫の会社の契約社員(正確には派遣会社からきている人)が某銀行の仕事でニューヨークにいたそうで(世界貿易センタービル内にいたかどうかは不明)、その人も無事だけどアパートには戻れないらしい。

◆[diary] 日常は続く

非日常に投げ込まれた人々に感情移入するスイッチは切っておく。
共感能力は大切だが、今やらねばならぬことができなくなるなら問題だ。
アメリカは大変でも、日本にいる私は日常を生きねばならないのだ。
ところで、【Amazon.com】は、ちゃんと機能しているのだろうか?

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2001.09.14 (金)

ページ更新いろいろやってます。

◆[book] Amazon.com の ランキング・ベスト3

Amazon.com】はちゃんと営業してました。トップページでアメリカ赤十字への義援金の募集をしてます。

でもって、2001/9/14 00:40 の 【Amazon.com】のランキング・ベスト3

1.Twin Towers : The Life of New York City's World Trade Center
by Angus Kress Gillespie
……副題の通り世界貿易センター本。

2.Nostradamus : The Complete Prophecies
by John Hogue
……ノストラダムス本。

3.The New Jackals : Ramzi Yousef, Osama Bin Laden and the Future of Terrorism
by Simon Reeve
……オサマ・ビン・ラディン本。

とても分かり易い結果というか……。
2位のノストラダムス本が妙ですが。【元・ノストラダまス】の管理人さんが9/12の日記で「『ノストラダムス』で検索してくる人がものすごく多い」と書いているように、やっぱりみんな不安なのでしょうか。

◆[diary] アパート見学

親戚の人が建てたというアパートの中を見せてもらう。2階建てだけど、2階の部屋の玄関ドアも1階にあるというタイプのアパートです。私が新婚当時に住んでいたところ(*1)よりも、ずーっとステキ。私も住みたいぐらい。

なんで私がそんなとこに呼ばれたかというと、そのアパートの名付け親だから。
以前、「若い人に受けるようなおしゃれな名前をつけてくれ」って頼まれたんですよ。これが結構大変で。
どっかのマンションの名前でもパクちゃおうと思って検索かけたら、某巨大掲示板の「こんな名前のアパートはいやだ」というスレッドを見つけてしまって、すげープレッシャー。英語とフランス語を混在させると変だとか、フランス語の「緑」には「未熟」の意味もあるからあまり使わないほうがいいとか、いろいろ勉強にはなりました。

半分ヤケで「イナホ荘」とか「めぞん一刻」とか「花の館」とか考えて、最終的に【フランス語あそび】で見つけた単語をくっつけて、適当な名前をでっちあげました。どんな名前をつけたかは、恥ずかしいから内緒。

ホント、名前つけるのって大変なのよ。


*1: アミューズメント・ガーデン という。ゲームセンターが遊園地みたいだね

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2001.09.15 (土)

◆[mysite] bk1秋のミステリーフェアに参加

バナーがあまりにも可愛かったので、 【bk1秋のミステリーフェア】に急きょ参加することを決める。
突貫工事で「秋のミステリフェア:《カドフェル》シリーズ」を作成(*1)して【bk1】にメールする。申し込み受理の返事がなかったけど、受け付けられたようです。

私は締め切り(9/10)後のそれも土曜日にに急にメールを送りつけたから返信がなくても仕方がないと思うけど、締め切りに間に合った人にはちゃんと返信メールがあったのかどうか知りたい。
(2001/09/17追記:9/3に申し込みをした方には、9/12に、申込者人数やバナーの案内、リンク集の記載についての確認事項などが書かれた内容の返信メールが届いたそうです。私に対しても9/17に返信がありました。休日で担当者からの返信メールが遅れた由。)

フェア用のページにはさすがに載せられませんでしたが、【書籍 カドフェル・コンパニオン】なんてのもあるようです。

□[購入本]『瀬名秀明 奇石博物館物語』 (KTC中央出版 ,2001.9,\1,400+税)


