更新日: 2005/12/19
2003年 [
01| 02| 03| 04| 05| 06| 07| 08| 09| 10| 11| 12]
1997年〜1999年・2000年・2001年・2002年
2003年1月 ( 上旬 / 中旬 / 下旬 )[前月] [次月] | ||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
[Top]
冬物バーゲンにいったりとか。
先日買った財布(FILAの赤いナイロン製)なのだが、小銭入れの部分がジッパーになっていて、しかも札入れの口を右にして右手でお札を引き抜くと、小銭入れの口が下を向いてしまうので、小銭が取り出せず実に扱いにくいことが判明。
札入れ部分の口を上にして、小銭入れ部分が左側にくるように持てば、なんとかなるが、いちいちお札を上から引き出すのは面倒くさい。買う前に気づくべきだった。ひょっとして、左利き用の財布だったのか?
困ったなと思っていたら、牛革製のガマ口タイプで割と使いやすそうなバーゲン品の財布(\900!)を発見。札入れの口を右にすると、がま口が上を向く。ポケットもいっぱいついているし、なにより安いので即購入。
赤い財布はお蔵入り。デザインは可愛いんだけどねぇ……。
[Top]
【MYCOM PC WEB - 棚からボタ餅MS-DOS】
【ItoYan NT world…MS-DOSの館】
[Top]
「こんなこともあろうかと」な時のために溜めておいた紙箱がいっぱいあったんですが、邪魔なので全部壊してリサイクルに出すことに。手がボロボロになったので、途中からは軍手して。
日清サラダ油のギフト箱は、小さく折りたためるように折れ目と切れ目が入っていて、便利でした。こういう企業努力は誉められてしかるべきだと思うので、誉めます。
えらいぞ日清!
他の会社も真似して欲しい。
箱が片付いたので、次は服の整理。その次は本の整理。
猫十字社『猫つぐら島 其の1』(扶桑社 ,2002.9,\1286+税, ISBN4-594-03588-4)読了。
犬の飼い方のエッセイマンガですが、よくあるペット・エッセイ・マンガとはちょっと違う。
プライベートや仕事でいろいろあって、「壊れてしまった」猫十字社さんが、「この世の愛し方」を知るために子犬を飼い始めるという、ある種リハビリの物語でもあるのですね。
エッセイ・マンガなんだけど、『小さなお茶会』の感性に近いものを感じます。
「良い育てられ方」をした犬は「元気で明るい友達の眼をした」犬になる。そのためには生まれてから百日の間に愛情をこめて犬社会のルールと人間社会の環境を覚えさせるのだそうで、まるで人間の赤ん坊を育てるのと同じよう。
でも犬育てが初めての猫十字社さんは、すくんでしまって、ほとんど育児ノイローゼのお母さん状態です。うーん……。
猫に対しては「意外に言葉は通じるものです」と言いきれるのに、どうして犬にたいしてはそう思えないんだろう? 「だめなバカ犬なんて欲しくない」とか思っちゃうからじゃないのかな……。
このあと、どうなるのか、大変気になります。いや、【作者のサイト】を見ればだいたい想像はつくんですけどね。
購入ガイド
ISBN4-594-03588-4 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 【bk1(02224777)】
[Top]
私の愛する北欧幼年ファンタジーの傑作『ムッドレのくびかざり』[→感想]がフェリシモで復刊するかもしれないというニュースを【復刊ドットコム】の掲示板で知る。
フェリシモで復刊リクエスト中で、予約3000冊以上で復刊とか。
【http://www.welivehere.com/yumest/request/fukkan.cfm?ListID=11104&Add=top】
あわてて、予約ページに跳んで予約する。『ムッドレのくびかざり』を気に入っていた【ニム】さんの掲示板でもご注進。
予約数が集まらないと復刊しないので、ピピッときた人はどうか予約をお願いします。
フェリシモは学研のこのシリーズの『ひかりの国のタッシンダ』『まつの木の王子』も復刊させた実績があるので、期待している。
ちなみに1967年に出た版の訳者の福田貴氏は既に亡くなられてるためか(お孫さんはネットにいるんだけどねー)、復刊版では木村由利子氏が訳を担当するようだ。
「つの馬」の訳語の扱いがどうなるのかが気になる。
物理的および精神的に着られなくなった服を片付け。
スカートを試着していて、ダイエットとシェイプアップの必要性を切実に感じる。
不要なものは、とりあえず箱に詰めこんで目に付かないところに置く。時間があるときに、綿の物は切り刻んで使い捨て雑巾として利用。ポリエステルのブラウスなんかは、ボタンを外して廃棄。
