更新日: 2005/12/19
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11月も半ばを過ぎたので、1区画づつ、気合をいれて掃除をしている。こうやると、年末に大掃除をする必要がないのだ。
風呂場(ブラインドと窓は除く)、脱衣所、1階のトイレの掃除が終了。まだまだ先は長い。
炊飯器の内蓋を壊してしまった! 部品は売っているのだろうか? 売っていなかったら、別の炊飯器を買わないといけないなぁ。
[エレホン堂]に『プリンセス・ダイアリー』のメグ・キャボットの特集ページを追加した。
ついでに他のページにも、amazonのライブリンクを追加。やっぱり書影が自動的に表示されるというのは、魅力だよね。
マンガの特集ページには、船戸明里、紺野キタのページを追加しようと画策中。
あともう一人ぐらい追加したいのだけれど、誰がいいかな。最近おもしろかったのは日本橋ヨヲコだけど『G戦場へヴンズドア』しか読んでいないし。藤原薫は作品が入手しにくいし。(『おまえが世界を壊したいなら』は復刊したけど。)天野こずえは『AQUA』『ARIA』限定だし。夢路行は、ファンページがいくつもあるし。
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夕食用のご飯は鍋で炊いているんだけど、お弁当用には予約タイマー付きの炊飯器がどうしても必要なので、3合炊きの一人暮し用のものを購入することにした。NationalのSR-CJ05。税込で6千円。安いが、うちにはこれで充分。
炊飯器が小さくなったのを機に、使い勝手が悪い電子レンジの置き場所を変えてみる――が、やっぱり使い勝手が悪いことが判明し、結局夫に電子レンジとオーブントースターを置く台を作ってもらうことになった。
明日はそのための材料を買いに行かねば。
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『プリンセス・ダイアリー』[→感想]の映画化だという『プリティ・プリンセス』【amazon】のDVDを借りた。
うーん、つまらなくはないけれど、原作のほうがはるかに面白いと思う。
原作のプレイボーイで情けない性格のパパ(でも憎めない)が死んじゃってて、おっかないおばあさまが優しげなジュリー・アンドリュースになってしまっているのは、やっぱり残念。回想シーンで出てくる映画版パパは真面目そうで素敵だったけどね。
アン・ハサウェイの変身ぶりはお見事だし、マイケル役や、いじわるラナ役の子のキャスティングはハマっているけれど、演出が微妙にダルい。もうちょっとテンポよくできいものでしょうか。
ミアがプリンセスとして目覚める展開は悪くないけど、プリンセス教育を受けることをOKする理由がイマイチ明確でないし、もう一つの見所のはずのマイケルとの恋の描き方がとてもいい加減。あれじゃ、どうしてミアがマイケルを選ぶのか、見ている人間にはちっともわかんない。むしろ女王のジュリー・アンドリュースと保安局長のヘクター・エリゾンドの関係のほうが、ずっとロマンチックな雰囲気だったりするのがナントモ。
映画版のリリーは、天才少女というよりは、原作のミアをほうふつとさせるような不思議ちゃん。演じているのは妙におばさん顔のヘザー・マタラッツォ。結構ファンがいるようで。
【古本市場】でマンガを売る。古本市場って、売れセンのマンガを200円で買取って、250円で売るのですな。
ある意味ブックオフよりあくどいと思うが。店員もあんまり感じ良くない。(でも本は売るんだけどね。)
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いままで電子レンジをキッチンカウンターの上に直に置いていたのだけれど、レンジの扉を開け閉めするためにはカウンターの上のものを退かさなくてはならなくて、とても不便でした。
で、レンジを台の上に乗せればいいじゃんということになりまして、生活改善のための日曜大工が大好きな夫が棚を作ってくれることになりました。
組み立ててみたら、金具付け位置が1センチずれててやり直しとか、棚板がコンセントにぶつかるので、5ミリ切らなきゃならなかったとか、いろいろあったけれど、めでたく完成いたしました。
なかなか良い具合です。こんなことなら、何年も不自由な思いをしてないで、さっさと棚を作ってもらえばよかった。
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給料日だったし、EasySeekで見つかった本の代金を振り込まねばいけなかったので、雨の中銀行と郵便局にいく。往復20分でジーンズのすそがぐしょぐしょ。