*1: 作成にあたり、おみなえし発行のカドフェル同人誌にお世話になりました。というより、あの本がなければカドフェルでページを作ろうなんて思わなかった

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2001.09.16 (日)

◆[obs] ブックオフ17号桶川店・伊奈店・白岡店

埼玉ブックオフ巡り。17号桶川店はむちゃくちゃ広い。コドモとオトナが棚の前でずらりと並んでマンガを読んでいる。
比較的最近でたばかりの本も置いてあって、これでは新刊書店は堪るまいとは思う。でもブックオフで買うのは止めないけど。

ブックオフでの人々の行動パターンを見ていると、新刊書店の代用品というよりは、本の売買ができる図書館として機能している面があるように思える。図書館というよりは、本を買える貸し本屋というべきか。

という、「図書館を利用しない人の理由」のうちの3つを見事にクリアして、その上

という新刊書店にはない特色があるのだから、これは強いわなー。
立ち読み自由なんだから、いっそ50円ぐらいの入場料を取ればいいのに。

□[購入本]さいとう ちほ『千一夜の鍵 1』 (小学館 プチコミフラワーコミックス,2001.3,\390 +税)

□[購入本]柘植 めぐみ/西奥 隆起/友野 詳『百鬼夜翔 夜からの招待』 (角川スニーカー文庫,2000.9,\590+税)

□[購入本]ジョー・クーパー/井村 君江訳『コティングリー妖精事件』 (朝日新聞社 ,1999.3,\2,000+税)

□[購入本] ミッシェル・エリオット/桜内 篤子訳『いじめをやっつける本』 (小学館 ,2000.4,\1,200+税)

□[購入本] 泉 芳ケイ訳『月の王子・ナラ王物語』 (北宋社 ,1990.8,\1,263+税)

□[購入本] 氷室 冴子/森田 じみい絵『ヤマトタケル』 (集英社 集英社文庫 コバルト・シリーズ,1986.3)

□[購入本] 大塚 英志『〈まんが〉の構造 商品・テキスト・現象 増補新版』 (弓立社 ,1988)

□[購入本] 浜田 翔子/和田 慎二原作『神に背を向けた男』 1〜4 (白泉社 レディースコミック)

□[購入本] 黒羽志津子『続・藍染めと更紗のパッチワーク・キルト』(婦人生活社, 1989)

□[購入本] 黒羽志津子『黒羽志津子の布帳キルト』(婦人生活社, 1989)

□[購入本] 『アール・ヌーヴォの世界1 ミュッシャとパリ』(学研, 1987)

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2001.09.17 (月)

◆[mysite][css] CSSのテスト中

Win95上の IE5.5 と NC4.75 と Netscape6 とでどのように表示が異なるかをテスト中。

今のところ分かったのは、以下のようなこと。

(1)width,heightとpaddingの扱い
IE5.5とNetscape6では、width,heightとpaddingの計算の扱いが異なる。
IE5.5では、width,heightは、padding部分も含んだ値。
Netscape6では、width,heightは、padding部分を含まない値。

(2)背景色つき矩形
NC4.75とIE5.5では、枠内の文字の行数が増えるとそれにあわせて、親となっているBOXの背景が伸びるが、N6では文字がはみ出す。

(3)font-sizeのキーワード指定
font-sizeをキーワード指定(large, medium等)で指定すると、 IE5.5 と NC4.75 と Netscape6 では、表示される大きさが異なることに注意。
(たとえば、font-size:mediumで指定した見出しは、IE5.5ではfont-size指定をしない h3要素と同じサイズだが、Netscape 6では、h4要素と同じサイズになる。)
うっかりfont-size指定をしない見出しと混在させると、意図しない表示になる場合がある。

(4)font-sizeの % 指定
font-sizeを % で指定すればIEでもNetscapeでも同じサイズで表示されるようだ。

(5)見出しの背景色付き矩形
NC4.75 では、見出し(h1〜h6)にbackground-colorを指定しても、文字の後にしか背景色が表示されない。
矩形でbackground-colorを表示するにはborderとmargin-rightの指定が必要だが、それらを指定すると今度はfontの情報がクリアされてしまうため、font-sizeとfont-weightの指定も必要となる。(まったく困ったもんだ)

