更新日: 2005/12/19
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掲示板で『霧』についての情報をいただいた(ミラー)ので、[ブライアリー英文学集成〜『航路』登場文学作品解説〜]を更新。
ついでに関連リンクのメンテナンスを行いました。
【University of Toronto English Library (UTEL) 】のディレクトリ構成が変ってて、テキストへの直リンクが切れていた(でも404を表示するのではなく、作品インデックスに飛ばすあたりが、おさすが)ので、リンクを張りなおし。
Lycosがなくなって百科事典検索が使えなくなったので、【Wikipedia:日本語版】へのリンクを張ることにしました。英語版のWikipediaは、かなり使えますね。
作家紹介の参考サイトも、1年前より充実してきていました。特に良く出来ていると思ったのが、以下のサイト。
作者の瑶さんから掲示板にコメントをいただきました。
ヤングアダルトとライトノベルの境界年を96〜97としたのは、
96年デビューの誰かと言うよりは、97年デビューの上遠野浩平が
大きいと思ったからです。
清涼院流水をその原因の一端と挙げていますが、ライトノベルのあれこれに
ミステリを持ち出すのは物凄く難しく。ライトノベル的か否かで言えば、
92年デビューの麻耶雄嵩や、94年デビューの京極夏彦が『エヴァ』に
先駆けて萌えを狙っています。或いはミステリというジャンルは歴史が
あるからこそ、西尾維新のような新しいライトノベルを生み出すことが
できるのかもしれません。
なるほど、キーパーソンは上遠野浩平でしたか。納得。
確かに上遠野浩平は、何かを変えましたね。少なくとも『ブギーポップは笑わない』がなければ『キノの旅』は世に出なかったと思います。
清涼院流水ですが、96年のリストを見ていて目についたので、挙げてみただけです。森岡浩之、乙一、冲方丁はキーパーソンではないと思ったし、川上稔のことは知らなかったので、残りは清涼院流水かなぁと。でも、ミステリの何かを変えてしまった人だとは思いますが、ライトノベルに直接影響を与えたわけではなさそうですね。
彼ら(上遠野浩平や清涼院流水)は何を変えたんだろう? というのを次に考えてみたいです。
瑶さんのいう「萌え」は、ここでは「キャラ萌え」あるいは「属性萌え」のことだと思うんですが、この二人が持ちこんだものは「キャラ萌え」≒「ストーリーよりも登場人物に対して深い思い込みを抱くこと」ではないと思うんですよね。
うーん、これは明日以降に持ち越し。
ところで、【ライトノベル作品年表】へのリファラをみていて(はてなダイアリーだから、閲覧者にもリファラが見えるのです)興味深い反応をみつけました。
【男子/女子文化:close/cross; confusion is sex】
ライトノベル年表(id:sinden:20030919さん)見ると95年前後から男子オタ文化と女子オタ文化が分かれてる(というか後者が言及されていない)のが見えて、やっぱ萌えの登場とリンクしてるのかなと思ったり。
特に気になるのが「ボーイズラブの絵柄が変わってきたのもそれ以降」のくだり。どういう風に変ったのか、詳しい人、教えてください。
更新ファイル購読期限が切れた夫のパソコン用と、AntiVirus 2001のサポート期限が2003/10/11に切れる私のパソコン用にキャンペーン価格のNorton AntiVirus 2003を2本購入。
キャンペーン価格が2700円なので、AntiVirus 2004にアップグレード(4100円)するより安いし。だいたい2004の出荷は10月17日だっていうんだから、間に合わない。
【シマンテックストア】は、分かりにくすぎるので、【@nifty:ソフトウェアダウンロード】で購入。
でもNortonよりMcAfeeの方が安いみたい。ウイルスバスター2003は、2004への無料アップグレードしてるようです。
うちはNorton System Worksをいれている関係で、Norton AntiVirusなんだけど、ウイルスバスターのほうがいいような気がする。シマンティックは、サイトもソフトも日本語が不自由な気がします。
