2002年11月 ( 上旬 / 中旬 / 下旬 )[前月] [次月] | |||||||||||||||||||||||||||||
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PS2用のゲーム『ICO』の攻略本。
物語の最初から最後までの攻略を写真入で掲載。巻末に開発者インタビューと制作設定画と敵のデータ一覧が載ってます。
残念ながら期待していた詳しい地図はありませんでしたが、表紙カバーと本体の表紙&裏表紙に一応の地図(公式サイトのお城案内のページに載っているもの)が印刷されています。
Introductionのページに魔法文字の一覧あり。
ある人に「攻略本というのはゲームをひととおりクリアしたあとで買うものなのですか?」と尋ねられたのですが、私の場合、攻略本はクリアした後でしか買いません。それもよっぽど気に入ったゲームのときだけ。一種の記念アルバムなんです。
だから今まで買ったことがある攻略本って、『風来のシレン』と『Nights』と『クーロンズゲート』と『AZEL』ぐらいじゃないかと。(ゲームはもっとやってます)
ゲームはなるべく自力でクリアしたいので、一回目のプレイのときは極力他からの情報をいれないようにしています。それでも詰まることはあるので、そういうときだけネットで情報を集めます。
一回クリアしたら、攻略サイトなどなどで情報を集めて、拾い損ねたアイテムやイベントを回収してまわります。それでも足りない場合(要するに、とってもゲームを気に入ったときのみ)攻略本を買うのです。
で、写真を見てしみじみと冒険を振り返る……と。
購入ガイド
『ICO公式ガイドブック』
(ソフトバンクパブリッシング The PlayStation2 books,2002.2,\1,400+税, ISBN4-7973-1882-1)
ISBN4-7973-1882-1 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(02128712)】
ある人のWeb日記を読んでいて、年賀はがきを購入するのを忘れていたことに気づき、郵便局まで買いに行く。インクジェット用のものがあったので、70枚購入。
例年は夫の会社がまとめて購入してくれていたので、それを頼んでいたのだが、今年から個人で購入することになったのだ。
夫は年賀状なぞ「虚礼の極み」だと思っているようだが、私は年に一回ぐらいアドレス帖のメンテナンスを兼ねた近況報告の交換の場があったっていいじゃないかと思うのだ。
篠田真由美「ふたり遊び」
岡本賢一 「闇の羽音」
瀬川ことび「ラベンダー・サマー」
乙一 「階段」
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寒くなってきたので、エアコンの掃除をした。
夏の終わりに掃除したのかどうか定かではないので、念の為フィルターを洗い、カバーも拭いておく。細かい桟の部分のホコリ払いには、水性ペンキ用のハケを使うと具合がよかった。
一番の問題は送風ファンなのだが、カバーをはずせないので、送風口から雑巾を巻いた棒をつっこんで無理やり拭く。
油絵の具用の筆をつかうとうまく汚れが取れるのではと思いついたのだが、あいにく適当な筆がなかったので、実験は保留。今度100円ショップあたりで買ってきて試してみよう。
2002/11/25追記:
100円ショップの太め水彩用の筆を買ってきて試してみた。予想通り、送風ファンの汚れをうまく掻き出すことができた。汚れや埃はすべて下に落ちてしまうので、古シーツなり、ビニールなりでエアコンの下にあるものを覆ってから作業すべし。
篠田 真由美/乙一〔ほか〕『悪夢制御装置 ホラー・アンソロジー』(角川書店 角川スニーカー文庫,2002.11,\514+税, ISBN4-04-426905-X)読了。
収録作は以下の通り。全体的にそれなりの水準だが小粒。
篠田真由美「ふたり遊び」
両親亡き後、お城に一人住む少女。彼女には双子の弟がいたのだが……。
建物の描写はさすがだし、エキセントリックな一人語りも悪くないが、オチが少々弱いか。ぎょっとしたことは確かだが。
服部まゆみや今邑彩を読んでいなかったら、絶賛したかも。この作家はリアリティを必要とされる作品より、こういう作り物めいた世界を描くほうが似合うようだ。
岡本賢一 「闇の羽音」
巨大女王蜂と少女の闘い。話がとっちらかってる。
瀬川ことび「ラベンダー・サマー」
自主製作映画の撮影に高原を訪れた高校生たちの前に現れた謎の美少女の正体は……。
オチはイマイチだと思うけど、この作者特有のなんとなくユーモラスな語り口がいい感じ。
乙一 「階段」
幼い姉妹に繰り返しふるわれる父の暴力。階段はふたりのとって恐怖の象徴だった……。