で、小遣いも入ったので、欲しかった文庫本をまとめ買い。ショックだったのは、今朝bk1に注文した森博嗣『四季 夏』がご近所の本屋にも入っていたこと。知っていたら、こっちで買ったのに! まあ、夜まで届いたので、6時間の我慢だったんだけど。
乙一が解説を書いている『ジハード 1』【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】をようやくゲット。ライトノベルについて書いてあることが面白いというので探していたのだが、確かにこれは収穫。
これだけきちんと「ライトノベル」の定義について書かれた文章は、多分活字媒体では初めてのことだと思う。ある意味歴史的文章かも。
乙一は1978年生まれだから、「ライトノベル」を読んで育った第一世代なんだなぁ。
ビーンズ文庫2冊と『マリみて』新刊と『四季 夏』は読了したので、感想書かねば。
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『.hack//Integration』【amazon】を購入した。バンダイの思う壺だ。
『.hack//UNIZON』を見る。.hackシリーズのTVアニメ版とゲーム版のキャラが同窓会をやる話。居酒屋で飲み会して、ネットスラムで花火あげて盆踊り。ほんと、それだけ。でもTV版やゲーム版のラストでファンが本当に見たかったのは、こういうエピローグなんだけどね。それなりに良かったが、定価8000円は高いよ。15%引きで買ったけど、それでも高い。絶対中古が出るから、待ってたほうがいいと思う。
サウンドドラマの『オフラインで会いましょう』は、三十郎さんとほたるちゃんが日本に来た〜、はぐれた〜、今インターネットカフェにいるんです〜、お金ないんです〜、よっしゃー迎えにいくぜ店どこだ〜、わかんないんです〜、というようなお話。これはとても面白かった。
邪魔なんで、とっとと売り払ってしまおうかと。
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『モンスターズ・インク』【amazon】のDVDを見る。
先日炊飯器を買いに行ったときに、電気屋の大型液晶TVにこの映画のDVDが映っていて、それがとても面白かったので、帰りにDVDをレンタルしてきたのだ。
日本語吹き替え版で見た。いやー、面白かった!! 石塚英彦と「爆笑問題」の田中裕二の掛け合いが絶妙。『シュレック』のときも思ったけれど、日本のお笑い芸人は声優としてかなりレベルが高いんじゃないかな。
動いているブーはたいへん可愛かったです。(動いていないとヘンなガキだが)
「どこでもドア」を使った追いかけっこが楽しかった!
えー、個人的にはギョロ目のマイク君にラブラブです。
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設定集やDVDをみたおかげで、また『.hack』をはじめていたのだが、ついにアイテムコンプリートを達成した。普通アイテムを全部集めると、ご褒美にゲームのオープニング画面で特別な壁紙を表示できたりラジオの特別番組を聞けるようになるのだ。
これで、もう『.hack』でのイベントはやりつくしてしまった。
全4巻に費やした時間は250時間以上。現在のレベルは98(MAXは99)。ゲームの中のキャラクターたちはまだ存在しているのだけれど、もう新しい言葉はいってくれないのだ。なんとなく寂しい。
ちなみにゲーム日記は「アリストック: [game] .hack//絶対包囲プレイ日記」に載せてある。
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夫にダイニングとリビングの蛍光灯を換えてもらう。ダイニング用には料理が美味しそう見えるという「電灯色」を選んでみたのだが……黄色い。黄色すぎてすっごい違和感! たとえ料理が美味しそうに見えなくても、明るいナチュラル色すべきだった。
雪乃 紗衣『彩雲国物語 はじまりの風は紅く』(角川書店 角川ビーンズ文庫 ,2003.11,\438+税, ISBN4-04-449901-2)読了。
第1回ビーンズ小説賞奨励賞・読者賞受賞作。
秀麗は彩雲国の名家・紅家のお嬢様。だが、学問にしか興味がない父のおかげで家計は火の車。
そんな折、舞い込んだのは、政務にも女にも興味がないという「ダメ王様」を教育するため後宮に貴妃として上がるというお仕事だが……。
中華風の王宮ラブコメディかと思ったら、途中でアクション物になったり、びっくりするような展開になったりします。でも、ラストはやっぱりロマコメ。(田中芳樹+十二国記+アンジェリーク)÷3といった雰囲気で、いろんな要素が盛りだくさん。
