Alisato's 本買い日誌

2005年 02月 上旬

更新日: 2006/01/05

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2005.2.1 (火)

[diary] 歯医者

(2005/02/01)

お掃除のはずだったのに、「掃除と治療と抜歯のどれを優先しますか?」と聞かれてうっかり「治療」と答えてしまったら、麻酔打たれて削られた。
お掃除だと思ったから11時に予約を入れたのに……。
ズックンズックン痛いので、痛み止めもらってきた。

横に生えている親知らずがあって、そいつのおかげで歯磨きができなくて虫歯ができたのだ。だから、その親知らずも抜くことになっている。

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2005.2.2 (水)

[book] 高校時代の80冊

(2005/02/02)

長門有希の百冊】を真似してみました。高校三年生のワタクシが卒業前に記念に選んだ好きな本という設定です。マンガも入ってます。
小学校から高校までの間に好きだった本ということなので、現在好きな本でも高校三年の時点で刊行されていないと挙げられないのだ。

mixiにリストを載せたときは、『太郎物語』で盛り上がりました。

参考リンク:
虫のいい日々: 高校時代の100冊

  1. 池田理代子『ベルサイユのばら』
  2. 竹宮恵子『変奏曲』
  3. 萩尾望都『トーマの心臓』
  4. 萩尾望都『小鳥の巣』
  5. 青池保子『エロイカより愛をこめて』
  6. 成田美奈子『ウェルカム』
  7. 花郁悠紀子『フェネラ』
  8. 中山星香『ファンタムーシュ』
  9. 山田ミネコ『6月の丘』
  10. 和田慎二『銀色の髪の亜里沙』
  11. 文月今日子『フリージアの恋』
  12. 阿保美代『陽だまりの風景』
  13. 内田善美『星くず色の船』
  14. 山岸凉子『ティンカー・ベル』
  15. 三原順『はみだしっ子』
  16. 高木彬光『成吉思汗の秘密』
  17. G・K・チェスタトン『ブラウン神父の知恵』
  18. アガサ・クリスティ『二人で探偵を』
  19. エラリー・クィーン『エラリー・クイーンの新冒険』
  20. コナン・ドイル『シャーロック・ホームズ』(版はどれでも)
  21. ジェフリー・アーチャー『大統領に知らせますか?』
  22. アンデルセン『絵のない絵本』
  23. ルイス・キャロル『鏡の国のアリス』
  24. イルメリン・リリウス『ムッドレのくびかざり』
  25. エリザベス・エンライト『ひかりの国のタッシンダ』
  26. P.L.トラヴァース『とびらをあけるメアリー・ポピンズ』
  27. リンドグレーン『はるかな国の兄弟』
  28. ファージョン『リンゴ畑のマーティン・ピピン』
  29. トーベ・ヤンソン『ムーミン谷の仲間たち』
  30. ライマン・フランク・ボーム『オズの虹の国』
  31. ジーン・ウェブスター『続・あしながおじさん』
  32. ローラ・インガルス・ワイルダー『大きな森の小さな家』
  33. ミラ=ローベ/『リンゴの木の上のおばあさん』
  34. プロイスラー『小さい魔女』
  35. バーネット『秘密の花園』
  36. C・S・ルイス『魔術師のおい』
  37. ル・グィン『影との戦い』
  38. トールキン『指輪物語』
  39. ダンセイニ『ペガーナの神々』
  40. マキリップ『妖女サイベルの呼び声』
  41. ポール・ギャリコ『ハイラム氏の大冒険』
  42. ヘルマン・ヘッセ『ガラス玉演戯』
  43. アレクサンドル・デュマ『モンテ・クリスト伯』
  44. ヴィクトル・ユーゴー『レ・ミゼラブル』
  45. C・L・ムーア『大宇宙の魔女』
  46. アンドレ・ノートン『大宇宙の墓場』
  47. ゼナ・ヘンダースン『果てしなき旅路』
  48. トマス・バーネット・スワン『薔薇の荘園』
  49. ロバート・F・ヤング『ジョナサンと宇宙クジラ』
  50. サミュエル・R・ディレーニイ『バベル−17』
  51. フランク・ハーバート『デューン 砂漠の救世主』
  52. フレドリック・ブラウン『天使と宇宙船』
  53. ロバート・マイアル『謎の円盤UFO』
  54. ジェイムズ・ブリッシュ『宇宙大作戦 暗闇の悪魔』
  55. ブラッドベリ『太陽の金の林檎』
  56. ヘンリー・カットナー『ボロゴーヴはミムジィ』
  57. ジュール・シュペルヴィエル『ノアの方舟』
  58. 『魔女も恋をする 海外ロマンチックSF傑作選1』
  59. 『たんぽぽ娘 海外ロマンチックSF傑作選2』
  60. 『世界SF全集 16(スタージョン ブラウン)』「雷鳴と薔薇」
  61. 『世界SF全集 31(英・米・仏篇 I)』「歩行者族の反乱」
  62. 高橋 康也編『キャロル・イン・ワンダーランド』
  63. 星新一『ノックの音が』
  64. 筒井康隆『七瀬ふたたび』
  65. 平井和正『人狼天使』
  66. 野田昌宏『レモン月夜の宇宙船』
  67. 山尾悠子『夢の棲む街』
  68. 中井英夫『黒鳥譚・青髯公の城』
  69. 天沢退二郎『光車よ、まわれ!』
  70. 舟崎克彦『ぽっぺん先生の日曜日』
  71. 神沢利子『銀のほのおの国』
  72. サヴァラン『美味礼讃』
  73. 堀田善衛『方丈記私記』
  74. ナボコフ『アーダ』
  75. 井亀あおい『もと居た場所』
  76. アリス・D『十五歳の遺書 アリスの愛と死の日記』
  77. 寺山修司『寺山修司詩集』
  78. 曽野綾子『太郎物語』
  79. モンゴメリ『アンの青春』
  80. 山室 静『ギリシャ神話―付・北欧神話』現代教養文庫

