更新日: 2005/12/19
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あちこちで話題になっていますけれど(5ヶ所ぐらいで見た)、ウィザードリィのWeb小説【和風Wizardry純情派】の同人誌版の予約開始だそうです。私はもう予約メールを送りました。新書版上下組で予価3000円+送料とちょっとお高いけど、読み応えありそうです。
詳細は以下の日付にあります。
【和風Wizardry純情派 2004-8-9】
お盆なので、右手を脱臼した義母の代わりに夫の実家の窓ガラス拭きと床の間の掃除。
窓のほうは高さが180cmなので、我が家のばかでかい二重サッシの掃除よりずっと楽。もともと義母が盆暮れ彼岸にちゃんときれいにしているので、それほど汚れていないし。ブラシで全体のほこりをはらって、スクイージーで汚れをかきおとして、雑巾で拭いておしまい。
床の間の方は、ちょっと大変だった。田舎の家の床の間というのは、いろんなモノが飾られているのだ。ガラスケース入りの人形とか茶釜とか木彫りの熊だとかハワイの土産物だとか時計とか写真立てとか手芸品とか日の丸とか壷とかお中元の箱とか……。まるで『塊魂』にでてくる部屋を再現したような感じ。(さすがに茄子はなかったが)
全部どかしてほこりをはらって、床の間を拭いて元に戻さないといけないので、結構時間がかかった。
明日は玄関の掃除。
「アンチ・モスキート(蚊避香)」は、蚊のいやがる天然ハーブ(シトロネラ、レモングラス、ミント、クローブ、ユーカリ)の香りだけをブレンドしたエッセンシャルオイル。
屋外で窓ガラスを拭きときに長袖の上からでもたかってくる蚊に閉口し、このエッセンシャルオイルを数滴染み込ませたティッシュを作業着の胸ポケットに入れてみたら、見事に周囲から蚊がいなくなった。
屋外で使ったのは初めてなのだが、こんなに効果があるなんてびっくり。匂いはプンプンするけれど、スパイシーな柑橘系の香りなのでそれほど気にはならない。これから屋外作業のときには忘れずに使おう。
私は【アンダンテ:ハウスケア】でフランスのサノフロール社のものを購入した。
【アンチモスキート】で検索すると、販売店がいろいろ出てくる。
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【スズキトモユ】さんによる【「トラウマ児童文学」|Excite エキサイトブックス】。これは素晴らしいセレクト。
『ピーター・ラビット』シリーズへのツコッミに始まって、『ムーミン』シリーズ、ぽっぺん先生シリーズ、『もじゃもじゃペーター』ときて、『光車よ、まわれ!』『アクアリウムの夜』で締めですよ。すごすぎー。
子供にそーゆー本ばっかり読ませていると、行き着く先は『幻想文学』とか倉阪鬼一郎とか牧野修とかの作品群だぞ。いいのか?
……いいけどさ。
あー、ムーミンシリーズ再読したい。本棚から掘り出してこよう。
今日は玄関掃除。これは大変だった。外灯に集った虫の死骸とか蝉の抜け殻とか木の葉とか蜘蛛の巣とかがどっちゃり。蜘蛛の巣は義父が掃っておいてくれましたが、それでもいろいろと……。昔の家だから玄関っていっても土間があって、広いんだわ。
しかも掃除中に近所の人がやってきて、そのまま家にあがりこんじゃったので、20分ほど作業中断。暑くならないうちに終わらせたいんですけど〜。
作業自体は窓拭きのときと一緒。ブラシで全体のホコリをはらって、窓ガラスはスクイージーで汚れをかきとって、全体を雑巾で拭く。濡らさずに徹底的にブラシで汚れを落としておいたほうが、後の作業が楽です。100円均一のサッシブラシは結構使える。
網戸用には【平野ブラシ】の豚毛の【網戸ブラシ】を愛用。
ガラス拭きも洗剤は使わず、水に台所用中性洗剤を数的落としたものを塗りつけて汚れをゆるめて、スクイージーで汚れをかきとるのが一番手っ取り早い。
サービス(?)で、玄関先においてある観葉植物群の葉っぱも拭いておきました。一見きれにみせるコツは目に付くところを磨いておくことなので、結構効果あるんじゃないかと。
掃除好きでもきれい好きでもないけれど、汚れたものをきれいにするのは大好きなので、なかなか楽しい作業でした。でも、人の家だから、てきとーなところで切り上げることができなくて、疲れた。
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【トラウマ児童文学】のおかげで、ムーミンシリーズを本棚から掘り出して再読中。なぜか「彗星」が2冊。「11月」も2冊。でもって、一番好きな「仲間たち」がない。
(結局文庫版の「彗星」「冬」「11月」「たのしい」を発掘。)
『ムーミン谷の仲間たち』は箱入りハードカバーで持っていたはずなんだけどな。「しずかなのが好きなヘムレンさん」が大好きでした。閉園した遊園地を相続しちゃうなんて素敵と思ったものです。
アニメと原作はまったくの別物で、私はアニメはあんまり好きじゃない。いやアニメのスナフキンは好きだけど。
【スズキトモユ】さんの本家サイトの感想は、目からウロコが落ちるようでした。私は小学生のときに読んでいるので、子供の目線の感想しか持っていなくて。大人の目線で読むと全然違いますね。
特に『ムーミンパパの思い出』。私、ムーミンパパの手記は全部「本当」だと信じてたよ。(苦笑)
スズキトモユさんの感想を読んではじめて別の読み方があるのに気づきました。そりゃムーミンママの登場のしかたが妙だなーとは思ってたんですけど。 (ムーミントロール並みの純朴さですな )
で、本当はどこで知り合ったんだ、ムーミンパパとママは。子供にいえないような場所なのか??
