2002年11月 ( 上旬 / 中旬 / 下旬 )[前月] [次月] | |||||||||||||||||||||||||||||
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海法 紀光『式神の城 O.V.E.R.S.ver 0.81』(エンターブレイン ファミ通文庫,2002.5,\640+税, ISBN4-7577-0838-6)読了。
シューティングゲーム「式神の城」のノヴェライゼーション。面白かったです。
おそらくは小説オリジナルの神霊庁のアナリスト・鈴木がいい味出してます。
ゲーム・キャラの魔女のふみこたんと日向も好み。熱血バカの玖珂光太郎も非常に愛情をこめて描かれてますな。私は熱血バカは嫌いだけど、このバカは許せる。
【式神の城】……ゲームの公式サイト
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ISBN4-7577-0838-6 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(02161924)】
ロイス・マクマスター・ビジョルド『ヴォル・ゲーム』(東京創元社 創元SF文庫,1996.10,\920+税, ISBN4-488-69805-0)読了。
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ISBN4-488-69805-0 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(01360747)】
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クロネコヤマトメール便がポストに入らないbk1の荷物を郵便受けの上に無造作に放置していった。郵便受けの上には屋根もなく、私道に面しているので、その気になれば誰でも盗れる。(そして我が家の周囲にはあまり手癖がよろしくない人物が出没しているようなのだ。うちのポストに錠がついている理由ぐらい推察しろ!)同じサイズの荷物でも、ペリカン便はビニール袋に入れて屋根のある玄関前に置いてくれるというのに!!
このメール便を配達しているのは、通常の宅配便の人とは別の人物で、雨が降っていても配達物をポストから平気ではみ出させるのが前々から気に入らなかった。(隣家への配達物が入っていたこともある。)ちなみに郵便屋さんも新聞屋さんもペリカンメール便も雨になりそうなときは、ちゃんと中まで配達物を押して込んでくれる。
頭にきたので、営業所に抗議の電話をかけた。最初のうち電話口に向こうでごちゃごちゃ抜かしていたので、ブチ切れて力いっぱい怒鳴りつけてしまった。こんなに怒鳴ったのは生まれて初めてかもしれない。
とりあえず、ポストに入らないときは玄関先に置いてくれといっておいたが、どうなることやら。まあ、きちんと申し送りはされると思うけどね。
実のところ電話を受けた人にはあまり罪はないので、気の毒だったか。でも力いっぱい怒りを表明しないと聞き流されるだけかもしれんし。
こういうことが嫌だから、bk1を使うときは宅配指定をしていたのだが、送料改定で送料改定で宅配指定にはお金がかかるようになってしまった。あの送料改定は私にとっては改悪以外のなにものでもない。
それでもなんとか宅配便になるようにしようと冊数をためて購入したのに、メール便にされてしまってがっくり。絶対ポストに入らないサイズなのはわかっていたから(だいたいB4サイズの厚紙封筒が入る郵便受けなんて存在してるのか?)どんな扱いをされるかと心配していたら、案の定ほっぽり出していくんだもんな。
出かけようとするところだったのに、時間をロスし、SPも消耗した。頭の血管も2,3本切れたかもしれない。
(外出から帰って、ネット巡回したら【板倉】さんのページ→2CHのハリポタスレ経由で「★消費者として「クレーム」の出し方入門★」ってのを見つけてしまって笑った。タイムリーっていうべき?)