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【ライトノベル作品年表@雲上回廊】を眺めながら、上遠野浩平や清涼院流水は何を変えたかを考えているんですが、その前に「92年デビューの麻耶雄嵩や、94年デビューの京極夏彦が『エヴァ』に先駆けて萌えを狙っています。」という表現がちょっと気になったり。
1991年の段階では小説に「萌え」という概念は存在していないので、「萌えを狙った」はせめてカギカッコにいれたほうがいいんじゃないかと。
私見では、麻耶雄嵩も京極夏彦も『エヴァ』も、一作目は自分がやりたいようにやったら、結果としてああいうものが出来てしまったのであって、決して「狙った」わけじゃない気がしますが。(二作目以降はわからないけど。)
でも麻耶雄嵩、京極夏彦、『エヴァ』を「ライトノベルの萌えの系譜」に入れることに関しては異論はありません。プレ「萌え小説」という位置付けなんじゃないかと。
(追記:「萌え」には男子向けと女子向けがあるようですが)
以下、「萌え」に興味が出たので検索した結果。
「萌え萌え」という言葉は1995年には既にWeb上に存在していました。
京極堂ハッピを着た女の子たちもいたりして萌え萌え。
【狂乱西葛西日記95年12月30日】
「〜萌え」という使い方も1997年にはありますね。
ゲームウォーカーの原稿のためにSS版の「ナデシコ」をプレイ。ゲームとしては最低ですが、ルリルリ萌えの人は当然買うでしょ。しかしテレクラから電話してイメクラでデート、みたいなシステムはあんまりだよな(笑) しかも相手は11歳、とか。
【狂乱西葛西日記97年6月3日】
でも1998年の京フェスで、「キャラ萌え野郎つるし上げ事件」(狂乱西葛西日記98年12月6日参照)があったぐらいなので、まだ評論家の間で一般的な概念だったわけではなさそう。
ちなみにこの事件、三村美衣さんによれば「あえて「キャラ萌え」という言葉を使うのはなぜか、に興味があったので、いろいろ聞いただけ」だそうです。
大野万紀さんによるレポートは、以下。
深夜になって、麻雀部屋の隣の廊下の突き当たりに、水鏡子、三村美衣、山岸真、その他いつもの連中が自然と集まって、とりとめのないうだうだ話をしていた。SF作家の野尻抱介さんもやってきた。「ヤングアダルトの部屋」でいわゆる「キャラ萌え」に関する議論をしてきた三村美衣が、あの議論では納得できないと、京大SF研の人たちを呼んできて、続きの議論を始めた。面白がってぼくらもつきあう。ギャラリーも含めて20人近くいたような気がする。キャラクターへの過剰な感情移入とか、キャラクターにミーハー的にのめり込むとかいうのは別に今にはじまったことじゃないと思うが、そういうのと「キャラ萌え」とは違うのか? 結論はよくわからなかった。キャラ萌えの謎ははたして解明されたのだろうか。ただひとつわかったのは、今は(特にヤングアダルトやゲームの世界で?)ネットワークなどを通じた作者と読者を含むフィードバック・ループが成立しており、意識的・無意識的なキャラ萌えシステムといったものができあがっているらしいということだ。小説にある種のプロトコルを組み込むことで(あるいは読者がそれを意識的に読みとることで)、そのシステム内で了解可能な「萌え萌え」感情が喚起されるらしい。そういうものなのか。
【大野万紀 内 輪 第102回】
ちなみに私の日記では、[1999.01.18 ★「キャラ萌え」の定義]というのがあります。
高楼 方子作/出久根 育絵『ルチアさん』(フレーベル館 ,2003.4,\1300+税, ISBN4-577-02636-8)読了。
”たそがれ屋敷”に新しくやってきたお手伝いさんの名はルチア。お屋敷のふたりの少女スゥとルゥルゥは、なぜかルチアさんは水色に光って見えるのです。そのなぞの答えを追い求めるふたりに……。
ルチアさんは、『時計坂の家』[→感想] の登場する家政婦さんに通じるものがあるような。
「どこか遠くのきらきらしたところ」に焦がれながら、そこに行けないボビーやスゥの上に作者の姿はあるのか?
