2002年4月 ( 上旬 / 中旬 / 下旬 )[前月] [次月] | |||||||||||||||||||||||||||||
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指輪病が収まってきたので、家事に精を出す。
過去の経験からいって、異常なハイテンション状態からの復帰は反動が怖い。達成感のあることをやらないと、どよんどよんに落ちこんじゃうのだ。
茅田砂胡『暁の天使たち』 (中央公論新社 C NOVELSファンタジア,2002.03,\900+税, ISBN4-12-500755-1)読了。
やりたいことを思いっきりやってしまうわけですね。まるで同人誌のようだ。
でもって、あとがきで読者に毒突くというのは、なにやら既視感がありますな。今はまだ面白いからいいけどね。栗本薫みたいにならないで欲しいなぁと……。
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ISBN4-12-500755-1 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(02152205)】
今野 緒雪『マリア様がみてる レイニーブルー』 (集英社 コバルト文庫,2002.4,\438+税, ISBN4-08-600078-4)読了。
代替わりした白薔薇、黄薔薇、紅薔薇それぞれの「姉妹」のすったもんだというか。
やっぱり乃理子ちゃんが可愛いなぁ。卒業しても出張ってこなくてはならない佐藤聖さんがお気の毒(笑)。あの人のポジションに位置する人間がいないと、話が収拾しないんですよね。一番近いのは乃理子ちゃんでしょうが、一年生ではまだ力が足りないよねぇ。
祐巳ちゃんは煮え切らない小笠原祥子なぞ、さっさと見捨ててしまえばいいと思うのだが。落ちこんだ小笠原祥子さま……ああ、見たい。(←サド?)
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ISBN4-08-600078-4 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(02151389)】
賀東 招二『フルメタル・パニック! どうにもならない五里霧中?』 (富士見書房 富士見ファンタジア文庫,2001.10,\520+税, ISBN4-8291-1389-8)読了。
収録作品は以下の通り。
「純で不純なグラップラー」……宗介のライバル(?)の格闘バカ・椿一成が登場
「善意のトレスパス」……椿一成が再登場。
「仁義なきファンシー」……”ふもっふ”な着ぐるみボン太君再登場
「放課後のピースメーカー」……宗介が地域紛争の和平交渉代理人を務める?
「迷子のオールド・ドック」……謎の老人と宗介の珍道中
「わりとヒマな戦隊長の一日」……テッサちゃんとミスリル隊員たちの知られざる素顔を描く(笑)
林水会長があまり活躍しないので、ワタクシ的にはイマイチな巻。「迷子のオールド・ドック」「わりとヒマな戦隊長の一日」は良かったですけど。椿一成が出てくるとノリが『らんま1/2』みたいになるなぁ。「仁義なきファンシー」はオチが好き。
購入ガイド
ISBN4-8291-1389-8 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(02072867)】
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馬鹿でかいメールなので、多分ウィルスだろうと思ったら、案の定ウィルスメールだった。
ノートン・アンチウィルスによれば W32.Klez.E@mm だそうである。
このワームは、送信者を偽って送ってくるので、発信者が誰かはわからない。ヘッダ情報によれば、札幌のOCNを使っている人のようだ。ジオのアドレスに届いているし、添付ファイルの残骸から想像するに、『風来のシレン』関係の人じゃないかと思うんだけど……。こんなところ読んでいないだろうなぁ。
奇数月の6日にファイルに対する破壊活動をするそうなので、教えてあげたいんだけどねぇ。
【電子メールで感染するウイルスに新種「W32.Klez.E@mm」】】
【Symantec ウィルス情報 W32.Klez.E@mm】
【トレンドマイクロ WORM_KLEZ.E - 概 要】
【McAfee ウイルス百科事典 W32/Klez.e@MM】
ウィルス厭だねぇといっていたら、また馬鹿でかいメールが。これもウィルスだろうと思ったら、案の定ウィルスメールだった。
今度はマイクロソフト・セキュリティからのメールを装ってくる奴である。
しかも感染すると、アンチウィルスソフトを削除してしまう凶悪さらしい。
ヘッダによると optusnet.com.au ってところからきているんだけど、これは何だ?
