更新日: 2009/04/14
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予約していた本が届いた。
あの人の言葉はネットの海にあるよりも本というオブジェに固定されたほうが相応しいんだろうとは思う。関係者のコラムは読んだが、本文を読むかどうかは分からない。
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ネタがないので、ここが更新できないのです。そういうときでも [Ailsato's MM/Memo] は更新しているので、生存確認はそちらでどうぞ。
気になる本は、[Ailsato's MM/Memo] と [はてなブックマーク-alisatoのコレクション] の両方に入れとくことにしました。
まとめ買いのあと1冊を探すときに使うので、一ヶ所に依存していると、サーバーが落ちたときに困るのです。
【ECナビリスト】は、年収とか聞いてくるのが気に入らなかったので使うのを止めました。
某所(と書いてあったら、たいていmixiだと思ってください)で、湿式コピー(いわゆる青焼き)同人誌やガリ版の話題が出たのです。
「ガリ版刷り」は高校の文芸部で使ってました。高校なので輪転機を使いましたっけ。ガリ版用の書き文字は活字っぽい字を書く几帳面な人がいいんですよね。達筆な人は向かない。修正のときは、ヨードチンキみたいな液をぺたぺたと塗る。
私は字が下手だから、ワープロの普及は本当にありがたいのですが、ガリ切りの巧い人の字は読みやすくて暖かくてよい雰囲気だったなと今になって思います。
なんて話をしていたら懐かしくなって、ガリ版について検索してみたら、こんな記事を発見。
【技術と日本語ものがたり:第二話 ガリ版 100年前の手動DTP】
日本ではガリ版は消滅しつつあるようですが、海外(おもに東南アジア)ではまだ活躍しているという話。【本とコンピュータ】のコンテンツのひとつでした。
ガリ版文字風のフォントがあるといいかもと、これも検索して【タイプラボ】の【セプテンバー】というフォントをみつけました。
【ニム】さんは以前から印刷用に使っているそうです。教育漢字のみの無料お試し版だと漢字が足りないそうですが(「彼」や「幻」や「了」といった字が出ないらしい)、正式版もそんなに高くないし、あとで試してみようかと思っています。
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【nikkeibp.jp】に移った「文学賞メッタ斬り!」だが、ライフスタイルサイトのトップには記事検索フォームがないから、どこに何があるのかさっぱりわからなくて記事が辿れない。あちこち探してようやくバックナンバーページを見つけた。
【ポプラビーチ「書店日記」】
【ポプラビーチ「書店日記」39回コミック売場の奮戦記その1】
【ポプラビーチ「書店日記」40回コミック売場の奮戦記その2】
コミック担当の田中香織さんの奮戦記。
田中さんは昔から一部のネット書評系サイトの間では有名だった人なんですが(私もオフ会でお会いして就職活動の話を聞いたことがあります)、いまや第一線で活躍するカリスマ書店員のひとりになりつつありますね。
39回の後半は客注システムについての問題提起(というより愚痴)。ジュンク堂ですらこんな扱いなんだからもっと小さな本屋に対しての扱いは推して知るべし。
要は店に荷物が着き、開けて、売場に入る前に「客注品」が誰にでもわかればそれで済むことなのに、そんな簡単なことをしてくれない。繰り返して言うと、店に入荷し、荷物をあけた時点でその客注品に他の注文品と「ひと目で違うしるし」があれば、解決することなのに。なぜ出版社はやってくれない?