購入ガイド
ISBN4-577-02636-8 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 【bk1(02319549)】
デ・ラ・メア/神宮 輝夫訳『魔法のうわぎ』(大日本図書 子ども図書館 ,1980,\750+税, ISBN4-477-17384-9)読了。
ひとりの老人が、才能ある歩道絵描きの少年に、かつて自分の出世に力を発揮した魔法の上着を貸し与えて、その才能をのばそうとする話。
気難しく厳しい老人もかつては気弱な少年であったというのが、いかにもデ・ラ・メア。心配そうに魔法のうわぎの効果を確認しようとする老人の姿が、胸に来ます。可愛いというか、切ないというか……。
購入ガイド
ISBN4-477-17384-9 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 【bk1(00087740)】
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毎度おなじみ、おじさんおばさんのための学園祭。今年は大学時代の友人4名で参加。(あづきが来られなくて残念でした。)
神宮輝夫先生の公開講座があったので、それに出席。大学時代に神宮先生の講座を取っていたので懐かしかったです。
福引で、食品詰め合わせセットを当てました。
お昼は、屋外の模擬店でドネルサンド(平パンの牛肉の炒めたものとキャベツトマトが挟んであるトルコ風サンドイッチ)を食べました。美味しかった。
展示などなどをちょろちょろっと見て、あとは喫茶店でおしゃべり。
楽しかったです。また集ろうね。
ミステリとライトノベルと「萌え」の関係について、掲示板にいくつかコメントがついています。
大変興味深いので、日記に転載。
新本格ミステリの「萌え」は女子向けのようです。
ジャンルごとの年表を作って、並べてみると面白そうですね。
麻弥「ライトノベル年表」
ミステリのライトノベル化については、森博嗣がポイントなんじゃないかと思うのですが。
当時のNIFTYのミステリフォーラムでは、京極夏彦が出てきたときは、第一作のトリックの是非が話題の中心だったような記憶があります。
森博嗣のときは、トリック自体よりも、作品のあり方の是非で激論になっていた記憶が(あやふやですが)
清涼院流水は、「悪い冗談」扱いされていたように思います。
【2003年09月22日(月)21時27分06秒】
有里「森博嗣」
麻弥さん、コメントありがとうございます。
>ミステリのライトノベル化については、森博嗣がポイントなんじゃないかと思うのですが。
え? そうなんですか?
「キャラ萌え」の系譜からいくと、森博嗣より京極夏彦のほうが強いかなという気がしてたんですが。
森博嗣はライトノベルなのかなぁ……。うーん。
個人的に、森博嗣のキャラには萌えを感じないので、「萌えの系譜」にいれるのには違和感があります。
でも森博嗣がいたから西尾維新が出てきたのかもという気がしないでもないです。
(西尾維新は読んでいないから、ただのカンに過ぎませんが)
ミステリの人達からすると、麻耶雄嵩はミステリ、京極夏彦もミステリ、森博嗣はミステリかどうか怪しい(ミステリじゃなくてミステリィ?)、清涼院流水は、「悪い冗談」という評価だったんですね。
【2003年09月23日(火)00時46分02秒】
たかはし「ミステリ」
80年代以降のミステリ内でのキャラ萌えの系譜で言うと、有栖川有栖が
筆頭に来ます(京極とどっちが? というのは私には判断つきません……
つうか七沢さんに任せたいところ)。あと、篠田真由美さんにも言及する
必要があるかもしれません。
というか、ミステリ界のそっちの系譜って基本的に女の子向けで、
ここで言う「ライトノベル(化)」には女の子向け路線が直接
関わってこないのでは? 関連はしているけれど、ちょっと別の
流れのように思います。
「ミステリかどうか」で言うなら、森も京極も麻耶もミステリでしょう。
「本格かどうか」という問いでは、答えはひとそれぞれです(第一作だけ
で判断するなら森が一番本格としての評価が高かったかも?)。
流水については麻弥さんの書かれた通りかと。
【2003年09月23日(火)13時52分32秒】
麻弥「乙女むけ萌えの系譜でいうと」
おぼろげな記憶&思い込みだけでいうと、ライトノベルの読者が講談社ノベルスをはじめとした
ミステリ方面に流れ出したのは、森博嗣以降ではないかと思います。
