更新日: 2009/04/14
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坂東岩井店、水海道店、つくばテクノパーク桜店、下妻市役所前店を回りました。
(2006/07/29)と同じコース。
人形本ばかり探しているので、あまりみつかりません。
店員が優秀な店は分類がきちんとしていて、よい本は他の客に抜かれてしまうので、多少ダメ店員がいて、分類を間違えていたほうがよかったりする。
ジェニー本2をみつけたので買いました。
あと萩尾望都のチェリッシュブック「少年よ」が100円で落ちてたので拾いました。5刷。ひょっとしたら、私これは持ってないかも。
まんだらけでの買取値が500円なので、1000円ぐらいで売っているのかな? (検索したら、多少難ありで800〜1000円ぐらい)
萩尾ファンは多いので、数は出てると思います。
どうしても気になるので、ヤマダサクラコ『ラ・ヴィアン・ローズ』も購入。
萩尾 望都『少年よ 萩尾望都イラスト詩集』
(白泉社 Cherish book ,1982.3,, )
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整体の先生のアドバイスに従い、マウス位置を見直して、左右にマウスおいて、なるべく左側を使うようにしたのだが、そのせいなのか、急に寒くなったせいなのか、はりきって寝室掃除をしたせいなのか、今度は左側の首がいたいよー。
凝ったというより筋を違えちゃったという感じ。
上向けません、左右向けません。うー。
悪くなっているというよりも、いままで肩こりで隠れていた部分が、肩こりが軽くなったせいで表に出てきちゃったような気もします。
肩甲骨のあたりを押さえると回るようになります。
明日は整体なので、直してもらえるでしょう。
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観念して5回分2万2000円の回数券を購入。
寝違えみたいなのは直してくれないらしいが、首にテーピングをしてもらった。
テーピングは悪くない。かぶれさえしなければ、ずっとやっていたいぐらいだが、かぶれるんだなぁ……。
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寝具洗濯。うっかりリサイクルせっけんを大量に使ってしまって少し匂いが気になる……。油臭いんだよね、廃油リサイクルせっけんって。シャツの襟汚れをこするぐらいなら大丈夫なんだけど。
和室の掃除。ひからびたゴをみつけてしまった。
掃除機のフィルターを洗う。サイクロン型なので、いろいろ水洗いできるのだ。最近のは、そうじ用ヘッドも洗えるのね。
目下乾燥中。
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ようやく肩が軽くなってきた感じ。これからは週1回でいいらしい。
せっかくなので、整体院の近くにある市立図書館にいってみることにした。駅から徒歩12分。住宅街の中に忽然と現れる。
参考資料室への入室は許可制。あまりたいした資料はなかった。まあ、市立図書館だしね。
探していた『レ・ミゼラブル青版』のCDがあった。(なぜかネットでの検索ではでてこない)
このところ、日記は「あたまいたい」「くびがいたい」「肩が凝る」と整体の話題ばっかりですね。
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人形服の型紙を拡大するのに画像ソフトを使って四苦八苦していると某所に書いたところ、「スキャナ付属のソフトで拡大縮小ができますよ」というアドバイスをいただきました。
あわてて付属ソフトをしらべたところ、どうやらコピーユーティリティというのがそれらしいので、インストールして確認したら当たりでした。
買ってから2年も経つのに、このソフトで拡大縮小ができるなんて知らなかったですよ。
だって、マニュアルにも載ってないし、ソフトの説明にも拡大縮小コピーのことは書いていないんですもの。
でもこれでコンビニにいかなくても型紙のコピーができます。ああ、うれしい。
山形 石雄『戦う司書と雷の愚者』イラスト:イラスト:前嶋重機(集英社 集英社スーパーダッシュ文庫 ,2006.1,\580, ISBN4-08-630276-4)読了。
司書側を狂言回しにしつつ、メインは暗殺者側の過去にあるというのは前作と同じ。雷を操る「怪物」と、暗殺者の過去話がどのようにリンクするかの興味で先を読ませるのも前作と同じ。
人が死ぬと「本」になるという世界の設定は面白いのにあまり上手く生かせてないかな。もったいない。いや、面白いんですけどね、特殊能力者がぼこぼこ出てくるだけの話だと上遠野浩平とカブっちゃうんだよねぇ。もう一皮剥けると、凄い作家になりそうですが。
購入ガイド
ISBN4-08-630276-4
飛 浩隆『ラギッド・ガール』(早川書房 ハヤカワSFシリーズJコレクション 廃園の天使 ,2006.10,\1680, ISBN4-15-208767-6)読了。
『グラン・ヴァカンス』がこういう風に展開されていくんですねぇ。『グラン・ヴァカンス』以前の出来事を描いた連作短編集。
まだ3冊しか本を出していない人だというのが信じられないような。あっという間に日本SF大賞も獲っちゃったし。
あ、でも『グラン・ヴァカンス』って2002年なのか。もう4年も経ってしまったのね。待たされた甲斐がありました。
収録作は「夏の硝視体」「ラギッド・ガール」「クローゼット」「魔述師」「蜘蛛の王」。書き下ろしは〈大途絶〉の真相を描く「魔述師」のみですが、他の作品もこの作家らしく雑誌掲載時の原稿にすさまじく手を入れてあります。「象られた力」ほどじゃないけれど、「クローゼット」なんてラストが全然違う。
