更新日： 2005/12/19
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『通販生活ピカイチ事典 2004年版』を見て、【カタログハウス】に注文したものが届いた。
T-FAL製のプラスチック製の電気ケトル。カップ一杯（200cc）の水が1分半で沸く。沸騰すると自動的に電気が切れる。保温機能はついていない。必要な分だけ沸かす。
ガスや今までの電気ポットだとカップ一杯分のお湯を沸かすのは難しかったけど（電子レンジを使うという手もあるけど、カップまで熱くなっちゃうしね）、これなら大丈夫。ほんとにすぐ沸く。
私はうっかり者で、ガスにヤカンをかけているのを忘れて空焚き寸前にしてしまうことがあったので、今までは不経済だと思いながらも保温機能つきの電気ポットを使っていたのだ。保温機能なんていらないのにとずーっと思っていたので、これを見つけたときには嬉しかった。
一人暮しの人や紅茶好きの人に超おすすめ。5800円。おフランス製だけあって、デザインはエレガント―とまではいかなくても結構かわいい。お湯も注ぎやすい。プラスチック製なので、ちゃちく見えるのが難。
石鹸クレンザー。これも【カタログハウス】に注文したもの。
カタログハウスのプレゼントでサンプルを貰ったので使ってみたら、流し台や洗面台の白くこびりついた水垢がきれいに取れる。フライパンの外側のこげこげも落ちる。すばらしいー、というわけで、商品を注文した。5個セットで5000円。バラ売りしてくれればいいのにと思うけど、腐るもんじゃないからいいか。
アクセスログを見ていると、ボネコの加湿器[→感想]とかディナーパン[→感想]といった検索語がとても多い。やっぱりみんな買う前にネットで評判をチェックしているのかなと思う。
そういう需要があるならば、というわけで、カタログハウスの『通販生活』で買ったものリストを作ってみることにした。改めて調べてみたら、結構カタログハウスから買っている。（そのうち別ファイルにします）
今日は「本買い日誌」じゃなくて「物買い日誌」だな。
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山田 詠美『蝶々の纏足』（河出書房新社 河出文庫 ,1987.8,\370+税, ISBN4-309-40199-6）読了。
自分を束縛し引き立て役にしようとする美しい幼なじみから逃れるため、少女は少年との性愛におぼれる――と書いちゃうとなんか違う気がするが……。
河出文庫版の解説は富岡幸一郎だが、なんだか読んでいてイライラする。
「纏足」から逃れるために少年との性愛に向かった少女が、成長して後にその「纏足」が実は恋愛の一種であったこととに気づくという話を、
「私」がえり子との幼い擬似恋愛から抜け出して「女」へと飛び立とうとする
(p.149)
と要約するのは、間違いではないがオヤジの読み方だと思う。
山田詠美の登場人物は他者との関係性のみで生きている。いや、いいんだけどさ、人間は社会的な生き物なんだし。
でもなんとなく、その恋愛依存症っぽいところが気になる。
購入ガイド
・河出文庫版『蝶々の纏足』
（河出書房新社 河出文庫,1987年8月,370円+税, ISBN4-309-40199-6）
【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】
・新潮文庫版『蝶々の纏足・風葬の教室』
（新潮社 新潮文庫,1997年3月,514円+税, ISBN4-10-103618-7）
【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】
金 蓮花『砂漠の花 ２ 青海流砂』（集英社 コバルト文庫２,2003.7,\476+税, ISBN4-08-600288-4）読了。
16歳で砂漠の王国の女王となることを運命付けられた少女の話。
この女王様なかなかにアクティブで、姫将軍として戦場に立ったり、替え玉したてて自分は侍童に化けて敵情視察にいったりする。
なんだか須賀しのぶ『砂の覇王』とイメージがダブるんですが、キャラクターの繊細さからいってこっちの方が好み。
主人公のカリュンは可愛いと思う。これで彼女を慕う従兄のレンソールに下僕属性がついていて、もすこし悶々としてくれれば、もっとツボ押しだったのに。
購入ガイド
ISBN4-08-600288-4 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】【bk1(02340161)】
今野 緒雪『マリア様がみてる 涼風さつさつ』（集英社 コバルト文庫 ,2003.7,\476+税, ISBN4-08-600284-1）読了。