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2001.09.19 (水)

□[図書館本]『誰も教えてくれない聖書の読み方』ケン・スミス著/山形 浩生訳

■『瀬名秀明 奇石博物館物語』

NHK「課外授業ようこそ先輩」制作グループ編/KTC中央出版編『瀬名秀明 奇石博物館物語』 (KTC中央出版 ,2001.9,\1,400+税)を読む。

NHKの番組「課外授業ようこそ先輩」の「瀬名秀明・博士になって小説を書こう」の回を再現したもの。瀬名秀明が母校小学校の後輩小学生と一緒に山梨の奇石博物館を案内し、石について調査し物語を創るという授業を行う。
瀬名秀明へのインタビュー(瀬名さんのドラえもんオタクぶりがナイス!)や奇石博物館の展示品写真や学芸員からのコメント、瀬名秀明と小学生が書いた石にまつわる物語などが収録されている。丁寧な編集で、教材としても読み物としても非常に面白い。
おすすめ。この課外授業を受けた子供たちがうらやましい。

小学生の書いた物語もよくできているが、瀬名秀明の書いた「天狗の音色」がとてもいい。奇石博物館の石をテーマに、課外授業に参加した子供たち全員の名前を折り込むという離れ技をやってのけた、心温まる良質のジュブナイル・ファンタジー。なにかに興味をもち調べていくことの面白さ、素晴らしさが伝わってくる。
『八月の博物館』と違い視点が大人の「瀬名秀明」の上にあるので、キャラクターへの感情移入もスムーズに行える。
こういう作風があっているのではないか? 「瀬名せんせいと子供たち」を主人公にして、ジュブナイル科学小説を書けばよいのにと思う。

何度も書くが、今の日本でこれだけ前向きに子供たちに夢と希望と「面白さ」を語れる人間は少ないのだ。
瀬名秀明には、SFの人やウメハラ氏とのやりとりなんぞで消耗せずに 子供と大人を楽しませる仕事をして欲しいものだと思う。
ドラえもんと一緒に科学案内番組なんかをやってくれると楽しいんだがなぁ。

購入ガイド
 ISBN4-87758-210-X【amazon】 【bk1(02061859)

■出久根達郎『本の背中 本の顔』

出久根達郎『本の背中 本の顔』(講談社, 2001.7,\1700+税)

古本屋店主であり小説家でもある著者による本にまつわるエッセイ集。なんだかしらないが夏目漱石と猫にかんする話題がやたらと多い。まあフツーのエッセイ集。まれにブックオフやインターネットの話題がある。別にブックオフを目の敵にしているわけではなさそう。

面白かったのは、「紙クズの証言」(p.73)「廃物は存在せず」(p.78)「”キタムラヒサオ”」(p.209)で、
「紙クズの証言」は著者の古書店でが扱った戦時新聞閲覧資料をもとに山中恒が『新聞は戦争を美化せよ! 戦時国家情報機構史』(小学館)【bk1(01963418)】をまとめたという話。「廃物は存在せず」は、山口昌夫『内田魯庵山脈』(晶文社)【bk1(01959670)】をネタにしたコレクター讃歌。「”キタムラヒサオ”」は、カバヤ児童文庫にまつわる思い出話。

購入ガイド
 ISBN4-06-210765-1 【amazon】 (【bk1:ISBN4-06-210765-1】)

◆[url] カバヤ児童文庫

私の覗いている某アーサー王伝説マニアの方々の掲示板で以前話題になっていたので、関連URLをメモ。(とゆーか、ほとんど書き込みパクリだ。)

カバヤ食品】がキャラメルの景品にしていた世界名作文庫だそうで、1952(S.27)〜1954(S.29)年にかけて週刊で発行され、発行総部数は2,500万冊とか。

