更新日: 2006/01/05
2005年 [
01| 02| 03| 04| 05| 06| 07| 08| 09| 10| 11| 12]
1997年〜1999年・2000年・2001年・2002年・2003年・2004年
2005年11月 ( 上旬 / 中旬 / 下旬 )[前月] [次月] | |||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
[Top]
Stellaさんのブログ記事【[☆] ぺんぎん書房が破産宣告】を読んで、まだ購入していなかった加地 尚武『歌う錬金術師―福音の少年』【bk1/amazon/boople/Yahoo!】を慌てて注文。
シリーズの既刊はこちら。まだamazonは買えるようです。マーケットプレイスがありますからね。
加地 尚武『福音の少年 錬金術師の息子』
(ぺんぎん書房 ,2004.1,\1575, ISBN4-901978-16-0)
【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 [→感想 2004/01/24]
加地 尚武『図書館のキス 福音の少年』
(ぺんぎん書房 ,2004.12,\1418, ISBN4-901978-41-1)
【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 [→感想 2004/12/22]
『メロディ 2005年12月号』(白泉社),\420
……よしながふみ『大奥』のドラマCDの応募券がついているので購入。
ご近所のスーパーで漫画雑誌が買えるのって、楽だけどちょっち恥ずかしい。
『ガンガン』も売っているので、発売日に子供に頼まれたフリをして買うことも可能。
香山 リカ『いまどきの「常識」』(岩波書店 岩波新書 新赤版 ,2005.9,\735, ISBN4-00-430969-7)読了。
香山リカのいっていることは中庸というかバランスとってるというか優柔不断かつ理想主義というかなんですが(要するにインパクトのあることは言っていない)、でもこういう「でもそれってなんとなくまずいんじゃないなぁ」というつぶやきにも似た言説が「信念ある」(言い換えれば単に頭固いだけの)人によって抹殺されるのはやっぱりまずんじゃないかなーと思うので、こういう本が発行されてしかも売れているというのはよいことだと思います。
「自分の周りはバカばかり」と公言してる人が読むと……きっと「やっぱり香山リカってバカ」って言うんだろうなぁ。でも「自分の周りはバカばかり」っていっている人は、たいてい周りがどのようにバカかを説明せずにただ怒っているだけなんですよねぇ。
[Top]
縞田 理理『裏庭で影がまどろむ昼下がり』(新書館 新書館ウィングス文庫 Wings novel ,2005.10,\630, ISBN4-403-54098-8)読了。
面白かった!
裏社会の大物の扱う麻薬をくすねて追われていた美少年が人間好きの妖精(というより妖怪)と一緒に暮らすようになるお話。
こういう表紙だけれど、BLではなく、(基本的には)ほのぼのファンタジーでした。第1話にはBLにも出てきそうなエピソードもいくつかあるし、殺される人も出てくるんだけど、通して読んだ感想は、心温まるファンタジーです。
表紙イラストの右側の金髪の美少年が人間で、ほっぺたひっぱられてるスーツのヒトが実は人間じゃありません。
ダイアナ・ウィン・ジョーンズ/三辺 律子訳『時の彼方の王冠』(東京創元社 創元推理文庫 デイルマーク王国史 ,2005.3,\1029, ISBN4-488-57209-X)読了。
〈唯一の者〉の娘ノレスを殺せ──女伯爵の命を受け旅立った親衛隊員ミットは、ノレスこそがデイルマークの真の女王となるべきことを知る。一方、現代の少女メイウェンは200年前の世界に送り込まれ、ノレスとなってミットや詩人モリルらとともに王冠を探す旅に。が、彼女にしか聞こえない不思議な声が、何かを目論みメイウェンにささやく……。
面白かった!