花寺学院学園祭編。祐麒クンがずいぶんと成長してますな。将来いい男になるねぇ。
裕巳ちゃんの成長も著しい。誰も一皮向けた裕巳ちゃんには勝てないよ。「天才を超えた天然」ってやつだもの。このぶんなら花寺学院とリリアン女学園を福沢姉弟が支配する日も近いのか。
場合によってはトラウマになりかねない事件もさらりと流し、祥子さまとは相変わらずの馬鹿ップルぶり。でも私は祥子さまは嫌いなので、さっさとご卒業願いたい。
書き忘れてたけど、今回はカメラお嬢の蔦子さんが良い役でした。カッコよかったです。
ISBN4-08-600284-1 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 【bk1(02340157)】
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出ているという噂はあるのに、ご近所のリアル書店では見つからない本。
文庫なので何冊かまとめないとネット書店にも注文できず、ついつい忘れるのでここにメモ。
ホワイトハートの駒崎優は全然みつからないのです。
これだけあれば注文できるけど、今週週末は出かける予定なので、リアル書店で買ったほうが早い。
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【Excite エキサイト デイリートピックス：ニュースな本棚】 の
「納涼！ ホラー・ジャパネスク−ホラー・ジャパネスクの世界へようこそ！」
http://media.excite.co.jp/daily/thursday/030717/
東雅夫インタビューが掲載されています。
取材・構成・文は【カエルブンゲイ】のアライユキコ。『ベストセラー本ゲーム化会議』[→感想]の編集の人ですね。いい仕事してますね。
【bk1怪奇幻想ブックストア】
「『幻想文学』終刊フェア特別企画 編集人（東雅夫）VS.発行人（石堂藍）対談」
へんしうちょうと石堂さんのやりとりが楽しいです。
名前を出していただいて、ちょっと照れ。
『幻想文学』の終刊に伴って、石堂さんの【藍読日記】も最終回だったのはショックでした。
（あれって、販促用の活動だったのか！）
【建石修志展】には、なんとしても行くつもり。（ナマの石堂藍さんにお会いできるチャンスだし。）
思えば『幻想文学』をはじめて手に取ったのは、建石修志さんの表紙に惹かれてのことでしたよ。
【「本日のリンク元」 】……SSIでWEB ページに 「本日のリンク元」 を表示する。
【くっつき BBS】……JavaScriptを利用してWebページに掲示板をくっつける。
以下の順にリンクを辿って発見。
【ヘイ・ブルドックのアンテナ】
↓
【曉に死す：「referer収集の応用を考える」】
↓
【適宜覚書：7/15(火)自動化願望】
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インターネットへの繋ぎ方を教えに実家に帰るついでに、上野の国際子ども図書館と「ヴィクトリアン・ヌード―19世紀英国のモラルと芸術」に寄る。
【clair de lune】の感想を読んで見たくなり、友人の個展を見に行ったときにもらった割引券を持って出かけました。
最初、【東京都美術館】と【東京藝術大学大学美術館】を取り違え、「ええ、休館！？」と焦ったりもしましたが、上野公園内のあちこちにあった看板のおかげで無事到着。
とてもきれいな美術館でした。
さて、展示内容ですが、はじめのうちはレイトンの"プシュケの水浴"のようにエロチックというよりもひたすら綺麗な裸身の絵が並んでいるのでありますが、「第3部 ヌードとの私的な関係」あたりから、だんだんアヤしくなってまいります。ルイス・キャロルによる少女ヌード写真とか、少年たちのヌード写真とか、ストリップな映画とか。
ルイス・キャロルの写真は新書館の『キャロル・イン・ワンダーランド』に収録されているモード・コンスタンス・マルベリーの写真とは別のものでした。モードの写真はエロチックすぎて展示には不適当だったのかも。
写真に添えられたキャプションの奥歯に物が挟まったような物言いが愉快です。ドジソンセンセイはやっぱりいろんな意味でホンモノだったと思います。
「第4部 画壇のセンセーション」になると、さらに楽しいです。絵画はゲージュツなんだか実用品なんだかわからないようなセンセーショナルなものになり、キャプションはますます物言いたげに。