乙女むけ萌え小説でいうと、本当にライトなものしか読まない人と、文学でも歴史でも
なんでもその中に萌えを見つけられる人との二通りがありますが、森博嗣のファンは前者、
京極夏彦は後者に近いのではないかと。(根拠なし)
ミステリでの乙女向け萌えでは現在の最大勢力は作家アリス(有栖川有栖)となりますが、
源流は御手洗潔(島田荘司)ではないでしょうか。
どんどん本来の話からズレていってて、すみません。
【2003年09月24日(水)23時41分38秒】
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上遠野浩平や清涼院流水は何を変えたかをずっと考えていて、とりあえず出た結論。
この二人の登場によって、「同人誌じゃないんだから」という批評は意味をなさなくなってしまった。
解説します。
「同人誌じゃないんだから」という批評は、「文章が『ひとりよがり』」、「展開が『ひとりよがり』、「読者がおいてきぼり」といった批評とセットで使われます。その後にあるものは、「エンタティメントたるもの読者に理解され、読者を納得させなければいけない」という価値観であり、その価値観にのっとった「一部の人間には受けるかもしれないけど、一般受けするわけないよ」という前提です。
それが完璧に崩れちゃったと。
まあ、その前提を最初に崩したのは、『エヴァ』だと思いますが。
お子様向けアニメの時間帯にあんだけムチャクチャやって(特に後半から最終回にかけて)、それでも売れちゃったんだし。
個人的には清涼院流水が『コズミック』1冊で消えずに、いまだに売れつづけているってのが驚異です。
追記 2003/09/29:
『ブギーポップは笑わない』を再読して、謎の組織の名前なんかはまだ出てこないのを確認。「同人誌じゃないんだから」といいたいような裏設定満載の展開になるのは、2作目以降なのかも。でも「炎の魔女」と「ブギーポップ」が出会う場面で「おめーら、いつ出会ったんだよっ!」とツッコミいれたくなるあたりが同人誌的かも。一作で完結させずに、前日譚の存在を当然のように前提にしているという点で。
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[エレホン番外地]は書きましたが、【Stella】さんの【StarChartWiki】に項目を立てさせてもらいました。
こういうのは、Wikiにまとめたいと思って、いくつかWikiを回ったんですが、【Stella】さんのところなら、ご本人もライトノベルに興味を持っているからいいかなと思って。
明日は国際子ども図書館で、調べ物をしてから実家に帰る予定。
『小説花丸』と『Palette』は国際子ども図書館に所蔵されているので、現物をみることができそうです。
[エレホン番外地]のほうに何か書くかもしれません。
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上野のレンブラントとレンブラント派展を見て、は国際子ども図書館で調べ物をしてから、横浜の実家へ。一晩泊まって、ファンタジー講座に出て、実家に戻って、新米を車で届けにくる夫を待って、食事して夜中に車で帰るというスケジュール。
【国立西洋美術館】で、「レンブラントとレンブラント派展」を見る。
レンブラントの絵はあまりなく、ほとんどがレンブラント派の画家の絵で、ちょっとがっかり。一番良かったのが、レンブラントの真筆ではないのが判明した「黄金の兜の男」だった。
『小説花丸』創刊号にヤングアダルト小説をテーマにした夢枕獏と氷室冴子が対談が掲載されているというので、実物を見に行った。
『小説花丸』の創刊は1991年11月なのだけれど、1号から13号までは『花とゆめ』の増刊扱いで、雑誌として独立したのは1996年冬号から。
創刊号はA5判、星野架名が表紙描いていて紙もマンガ雑誌用のものなので、たしかに『花とゆめ』の増刊そのまんまでした。ちなみにこの頃の『花とゆめ』の掲載マンガは、日渡早紀「ぼくの地球を守って」、羅川真里茂「赤ちゃんと僕」、山口美由紀「フィーメンニンは謳う」、佐々木倫子「動物のお医者さん」、和田慎二「怪盗アマリリス」などなど。この頃は私もまだ『花とゆめ』を読んでいましたな。今は全然ついていけないけど。
さて、夢枕獏と氷室冴子の対談は12ページ、タイトルは「ヤングアダルト小説の現在・過去・未来」。おおっ! 私の求めているテーマそのものではありませんんか!
