更新日: 2005/12/19
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あまりにSPAMがうざいので、サイトに表記する連絡用のアドレスを変更します。いままでの@anet.ne.jpのアドレスはフィルタで撥ねてしまいますので、ご注意ください。
基本的には連絡用メールフォームをご利用ください。
どうしても必要な場合は、画像イメージになっているメールアドレスへメールを送ってください。
サイトのあちこちにメールアドレスを書いてあるので変更が大変。
せっかく掲示板でフリーのセキュリティソフトのことを教わったんですが、使う人が「Norton SystemWorks がいい」と言い張り、「今なら特別価格で売ってるから買え! パソコン納入日に間に合うように、今すぐ買え!」と会社からメールしてきたので、結局ノートン先生を買うことになりました。
カスタマーIDもクレジットカードも私の名義だから、私が購入することに……。まあ、お金は家計から出すんですけどね。
おたく系サイトで話題のFlash。
擬人化されたOSたち が主人公のアニメのオープニング――みたいな作り。すばらしく良く出来てます。音付き。
【とらぶる・ういんどうず】
クリックすると絵が変るそうで、【攻略チャート図】もあったり。
2004/04/24追記:
使われている曲はPCゲーム「カラフルキッス 12コの胸キュン!」【公式サイト】の主題歌「さくらんぼキッス 〜爆発だも〜ん〜」だそうです。
私は、「Windows 2000たん」が気に入ってます。眼鏡っ子だし、おかっぱだし、賢いし。キーボード打ってるのとか「頼れる女ですから」とかメイドっ子バージョンとか。
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【東京国際ブックフェア2004】に行ってきました。
印刷した招待券引き換えメールを当日券売り場に出して、招待券(チラシみたいなもの)をもらい、それに所属や名前を書き込んで入場券引渡し窓口に出して、首から下げるタイプの入場券を受け取ります。
入場券引渡し窓口は、出版社・書店・図書館・教育関係者・ソフトウェアなどなど職業別に分かれていて、入場券も色別になっています。資料を配る人がターゲットをすぐに識別できる、なかなか良いシステムだと思います。
私は一般読者用の入場券をもらいました。
会場で何をやっているかというと、要するにビジネスショーの出版バージョンなんですけれど、本が並んだブースがいっぱいあるだけで、ソフトウェアショーとかおもちゃショーと違って派手な新製品発表の演出がない(当然コンパニオンさんもいない)ので、雰囲気は新刊書を売っている古本市みたいな感じ。本の品揃えという点だけだったら、多分ジュンク堂あたりのほうが充実してます。
でも全書籍が割引価格(だいたい2割引。ブースによっては3割引とか半額のところもある)で買えるので、高い本を何冊も買えば、交通費や宅配便代をかけてもモトがとれますね。
国書刊行会も出てるので、ねらい目かも。私は、『JUNICHIシルエット絵本』(国書刊行会)と『図説金枝篇』(東京書籍)を購入。
一般読者にも招待券をばら撒いているみたい。出版社としても、シガラミがあって値引けない本をおおっぴらに値引き処分できるよい機会なのかも。
ビックサイトを出て、ゆりかもめでお台場へ。
良い天気だったし平日で人が少なかったので、お台場は最高でした。修学旅行生が沢山いたけどね。
シネマメディア―ジュで、ひい君、めめさん、ついちゃん、お久しぶりのK子ちゃんと一緒に『王の帰還』吹き替え版鑑賞。新しい映画館は設備がよくていいなぁ。
吹き替え版のほうが話が良くわかる。
映画のあとは【Sizzler】でお食事。帆立とシュリンプのグリルはそこそこ美味しかったけど、値段を考えると割高な感じ。
サラダバー&デザートバーだけでよかったかも。
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夫用の新しいパソコンが届く。
Compaq Business Desktop d330 SF/CT SHARP TFTモニタセット(ハイパフォーマンスモデル
OSはWindowsXP
Norton SystemWorksは、いまだに「配送手配中」のままなので、仕方なくノートンアンチウィルスの体験版を拾ってきてインストールした。
いままで夫が使っていたパソコン(OSはWindows2000)は、私が使う。
いままで私が使っていたパソコン(OSはWindows98)は、私の実家に持っていく予定。
いままで実家で使っていたパソコン(OSはWindows95)は……どうしよう?