禍禍しくも美しい”ユリシーズとセイレーン”や”マイナデス”はファンタジーファン必見。ワタクシ的には”プシュケと玉座のウェヌス”が好きだったり。（邪念にまみれて鑑賞しておりましたよ。えへへへ）
でも1枚だけもらうんだったら”野に咲く花”がいいです。
図録はもちろん買いました。2500円。重かった。
東京芸大のすぐ隣にあるのが【国際子ども図書館】
３回目ですね。コバルトノベル大賞の調査の続きをしました。
資料のない分のコピーをとりました。これで、資料はほとんど揃ったと思うので、まとめに入ります。
いままでに調べた結果は以下に置いてあります。
いろいろメモってきた事柄もあるのですが、後日アップの予定。
テリー・プラチェット『ゴースト・パラダイス』（講談社 講談社文庫 ,１９９４．８,\524+税, ISBN4-06-185775-4）読了。
ロンドンに住む少年・ジョニーは、ある日突然幽霊たちが見えるようになってしまう。
街はずれのうらびれた墓地が土地開発会社に買収され、死者たちは追い出されることを知ってパニックに。
ジョニーと三人の仲間たちは、墓場を救うために動き出すが……。
４人組の少年達が活躍するドタバタ人情物なんですが、イギリス風のユーモアとパロディ満載なので、日本人にはちょっと分かりにくい。
テリー・プラチェットは、英国では人気作家だそうですが、日本ではイマイチぱっとしないようです。
書誌情報
ISBN4-06-185775-4 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 【bk1(01071197)】
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父にインターネットの繋ぎ方を教える。といっても、ニフティの接続用ツールをクリックするだけですが。
メールにはあんまり興味なくて、Googleで検索をしたいのだそうです。でもGoogleの検索欄に日本語入力するのも、おぼつかない感じ。要するにWindowsの日本語変換が使いにくいのが悪いんだけど。
で、メーラーの使い方を教えようとしたら、「そんなに一度に覚えられない」といわれてしまったので、次回に持ち越し。
というわけで、父にメールを出そうと、てぐすねひいていて待ち構えていた親戚のおじさま、ごめんなさい。まだメールは出来ないです。
早くメールを覚えてくれて、重要なメモはメールで送れるようになると、私も楽なんだけどなぁ。
システムが古いせいなのかなのか、なんとなく不安定。画面スクロールの最中に固まったりすること数度。大丈夫かなぁ。
あんまりひどいようだったら、再インストールの上Win98にアップグレードしようかと思いますが。（面倒なんだよね、LANボード抜いたり、環境設定したりするのが）
久美 沙織『ここは魔法少年育成センター ２ どうしろと？』（エニックス ＥＸ ｎｏｖｅｌｓ,2003.3,\820+税, ISBN4-7575-0928-6）読了。
魔法使いが厳重に管理されているこの国では、魔法力のある少年は強制的に鑑別所めいた魔法学校、通称イクセンに入れられる。突然魔法力に目覚めて何の知識もなく転校させられてしまった主人公長谷川瑛蘭がやっとイクセンに馴染んできたころ、世間では魔法使いが連続して事件を起こし、魔法使いの排斥運動が起こりかけていた。そんなおり、瑛蘭に憑り付いた白いワニの式神。いったい誰が、何の目的で？
これは面白かった。作者が説教するのではなく、こんな風に登場人物への感情移入を通じて、読者ひとりひとりに考えさせるというのが、小説のあり方だと思う。正しい答えなんかない。あるように見えるとすれば、そっちの方があぶない。
今回の主人公の力の使い方は、割と納得がいく。他にやれる人がいないんだからと、腹をくくって頑張るエイラン。偉いぞ。
おすすめなんだけど、なぜかbk1じゃ取り扱い不可。他のところでは買えるようです。(2003/10/17)
購入ガイド
ISBN4-7575-0928-6 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 【bk1(02304629)】
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知らないうちにBS2（毎週土曜 午前9：00〜9：25）で新章が始まっていてびっくり。
たまたま録画係が「十二国記の世界」を録画したつもりで、7月5日に 第四十話「乗月」が放映されているのを発見。
「東の海神 西の滄海」は7月26日からの放映のようです。
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有里 (Alisato Akemi)