国立国会図書館にも入ってないのに【岡山県総合文化センター】と【大阪国際児童文学館】には所蔵されているようです。

甘くて哀しいオマケの名作――カバヤ文庫の思い出から
カバヤ文庫一覧

◆[url] 吉田としファンサイト「あおぞら」

吉田としファンサイト「あおぞら」
……少女小説、児童文学を書いていた吉田としのファンサイトです。
管理人は【佐々木丸美作品復刊運動&ファンサイト「M's neige」】のウイさん。

えーと、それから、以前掲示板で吉田としさんの作品についてお尋ねになった ふゆさん、もしここをご覧になっていたら、ウイさんに連絡をお願いします。

◆[net] 新種ワーム「Nimda」

また新種のワームだかウィルスだか(どう違うのだ?)が出たようです。
Stella】さんの9/19【[SEC]新種ワーム「Nimda」はサーバとPCに感染する】が詳しいです。リンク集もあります。

IEを使っている人はパッチ当てる必要があるようです。
(しかし、Microsoftのサイトって、どこからどうダウンロードすればいいかが分かりにくいっ!)
私もパッチをダウンロードしてインストールしようとしたら「あんたのシステムはインストールの必要はない」というメッセージが出ました。8/23にインストールしたので、穴をふさいてあるバージョンだったみたいです。
(2001/09/20追記:違いました。パッチの対象外だっただけらしいです。IE5.5SP2にバージョンアップしました)

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2001.09.20 (木)

◆[soft] IE 5.5 SP2 をインストール

不安なので、IE 5.5 SP2をインストールすることにした。ダウンロードとインストールで1時間かかった。

ITPro ニュース:【緊急警告】「Nimda」ウイルス出現,メール本文のプレビューやWebページ閲覧だけで被害も
によりますと、

(引用開始)
【9月19日補足】「不適切な MIME ヘッダーが原因で Internet Explorer が電子メールの添付ファイルを実行する」パッチの対象はIE 5.5 SP1 あるいは IE 5.01 SP1 である。単なるIE 5.5/5.01 は対象外で,適用しようとすると「インストールする必要はない」といったメッセージが表示されてしまう。IE 5.5/5.01 ユーザーは,IE 5.01 SP2 もしくは IE 5.5 SP2 にバージョンアップする必要がある。IE のバージョンは「ヘルプ」メニューから確認できる([参考資料])。9月19日に公開されたIE 6([関連記事])も今回のセキュリティ・ホールはふさがれている。
(引用終了)

だそうです。時間かけてもバージョンアップして正解だったようです。

◆[diary] ウォーキング体操に参加してみる

保健センターでやっているウォーキング体操教室に参加してみた。
軽いエクササイズなんだけど30分間動きっぱなしは運動不足の身には辛い。50代60代のおじさんおばさんがリズムに乗っているのに、私は遅れ気味になるのである。情けなや。
大量に汗出た。面白かった。週一回だけど続けていれば痩せるかな?

◆[mysite][css] DOCTYPE 宣言による「解釈モード」の切り替え

IE5.5 と Netcape のCSS解釈の違いに関連して、【ありみかさとみ】さんの【DOCTYPE 宣言による「解釈モード」の切り替え】を教えていただきました。

でもNetscape6.1では、切り替え機能は効かない模様。

私がテストした結果は、【CSSテスト集】に置いておきます。

◆[nbs] bk1の機能拡張

bk1】が微妙にトップページのリニューアルと機能拡張を行ったようです。
目に付いた箇所を挙げると

(1)コラムのバックナンバー一覧機能改善

(2)トップレベルでの更新情報の表示

(3)サイトのジャンル一覧の変更

(4)トップページの変更
・連載が終了したコラムへのリンクは撤去された模様。
・各種案内が左側の分かり易い場所に表示されるようになった。

それなりに努力はしているらしい。これらの変更は評価できる。さらなる改善を望む。
サイトマップを早く直すように。トップページにあるリンクのリストを作るだけでも違うと思うが。

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