一度いってみたかった上野の国際子ども図書館に行く。児童書と関連資料を集めた図書館。
上野駅から上野公園内を歩いて10分ぐらいかな。上野公園の木々が紅葉していて、歴史的な建物もいろいろあるので、歩くのも楽しかった。
さて、着いてみるとエントランスがえらく物々しい。まるでシャッターみたいな銀色の扉だしガードマンは直立不動で立ってるし。案内板もなく、殺風景な受付に受付嬢が二人。本当に入館できるんだろうかと思ってしまいましたよ。
子供向けの閲覧室もあるけど、あまりお子様連れで気楽にこれるところではなさそう。何人か子連れの人も見かけましたけどね。
子ども図書館という名前をつけて子供にも開放していると見せて、実際には力いっぱい拒否しているダブルバインドな姿勢が、いかにも「わが国初の児童書専門図書館」にふさわしいというか。
それはともかく、大人には興味深いところであります。
もともと帝国図書館として立てられたネオ・ルネサンス調の重厚な建物を改築したので、階段の手すりや天井、窓枠や扉などが素晴らしい。ホンモノです。
しかも改築されて空調設備などなども整っているからとても快適。ガラス張りのテラスが気持ちいい。
2階資料室は18歳以上が利用可能。雰囲気的には県立規模の図書館に近く、国立国会図書館よりもフレンドリー。
名刺大のカードに住所氏名電話番号を書いて入室時に提出すると利用者番号を記載したバッチがもらえるので、それを付ける。手荷物はA4サイズ以下のみ可。
一部開架式ですが、外に出ている資料はそれほど多くなく、棚にない本は端末で検索して申し込むと持ってきてくれる。閲覧者が少ないこともあって、本の取り寄せも実にスピーディ。国会図書館で何十分も待たされたのがウソのよう。
『小説ジュニア』の1981年7月号〜1982年6月号(休刊号)を見ることにして、第1回〜第3回までの短編小説新人賞について調査。
県立図書館よりもはるかに居心地がいいので、また行きたい。
以下は目に付いた本。
【国際子ども図書館】
上野にいった目的のひとつは、ウィンスロップ・コレクションを見ること。
平日なので、それほど混んではいなかった。バーン=ジョーンズがいっぱい見られて幸せ。初めてみる『深海』がよかった。なんとなく山尾悠子の作品を思い起こさせるような。でも一点だけ貰うんだったら、ホイッスラーの『青と銀のノクターン』がいいです。
ロセッティは目を惹くけど、長く見る作品じゃないと思う。
(でもお土産はロセッティ絵の缶入りチョコレート。)
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国際子ども図書館と国立西洋美術館:ウィンスロップ・コレクションの感想を書きました。
永江 朗『インタビュー術!』 (講談社 講談社現代新書 1627,2002.10,\700+税, ISBN4-06-149627-1)読了。
わかりやすく、面白く、メディア・リテラシーを考えるときにも役に立つ本。
超おすすめ。
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ISBN4-06-149627-1 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(02233834)】
浜崎達也『.hack// AI buster』 (角川書店 角川スニーカー文庫,2002年10月,533円+税, ISBN4-04-422204-5)読了。
TVの『.hack// SIGN』やゲーム版の前日譚に当たる物語。
バルムンクとオルカが出てくる。それなりに面白かったが『.hack//』マニア向け。
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11月2日に始めたゲームですが、実はまだやってます。給水塔を過ぎたところ。
一日にセープポイント1つ分ぐらいしか進まないのです。ゲーム内時間で10時間を過ぎてしまいましたが、アクション部分がクリアできなくて、あきらめて翌日にトライすることもあったので、実際にはもっとやっているはず。
早い人なら3時間でクリアできるゲームなんですけどねぇ……。
謎解きだけなら、攻略サイトをみればいいんだけど、私にはアクションが難しい。
風車とかピストンとか水車とか爆弾投げとか。このゲームはアクションの判定はかなり緩くて、決まった位置で決まったボタンを押せば、多少タイミングがずれててもなんとかなるんですけど、その決まった位置とポタンが判るまでが大変で。
アクション部分で失敗続きなので、キャラクターにはあんまり感情移入できなくなってきてます。こっちが一生懸命トライしてるのに、横で女の子が「まだ〜? あきちゃった。 あ、ヒジ痒い。 蚊にさされたかも〜。」みたいな動作をするもんで、がっくりきてしまうんですよ。
でもゲームそのものは、すばらしいと思います。特にお城! このゲームの真の主役は舞台となったお城そのものではないかと。細部まで作りこまれていて、匂いや風まで感じられるようなリアルさ。謎解きやアクションをクリアして、いままで行けなかった場所に出ると必ずなにか驚きがあるんです。思いがけない景色が広がっていたり、あそこから見えていたものは、これだったのか、という発見があったり。
謎解きやアクションがクリアできない腹いせに行ける場所を何度もぐるぐる回ったので、お城の各部の位置関係というのはだいたい把握できたような気がします。(滝から先は、まだあやふやだけど。)
クリアまでもう少しだと思うので、がんばります。
終わったら攻略本を買おう。お城の地図が載っていると嬉しいんだけど。
【ICO公式ホームページ】
【ICO攻略ページ】
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あの橋のところの「彼女」がっ、「彼女」の行動がっ!
