更新日: 2005/12/19
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夕方涼しくなってから選挙にいく。生まれて初めて出口調査というものに遭遇。朝日新聞(テレビ朝日)の調査だった。
出口調査は、メモバサミにはさんだアンケート用紙に丸をつけていくというもの。男性用は青で女性用はピンク。設問は、結果ページにあるのとほぼ同じで、年代、投票した候補者、投票した政党、ふだんの支持政党、政府の年金問題対策を評価するか、(投票で)年金問題をどれだけ重視したか。「年金問題をどれだけ重視したか?」には、実は「年金問題ってよくわからない」(大意)というナメた選択肢があったのだ。あれがどのように集計されたのかが気になる。
選挙のあと、町内を一回りして本屋へ。ブックチャーム欲しさに新潮文庫をむりやり2冊買う。新潮文庫って毎年代わり映えしないラインナップなので、いいと思う本はたいてい持っていて、フェアのときに買うものがないんだよねぇ。bk1に注文してまだ届かない本が置いてあって、近所で買えばよかったとガックリしながら帰ったらポストにメール便がつっこんであった。
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7月24日発売予定の『ライトノベル完全読本』【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 の編集さんから「宣伝とチェックをしてくれるなら」と、ゲラの一部を頂きました。
表紙画像(完成一歩手前だそうです)もいただいたので、載せておきます。
一番の売りはアンケートによる人気ランキングなんでしょうけど、インタビュー記事が充実してます。
私が読んだものでは「緒方剛士×放電映像対談」や、平井和正の(一応イニシャルにしてあるけど全然隠したことになっていない)ぶっちゃけ話満載のインタビューが面白かったです。(「冲方丁×古橋秀之対談」は残念ながらゲラが来なかったので未読。)
ライトノベル読本なので、イラスト関連記事にも力を入れていて、「イラストレーター変遷史」やデザイナーインタビューというのもあって、これも面白かったです。
「イラストレーター変遷史」みたいな記事は、多分本邦初の試みじゃないのかな。表紙をいれて8ページの記事ですが、もっと詳しくてもよかったぐらい。
表紙にも大きく載っている「ガンダム小説大全」(ゲラが来なかったので内容は不明)ってのがよくわかりませんが、スニーカー文庫の前身の青帯シリーズは、そもそも「ガンダム文庫」として始まったので(初期のラインアップは『機動戦士ガンダム』全3巻と『機動戦士Zガンダム』全5巻)、ラノベ本にガンダム小説のことが載るのは歴史的に正しいことなんでしょう。
三村美衣さんのライトノベル史(900冊ぐらい書名が挙がっているらしい)もあるそうなので本誌を見るのが楽しみです。
つづきがあります。
須賀しのぶ『流血女神伝 女神の花嫁』全3巻(集英社 コバルト文庫)読了。
『帝国の娘』[→感想] と『砂の覇王』に登場する謎のザカリア人ラクリゼとサルベーンの幼少時代から始まる外伝ですが、個人的にはこっちをメインにして欲しかった。
私はどうもカリエに感情移入ができなくて。ラクリゼのほうが好きだな。
女神の定めにより、ザカールの長老の子は代々男児であるはず。だが、九九九番目の子として生まれたラクリゼはなぜか女だった。“呪われた子”だとして父親の愛も受けられず、男と偽わって育てられた彼女は、その苦しさを学問の習得や武術の鍛練にぶつける。そして彼女が十二歳になった年のある夜、一人の少年が結界を破り村を訪れた。少年の名はサルベーン。ラクリゼとの運命の出会いだった。
これを読んでから本編を読み返すと、キャラクターたちの印象が変わりますね。
おすすめです。読むならやっぱり本編からどうぞ。
購入ガイド
沖原朋美『勿忘草の咲く頃に』(集英社 コバルト文庫 ,2004年6月,440円, ISBN4-08-600437-2)読了。
勿忘草の咲く頃に(コバルト文庫) 沖原朋美著 |
“クレマチスやカンパニュラこぼれる花壇のすみで、一本だけ、本当に一本だけ、ひっそりと咲く勿忘草のように。あなたを、君を、忘れない―”。両親の離婚により、母の生まれ故郷にほど近い町に転校してきた七瀬。一枚の絵の前で出会った少年は、どこか影のある同級生、育世だった。病弱で学校を休みがちな彼と七瀬の心は、いつしか微妙に寄り添っていくが…。
氷室冴子以前に戻ったような古風な学園物。今はこういうのがかえって新鮮。
高殿円『ジャック・ザ・ルビー 遠征王と双刀の騎士』(角川書店 角川ビーンズ文庫 ,2001年10月,460円, ISBN4-04-445002-1)読了。
剣の腕をたよりに騎士をめざすジャック=グレモロンが、街の酒場で出会った青年オリエはとんでもないタラシ。なりゆきまかせにコンビを組んだ武術試合で、勝利を手にしたふたりだったが…気づけばなぜか女城守の愛人に!?