こんなに陰惨な話なのに、どうして読後感が爽やかなんだーっ!? 乙一というのは何を書いても後味が悪くならないという、実に不思議な作家であります。
購入ガイド
ISBN4-04-426905-X 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(02238386)】
レイ・ブラッドベリ/中村 融訳『塵よりよみがえり』 (河出書房新社 ,2002.10,\1,800+税, ISBN4-309-20365-5)読了。
「集会」「四月の魔女」など、他の短編集に収録されていたエリオット一族物を集めて、つなぎの章を入れ、長編に仕立て直したもの。
装丁に使われているチャールズ・アダムズの絵はすばらしいし(本体の表紙にも印刷されていることを【東雅夫のイチオシ新着棚】で知った。なんでもカバーをめくってみないとダメね)、短編集をひっくりかえさなくてもよいのは有難いんだけど、つなぎで付け加えられた章がイマイチで、もとの短編の雰囲気を損なっているような気がしてならない。
長編に仕立てた意味もあまりないようで、つくづくブラッドベリは長編に向かない作家なのだと思う。短編を一冊にまとめてくれるだけでよかったのに。
萩尾望都が描く「集会」(『ウは宇宙船のウ』【bk1/amazon/Yahoo!】に収録)のイメージが強かったので、アイナーおじさんが妙にマッチョなのが気になったが、訳者あとがきからするとマッチョな方がブラッドベリが描きたかったイメージのようだ。
萩尾望都のほうは「エナーおじさん」、こっちは「アイナーおじさん」ということでイメージの折り合いをつけることにした。
『二人がここにいる不思議』は未読だったので、「オリエント急行北へ」と「十月の西」はここで初めて読んだ。不気味な乗客のでてくる「オリエント急行北へ」がとても良い。
短編集との違いを確認しようとして、なんと我が家には『10月はたそがれの国』【bk1/amazon/Yahoo!】が無いことを発見してしまった。(読んでいることは確かなので、友人から借りて読んだのかもしれない。)購入しなおすべきであろうか?
なぜか『火星の笛吹き』(徳間文庫)は2冊あった。
購入ガイド
ISBN4-309-20365-5 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(02236160)】
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11月とはいえ、あまりに寒いので、こたつを出すことにした。
こたつに入っていると何もしたくなくなるし、うたた寝して風邪を引いたりするので、あまり良いことはないのだが、あの気持ち良さには勝てない……よね。
パソコンを使っていると、指先が冷たくなってしまうので、指無し手袋をはめてみることにした。あったかいけど、少々指が動かしにくい。
【胡桃の中の航海日誌:マックのマウスは左手?】を読んで、右脳活性化のため、マウスを左手で使う設定にしてみた。
私は利き手、利き足、利き目すべてが右で、左半身の動きがとても鈍いので、強制的に右脳を使ってやらないとヤバいんではないかと思い始めていたのだ。で、左手で歯を磨いたりとかしてたんだけど、やり難くてつい右手に持ち替えちゃったり。
その点、左手マウスだったら、いやでも左手を使う。ぎこちなくても、それが脳の活性化を促すのだ……と信じたい。
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なぜか反響が。
「寒くてキーボードが打てないとき!」は、「ストッキング地の手袋が重宝」というメールをいただきました。コンビニで売っていたそうです。
コンビニは食べ物の棚しか見ないので知りませんでしたが、今もあるんでしょうか。よさげなので、探してみたいと思います。
ちなみに、指無し手袋はドラッグストアで買いました。のびのび軍手手袋の並びにぶら下がってました。
右脳活性化はボケ防止のためです。今より悪くならないようにするため。
マウスを持ち替えたぐらいで、いきなり今より頭がよくなるんだったら、とうの昔に「頭がぐんぐん良くなる!! 左手マウスの驚異」みたいな本がベストセラーになっていると思う。
左手マウスはドラッグ&ドロップがやり難くて、結局右手でショートカットキーを多用してたり。
江戸川 乱歩『大暗室』 (春陽堂書店 春陽文庫 江戸川乱歩文庫,1987,\524+税, ISBN4-394-30122-X)読了。
水槽水責めシーンが読みたくて読んでたんですけど……うーん。
ぜんぜん筋を覚えていなかったんですが、私が読んだのは本当にこれのリライト少年探偵団バージョンなんだろうか。
明治の末、有明友定男爵と親友の大曽根五郎、有明の家扶の久留須左門の三人は、沈没船から脱出しボートで漂流していた。陸地が見えたそのとき、悪鬼と化した大曽根五郎は男爵と久留須にピストルの銃口を向けた!