1991年ごろのヤングアダルト小説の状況がわかって非常に興味深い対談です。
というわけで、詳細は後日。引用を含めてご紹介いたします。
2号には、花丸新人賞特別審査会の記録が載ってまして、編集部+中島梓+図子慧+高瀬美恵が最終選考に残った作品についていろいろ語っています。これもなかなか興味深い。嶋田純子が最終選考に残ってます。
『Cobalt』のライバル誌だたらしい小学館の『Palette』も実物を見てきました。
キャッチフレーズが「キュートな純愛小説マガジン」で、「純愛」の意味はラブシーンがキス止まりってことなんだろうと想像します。作りは『Cobalt』そっくりですが、読者層は、少し下の年齢のを想定してるのかな。コバルト文庫だと、コバルトピンキーの位置付け。創刊号に花井愛子を連れてきて講談社X文庫ティーンズハートに対抗しているという感じ。
創刊号なのにいきなり「パレットノベル大賞最終選考発表」が載ってます。いつどこで募集したんだろう? 『プチセブン』の広告が載っていたから、『プチセブン』上でしょうか。――『プチセブン』も国際子ども図書館に所蔵されていたので、見てくりゃよかった。
『コンプRPG』と『電撃アドベンチャ−ズ』も見てみましたが、これはハズレ。
電撃大賞の選評が読みたかったのですが、小説賞の選評が掲載されているのは『電撃王』のようです。永田町にいかなきゃダメみたい。
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秋になる前に買ったスカートがきつくなっていた! そして体重計の目盛が……。
ということで、ダイエットとシェイプアップ決行。ついでだから、美白もがんばる。
砂糖入りのコーヒーを減らしてローズヒップ茶を飲む。ビタミンC剤を忘れずに飲む。
甘いものが欲しくなったら、ダイエットコークを。
2003/09/21放映の【発掘!あるある大辞典】「皮下脂肪」に習って、スポーツマッサージとパワーヨガ。軽くストレッチ体操とスクワットとダンベル。
間食はプルーンにしよう。
真面目に1ヶ月励めば、少なくとも夏ごろの体型には戻るはずだ。1ヶ月続けばだけど……。
で、昨日パワーヨガをやったら、筋肉痛でつらい。
でもがんばって、ユーティリティという名の納戸の片付けと掃除。まだ完全には終わってないけど。
実家から帰ってきたら、あっちでもこっちでも補完計画が進んでいて驚いた。
【ライトノベルファン度調査に使われた書籍の発行年月】
……【一歩】さん作。いつもすばやい反応、感謝。
復刊本が含まれていたりするので、その訂正用データ【Easy Lazy Diary?2003/09/27】
【うたたねこや:2003/09/25 ボクらの歴史】
……ライトノベルとコバルトとミステリの年表を並べてみたら、「新本格≒ファンタジー」ということに……という話。いや、そういうことだと思うんですけど。それにしても1986年から1988年にかけて何があったんでしょうねぇ。謎だ。
【Easy Lasy Diary(:2003/09/27ライトノベルの方向性を変えたもの】
……【Stella】さんによる「後世に影響を与えた作品」という観点からのライトノベル年表補完計画。
【もの書き系IRCチャンネル:IRC log viewer : #もの書き 20030927】で出ていた話題がとても面白かったです。藤本ひとみは人気はあったが、他の作品への波及はなかったとか、「系統樹」という言葉とか。
「系統樹」という言葉で、目からウロコが落ちました。そうか、今やっているのは「歴史」じゃなくて「博物学」みたいなものなんだ。まだ古生物学が発展していなかった頃の博物学。
「博士っ! こんなものが発見されました!」
「ふむふむ、これは今までにないタイプのものだ。これを”萌え小説”と命名しよう」
「そいえば、ミステリー大陸の本格ミステリ高原にこれに似たものが生息してます。”京極夏彦”とか”森博嗣”とか」
「エロゲ諸島でも似たものが生息しているとの報告があります」
「これも1995年から1997年に大発生した”エヴァ”の子孫なのでしょうか」
みたいな感じ。
私は1986年から1988年までの地層を掘り返しているところです。
やっぱり「やおい年表」も欲しいよねと思って調べていたら、【Books by 麻弥〜News Collector】でも関連の話題が。