このシリーズの中でこれが一番面白い。いままでの3冊の登場人物が集まっている最終巻だからというのもあるんだけど、なにしろヒロインがまとも。それに引き換え3巻のヒロインだったはずのヒルディときたら。作者にこれだけボロクソに書かれるキャラも珍しい。
DWJの魅力はストーリーテリングと謎解きにあるんじゃないかなという気がします。先が読めない面白さ。この巻での最大の謎は「アミル大王とは誰だったのか」「本物のノレスはどうなってしまったのか」ということですね。
キャラでは3巻に登場したネイヴィスが別人のようにカッコよかったです。ミットは変わらない。
この巻は特に『九年目の魔法』が好きだった人にお勧め。
[Top]
アクセス解析をみていたら「検索避け」で来るひとも結構多い。ぐぐってみたら、なんと「検索避け」ではうちがトップだった。
2004/03/04の[検索避けとはてな避け]の記事。
需要がありそうなのに、うちがトップってのはまずいんでないのと思ったので(いや間違ったことは書いてないんだけどさ)、もっと適当なサイトへのリンクを追加することにした。
【二次創作同人娘のためのアクセスアップ講座:運営>宣伝編>水も漏らさぬ検索避け】
最初のサイトは読み物としても面白い。同人サイトはいろいろ「お約束」があるんだよね。
えーと、ワタクシ、まだハガレンの人です。同人誌を買漁る程度には(って、それは重症ということだ)。
【ヨウ:テーマ「鋼の錬金術師」の記事】
元アニメーターさんの技術的な面から見たハガレンアニメ評。エウレカ評もあります。
ファンはストーリー面からしか評価しないことが多いから、映像技術面からの評価は新鮮。ファンにはむちゃくちゃ評判の悪い怪盗サイレンの回が高く評価されてたりとか。これを書いている人の地域ではアニハガ放映は継続されているみたいですね。
で、以下は【米光一成】さんの原作評。
読者をひきつける原作の方法論について解説してます。
【第25回 「鋼の錬金術師」から読みとる「萌えさせる3箇条」】
【第27回 「鋼の錬金術師」から読みとる「キャラ萌え黙説法」】
ほんとは第27回は「兄弟関係に萌える」のはずだったんだがな。(楽しみにしてたのに)
追記:ブログコメントで催促したら次の週でやってくれました。ガンガン本誌の展開にもマッチしてタイムリー!
3巻までしか読んでいないのにその後の展開もしっかり予想しているところが、おさすがです。
【こどものもうそうblog|『鋼の錬金術師』の兄弟関係】もどうぞ。
[Top]
本当にただのブックマークとして使ってきたのだが、ようやく私にも【はてなブックマーク】の使い方が分かってきた。
個別idコメントがついた2chだという評価はある意味では当ってると思う。人を貶めるためにだけ使っている人もいるみたいだし。
【真性引き篭もり-はてなに道徳が無いのは異常なことでも悪いことでもないが、はてなブックマークに規約が無いのは異常であるし、極めて悪い。】に対する【はてなブックマーク】
はてなブックマークの問題点を挙げている記事に対するはてなブックマーク。
元記事はそれ自身がどういう記事がはてなブックマークのコメントのターゲットになりやすいかのサンプルにもなっている。興味深い指摘もしているのだが、けんか腰なので読む人に主旨が伝わらない。煽り言葉と提言は別にしたほうがいいと思う。
【9bit confusion - サイト持ちがmixiに逃げたがる理由がわかる】に対する【はてなブックマーク】
この人の書いたものを前にも読んだことがあるような、ないような……。サイトデザインやサイト名で個体識別していたから、サイト名変えたりブログに移行されたりすると、誰が誰やら……。
岡野 宏文/豊崎 由美『百年の誤読』(ぴあ ,2004.11,\1680, ISBN4-8356-0962-X)読了。
歯医者で待っているときだけ読む本だったので、読了に半年以上かかった。トヨザキさんと岡野宏文氏ががずんばらりんと百年分のベストセラーを切り刻んでいるが、ベストセラーになった状況を覚えている1981年以降が面白かった。
一番興味深かったのは『積み木くずし』かな。
親に自分のことを本にされた子供ってほとんど最後は「壊れちゃう」んだな。クリストファー・ロビンとか、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアことアリス・シェルドンとか。曽野綾子の息子はどうだか知りませんが、あれは高校生だから大丈夫だったのか。
自分の子供のことを作品にすべきじゃないんでしょうなぁ。育児漫画とか描いている人の子供は大丈夫なのか。あんまり売れなきゃ大丈夫か?
まあ『積み木くずし』の著者は特に問題のある人のようですが。
あと「くだらない悲劇的な効果を出すためだけに、そういうデリケートな問題を道具として使うなって言いたいです(p.380)」っていうのは至言だな。
吉本ばななとコバルトについて語られているp.316はあとで抜書きしておくこと。
郷ひろみと二谷友里恵のユーモアセンスをあげつらっているけど、そのあたりは批評している当の二人も五十歩百歩だと思うがな。
[Top]
[Home] [日記目次] [当ページ雛形(nDiary用)・ 原稿]
有里 (Alisato Akemi)