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2005.2.3 (木)

[mysite] 1月の読了本30冊

(2005/02/03)

ようやくフジミの残りの感想を書き終えました、ぜいぜい。いっぱいあるので、あらすじだけでも書いておかないと、わけわかんなくなるのよ。
1月は、フジミを一気に15冊も読んだので、読了本が30冊になりました。我ながらよく読んだものだと感心。若いころは月に10〜12冊ペース、去年は月17冊ぐらいのペースでした。そういえば、去年の9月に運タロを読んだときも30冊ぐらいいったかな。面白いシリーズ物だと読むペースが上がりますね。
まだ、野火ノビタ『大人は判ってくれない 野火ノビタ批評集成』の感想が残っているんですが、これは「やおい」やヘボンネタとからめて改めて書く予定。

須賀 しのぶ『ブラック・ベルベット』と木原音瀬 『恋愛時間』も読了。
『恋愛時間』は本当に良かったです。やおい系の本を読みはじめて最大の収穫は木原音瀬を知ったこと。

[す] 須賀しのぶ『ブラック・ベルベット』,ISBN4-08-600543-3

(2005/02/03)

須賀 しのぶ『ブラック・ベルベット 神が見棄てた土地とと黒き聖女』イラスト:梶原にき (集英社 コバルト文庫す 5-51 ,2005年2月,520円 (税込), ISBN4-08-600543-3)

須賀しのぶはカッコいい女性を描くのが上手いなと思います。女性を描くのが好きなんだろうなー。

購入ガイド
 ISBN4-08-600543-3 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap

[こ] 木原音瀬 『恋愛時間』,ISBN4-87278-885-0

(2005/02/03)

木原音瀬 『恋愛時間』イラスト:紺野キタ(オークラ出版 アイス文庫 ,2002年1月,650円 (税込), ISBN4-87278-885-0)読了。

amazonへ

これはすばらしく良かった。男同士のサラリーマンの恋愛物ですが、たまたま登場人物が両方とも男だったというだけで中身は切ない純愛物。濡れ場もありますが、そんなにハゲしくないんで(少なくともフジミに比べれば)、やおい初心者向けかも。濡場に辿り着くまでにジレジレといろいろあって、濡場の後にもじれじれといろいろあるんですよ、これぞロマンス小説の醍醐味っ!!

ただまあ、ある種のファンタジーではありますね。恋愛に関係あるところ以外はカキワリみたいにしか書かれていなかったりしますし。

購入ガイド
 ISBN4-87278-885-0 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap

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2005.2.4 (金)

[book] 『真・運命のタロット』読み中

(2005/02/04)

5冊目あたりで飽きてきて(悪魔ちゃんが好きじゃないので)放り出していたんですが、【麻弥】さんのところの感想を見て、再開しました。ぐちゃぐちゃしてて、なにがなんだかよくわかんないんですが、ともかくラブストーリーとしての決着だけは見届けねばと思いまして。
『運命のタロット』は、とっても面白かったんだけど、『真・運命のタロット』になって話がでかくなってからはイマイチ。世界の運命がかかってる戦いの最中に痴話げんかしちゃうあたりは、確かに「ライトノベルの金字塔」ですけどさ。