主人公の秀麗が元気よくて、なかなか結構。
老師と秀麗のお父様が良い味だしてますと思ったら、まさかそんな……。
続きが気になる作品であります。
購入ガイド
ISBN4-04-449901-2 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 【bk1(02378784)】
樹川 さとみ『千の翼の都 翡翠の怪盗ミオン』(角川書店 角川ビーンズ文庫 ,2003.11,\495+税, ISBN4-04-445802-2)読了。
王都巡検使を務める青年貴族ジューロは、ある夜、王都を騒がす神出鬼没の怪盗「ルムラ」を捕らえようとし、とり逃してしまう。怒り心頭で帰宅した彼を出迎えたのは侍女のミオン。ドジでぼんやりしたところのあるミオンだが、実は彼女こそが、「ルムラ」の正体だった。妖精を相棒とし、夜に舞うミオンの目的とは……。
異種族に育てられた少女ミオンがドジでぼんやりな侍女のふりをする猫かぶりぶりが楽しい。無口で無愛想なジューロは、侍女のミオンの性格を力いっぱい誤解しているような気もしますが、実はあれがミオン自身も気づかない彼女の一面なのかもしれません。
お話はミオンとジューロの恋愛未満で終わってますので、続きに期待。
続き、出るんでしょうか。
購入ガイド
ISBN4-04-445802-2 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 【bk1(02377893)】
森 博嗣『四季 夏』(講談社 講談社ノベルス ,2003.11,\800+税, ISBN4-06-182339-6)読了。
真賀田四季は13歳のお話。瀬在丸紅子登場。若き日の喜多先生も登場。
ある人物のフルネームが分かる。ひえーっ、そうだったのか!!
実は『赤緑黒白』で既に明かされていた事実だったらしいのですが、未読だったのでびっくりしました。
やっぱり『赤緑黒白』【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】と『四季 春』【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】も読まなきゃだめか。
しかし『今夜はパラシュート博物館へ』収録の「ぶるぶる人形にうってつけの夜」には、やられたなぁ。お見事なミスディレクション。前に食らったのと同じ手を食らうとは情けない。まさかこんなに大掛かりなトリック(10冊以上の本を使った伏線!)だとは思いませんでしたよ。
複数の巻に渡るメタなトリックといえば、『夏のレプリカ』と『幻惑の死と使途』みたいなのもありましたね。
購入ガイド
ISBN4-06-182339-6 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 【bk1(02381619)】
小野 不由美『くらのかみ』(講談社 Mystery land ,2003.7,\2000+税, ISBN4-06-270564-8)読了。
「四人ゲーム」。まっくらな部屋の四隅に四人の人間が立ち、肩を順番に叩きながら部屋をぐるぐる回るゲームだ。とうぜん四人では成立しないはずのゲームを始めたところ、忽然と五人目が出現した! でもみんな最初からいたとしか思えない顔ぶればかり。――行者に祟られ座敷童子に守られているという古い豪壮な屋敷に、後継者選びのため親族一同が呼び集められたのだが、後継ぎの資格をもつ者の食事にのみ毒が入れられる事件や、さまざまな怪異が続出。謎を解くべく急遽、少年探偵団が結成された。もちろんメンバーの中には座敷童子も紛れこんでいるのだが……。
ウェルメイドな児童文学ミステリーでした。ウェルメイドすぎて物足りない気もしますが、それは贅沢すぎる要求か。座敷童子の存在にもミステリ的に必然性があるというのが凄い。
親戚の家に泊まりにいったときのものめずらしさと気詰まりな雰囲気までもが、見事に描写されています。
凝った造本がとても似合っている本でした。
全国の小中高校の学校司書さん、お願いですからこのシリーズを図書館に入れてください。私も近くの学校に寄贈したいぐらいです。
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ISBN4-06-270564-8 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 【bk1(02338516)】
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有里 (Alisato Akemi)