勢いでイルメリン・リリウス『ムッドレのくびかざり』の新訳も読んでみましたが、イマイチしっくりしない。海の魔女が作ったパンのくだりとか、全然おいしそうじゃないし。6歳に満たないムッドレに「えらいことになったなあ」(p.14)なんていわせてる(思わせてる)時点でもうダメダメ。子供の感覚で訳していないんだよね。
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20話でぶった切られたTV放映の続きを仕方ないのでDVDで見る。
アマゾン・アソシエイトのギフト券で購入。
惚れた女だけ連れて逃げようとするジュニア君(年上好きの一見中学生実は6歳児)に萌え。単にお母さんの替わりが欲しかっただけという気がしないでもないですが。
もう2、3年育つといいんだがなぁ。あれ以上は育たないんだっけ?
エピローグでの気合はいったミシェール姉さんが……。副音声で声優さんたちが「狙ってるよ」「ぜーったい狙ってるよ」みたいなツッコミしてるので大笑い。
読子がヘタレでがっくり。紙を使ってシャカシャカ動かない読子に価値はない。やっぱり動いてナンボのアニメだと思った。
副音声のコメンタリーが楽しかったっす。細かい裏設定が分かって、ようやく納得というか。(エピローグのジョーカーは近所を徘徊してるわけではなく再起したらしい)
19世紀ロンドンの風俗の参考資料として「エマ」(森薫のほう)の名前が唐突にでてきたりするんだけど、コメンタリーまで聞くような人種にはすんなり伝わってしまうんだろうなぁ。
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花丸編集部/夢花李『ボーイズラブ小説の書き方 』(白泉社 ,2004.8, \1500 , ISBN4-592-73224-3)読了。
高校生ぐらいボーイズラブを書き始めた人/投稿者がターゲットの結構まっとうな小説の書き方の本。
(2004/08/25追記:高校生にHありの小説を書かせるのは「今の東京都健全育成条例の流れから考えてもありえない」というメールをいただきまして、それもそうだなと思ったので訂正。小説を書き始める人は高校生ぐらいが多いのだろうと思ったのですが、実際にはボーイズラブ系の投稿者は20代以上、受賞者は30代が多いらしいです。)
白泉社には鈴木光明先生の「少女まんが入門」という名著があるんですが、それを踏襲している感じがします。
まあ、「ボーイズラブ小説の書き方」なんで、Hシーンの書き方なんて章もあるわけですが。(男×男はブツが2本なので書き分けが大変……みたいな記述があって大笑い。そりゃそうだ。)
原稿の印刷のやりかたのサンプルまで載ってます。新人賞に応募するときには応募要綱をよく読めとか、あらすじはちゃんと最後まで書けとか、イラストはつけるなとか、この手の本では定番の注意事項がしつこく載っているってことは、それだけ守らない投稿者が多いってことなんでしょうね。(実際に投稿した人でもあらすじを最後まで書くことを知らなかったり、縦書き印字を知らなかったりするみたいです。)
付録CD-ROMは必要がないという意見をいくつか見かけたけど、この本のメインターゲットである女子高校生は縦書きエディタなんてあんまり知らなそうだし、「縦書き印字ってどうするんですかぁ〜?」という質問にいちいち答えるより、「これ使え」と付録をつけちゃったほうが楽ということじゃないのかな。
ボーイズラブ小説についての薀蓄もそれなりに書いてありました。編集さんが書いているせいか、ボーイズラブに理解はあっても、のめりこんでいるって感じはしなくて、割と客観的だと思います。
興味深いところを抜書きしてみます。
形式としては少女小説の、精神としては少女マンガの流れを汲んでいる
(p.13)
Hシーンは友情と恋愛を明確に分けるライン
(p.109)
ボーイズラブは様式美の世界
(p.122)
ボーイズラブにやたら詳しい女性キャラは問題
(p.125)
恋愛至上主義はボーイズラブという世界でこそ説得力を持つ
(p.128)
私はボーイズラブ/やおい小説は全くといっていいほど読まない(漫画ならは少しは読む)ので、新鮮で面白かったです。でもやっぱりボーイズラブ小説は読みたいとも書きたいとも思わないですけど。
あんまり過剰な期待をせずに一読されるのもよろしいかと。
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午前9時出発。
お昼は本庄のユニクロ並びの懐石風西洋料理「ごちそう屋」で。選べる前菜3種類+パスタ+ガーリックトースト+サラダ+デザート+飲み物で1000円のランチは、それなりに満足。
午後1時半に佐久市に到着。天気は曇りなんだけど、3日目は雨という予報なので、【メアリーローズガーデン】に寄ることにする。
暑さで花がくたびれていたのが残念。ピンクのバラだけが満開だった。
この他の写真は[エレホン番外地@はてな]に掲載。
【長門牧場】でソフトクリームを食べて、さあ宿に向かうぞというところで、いきなり曇って雨が降り出した。車で走っているうちに雨脚はどんどん強くなり、前方が見えにくくなるぐらいになった。あまりに凄い雨なので、宿についても外に出られず、10分ぐらい車の中にいた。もう少し遅かったら、長門牧場で足止めされてしまうところだったかも。
夕食メニュー
「シャブリなんてわれわれには豚に真珠ではないのかー」と言いながらもワインは、シャブリ・サンマルタン。
美味しかった。よいものはシロウトが飲んでも美味しい。
お料理も大変に美味。特に的鯛のグリエのソースにはかくし味に味噌を使っているらしく、絶品でした。ローストビーフも美味しかった〜!