五年後、男爵の妻・京子と再婚した大曽根は、悪事が暴かれんとすると屋敷に火をかけ、男爵家の財産と息子・竜次とともに姿を消した。
それから約二十年の歳月が流れ、白鳥の騎士となるべく育てられた男爵の遺児・友之助と悪魔の子・竜次とは、品川湾で開かれた飛行競技大会で互いの素性も知らず相見えるのであった!
これでまだイントロなんですな。
どうして重要人物が二人とも都合良く飛行機乗りだったりするのだろうというようなことは訊かないのがお約束。(多分)
いろいろツッコミどころが多くて、笑うシーンと快哉を叫ぶシーンの区別がつかないです。
面白かったけど「ある種おすすめ」的面白さ。
購入ガイド
ISBN4-394-30122-X 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(00775587)】
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5年分の読書感想の索引を作成中。昔書いたHTMLなので、Rubyスクリプトで整形して手直ししたり。手間がかかる割に自分以外の人にはあまり意味がなかったりするのだが。
作家ごとの読書感想ページ。索引が完成してからね。
コバルト大賞の詳しいページを作る。
わざわざ資料を送っていただいたのに、まだ取り掛かれません。すみません。
ヤングアダルトの語源(というより来歴か)について調べる。
詳しくは次項で。
bk1で「ヤングアダルト」で検索をかけたら、『ヤングアダルト図書総目録 ’82』(ヤングアダルト図書目録刊行会)なんて本が出てきたので、少なくとも1982年には「13歳から19歳までを対象にした本」という意味での「ヤングアダルト」という言葉は使われていたようだ。
「ヤングアダルト」を冠した叢書には大和書房の〈ヤングアダルトブックス〉と晶文社の〈ヤング・アダルト図書館〉がある。でも「ヤングアダルト」という言葉の普及にもっとも貢献(?)したのはサンマーク出版の『これだけは知っておきたいヤングアダルト情報源』じゃないかと思う。
この話題が出たのは、2000年1月なんだけど、当時はまだ【bk1】がなかったし、【TRC】の検索結果はソートできないから調査できなかったのだ。ネットの検索は、3年でほんとに便利になりました。
中高生対象の絵付き小説=ライトノベル/ティーンズノベルの意味で「ヤングアダルト」が使われるようになった由来については、【林哲也】さんが【2000年1月】に調べている。続報は……どうなっていたっけ。
ところで、「ジュニア小説」という言葉は、どのあたりまでを含むのだろう? 少年向け小説は含まないのかな?
