更新日: 2005/12/19
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急な仕事もハガレン熱も一応落ち着いたし、さすがにそろそろ通常運転に戻らねば。
とりあえず、たまった新聞の整理。(9月末からほとんど読んでいなかった)
新聞の切り抜き整理や、家計簿つけや、【MM/本のメモ】への登録も再開しないと。
明日は『月刊少年ガンガン』の発売日ですよ。ご近所の本屋に買いに行くか。私ぐらいの年齢になると「子供に頼まれて」で済んじゃうから、全然恥ずかしくないんですけどね。OLさんのが大変? でもフ女子の皆さんはそんなことではメゲないんだろうなぁ。
CDドラマの続きが楽しみでございますよ。
(なんか、ハガレンラジオのフ女子サービスが凄かったらしい。聴きたかったなー。どうもアニメ版エドの中の人は素で腐女子なんじゃないかという気がしますよ)
榎木洋子『黒の騎士 ダークローズ・プリンセス』イラスト:左近堂絵里(角川書店 角川ビーンズ文庫 ,2004年11月,460円, ISBN4-04-445303-9)読了。
幼くして両親と死別し育ての親の叔父も亡くした15歳の真夜は、呪われた子としての運命に耐え切れず死を選ぼうとする。だが「混沌の世界」より現れた騎士レイヴェンとの契約により、運命と闘う決意をする。生まれ故郷の英国を離れ、祖母のいる日本へやってきた真夜は、図書館でレイヴェンの姿をみることができる少年・ミナトと出会う。
騎士様とゴスロリ少女のロマンス物かと思ったら、本命は霊媒体質の同級生の天然少年で、騎士様はヒロインの叔父様(今はヒロインの守護霊)とホモくさい関係らしい。さすがビーンズ。
冒頭はシリアスだったけど、敵役がなんとなくお笑い入ってて軽い。シリアスにしすぎるなと編集部からいわれているのか、作者の性格なのか……。もっとダークでいいんだけどなぁ。
左近堂絵里のイラストはすてき。ビーンズはイラストのセンスはいいと思うよ。話はやおい臭がするのばっかりなんだけど。
中村幌『クラウディア』イラスト:水上カオリ(集英社 コバルト文庫 ,2004年11月,520円, ISBN4-08-600509-3)読了。
第二次世界大戦直後の東欧を舞台にした、天才的な暗号解読能力をもつ双子の美少女とその幼馴染の少年のお話。
文体もキャラクターも展開もライトノベルです。
ものすごい国際陰謀の話なのかとおもいきや……。舞台設定は魅力的なんだけど……。
こういう展開だったら、ヒロインが双子である必然性なんて全然ないじゃん。しかもヒロインの魅力が全然伝わってこないし。
いろんな属性の女の子が出てくるところは、ライトノベル的というよりエロゲ的かも。
水上カオリのカラーイラストは綺麗。モノクロはイマイチ。
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「通常運転」といってるそばから、忙しくなってしまったのでした。
あ、『ガンガン』買いました。CDドラマはエドと大佐の(低レベルな)言い争いがおもしろかったっす。大佐ってばおとなげない(笑)。
夫は昨日も今日も休日出勤です。ひょっとしてこれが噂のデスマーチ? (縁起でもないネーミングだ)
私も忙しいから、不在なのはありがたいんですけどね。
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家の前で道路工事をやっているので外に出られません。(頑張れば出られないことはないけど、いろいろと面倒くさい)
シャベルカーで穴掘ってるので、家がゆれる〜。
忙しいのは終わったけど、日記の更新よりもやりたいことがある。
『ライトノベル☆めった斬り!』がbk1で予約開始されました。
私もちょっぴり手伝いました。
【http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/】
軽くていいブラウザなんだけど、CSSがときどき崩れるのと、検索バー機能が弱いのが弱点。
『ライトノベル完全読本』の巻末漫画(兄と妹がでてくるやつね)を書いた五臓六腑さんのサイト。
表紙の人(光太郎さんというらしい)に萌えたのでメモっとく。あとでゆっくり見よう。
via.【http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20041116#p1】
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TRCの書誌情報を抽出して、それに他のサイト等から抽出した絵師情報を付け加えるツールを作成中。