1冊読み終わってから各作品を再読すると、また違った絵が見えてきそう。
『グラン・ヴァカンス』で書きとめた設定をなにひとつ変えず、その上で、あの作品の最大のモティーフをひっくりかえそうと試みています。
【『ラギッド・ガール』その2-Laterna Magika SF作家 飛浩隆のweb録】
ということですから、『グラン・ヴァカンス』も再読しようかな。
2006/10/29追記:
ジョヴァンナ・ダークの元ネタって……「パッション」から連想されるのは「ジャンヌ・ダルク」だけどなぁ。
購入ガイド
ISBN4-15-208767-6
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夫は休出。事前予告がなくて私が起きなかったので、カップめん食べて出勤していきました。言えばいいのに。
ここ一週間、私は首が痛いせいで不機嫌、あちらも忙しいせいで不機嫌であまり会話してなかったので、言い出せなかったらしい。
首が痛いのはパソコンを使う姿勢のせいらしいので、パソまわりの片付けを敢行した。
目的は移動引き出しの上を空けて、そこでマウスを使えるようにすること。
というわけで、移動引出しの上の画集をパソコン机の下に移動、さらにファイルはデジカメ用グッズがあった場所に移動。
パソコン机下にあるマニュアルのうち古いものを別の場所に移動。
バックアップ用MOといらないCD-ROMを別のところに移動させて、そこにCDを格納。
デジカメ用グッズをCDが置いてあった場所に格納。
で、めでたく移動引き出しの上でマウスを使えるようになったわけだが……使い勝手はイマイチだなぁ。
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「2006年度ロマン大賞最終選考発表!!」(『Cobalt』2006年8月号)より
入選 :該当作品なし
佳作 :神埜明美『呪殺屋本舗』
最終予選通過作品:
『リリフェスタ』―― 木崎菜菜恵(25歳)
『華園幻想〜天の所在(そらのありか)〜』―― 綾川聖香(29歳)
『呪殺屋本舗』―― 神埜明美(35歳)
『ローゼンベートの審判』―― 鷹名絵乃(25歳)
選考委員:井沢元彦、大岡玲、瀬名秀明、田中雅美、眉村卓、唯川恵
応募作品数:428編
ようやくロマン大賞の最終選考発表をまとめた。
相変わらず瀬名秀明の選評が面白い。
最終予選を通過した人の中では、描写力を絶賛されたものの物語構造の難を指摘されて入選を逃した木崎菜菜恵(こういう場合敬称は必要かな? まあ、デビューを見越して敬称なしにします)に注目か。選考委員の愛のムチは厳しい。でも、上手い人はそのうち世に出てくるから。この『リリフェスタ』はすごく読みたいので、早くデビューして改稿版を読ませて欲しい。
平民の従士の青年が、亡くなった主人の甲冑を着込んで騎士として槍試合に出場し、勝ち進んでいく。だが、ライバルの謀略で騎士を騙っていたことがバレて……というお話。
冒頭でいきなりクィーンの『ロック・ユー』が流れちゃったりして、時代考証的にはいろいろアレンジ入っているようですが、とても面白い。
なんといってもチョーサーですよ、チョーサー。
『カンタベリー物語』の作者のチョーサーが主人公の仲間の一人として登場します。
素っ裸で登場したあげく、コート姿がセクシー。
さらし台のシーンは、チョーサーの演説のある未公開シーンのほうがよかったな。貴婦人との恋愛のシーンを削ってでもチョーサーの演説を入れるべきだったと思うな。
長かったからカットされたのかしら。(コメンタリーによると王子の存在意義が薄れるからだそうな。)
主人公が恋する貴婦人が浅黒いエキゾチックな風貌なんですが、これにもは意味があるんでしょうなぁ。
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ヒッチコック監督が撮った唯一のラブ・コメディ。もしかしたらブラピとアンジェリーナ・ジョリーの『Mr.&Mrs. スミス』の元ネタなのかもしれない。物凄くつまらない。『Mr.&Mrs. スミス』の方が派手でブラピが可愛げがある分、面白いよ。
ケンカしながらもそれなりに上手くやってきたスミス夫妻が実は婚姻届け提出上の問題で法律上は夫婦でないということが判明する。
最初にそれを知らされた「夫」は「『妻』が実は『愛人』だったなんて新鮮じゃん」と「妻」にそれを知らせない。ところが「妻」もその事実を知って「夫」が再度プロポーズしてくれるのを待つのだが……。
というところから長くややこしい痴話喧嘩が始まる。
いくらでもロマンチックなコメディになりそうな話なのに、登場人物たちの性格が悪いものだから、全然ロマンチックじゃない笑えない寒いコメディにしかなりません。
ヒッチコックにロマンチックコメディ向けのチャーミングな善男善女を描けというのが無理な注文なのかもしれない。しょうもない男にしょうもない女の組み合わせで、「われなべにとじぶた」というところでしょうかね。
なかなかビデオやDVDにもならない幻の作品だったんですが、それも納得。本当に駄作。
(「脚本どおりに撮った完全な雇われ仕事」だったそうです。だろうなぁ)
私はヒッチコック全作品制覇の野望達成のために一度見ておきたかったからいいんですけどね。
「絵」自体にはヒッチコックらしい部分がいくつかあります。遊園地のゴンドラに乗るところは『めまい』に通じるものがあるし、よっぱらった「夫」を運ぼうとするところは『ハリーの災難』っぽいです。
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有里 (Alisato Akemi)