2002/11/28追記:
【とりイカ】の【京都SFフェスティバル2002・参加レポート】の「ライトノベルの部屋」の項にライトノベルとヤングアダルトについての説明がちょっとだけありました。司会をしていたのは、現役の大学生の人のようですね。
どっかにもっと詳しいレポートはないでしょうか。
【生存術教書〜How To Survive〜】
【水中に転落したクルマからの脱出法(JAMA - 広報・啓蒙活動)】
【検索エンジンとディレクトリー相関図】
ネタ元は、【山下清美】さんの【結局、日誌】
blog騒動を追ってあちこち巡っているうちに有用なページをいくつも見つけたですよ。
「日本のblog史にその名を刻もうとしている」【絶望書店】で、またまた騒動興味深いやりとりが。
「2002/9/25 平均寿命23歳」に関してです。
メディアリテラシーとか議論の方法とかネットでのセルフプロデュースとか様々な点で興味深いです。もちろん江戸文化についても、とても勉強になります。
青薔薇のページと同じぐらい貴重なコンテンツかも。(もっとも私は青薔薇よりだんだら模様の薔薇の刻印のページのほうが好きですが。)
それにしても、「胡乱な」店主のいる古書店! どんな怪しい品があるのかと、ワクワクドキドキしますわね。
返却日は12/11
返却日は12/11
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「ヤングアダルト」「ライトノベル」「ティーンズノベル」を検索していて驚いた。
なんと 【Biglobeサーチ】や【Excite】には、「文学」の下に「ティーンズノベル」というカテゴリがあるのだ。ちなみにどちらも元のデータは LookSmart が提供している。
最近はGoogle以外は、ほとんど使わないので、いつからそうなったものなのかは不明。【Internet Library】では、2001年1月まで遡れたが。
活字媒体では、『この文庫がすごい! '98年版』(宝島社,1998.07)に「人気ティーンズノベル作家の仕事部屋をガサ入れ」、『本の雑誌 2001年2月号 ウニもイクラもあるものか号 No.212』がティーンズノベル特集。Webでみつかる最も古い活字媒体の情報は、『小説すばる94年8月号』掲載の大森望「今月の、この一冊。」。(【小説すばる『今月の、この一冊。』94年7月号〜96年6月号(集英社)】参照のこと)
どれも【大森望】さんがからんでいて、「ティーンズノベル」という言葉を積極的に使い出したのは大森さんということになりそうなんだけど、どうなんでしょう?
他に活字媒体でティーンズノベルを使っている人がいたら教えてください。いつごろから使い始めているかも判ると嬉しい。
呼び名はともかく、コバルト文庫やスニーカー文庫に代表されるあの手の小説の私なりの定義がまとまりました。
「ティーンエイジャーを主たる読者と想定する、ソフトカバーの、挿絵付きエンタティメント小説」です。ハードカバーは除外。挿絵なしの小説も除外。
やっぱりこれは「ライトノベル」と呼びたい気がしますね。ただし問題は形態であって、中身じゃない。
文庫もノベルズもOK。ハヤカワ文庫SFの白背は入るけど、青背は入らない。
こういう風に定義すると、「ライトノベル」と普通の小説との中間地点にいる人が、はっきり判別できます。挿絵入りで出た小説が挿絵無し文庫に入った小野不由美、菅浩江がとても特異なポジションにいるってのも判りますでしょ。
自分が何をやりたいのかもわかった。
そういう「ライトノベル」の歴史を俯瞰したいのだ。
レイ・ブラッドベリ/伊藤 典夫訳『二人がここにいる不思議』 (新潮社 新潮文庫,2000.1,\705+税, ISBN4-10-221105-5)読了。
1988年に発表された短編集の邦訳。出版は2000年だが、そのときはあまり読む気が起きなかった。「ブラッドベリってまだ生きてたのね」と驚いたくらい、私にとっては「過去の作家」だったからだ。それに、初期の短編集から受けたイメージを壊したくなかったのも理由のひとつ。
今回読む気になったのは、『塵よりよみがえり』[→感想]に収録されていた「オリエント急行、北へ」がとても良かったからだ。
『十月はたそがれの国』から何十年経ってもブラッドベリはブラッドベリだったが、やはり変わった。全篇を通して感じられるのは、かすかだが間違えようのない老いと倦みと失望の匂いだ。この短編集に収められた、カップルが分かれる話の多いことといったら!「物語」あるいは「想像力」だけが、小さな希望だ。