夜は持っていった『ゼロヨンイチロク』を読む。
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微妙に晴れ。
ビーナスラインを通って和田峠を通って、岡谷へ向かって、そこから塩尻へ。ビーナスラインでは、霧ヶ峰を過ぎたあたりにうすい霧が出ていて、「霧ヶ峰」と呼ばれるだけのことはあると感心したり。
地図に出てないトンネルが開通していた。地図に出ていないから現在位置がわからなくて道路標識が頼り。塩尻でブックオフに寄ってから、いこいの森内の【ミュージアム鉱研 地球の宝石箱】へ。
【ミュージアム鉱研 地球の宝石箱】は、掘削機械などなどを作っている会社がやっている鉱物博物館。博物館としては、県立か市立レベルといったところ。チャチじゃないけど物凄いというほどでもない。マニアなら3時間、普通の石好きなら1時間ぐらいは楽しめるといった感じ。大きな紫水晶や宝石化したアンモナイトなどなどが展示されていてきれい。
お土産は「守護石」(好きな磨き石5個セット)315円なり。今はどこでも買えるけど、ミュージアム鉱研のシールがついているので記念に。
食堂はないので、食事は近くにある遊園地「チロルの森」か、塩尻・岡谷で。
「地球の宝石箱」を出て岡谷市に戻ろうとしてやまびこ公園のところで道に迷う。松本ナンバーの車にくっついていったら、その車は自宅に戻る途中だったのだ! きゃーっ! 行き止まりかと思うような細い道に入り込んでしまって、どうなるかと思った。(出来の悪いナビゲーターで申し訳ない>運転手) なんとか本町交差点に出られたのでほっとした。岡谷は道は細いけど、東京や埼玉と違って行き止まりはあまりないみたい。
時間がないのでイルフ美術館はパスして、食事してブックオフめぐり。
ブックオフ岡谷若宮店には、『ばいばい、アース』の上巻だけがあった。買わなかったけど。岡谷にはマニアなSF者がいるらしく以前もハヤカワ文庫JAの鈴木いずみを見かけたし、今回も同じ人の本棚からでてきたとおぼしき本が何冊か。持っている本ばかりだったけど。
ブックオフ諏訪赤沼店にも寄ったけど、もうめぼしいものはないなぁ。
ネットが普及したので、価値のありそうな古いものは、ヤフオクなどに出てしまうのかもしれない。
夕食メニュー
シャンパンはローラン・ペリエ。
料理はイマイチ。前菜とスープは美味しかったけど……。
前日と差があるので、ひょっとしてシェフが違うのではないかと推測してみたり。
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出発前の予報では雨だったのに、とってもいい天気! 白樺湖でこんなによい天気になったのは初めてかも。悔しい、こんなことならメアリーローズガーデン見学を今日にするんだった!
【長門牧場】でまたソフトクリームを食べて、のったりする。
牧場にはラップで覆われた巨大な塊がごろごろしているのだが、あれは牧草ロールというものらしい。いまどきの酪農はサイロを使わずに刈った草をラップで巻いてしまうのね。
(参考:北海道歌登町ホームページ:おいしいロール牧草の作り方編)
お土産にクリームチーズとソーセージを購入。でもよく見たら、ソーセージは群馬県太田市のぐんらく腸詰屋の製品でした。わざわざ長野で買わなくてもよかったかも。
佐久市では例によってブックオフに寄る。あんまり面白いものは出ないなぁ。
高速に乗って、あっという間に埼玉へ。
ただいま。
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有里 (Alisato Akemi)