のちに遠征王と呼ばれた男装の女王アイオリア一世と、双刀の剣士―敵の返り血で朱と染まる姿から、"ジャック・ザ・ルビー"と渾名された王騎士の、これがはじまりの物語。
誰と誰がくっつくのか全然予想ができないっ! コメディとシリアスのブレンド具合がいかにもビーンズ文庫。設定考証が妙に細かい。作者は史学科出身かTRPGおたくのどちらかだと思う。
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PS2のゲーム『塊魂』【amazon】を始めました。噂どおりハマります。まだ1.5mの大きさで苦戦してますけど。
だんだん頭痛くなってきました。眼精疲労か冷房病か……。
『メロディ』掲載のよしながふみ「大奥」が凄いっす。いやー、なんだかんだいってまだ少女漫画は「最先端」だわ。まあ、『メロディ』が少女漫画雑誌かどうかは微妙なところだけど。
『ライトノベル完全読本』【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 の記事の話のつづき。
読みたかったのに「冲方丁×古橋秀之対談」のゲラが来なかったって書いたら、編集さんがわざわざFAXで送ってくださいました。
「デビュー8年目人気作家対談 ライトノベルの新しい作り方 冲方丁×古橋秀之」
司会は【大森望】さん。冲方丁と古橋秀之はデビュー年も一緒で、ともにゲーム製作に関係したりもしてるし、作風も通じるものがある気がするんですが、これまで全然話したことがなかったのだそうです。トばしてます。記事になった以外で、絶対活字にできない話がいっぱいでてきたいに違いないに5000ガバス。
両氏が「妹萌え」ネタににトライした話とかが出てきます。(ウブカタ、「妹萌え」に初挑戦って……あれがそうかよーっ! そりゃ確かに「妹」だけど。「萌え」てる人もいるけど。)
2004/07/15追記:【大森望】さんの6/28の日記に言及されている「冲方くんのライトノベル業界再構築構想というか、システム開発論」も出てきます。
「富野由悠季×福井晴敏対談」は、「いま明かされる小説誕生秘話」。富野監督が自分の小説について語るのは、とても珍しいことなのだそうです。
対談相手の福井晴敏は、小学生のときに読んだ小説『機動戦士ガンダム』が一種のトラウマになっているらしい。1968年生まれで、初代ガンダムがTV放映された1979年には11歳、映画化された1981年〜82年に13〜14歳。やっぱり12歳から14歳までの間に出合ったもので人生は決まっちゃうものなのかも。
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雷が凄いなぁ、スペクタクルだなぁ、でも雨降っていないなぁと外を見ていたら、いきなり真っ暗になって大粒の雨。あっという間に窓から外が見えなくなるほどの豪雨になり、その間も雷は止まず。瞬断が怖いので、パソコンもクーラーもつけずにいたら、案の定停電しました。5分ほどで復旧したけれど、タイマーどれもはめちゃくちゃです。
新潟の洪水はひとごとではないので、防災グッズを確認してしまいましたよ。
とりあえず水をペットボトルに詰めてみたり。
ルーターの調子もおかしくなって、一時はネットに接続できませんでした。
INITスイッチを押して再起動かけたら直ったけど。
えーと、6mにするところで苦戦してます。
ルートを見つけ出せても操作がヘタだから、うまく巻き込めません。
でも人を巻き込めるようになると楽しいですね。逃げまどう人々を巻き込んで「きゃー、あれー、あひゃひゃー」という叫びを聞くのがワタクシの暗いよろこび。へへへ、みんな巻き込まれてしまえ〜。
購入ガイド
PS2ゲーム『塊魂』【amazon】
塊魂サウンドトラック 『塊フォルテッシモ魂』【amazon】
ステージ攻略
【塊魂情報局(FAQ)】……とりあえず詰まったら、ここへ。
【塊魂(かたまりだましい)攻略スレで出た情報を転がして巻き込んでくっつけたページ】……詰まったら「ステージ指南」ね
【塊魂ステージ攻略】
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『塊魂』のせいです……。
ニフティのゲームフォーラムで知り合った人が、ゲームのやり過ぎで腱鞘炎になったというんだけど、笑えなくなってきた。冷やして腫れが治まったら続きを……。
6m以上にする「星をつくる7」をようやくクリア。
バナナ→パイナップル→やかんとバケツで1mにして、釣り人のいる島から浮いている箱をとりつつ町に上がる(登るのはしばらく押してがんばる)