うわーーーっ!
ごめんよ、ごめんよ。
感情移入できないなんて言って、ごめんっ!
お荷物だなんて思って、ごめんっ!
今度はがんばるから! 絶対がんばるからっ!
プレイヤーは感動して泣きながらモチベーション高まりまくりで、ICOといっしょに跳ぶ。
跳ぶ。
跳……
落ちる。(←ボタン操作下手だから)
結局、最後にセーブできるところから、2時間かかって(←籠ジャンプで落ちまくりだったので)ようやくクリア。
最後のムービーはね、どうなることかと。あれで終わったらPS2壊す人が続出だったのはずなので、絶対大丈夫だろうとは思ったんだけど、不安でドキドキしました。
エンディングが短かったかなという気がしますけれど、まあ、それはそれで。
素晴らしいゲームでした。「私向け」と「廉価版」のコンボでお勧めしてくれた【みのうら】さん、ありがとう、ありがとう。
クリアしたので、思う存分つっこんでください。(笑)
というわけで、高年齢&ショタ属性&人情属性&建物属性な方に強くお勧めします。
【ICO公式ホームページ】
【ICO攻略ページ】
【ICO:ICE】
【ICOのページだYO!】
半年近く実家に帰っていないことが判明したので、たまには顔を見せなくちゃねということで、帰ることにした。ついでに弥生美術館に寄ることにした。
上野駅から【弥生美術館】へ行くため、余計な荷物はロッカーに入れた。だが、なんてことだ地図までいっしょにロッカーに入れてしまったのだ。
それに気がついたのは、不忍池から出て、不忍通りの信号を渡ろうとしたときだった。昔法華クラブがあった建物の横を通るということまでは覚えていたのだが、今のビル名がわからない。面倒くさいのでそのまま信号を渡り、坂を登っていた。
途中の標識で今歩いているのが「無縁坂」だと知る。(あの辺の地理に詳しい人ならば、弥生美術館に行こうとして「無縁坂」を昇るのがいかに致命的な誤りであるかお分かりだろうが、地理不案内なワタクシは気がつかなかった。)
右手にはレンガの塀。それが東京大学の塀であるらしいのは私にもわかる。昨晩ようやくクリアしたゲーム『ICO』に出てきた壁に似ているので、「リアルICOだぁ〜」などと無邪気に喜ぶ。が、行けども行けども、塀は終わらない。ようやく途切れたと思ったら、右手は大学の敷地内に続く道だ。
いったい弥生美術館はどこに〜!?
大学の敷地と反対の道を行く。大通りに出た。そしてすぐ右手には「本郷消防署」と警察署が。いったいぜんたいここはどこ?
交番ならともかく警察署に道を尋ねる勇気はなく、仕方なくそのまま歩いていくと、嬉しいことに地下鉄の入り口が! 地下鉄構内ならば地図があるはず!