Ruby1.6でやっていたら妙なエラーが出たので、1.8に入れ替えたんですが、そうしたら今度はwebagent.rb(というたかはしさんが作ってくれたrubyのライブラリ)が動かなくなっちゃって、結局1.6に戻しました。
戻しても動いたので、最初に出たエラーは、Rubyのバージョンのせいじゃなくて、私のプログラムミスの可能性が強い。
とりあえず、集英社系と電撃文庫はなんとかなりそう。講談社と角川系もなんとかなった。ファミ通、とMF文庫JはISBNからだと詳細情報がとれないんだけど、変換テーブル使えばなんとかなるかな。
ハガレンにかまけて、すっかり現実世界のことを忘れてましたが、11月も半ばなので、そろそろ1区画づつ大掃除を始めないといけないのではないか。去年は21日から始めていた。
本の整理もしなくては。
桜庭 一樹『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』イラスト:むー(富士見書房 ミステリー文庫 38-06 ,2004年11月,525円, ISBN4-8291-6276-7)読了。
ふわふわしたイラスト付き小説の中身は毒入りの飴玉。
なにしろプロローグが少女のバラバラ死体を同級生が見つける新聞記事なのだから。
いや、毒入りっているよりハバネロまぶしというべきか。痛くてひりひりして、人によっては受け付けない、人によっては癖になる。
『推定少女』[→感想]の別バージョン。再生できなかった白雪の話。
『蛇にピアス』なんかよりこっちの方が出来は上だと思うんだけど、こういう本がライトノベルの装丁で出て、「大人」が知らないうちに、子供と「大人になれない大人」の間で評判になるというのは正しいことかもね。
あとがきに『GOSICK 3』を書き上げたあとで突然書きたくなったとある。
『GOSICK 3』の感想で、「ダークな方向に転がせそうなネタを必死で押しとどめているという感じがします」と書いたんだけど、押しとどめられなかったものが、こっちで噴出しちゃったんだろうな。
名台詞。私は「大人」なので、「空気の読めない担任教師」のこの台詞を採ります。
俺は大人になって、教師になって、スーパーマンになったつもりだったから。(中略)ヒーローは必ず危機に間にあう。そういうふうになってる。だけどちがった。
(p.197)
砂糖菓子の弾丸では世界と戦えないし、文庫本は物理的に殺されていく子供を守れない。でも、心を殺されていく子の楯にはなるかもしれないから、どうかこの本が届きますように。
でもって、「大人」は――「大人になりきれない大人」でも曲がりなりにも「大人」なんだから――祈るだけじゃなくてなんかしなくちゃな。
成田良悟『バッカーノ!1933 上 THE SLASH〜クモリノチアメ〜』イラスト:エナミカツミ(メディアワークス 電撃文庫 0990 ,2004年9月,599円, ISBN4-8402-2787-X)
成田良悟『バッカーノ!1933 下 THE SLASH〜チノアメハ、ハレ〜』イラスト:エナミカツミ(メディアワークス 電撃文庫 1014 ,2004年11月,725円, ISBN4-8402-2850-7)
乱暴に要約すると、いろんな組織に雇われた刃物使いたちが一箇所に集まって闘っちゃう話。登場人物の何人かは不死人なので、血の雨が降る割には死人は少なかったり……。
登場人物がどんどん増えていって、「この人誰だっけ? どこに出てたっけ?」という『ブギーポップ』シリーズ的展開になって、このままだとやばいんじゃないかという気がしないではないのだけれど、クライマックスは圧巻だった。
「しかしキャラクタを大事にする作家さん。誰一人として無駄に消していかない」【はてなダイアリー - 読書中記仮 2004/11/15】というのは同感。
これだけむちゃくちゃなのに、キャラクターに必ず読者の感情移入の余地があるというのは、ある意味では甘いんだけど、エンターティメントとしては重要なことだと思う。 増えていくエピソードとキャラクターをいかに新規読者に認知させていくかがこれからの課題でしょう。
購入ガイド
・成田良悟『バッカーノ!1933 上』
ISBN4-8402-2787-X 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】
・成田良悟『バッカーノ!1933 下』
ISBN4-8402-2850-7 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】
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有里 (Alisato Akemi)