ライトノベルとBLについての興味深い言及。
しかし、ライトノベルには〈現実の社会〉を巻き込む力がどうも希薄だ。そしてそれは次の〈ボーイズラブ〉にもいえる。いくら美しく飾り立てた世界を描き出しても、なんだかうっすらとした憂鬱が底辺に感じ取れる。そこが魅力になっているようだから「たちが悪い」。田中に言ったら「それは偏見です」ときっぱり切り落とされた、「読者の切実な声は、〈ほっといて欲しい〉だと思います」と宣言された。
【コミック売場の奮戦記その2】
田中嬢は正しい。
執筆者の田口久美子さんって、プロフィールからすると団塊の世代の最後の方の人なんだろうなという気がする。文章から団塊の世代っぽい匂いが漂ってきて、ときどきイライラさせられる。
バックナンバードロップダウンメニュー方式は使いにくいのでリストにした。
下田 洋志/大和 徳明『Firefoxを究める256のテクニック』
(秀和システム ,2006.1,\2100, ISBN4-7980-1224-6)
ISBN4-7980-1224-6
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でも通帳とキャッシュカードを忘れたので、半分しか用事が足せなかった。今日は、ボケボケ。
本屋で『カルバニア物語』の新刊を見つけたが、ネット書店で注文したのかどうかがわからなくなって買うのをやめた。帰ってきて調べたら、当日出荷じゃないから注文を見送ったことが判明。ほんと今日はボケボケ。
しもやけのためにビタミンE錠を買った。薬って高いなぁ。
茂木 健一郎『「脳」整理法』
(筑摩書房 ちくま新書 ,2005.9,\735, ISBN4-480-06262-9)
ISBN4-480-06262-9
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お買い物。家人は残業続きでストレスが溜まっていたらしく、新しいHDDをぽんと購入。おまけにDVDやら画集やらもせっせと買い込んでストレスを発散したようです。
私は『真・三国無双2』を中古で購入。
【うさぎ屋】さんに三国志入門用の作品でおすすめは?とお尋ねしたところ、これをお勧めされたので、購入してみました。中古で1500円。
家人に「またゲームを買ったのかー!」といわれたので、「三国志のお勉強のためだよー!」といいわけしたら失笑されました。
家人はNHKの人形劇で三国志のことを知ったそうです。そういう人多いみたいですね。
昔、和製ファンタジーの歴史について調べていたときに、八犬伝とか三国志とかNHKの人形劇がファンタジー普及に果たした役割ってのはかなり大きいんじゃないかというご意見をいただいたことがあります。映像を通じて脳に回路が出来るって、とても重要なことだと思います。
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公式サイト:
【真・三國無双2】
『ダ・ヴィンチ 2003年3月号』(リクルート,\450)
特集が「『三国志』一気読み」なので、バックナンバーを購入。
本だけ届きました。まだ請求書がきていません。
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届いたのは25日。
劇場版 鋼の錬金術師シャンバラを征く者 完全生産限定版 プレミアムDVD BOX 荒川弘 水島精二 朴ロ美 アニプレックス 2006-01-25 売り上げランキング : Amazonで詳しく見る by G-Tools |
【公式情報】
劇場版に対してはアンビバレンツな感情を持っているので、見てるうちにどんどん情緒が不安定になって大変だった。脚本家は相変わらず敵認定。監督はオーディオコメンタリーを聞いているうちに、アニメーションのモノ作りに関しては頑張っていたようなので、ちょっぴり評価が上がった。でも認めたわけじゃないから。
本編そのものはまだ見ていないが、劇場で3回見たので、もう本編のストーリーに対しての感想は変わらないと思う。
[公開時の感想]
ディスクと特典は以下の通り。
感想はあまりに長いので別ファイルにしました。
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ハガキなどの個人情報部分を切り取る7穴パンチ。
【「座ってゆっくり後回し」を撃退する - [収納]All About】で紹介されていて、どこで売っているのだーとMM/Memoで騒いだら、【うさぎ屋】さんが【AssistOn /name-off】のページを紹介してくださいました。
Loftでも売っているみたいです。
竹熊 健太郎『マンガ原稿料はなぜ安いのか?』(イースト・プレス ,2004.2,\1260, ISBN4-87257-420-6)読了。
本のタイトルにもなった「マンガ原稿料はなぜ安いのか?」では、夏目 房之介『マンガは今どうなっておるのか?』[→感想]よりも具体的にぶっちゃけた話が語られている。
マンガが生き残る道として、週刊連載の場合は出版社のプロデュースの元に(要するにアシスト代なども版元が持つ)「マスプロ化」を徹底させて作家に定期収入を確保させ、月刊誌や書き下ろし単行本を作家性を発揮する場所とするという案を出している。
要は、薄利多売のマンガと小部数で高価なマンガとの二極分化である。
(p.39)
これは悪くないやり方だなと思う。
版元がもたもたしている間に、すでに作家の側では商業誌と同人誌を使いわけてこういう体制にもっていっている人もいるようだ。もっともそういうことができるのは、一発ヒットを出して経済的に恵まれている作家がほとんどなのだろうが。
これに関連して同人誌界にマンガの活路を見出している人の意見とそれに対する私の感想も書いたんだけど、この本に対しての感想とは分けたほうがいいと思ったので、別項目[マンガの未来と同人誌]に移しました。
購入ガイド
ISBN4-87257-420-6
今野 緒雪『マリア様がみてる 未来の白地図』イラスト:ひびき玲音(集英社 コバルト文庫 ,2006. ,\460, ISBN4-08-600704-5)読了。
試験休み。祐巳が家にいると柏木から電話が。瞳子が家を飛び出したというのだ! その後、なんと祐麒が瞳子を家に連れてくる。一方、山百合会のクリスマスパーティーに菜々が来ることに!?