ここは、大江戸線の本郷三丁目駅らしい。地図もあった。
が、弥生美術館なんて出てないよ。そんなに遠くへ来ちゃったのか。
地図をじぃーーっと眺めて、どうやら東大のど真ん中の道をつっきるのが一番早そうだという結論に達する。来た道を引き返し、さっき見た大学の敷地内に続く道(ここは竜岡門というらしい)を行くことにする。私は大学病院に用事があるのですという顔をして、ずんずん歩く。
ぼろっちい歴史を感じさせる建物がいろいろある。
薬学部の跡地では、発掘調査をしていた。(詳しくは加賀殿再訪リンク集参照)
レンガ造りの建物は、これまた『ICO』のお城をほうふつとさせる。しかも工事中だったのでヘンな滑車みたいな機械もあるし。不審者だと思われやしないかとドキドキするし。まるっきりゲームの中に入り込んじゃったみたい。
だんだん、リアルとゲームの区別がつかなくなっていくようでコワイ。
などなどと考えながら歩き、池之端門というところから外に出て、あてずっぽうで左に歩く。
と……。
あった、弥生美術館だっ!!
やっと辿り着いたよ。
40分の大冒険でした。
東京大学本郷キャンパスは、加賀藩の上屋敷跡に建っているので、掘り返すと江戸時代の物がざくざく出てくるらしい。
【加賀殿再訪(東京街歩き)】
【加賀殿再訪】
【東京大学構内遺跡出土品】
【発掘調査・速報(東大病院の再開発計画・将来計画)】
『加賀殿再訪 東京大学本郷キャンパスの遺跡』
(東京大学総合研究博物館 東京大学コレクション 10,2000.6,\3,800 +税, ISBN4-13-020210-3)
ISBN4-13-020210-3 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(01777156)】
というわけで、やっと辿り着いた弥生美術館で「江戸川乱歩の少年探偵団展」を見る。
江戸川乱歩の少年探偵団物の掲載された雑誌やら書籍やら漫画やらを一同に集めた展覧会。うわさの村山槐多「二少年図」や雑誌付録の少年探偵団の七つ道具も展示されていた。
ラジオドラマの『少年探偵団』のドラマ部分を初めて聞く。歌だけは時々耳にするんだけどね。
一番素晴らしかったのは『少女クラブ』に掲載されていた「魔法人形」で、石原豪人の挿絵がなんともいえず色っぽい……。カラーページの柱に「この物語が読めるのはこの雑誌だけ。これを読めばあなたも立派な少女探偵になれます。(←超パラフレーズ)」みたいなことが書いてあるのが笑える。挿絵つきの連載、全部読みたい。
あ、もしかして国際子ども図書館にいけば読めるかも……と、思ったら、残念ながら所蔵は国会図書館(東京館)のようです。引き出すのに時間かかるなぁ。(請求記号:Z32−411 )
ところで、小林少年がいつも仏像に変装するのは何故だ?
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実家に泊まった翌日。
家で使っている枕がヘタってきて、朝起きると肩こりがするようになってしまったので、新しい枕を買いに行った。夫と一緒のときの買うと「枕ばっかり買って!」といわれそうなので、一人のときにこっそり買うのだ。
古い日記を読み返してみたら、2年前の2000年12月1日に実家に帰る途中で弥生美術館へいって枕を買っているのだな。
東戸塚のLoftで買おうと思っていたら、なんとLoftのあったところが100円ショップになっていた。物が売れない時代なんですねぇ。
しょうがないのでダイエーで、8000円のところ6000円に値引きされていた低反発ウレタンの枕(いわゆるテンピュール枕のそっくりさん)を購入。
寝具売り場には、【エビス化成】の<ビーズクッションMOGU>がいろいろ置いてあった。くま型タイプはベルベット風の生地でできた赤・緑・紺のクリスマスバージョンだった。
犬型タイプのラブラドールがあまりにも可愛かったので一匹購入。
実家の両親にみせたところ、父が妙にこれを気に入り、しばらく抱いてうろうろしていた。ジジイにも効く癒しグッズらしい。
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いつのまにか【踊るらいぶらりあん】さんのところのリストがバージョンアップしてました。未完成で放り投げていた年表を有効に活用していただけたようです。
集英社の社長交代ってどうやって調べればいいんだろうと思っていたので、きちんと年表になって嬉しい。社長の交代って、意外にレーベルの編集方針に響くんですね。
2002/11/20追記:
相関図と年表が追加されたのは去年の11月ごろだったようですね。