そのまま小物を巻き込みつつ直進→パチンコ屋の花輪の裏の三輪車→警察のいる家横の青い小物→ターンして小物を巻き込んで畑の作物で1.5mにして、子供と石灯籠を巻き込んで2mぐらいにして元の場所に戻る。
ひまわりや大人を巻き込み3mにした時点で海岸横の公園に突入して中のものを巻き込んで5mにする。(学校から隣の街にはいかない)
また町に戻って大物や車を巻き込む。で、8mぐらいにまでなりました。
「おとめ座をつくる」の阿鼻叫喚が楽しいなぁ。
結構鬼畜なゲームなのではと気がついたときには、すでにハマっているという寸法です。絵柄がカクカクしてポップなので陰惨さがないけれど、生き物を巻き込むと「ぐちゃっ」という音とともに画面に血が飛び散るスプラッタな裏モードがあったら……。
「月をつくる」は10mの壁がなかなか越せず苦戦中。
でも、そのうちクリアできるでしょう。
BGMの一覧解説ってどっかにないのかなぁ。「こぐま座をつくる」のBGM(月と王子)が 新沼謙治だったのには驚いた。
美しい装丁の本、かわいいカバーの本を日々紹介するサイト。装幀家リンク集も充実。
本に関するサイトは数あれど、装丁に的をしぼったサイトは珍しい。作っているのは書籍編集者。なるほど。
【ソウテイファン】
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3度目の挑戦でようやく月ができてエンディングを見ることができました。
BGMも自由に聞くことができるようになって嬉しい。
おすすめされたサウンドトラック 『塊フォルテッシモ魂』【amazon】をどうしようか悩み中。CDはめったに聞かないので。でも頭の中で曲がぐるぐるしてるしなぁ。
水森亜土って、私が小学校のころ(30年も前)からあの声なんですけど、今いくつなんだろう。
今は流れ星を作るのに挑戦中。
親指がぱんぱんに腫れて血豆ができそうなので、ちょっと自粛します。
サワードリンクやらハーブ漬けやらをストックしておくためのワゴンを買う。ちゃんと収納したら、部屋がすっきりした。やっぱり収納用品は大事だ。
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暑い〜。 土用なので梅を干しました。
ベランダが凄まじい熱さなので、ペットボトル2本に水をいれて午後1時〜4時まで放置してみました。取り込んでみると、暖かいというより熱いぐらい。温度計がないので正確なところは分からないけれど、お風呂のお湯ぐらいには暖まっている感じ。
せっかくなので髪を洗うときに使いました。2リットルのペットボトル1本のお湯に水をすこし加えて、手桶2杯分ぐらい。もっと置いておけばよかった。20本ぐらいあれば、行水ぐらいはできるかも。(ちなみにお風呂は200リットルだそうな。でも空いているペットボトルは4本しかないのだった。)
明日は水をいれたポリタンクとペットボトルを並べて黒いビニール袋をかぶせておこうかと思います。
節約とかそういんじゃなくて、この無駄に放出されているエネルギーをなんとか有効利用したいという想いからの行動ですよ。ソーラー発電は設置費用を回収するのに20年ぐらいかかるらしいので、却下。もっと楽に安上がりに太陽熱を有効利用する方法はないんでしょうかね。
成田良悟『Mew mew! Crazy cat's night』(メディアワークス 電撃文庫 0962 ,2004年7月,641円, ISBN4-8402-2730-6)読了。
Mew 成田良悟 |
佐渡と新潟の間に架けられた巨大な橋の中央にある人工島。そこは滞在者や犯罪者が棲む九龍城さながらの無法都市と化していた。望んで「島」の住人になった娘は「猫」として「島」を守ろうとし、親に捨てられた子供たちは「鼠」となって島を沈めようとする……。
『バウワウ!』の続編ですが、舞台だけが同じで話としては独立しています。前回の主人公たちは島を留守にしていて、ほとんど出てきません。
チェーンソー娘とストリートチルドレンの対決……といいますか……。
表紙に出ている女の子たちが、「猫」と「鼠」だと思っていたら違いました。百合物でもなかったです。
成田良悟の登場人物って、親というか保護者との関係がポイントになっているんだなぁと思います。縦のつながりが強くて横のつながりが希薄。で、恋愛している人はもれなく歪んでる。
ハッピーエンドのためには手段を選ばないというのは、やっぱり作者のことであったか。
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有里 (Alisato Akemi)