まるで最終巻のようなタイトル(と、作者自身がいっている)ですが、思いっきり続くの巻。どうやら祐巳の妹は決定のようです。まあいいか。
前の巻を読んでいないので、菜々のキャラクターが把握できないんですが、ちょっと乃梨子とキャラがかぶる気がしますね。これだけ登場人物が多いとヴァリエーションつけるのも大変だよなぁと思います。
先代の薔薇様たちがご卒業してからはイマイチだなぁ。やはり先代の白薔薇と赤薔薇の存在は大きかった。
購入ガイド
ISBN4-08-600704-5
賀東 招二『燃えるワン・マン・フォース フルメタル・パニック!』イラスト:四季童子(富士見ファンタジア文庫 ,2006.1,\546, ISBN4-8291-1793-1)読了。
<ミスリル>は壊滅し、かなめはアマルガムに奪われた。宗介はただ一人、中東にある辺境の街ナムサクへと飛んだ。そこで彼は、AS同士の闇バトルに出場するチームのオーナー兼メカニックのナミと出会い、チームの操縦士となって連戦連勝を続けるのだが……
一瞬だけ宗介の過去を垣間見ることができます。ウィスパードとの関係ってなにかあるのかな?
あとは……サベージすごい、えらい、かっこいいでしょうか。
購入ガイド
ISBN4-8291-1793-1
麻城 ゆう『新・特捜司法官S−A 1』イラスト:道原かつみ(新書館 新書館ウィングス文庫 Wings novel ,2005.7,\630, ISBN4-403-54095-3)読了。
TVドラマで特捜司法官S−Aを演じる俳優が特捜司法官がらみの事件に巻き込まれるシリーズ。前のシリーズから5年後という設定。
超人気TVドラマ「特捜司法官S−A」で主役を演じる秋津秀のもとに、岸方セドナという少年が付き人にしてくれと言ってくる。俳優志望かと思いきや、彼は、行方不明になった女優志願の姉を探しているのだと言う。事件の裏に、「ネオヒューマン」と呼ばれる存在、そして、彼らにあこがれる若者たちを食い物にしている組織の影が‥‥!!
麻城ゆうはハズレも多いですが、これは昔からのシリーズなのでキャラクターも安定していて安心して読めます。ただ、この作者はあんまりハッタリをきかすのが得意じゃない性格らしく、荒唐無稽な設定にいちいちスケールの小さな裏付け説明をつけたがるのが興ざめというか。
秋津秀は相変わらずカッコイイですね。
購入ガイド
ISBN4-403-54095-3
夏目房之介『マンガは今どうなっておるのか?』[→感想]と竹熊健太郎『マンガ原稿料はなぜ安いのか?』[→感想]に関連して同人誌界にマンガの活路を見出している人の意見とそれに対する私の感想。
【骨のダイスを転がそう:ブティックとユニクロ、同人誌即売会、と書店】
同人誌即売会にマンガの未来を見るのはいいけれど、それだけに頼るのはまずいんじゃないかなぁ。なぜなら現在の同人誌即売会の盛況というのは、「祭りの雰囲気」と二次創作物という危ういものの上に成り立っていると思うから。
最大の市場であるコミケットがつつがなく開催できているのは、奇跡的なことだという気もするし。何かが起こったら影響は大きいよね、他の同人誌即売会に対しても。
まあ、コミックとらのあなとかアニメイトのように日常的(?)に同人誌を扱う書店も増えているので、「ブティック」方式もちゃんと根付くのかもしれないけれど。
それから同人誌は原則として作者が編集者を兼ねるという形態も気にかかかる。「作品が最初に出会う読者」としての編集者の存在は結構意味があるんじゃないかと思うんで。
要するに完成品が出来る前にいろいろいってくれる存在って必要じゃないかなーという話。
うーん、「正統/邪道」の話とはちょっと違うんよ。
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有里 (Alisato Akemi)