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4号石橋店、宇都宮西川田店、宇都宮西店、宇都宮滝谷店、宇都宮宿郷店の5件をはしご。あんまり面白いものはなくて、帰りに寄った新刊書店の方が私には意味があった。
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パソコンを2台並べて、環境設定中。
ジオのパスワードを忘れてて焦った。
メモ帳トラッパーが使えないので、LunascapeからQXエディタが開けない。
プログラム用ドライブとデータ用ドライブを分けたせいか、cdコマンドがうまく効かなくて今までのnDiary用バッチファイルが動かない。仕方ないので、起動用アイコンのプロパティをいじくって無理やり動くようにした。
ネットを閲覧するだけならいいんだけど、入力作業をやろうとすると、いまひとつ使い勝手が悪くてイライラする。きーーーーーーーーっ!
コニー・ウィリス/大森 望訳『犬は勘定に入れません』(早川書房 海外SFノヴェルズ ,2004.4,\2940, ISBN4-15-208553-3)読了。
タイムトラベルが可能になった21世紀、史学生ネッド・ヘンリーは「主教の鳥株」なるものを探して何度も過去へのタイムトラベルを繰り返し、ひどいタイムラグ(「時代差酔い」)でぶっ倒れてしまう。
彼は静養のついでに、過去へ派遣した人間が21世紀へ持ち込んでしまった「あるもの」をもとの時代に返してこいと命じられる。
が、タイムラグの影響で指示を聞きそこなったネッドは、転移先のヴィクトリア朝で結ばれるはずだったカップルの出会いを邪魔してしまう。このままでは歴史が変わる? 宇宙の破滅? 焦るネッドは、相棒のヴェリティともに事態を収拾しようと奔走するが……。
最初が舟遊び、真中がヴィクトリア朝ロマンチック・コメディ、最後にあちこちタイムリープ。 タイトルからして『ボートの三人男』なんだけど、ドロシー・セイヤーズも読んでおいた方が楽しめる。あとは、『エマヴィクトリアンガイド』【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】を読んでおくといいと思う。
執事萌えの人は必読のこと。
今回はダンワージィ教授がねぇ……あれは私の愛するダンワージィ教授じゃないわっ(←嫉妬入ってます。実際、教授じゃないし)。
原書も持っているんだけど、最後の方は私の英語力じゃ絶対歯が立たなかっただろうなぁ。
とても楽しかった。でも、私はドタバタ物は苦手なので『ドゥームズディ・ブック』や『航路』よりは評価が下がる。
【ニム】さんの言う通り、プリンセス・アージュマンドは「思い切り性格の悪い猫」なわけじゃなく、あれが猫のふつーの性格だと思う。
今回も引用てんこもり。でも引用が間違ってて訳者が困ったこともあったらしい。
(テレンスがロングフェロー(Blue were her eyes as the fairy-flax, Her cheeks like the dawn of day
)を引用する個所(p.137)があるんだけど、シェイクスピアがあるのに英国人がわざわざロングフェローなんて引用するかなと思った。ウィリスがロングフェローをお気に入りなのは分かるんだけどさ。)
早見裕司『心象世界の幸せな景色 Mr.サイレント 4』(富士見書房 富士見ミステリー文庫,2003年9月,567円, ISBN4-8291-6222-8)読了。
事故で両親と声をなくし、今は家に引こもってネット三昧の日々を送る青年・林晋一郎と、彼の幼馴染で手話通訳兼話し相手の真理香が、ネット探偵のサイトを開いて「事件」を解決するシリーズの第4弾。合コンでのボーイハントに飽きてきた真理香が晋一郎を意識しだし、ふたりの関係が微妙になってきて、良い感じ。
今回の小道具は、編みぐるみにウィルスメールにハーブティ。タイトルどおりの「幸せな景色」のお話が多くてよかったです。ウィルスメール編に出てくる作家志望の困った奴は絶対モデルがいそうなリアルさでした。
このシリーズは悪くないと思う。次巻で完結だそうです。
早見裕司『精霊海流』(朝日ソノラマ ソノラマ文庫,2004年3月,599円, ISBN4-257-77030-9)読了。
季里シリーズ沖縄編。
でもあんまり沖縄っぽくないです。著者は沖縄に移住したそうですが、出てくる風景が観光案内的。沖縄の風土(というか地霊)をとらえているという感じがしない。東京を舞台にしたものは、土地の雰囲気が出ていたから、まだ沖縄に馴染んでいなくて「お客さん」状態なんでしょうね。
この著者は、なんとなく山本弘に似てる気がするなぁ。バックボーンが似てるのかしら。
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【Lunascape】は、お気に入りの管理が使いやすくて気に入っていたのだが、ソースビューワーの指定ができない。いままでは、メモ帳トラッパーというソフトを使って、メモ帳表示を無理やりQXエディタ表示に変更していたのだが、Windows2000ではメモ帳トラッパーが使えないということなので、仕方なく他のタブブラウザに乗り換えることにした。