9/29のリンクを起点にぐるぐるしていて、参考になりそうなサイトをいくつか発見。
【カイコウ:2003/9/29 最終回記念 我々は機動戦士ガンダムSEEDに何を見たのか?】
……SEEDとやおい。やおいの歴史へのリンクがあって参考になった
【やおい少女の来し方行く末】
……卒論だそうです
【小泉理紗子の部屋:人間を幸福にするかもしれないやおいというシステム】
……評論のページには、ウテナ論もあった。面白そうだ。
ぐぐって探したのが以下のサイト
【蜜の厨房:蜜の食卓 MENU-5 〜やおいの歴史 I 〜】
……年表もあります。
また、このサイト内の【やおいよりも”やおい論”を書きたいあなたへ】にある「やおい論リスト」は、特にオススメ。
【yaoi】
……卒論用の資料のようです。
【JUN創刊号はこんな雑誌だった】
……実は私も『JUN創刊号』をリアルタイムで買ったクチ。休刊するまで買いつづけてました。ずっと取ってあったんですが、結婚するときにイラストのページだけ残して棄てちゃいました。もったいないことしたかも。
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マンガはまだ個人で保存しようとする人がいるからいいのですが、読者が若いライトノベル系は、かなり問題のある状態です。
たとえば、角川書店の『コンプティーク』ですが、国立国会図書館に1巻1号(1983.11)から所蔵されているものの、3巻5号〜7巻7号が欠号です。1985年から1989年あたりまですね。つまりスニーカー文庫の歴史を調べようと思っても、一番重要な時代の資料が欠けているってことです。どうすんだ? 今ならまだ個人で持っている人が結構いるはずだけど、それもいつまで残っているやら。
とりあえず、今揃いで持っている人は、いらなくなっても棄てたりせず一括でオークションに出したほうが、後世のためだと思う。
で、図書館で保存されない資料といえば、『コミケットカタログ』もそうですね。
【Books by 麻弥〜News Collector 〜:2003/09/30】より。
ありさとさんのところへの掲示板にも書きましたが、「やおい」の変遷を知るための一級の資料は「コミケットカタログ」だと思います。そこでのジャンルごとのスペース数の移り変わりをみていけば、大体の流れはわかりそう。(ただし、コミッケットカタログでは、萌えの変遷は半年送れででてきますが←申し込み時期がそれくらいになるので) でも、古いのを置いている人は少ないだろうし、作業が大変そう。
コミケットの主催者のところには残っているでしょうけどね。そろそろ同人誌の資料館も必要だと思います。有料でいいからどっかにできないかなぁ。
※[url] やおいの歴史とやおい論追記しました。昨夜は力尽きて途中でアップしちゃったのです。
【SUNTORY SATURDAY WAITING BAR「AVANTI」】
サントリーが1996年からFMで放送している番組のサイトのようです。
興味深いテーマのインタビューがいろいろあります。
今週のAVANTI
これまでの放送
「2003/9/27放送 図書館」が面白かったです。(今は「今週のAVANTI」にありますが、そのうちURLが変るはず)
昔からセンスのいいCMが多かったサントリー。なつかしのCMを商品名で検索することもできます。
忘れられないのが「サントリーウイスキー ローヤル ガウディ篇」と「ランボォ篇」。
最近では「アミノ式」ですね。「南アルプスの天然水 さよなら篇も良かったなぁ。
サントリーのサイトは、ヘンなプラグインとか使わずに比較的軽くできていて、しかも内容が充実してます。他の企業も見習って欲しいところ。たいした内容でもないくせにFlashじゃないと見られない企業サイトってたくさんあるんですよ。
昔からCMに力をいれていた会社だけあって、ユーザーのニーズを良くわかっているんだなと思いました。
テキストブラウザ(Lynx)でも、そこそこ内容のあるページが表示されたのには感心。
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有里 (Alisato Akemi)