ネタ元を書くのを忘れてましたが、【図書館の冒険】です。
返却は12/2
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【ライトノベル・ベクトル計算機】
……【ライトノベルファン度調査】の派生物。好きな作品をチェックしていくと、それから好みを計算して、似たような傾向の作品をリストアップしてくれる。
計算の元となるデータが【ライトノベルファン度調査】なので、当然それに沿った結果が出ます。
ライトノベルファンは、作家読み、レーベル読みをすることが多いせいか、1作品のみをチェックした場合は、まずその作家の他の作品、次に同じレーベル内の他の作家の作品が出てくる傾向があるようです。
日記からコバルト文庫とヤングアダルト関連の話題を抽出したページを作成しました。
もっと前に作るつもりだったんだけど、面倒なので放ってました。【ライトノベルファン度調査】などなどで、またこの周辺の話題が出てくるようになったので、まとめました。
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弥生美術館の「江戸川乱歩の少年探偵団展」で初出誌を見て、ものすごく読みたくなった江戸川乱歩 『少年探偵 17 魔法人形』 (ポプラ社,1999年2月,980円+税, ISBN4-591-05857-3)を図書館で借りて読了。
ふしぎな腹話術人形の坊やと白ひげのおじいさんについて、人形屋敷へやってきたルミちゃんが出会った美しいおねえさまは、ふり袖姿の紅子人形。
「おねえさまはほんとうに人形なの? そうじゃないでしょう。生きているんでしょう?」
「ええ、生きているの。でも、半分しか生きていないのよ。そして、もうじき、あとの半分も死んでしまって、ほんとうのお人形になるの。」
魔法使いのおじいさんは、にやにや笑ってルミちゃんに語りかけます。
「ルミちゃんも、おねえさまのように、人形になりたいとは思わないかね。ルミちゃんが人形になったら、どんなにかわいいだろうね。」
初出は『少女クラブ』という少女雑誌だそうですが、それにしてもアブナい話だ。
藤田新策の装丁は好きだけど、この表紙はなにか間違えている気がする。
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ISBN4-591-05857-3 【bk1/amazon/Yahoo!】
『魔法人形』を読んだら、ポプラ社版で昔読んだ江戸川乱歩の作品を読み返したくなった。
私はどちらかというとルパン物が好きでポプラ社版のルパン全集はかなり持っていたのだけれど、江戸川乱歩のほうは数えるほどしか読んでいない。
一番印象に残っているのは、『暗黒星』でヘリオトロープとローマ字の日記と水責めが出てくる話だったと記憶している。もう一冊印象深かったのが女の子が人魚の扮装で水責めされる話で、そっちは題名が思い出せないのだ。
というわけで、なんでそういうシーンばっかり覚えてますか、と自分にツッコミいれつつ、検索してみた。「江戸川乱歩 人魚 水責め」で『大暗室』がヒット。
どうやら大人向けバージョンと少年探偵団バージョンがあるらしく、大人版は水槽に投げ込まれるのは全裸美女らしい。でも人魚の格好の少女の方がエロっぽいと思うがな。
面白そうなので、大人バージョンと昔のポプラ社版の両方を探してみたい。
『ICO』の2周目をクリア。
謎の解き方やボタン操作、敵の出方がわかっているのと、秘密兵器を入手したことで1回目よりははるかに早く(でも4時間ぐらい)で、クリア。
エンディングのアレも見られたので幸せ。
もう少しお城の中を自由に探検したかったな。開けていない扉や、見えているのに行けない場所がいっぱいあった。ゴンドラの鉄柵の向こうとか、給水塔の下のほうとか、行きたかった。
物足りなくて、ネットで情報を探す。
米国版『ICO』のパッケージは、すげーアメリカンです。
養老 孟司/古舘 伊知郎『記憶がウソをつく!』 (扶桑社 ,2002.10,\1,429+税, ISBN4-594-03745-3)読了。
それなりに興味深い対談。
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ISBN4-594-03745-3 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(02231180)】
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有里 (Alisato Akemi)