【Symantec ウィルス情報 W32.Gibe@mm】
【McAfee ウイルス百科事典 W32/Gibe@MM】
【トレンドマイクロ WORM_GIBE.A - 概 要】
オーブントースターを買い換える。今度は1000Wなので、時間をしっかり確認しないと黒焦げにしてしまう可能性あり。
ADSL化の準備のため、LANボードを買う。こんなに安いなんて思わなかった。
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LANボードも買ったので、Biglobe からフレッツ・ADSLの申し込み。
プロバイダはどこでもよかったんだけど、Biglobeのホームページ領域をまだ使っているし、@nifty よりは安定しているような気がするので。niftyの方もメールのために残しておきますが。
実際に繋がるのは多分5月以降だと思うけど。それまでにセキュリティのことを考えておかないとなぁ。
冬物をしまうついでに、要らない服を処分用の袋に突っ込んでおく。あとで適当なサイズに切り刻んで、パッチワーク用や掃除用に使うのだ。
セーターを洗い、マットを洗い、布団に掃除機をかける。
疲れました。
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今度は2通。
感染者は、以前ウィルス付きメールを送ってきた人(200人ぐらいいる)の中にいるんじゃないかと思う。でもこれだけ騒がれているのに対策してないんじゃ、ウィルスにファイル消されても自業自得といえないこともない。
毎月6日にファイル破壊活動を行うそうなので、心あたりのある人もない人も最新のウィルス定義を使ってチェックしておいたほうがよいかも。
念のためバックアップもとっておこうっと。
『指輪物語』関係のページや掲示板をさまよって出会ったのが spoilers という表現。直訳すれば「ダメにするもの」だけれど、要するにいわゆる「ネタバレ」に相当する英語表現らしい。余計な情報を与えることで本や映画やゲームの楽しみ(surprise と言い換えてもよいが)を削いでしまうこと、の意味だろう。
「ネタバレ」というだけだと、それがなぜ嫌がられるのか全く理解できない人がいるから、spoilers というあきらかに「何かをダメにする」という意味を含んだ言葉の方がインパクトが強くていいかもしれない。
以下のページには「ネタバレ」と「spoilers」の説明がある。
私がこの言葉を知ったのはつい最近のことだが、タニグチリウイチさんの【”裏”日本工業新聞!! 】でも「スポイル」という言葉が使われていて、あれっと思った。この場合は「やる気を削がれる」とかそいういう意味合いか?
====引用開始====
新発の方をやると出てくるキーワードだかでネット上の特別コンテンツにアクセスできるみたいなんで、そっちを買った方が得のよーな気もするけれど、一方で最初っからそーゆー話を聞いてしまうと、逆にスポイルされてしまう気もあって悩ましい。
【”裏”日本工業新聞!! 】4月3日
====引用終了====
なお、「ネタバレ」については以前この日記で少し話題にしたことがある。
[zakki] ネタバレにてついて: 2000/04/24
[zakki] ネタバレは危険なスイッチを押す: 2000/04/25
[zakki] ネタバレの基準: 2000/04/26
[zakki] コンサートのネタバレ: 04/28
【インターネットはじめの一歩】
初心者向けネチケット解説。「掲示板でのネタバレについて」の項目があったりと、かなりキメ細かい。
LotR病にどっぷり漬かっていて忘れていましたが、サイト開設から5周年です。
サイト開設を思いついたのが1997年の3月12日で、一般公開が1997年の4月5日だったのでした。当時のコンテンツは、「千代紙つづり」「風来のシレン旅日記」「『Dの食卓』日記」「NiGHTSのページ」「赤木かん子〜本の探偵登場!〜」「井辻朱美〜妖精国の歌人〜」「ハヤカワ文庫FT総目録」 。最初はゲームと本のページのつもりだったんです。
今は……日記と書誌情報サイトかな。
日記を始めたのは1997年の5月29日からです。
ところで、3月12日って今年は「ロード・オブ・ザ・リング」を見に行った日だったのです。その後、LotR病の罹って突発的にリンク集を作り始めたりしましたが、どうやらこの時期になると、「いきなり何かを始めたくなる」らしいです。「木の芽時」ってやつですかね。
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掃除や整頓をしたくなる日だったので、新聞の切り抜きの整理をした。