セキュリティ面からいえばIEコンポーネントを使っていないブラウザを使うべきなのだが、【Opera】も【Netscape7】もインストールはしてあるが重くて使い物にならないのだ。【Firefox】は初心者向けではなさそうだし。
【タブブラウザ推奨委員会】のリストを見て、ソースビューワー指定ができ、検索バーがついていて、軽いという【Donut RAPT】を導入することにした。レジストリを使わないという点もポイント高し。
アンカータグ作成機能というのも、便利そうだ。
インストールして、ツールバーと検索バーのカスタマイズは終了した。
お気に入りは最低限のものだけを設定。しばらくは【Lunascape】と併用する予定。
舞城王太郎 『世界は密室でできている』(講談社 講談社ノベルス,2002年4月,798円, ISBN4-06-182246-2)読了。
トヨザキ社長こと豊埼由美絶賛も納得。改行のない特異な文体、ぶっとんだキャラクター、バカミスとしかいいようがない珍妙なトリックに彩られているけれど、描かれているのはサリンジャーの時代と変わらない、閉塞感に押しつぶされそうになっている青少年のナイーブな姿。私もちょっとだけ泣いてしまいました。ちょっとだけです。もう、大人だからね。
読んでいて舞城王太郎は21世紀の新井素子じゃないのかなと思いました。
特異な文体だけが目立っているけど実は小説が巧いところとか、やけに年長者にウケるところとか。よしもとばななだという説もある。新井素子が1977年デビュー、吉本ばなながが1987年デビュー、舞城王太郎はほんとうだったら1997年にデビューするはずだったのに芸風の似た清涼院流水がデビューしちゃったんで2001年にずれ込んだんだよ、きっと。
文体に影響を受ける人間は山のようにいるだろうけれど、誰も新井素子にはなれなかったように(なれるのは新井素子の亜流)、誰も舞城王太郎にはなれないと思うよ。
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2台並べて設定作業をしていたパソコンの古いほうを撤去して新しいものを据え付ける。
ディスプレイが液晶になったので、パソコンデスクの作業スペースが広くなった。
それはいいんだけど、古いほうのパソコンを置く場所がないのである。実家にもっていく前に設定作業をしなくちゃいけないのだが、その作業場所が確保できないのだ。今は床の上に置いてある。どうにかしないと……。
菅浩江『プレシャス・ライアー』(光文社 カッパ・ノベルス,2003年6月,859円, ISBN4-334-07522-3)読了。
近未来。金森詳子は、従兄で次世代コンピュータの開発者・谷津原禎一郎からの依頼により、VR (バーチャルリアリティ) 世界で“あるもの”を検索していた。その空間内で〈ソルト〉と名乗るものから突然攻撃を受ける。
さらに現実世界に戻った詳子の目の前で、今度は〈ペッパー〉という名のピエロが忽然と姿を消失させてしまった!〈ソルト〉そして〈ペッパー〉とは果たして何ものなのか?その謎を探るため、かれらが出没するというVR世界〈オメガ・エンド・ファイナル〉に詳子は向かうが……。
ジャーゴン(業界用語)の使い方や仮想現実内のバトル描写はなかなかのもの。ただ、仮想現実物というのは、落としどころにあんまりヴァリエーションがないんですよね。新しいものを書くのは大変だと思う。
万人から愛されることを望む神(正確には神未満の存在)というのが、この著者らしいと思った。雰囲気的に佐藤史生っぽいかな。佐藤史生から直接影響を受けているのか、同じ物から影響を受けているのかは分からないけれど。
プレシャス・ライアーというのは、小説家の別名でもあるのかなと思った。
おまけ:
この著者のバーチャルリアル物というかネット社会物としては、『少年の時間』【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】収録の「夜を駆けるドギー」が素晴らしく良かった。匿名掲示板とAIBOネタを合体させた思春期小説の傑作。名作との評判は本当だった。
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4月29日夜は、『ポーの一族』の回だった。
【BSこだわり館「THE・少女マンガ!〜作者が語る名作の秘密〜」】
BLOGに放送予定を載せていてくれた人がいて、無事に録画することができた。後半だけはリアルタイムで見ていて、最後のスタッフロールで見知ったサイトの名前を発見。あれれれれ?! ってことは、画面に映った萩尾マニアな皆さんはもしや……。
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有里 (Alisato Akemi)