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2005.2.6 (日)

[diary] 歯医者

(2005/02/06)

今日はお掃除。歯石を取ってもらって、デンタルフロスの使い方を教わりました。
次は火曜日の10:30から。この間削ったところの様子をみて、多分その次は抜歯です(涙)。でも削られた感じでは、割と上手い先生のようなので、抜歯も大丈夫じゃないかなぁ。「簡単だよ」と自信満々だし。

購入DVD

(2005/02/06)

[購入DVD] 『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』SEE

(2005/02/06)


ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 スペシャル・エクステンデッド・エディション
ピーター・ジャクソン

ポニーキャニオン 2005-02-02
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買ったはいいけど、見る暇あるかしら。
付録の住民手帳は白のゴンドール版でした。ちなみにLotRのパスポートは青の人間用、TTTの通行証はアラゴルンと、狙ったようなセットになってしまった!

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2005.2.7 (月)

[diary] 作業中

(2005/02/07)

某企画のための準備作業中なので沈みます。ぶくぶくぶく。

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2005.2.9 (水)

[diary] 梅見

(2005/02/09)

昨日は夫が有休をとったので、国営武蔵丘陵森林公園に梅を見に行った。残念ながら、まだ満開ではなかった。雨が降ったりしたせいか、紅梅の花は傷んでいた。それ以外の木はまだ三分咲きといったところ。
見頃は2/11からの三連休ぐらいからかな。

福寿草と梅の写真を撮ってきたので、はてなの日記にアップしておく。

http://d.hatena.ne.jp/alisato/20050209

購入本

(2005/02/09)

[購入本]桜坂洋『よくわかる現代魔法 jini使い』(集英社 集英社スーパーダッシュ文庫,4086302217),520円,

(2005/02/09)
  • 桜坂洋『よくわかる現代魔法 jini使い』イラスト:宮下未紀
    (集英社 集英社スーパーダッシュ文庫 ,2005年1月,520円 (税込), ISBN4-08-630221-7)
     ISBN4-08-630221-7 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap

[購入本]橋本治『ちゃんと話すための敬語の本』(ちくまプリマー新書,4480687017),714円 (税込),

(2005/02/09)

amazonへ

  • 橋本治『ちゃんと話すための敬語の本』
    (筑摩書房 ちくまプリマー新書 001 ,2005年1月,714円 (税込), ISBN4-480-68701-7)
     ISBN4-480-68701-7 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap
    ……クラフト・エヴィング商会によるブックデザインがとても美しい。

[購入本]内田樹『先生はえらい』(ちくまプリマー新書,4480687025),798円,

(2005/02/09)

amazonへ

  • 内田樹『先生はえらい』
    (筑摩書房 ちくまプリマー新書 002 ,2005年1月,798円 (税込), ISBN4-480-68702-5)
     ISBN4-480-68702-5 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap

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2005.2.10 (木)

[url] 現代作家ガイド

(2005/02/10)

現代作家ガイド-エキサイトブックス

これは本当によく出来てますね。
本関係の読み物ポータルとして【エキサイトブックス】は頑張っていると思う。

[も] 毛利志生子『遺産 Estate left』,ISBN4-08-600246-9

(2005/02/10)

毛利志生子『遺産 Estate left』イラスト:綾坂璃緒 (集英社 コバルト文庫 ,2003年4月,560円 (税込), ISBN4-08-600246-9)読了。

高校三年生の暮林小鳥は母親と二人暮らし。だが、母の再婚が決まった直後、母が自宅で凍死してしまう。呆然とする小鳥のもとに、カナダ人の青年カイルが現れた。十八年前に死んだはずの父親が、実は先日まで生きていたというのだ。一カ月前に死んだ父はカナダで恐竜の化石を発掘しており、小鳥に数億の価値の化石を残していったという。戸惑う小鳥だが、その直後何者かに命を狙われて…。

一応ちゃんとしたミステリーで、怪しい人がいっぱい出てきて犯人当てもできるようになっているのですが、どうやって話を組み立てているかという手つきが透けて見えてしまって、イマイチ。
たとえば、洋館の改築が必要だから、小鳥の幼馴染は工務店の息子。怪しい人物を怪しく見せねばいけないから、その人物の過去を知る子供が唐突に現れるといった具合。

そういう登場人物がプロットに奉仕する話というのは、登場人物の心情がわざとらしくなるので、思春期小説としてのライトノベルとは相容れないものがあると思う。

購入ガイド
ISBN4-08-600246-9 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap

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有里 (Alisato Akemi)
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