Web日記をつけ始めた頃から、新聞のスクラップも始めたのだ。もともとは日記のネタを探すためだったのだが、やってみると日記のネタにはあまりならなかった。でも、切り抜きを眺めていると自分が何に興味を持っていたかが判って面白いので、なんとなく続いている。
切り抜きは、bk1の厚紙封筒を再利用したフォルダに突っ込んであるので、そこから引っ張り出して、分類してなるべく日付順にスクラップブックに貼っていく。昔は市販のちゃんとしたスクラップ帖を使っていたのだが、最近は古い町内電話帳を再利用している。サイズが大きいのて貼りやすいのだ。本当は台紙は無地の方がノイズが少なくて見やすいが、どうぜそんなに参照するもんじゃないからこれでいいのだ。(少々貧乏くさいが、それもまた良し。)
スクラップのコツは、ピンときた記事はその場で切り抜くことと、必ず日付をいれておくこと、散らばらないように一ヶ所にまとめておくことだと知った。それさえちゃんとしておけば、こんな風に整理は後でもできる。
切り抜きの中身は、圧倒的に本に関しての記事が多い。書評とか本の広告とか。一番古い切りぬきは1997年3月の書評だった。1998年の後半からインターネット関連の記事が増えてきているのが面白い。1999年7月1日には「ほしい本すぐ手に入るか 人気呼ぶオンライン書店」という題で eS-Booksについての記事が載っていたり。まあ、懐かしい。
ぱらぱらと眺めていて思うのは、こうやって「モノ」として固定された情報の「強さ」である。電子化された情報は便利だが、あっという間に流されてしまう。
数十万の電子データを蓄積したデーターベースより、一冊のスクラップブックのほうが後々まで残る……のかもね。
石田 衣良『少年計数機 池袋ウエストゲートパーク 2』(文芸春秋 ,2000.6,\1,619+税, ISBN4-16-319280-8)読了。
池袋を舞台に駆け出しのライターでトラブルシューターのマコトが、さまざまな事件を解決していく青春ストリート系ハードボイルドミステリー連作集。でも私は一種の「ファンタジー」だと思って読んでいる。
前作『池袋ウエストゲートパーク』を読んだときも思ったが、ここに描かれている「池袋」は現実の東京にある街ではなくて、パラレルワールドか架空の「池袋」なのだと思う。現実感が希薄なのだが、だからこそ「安心」して読める。
表題作を含めた前半三作は、人情話。きれいごと過ぎるといえなくもないけれど(そしてそれは作者も承知の上らしい)、私は好き。
最後の「水のなかの目」は、現実に起こったある事件をモチーフにした、かなりハードな作品。私はその事件の報道を目にするたびに、やりきれない思い(と怒り)を味わったのだが、この作品はそういう「思い」をフィクションできれいに包み込んでしまったような……。昇華というよりもプラスチック・コーテイングといった感じ。
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ISBN4-16-319280-8 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(01779275)】
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【牛込櫻会館】からのリンクで知って、目録を見に行ったら、『幻想文学』のバックナンバーがあったので、持っていない分を注文。でも6000円の創刊号にはちょっと手がでません。
……謝辞に【青木みや】さんや【麻弥】さんの名前もあります。
アクセスログ解析のツールサンプルが載っているので、あとで試してみましょう。
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ようやく字幕板を見る。後半の「誤訳」のひどさは噂通り。これで心置きなく【魅惑のFotR日本字幕版】にリンクを張ることができる。
劇場は池袋のシネマサンシャイン。12時半からの初回上映なので1500円の割引料金で見られる。入場前に並ばせられたが、埋まった席は2/3ぐらい。でもレディーズデイでもない平日の昼間としては、かなりの入りなのでは。
私の左隣は、初老の男性、右隣は50代ぐらいの中年女性。『指輪物語』ファンなのか、はたまた人気がある映画だというから、たまたま見に来たのか?
2度目なので、今回はかなり冷静に見ることができた。
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有里 (Alisato Akemi)