その意味で、「トインビー・コンベクター」と「最後のサーカス」は表裏一体の関係にあると思う。
面白かったのは「トラップドア」「バンシー」「オリエント急行、北へ」「墓石」「階段をのぼって」。結局、私にとってのブラッドベリは「奇妙な味の作家」なのだ。
(なんせ一番好きなのが、「骨」と「十月のゲーム」だしねぇ)
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ISBN4-10-221105-5 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(00000063)】
京極 夏彦『覘き小平次』 (中央公論新社 ,2002.9,\1,900+税, ISBN4-12-003308-2)読了。
『巷間百物語』の登場人物も出てくるが、中心は引篭もりの幽霊役者・小平次をめぐ愛憎劇。いや、「愛憎」というより「厭」と「嫌悪」の感情の話というか。理由はないのに厭な気分にさせる存在というのがポイントか。人々は小平次の中に何を見てしまうのか。
そういえば、「厭な子供」という作品(『さむけ』祥伝社文庫 収録)もあった。
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ISBN4-12-003308-2 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(02224509)】
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ライトノベルを内容ではなく形態で「ソフトカバーの絵付き小説」と定義したら、頭の中がすっきりしたので、ついでにライノベ作家度チャートというのを考えてみた。
小説を版型とイラストの有無で分け、イラスト付き文庫をライトノベル度大、絵のないハードカバー文芸書をライトノベル度小とした分類表を作り、ある作家の著作を発行年順に並べ、それぞれの本の形態を分類にしたがって、プロットしていく。
そうすると「ライトノベル」系でデビューした作家が一般小説に移行していく様子が一目瞭然。
版型 | 単行本 絵付き |
文庫 絵付き |
新書 絵付き |
文庫 競作集 |
文庫/新書 書下し |
単行本 |
文庫 文庫化 |
児童文学 | ライノベ度 大←――――――――――→小 |
※(競作集とは異形シリーズなどの書下ろしアンソロジーのこと)
サンプルとして、山本文緒、小野不由美、乙一のチャートを作ってみた。
あっさり一般小説への転進を果たした山本文緒に比べると、小野不由美の場合はかなり変則的。「文芸」にカテゴライズされる山本文緒に対して、小野不由美の作品はずっとエンタティメント寄りなので、こういう結果になるのかもしれない。
乙一のチャートは……妙としかいいようがなかったり。
【一歩】さんと【タカアキラ】さんから、反応してもらいました。ありがとう。
【タカアキラ】さんのところには、2002/11/29付けでライトノベルの部屋のかなり詳しいレポートがあります。
「逃避小説と願望充足小説は別物」という話が面白い。
(戻ってくるなら「逃避」じゃなくて「一時退避」じゃんとツッコミ入れたかったり。もっとも、いいたいことは判るし、逃げた人間は逃げた先で死なない限り戻ってくるものだから、これでいいのか)
2chのスレッドの内容は、あとでゆっくり検討します。
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夫の会社のバスツアーで横浜中華街・横浜八景島シーパラダイスへ。
横浜中華街では、【萬珍楼点心舗】で点心コースを食べました。
メニュー
貝柱水晶餃子と春巻きが特に気に入りました。点心のコースは、似たような物ばっかりで飽きるんですが、この店では箸休めにラッキョウが出たり、春巻きと蒸し焼き餃子の皿に千切り野菜のサラダ風の付け合わせがついていたりしたので、最後まで美味しく食べられました。でもチャーハンはいささか苦しかった。
夫は飲茶は初めてだったとかで、「皮が美味しいねぇ」と感激しておりました。
横浜八景島シーパラダイスでは水族館を見て海獣ショーを見学。そのあとアンナミラーズに寄ったら注文の品がくるのが遅くて、あやうくバスに乗り遅れるところでした。みなさん待たせてごめんなさい。
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有里 (Alisato Akemi)