更新日: 2006/01/05
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『ピータ・パン』の作者ジェイムズ・バリーを主人公に、いかにして戯曲『ピータ・パン』が作られたかを描いた映画。評判通り、すばらしかった。最後の方、白髪のおばあちゃんが出てきたあたりから涙がでてきて、ティンカーベルのあたりでぼろぼろ泣いちゃったけど、ラストでは涙が乾いていた。
なんとなく、こういう映画にあまり素直に感動してはいけないような気がするんじゃが。ACの物語で、ACが寄り添っているだけの話なんだし。
ピーター役の子に注目が集まっているけど、長男もよかったぞ。あの歳で大人になるしかなかったという健気さよ。
衣装もよかったです。衣装展行きたかったな。
公園が出てくると、なんとなく『メアリーポピンズ』と内容がごっちゃになるのよね。
デップも子役もすばらしいんだけど、子供たちの母親のシルヴィア役のケイト・ウィンスレッドだけはいただけない。社交界に顔がきく母親のいる育ちのいい未亡人には全然見えない。農家のおかみさんとかメイドさんならぴったりなんだけど、上品さがないのよね。
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青池保子『『エロイカより愛をこめて』の創りかた』 (マガジンハウス ,2005年2月,1575円 (税込), ISBN4-8387-1563-3) 読了。
青池保子が『エロイカより愛をこめて』のキャラクターや漫画の作り方を語ったエッセイ集。
『エロイカより愛をこめて』は、エーベルバッハ少佐が初登場した頃からリアルタイムで読んでいたので、懐かしかった。
『プリンセス』に移る前の作品も読んでいる。今でも忘れられないのは、プレイボーイが田舎出の純情少女に本気になる話。ラストは、星を見るために雨雲とおっかけっこするんです。カラーページがついていたから、まだ干されはじめる前の作品だとおもうんだけどね。
『アルカサル』の頃から漫画自体をよまなくなっちゃたんだよな。
『Z』の完結編は『エロイカより愛をこめて』30巻に載っているのか。
長期にわたる連載やシリーズ物は、作者が登場人物にのめりこむあまり内容がぐだぐたになることが多いんだけれども、青池保子はキャラクターを愛してはいても淫してはいなくて、かなり冷静に描いているんだなということが分かる。ある意味ストイック。
登場人物(特に主役級の人たち)の行動原理に良く似ているなと思う。正確には逆か。こういう人が描くからこそ、ああいうキャラクターが生まれてくるわけだ。
名前は出てこないが、2回ほど萩尾望都のことではないかと思われるエピソードが出てくる。(p.125、p.204)
青池保子と萩尾望都は、あまり共通点がないようにみえるが、同世代だしストーリーテラーの部分や職人気質の部分が似ているのかなと思う。
実はこのエッセイ集を読みながら私が思い浮かべたのは、萩尾望都のエッセイ集だった。形式も語り口もどこか似ている。もっとも萩尾望都はあまり自作のキャラクターについて語ったりはしないけれど。
番外編のドイツ軍の雑誌に乗ったエロイカの記事の話も興味深い。
それから、書き忘れてたけど、知人の名前が出てくるのである。がんばっているんですなー。
榎田尤利『夏の塩 魚住くんシリーズ 1 』イラスト:茶屋町勝呂(光風社出版 クリスタル文庫,2000年7月,500円, ISBN4-415-08791-4)読了。
これはすばらしく良かった。紹介してくれた三村美衣さんに感謝を!
ボーイズラブだけど、むしろAC物といったほうがいいような作品。
自分が不幸だということすら分からないほど不幸な魚住君と、その不幸さに惹かれるほど不幸で繊細な友人たちと、その不幸さをものともしない男・久留米のお話。
魚住の周りの人たちが本当に優しくてね。ハンパな人たちはそこに至るまでにふるい落されていて、魚住を理解できるほど繊細でかつ賢い人しか残ってないので。
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私みたいな人間にとっては、麻薬のようなゲームだー。
お人形遊びができる作業ゲー。お家の設計もできる。
基本的にお人形遊びなので、キャラクターの外見が好みでないとやる気は下がる。逆に好みの外見だと、もう萌え萌えですよ。
キャラクターの実に細かい動きまでよくできている。お皿を洗うアルフォンスとかおふろに入るアルフォンスとか絵を描くアルフォンスとか、もー可愛くて可愛くて。
エドはトイレも流さないし、お皿も片付けない奴なので、可愛げはイマイチだ。
ご飯作って、ご飯食べて、お皿洗って、シャワー浴びて、トイレ行って、仕事にいって、帰ってきたら請求書を払って、ご飯作って、ご飯食べて、お皿洗って、友達に電話して、あきたら本読んで、トイレいって、寝る……の繰り返し。人生なんてそんなもんなんだね。
洗濯という選択肢がないのが幸い。食事つくりと皿洗いだけでも大変なのだ。
→[プレイ日記]
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有里 (Alisato Akemi)