一番処分しづらいのがスーツね。絶対着られないのは(物理的に入らないのだ……)分ってるんだけど、服の形をしてると捨てるに捨てられない。
まだ途中。
図書館に行こうと思ったんだけど、風が強いので延期。
『東京ウォーカー』は同居人に買ってきてもらいました。
[Top]
だらだらと、まだ服の整理をやってます。やっと一袋分の服を捨てたところです。
で、クロゼットの中のモスボックスを開けたら、なんてことだ、去年捨てたと思っていた服がいっぱい残っていた! 要するに去年も今年と同じく捨てられない服を見えないところにしまいこんでいたのだな。
ないものと思いこんでいたんだから、さっさと捨てりゃいんですけどね、「ボタン取ってから」とかとか思うので、なかなか先に進めないのだった。
で、だらだらと『東京ウォーカー』のおまけのDVDを見たり。
エオウィンが結構良い感じだったので、期待なのです。リブはあのタラコ唇さえなけりゃなぁ、と思います。鼻から上は美しいのに……。CGで修正しろよ。
今年に入ってから読んだ本の感想をやっと書き終わり。
キャロル=ジェイムズ作/猪熊 葉子訳/セビン=ウネル画『マツの木の王子』 (フェリシモ ,1999.12,\1,238+税,ISBN4-89432-172-6)読了。
マツの林のマツの王子がそこに生えた一本のシラカバの少女を好きになりました。身分違いを回りのマツに反対され、切り倒されたシラカバの木と、ショックでばったり倒れたマツの木は、木こりによって売りに出されます。木彫りの馬とシカに姿を変えたふたりはやがて……。
『ひかりの国のタッシンダ』『ムッドレのくびかざり』と同じ、学研の〈あたらしい世界の童話〉[→不完全リスト]で出ていた作品ですが、私は読んだことがありませんでした。フェリシモで復刊されたのを購入してあったので、読んでみました。
アンデルセン童話を思わせる美しい物語。子供のころにこんな物語を読んでしまったら、そりゃ忘れられませんよね。おすすめでございます。
購入ガイド
ISBN4-89432-172-6 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 【bk1(01712167)】
[Top]
図書館に行って、5年分の『現代用語の基礎知識』の現代文学の用語調べ。
ちゃんと調べたら、「ヤングアダルト本」の初登場は1999年でした。
1998年までは「現代文芸 用語解説」だったのが、1999年からは「現代文学 用語解説」に変わり、それに伴って「純文学」と「大衆文学」の項目が消えました。
[Top]
Googleの検索リンクを作成するフィルタ。
変換結果はこんな感じ。
【Googleで「nDiary」を検索】
【Googleで「榛野なな恵」を検索】
同様にしてbk1やyahoo!へのリンクも作成可能。
yahoo!へのリンクは、eucに直してからのほうがいいかも。
追記:2003/01/21
【たかはし】さんから、【2003/01/20 Rubyの正規表現】で、以下のようなアドバイスをいただきましたので、修正してみました。
Regexp::compile()はRegexp::new()と同じ意味で、引数に正規表現を指定する場合はその正規表現のコピーを生成するものです(ただしオプションは引き継がれない)。なので、そのスクリプトの正規表現は「GOOGLE_SRCH = /Google\(([^\)]+)\)/」と正規表現リテラルをそのまま書いたほうがいいと思います(余計な[]も省いてみました)。
アドバイスありがとうございます。そうか、正規表現リテラルをそのまま書けるのかー!(←いまひとつRubyをちゃんと理解してないワタクシ)
=begin
usage:
Google(検索文字) ---> Googleへのリンクに変換
=end
require 'cgi'
require 'kconv'
class Filter
GOOGLE_SRCH = /Google\(([^\)]+)\)/ #2003/01/21 修正
def google(str, type)
case type
when :P, :UL, :DL
str.gsub!(GOOGLE_SRCH){
key = $1
esc_key = CGI::escape(key)
t = '【<a href="http://www.google.com/search?'
t << 'hl=ja&lr=lang_ja&q=' + esc_key
t << '">Googleで「' + key + "」を検索</a>"
t << '】'
}
end
end
end
#===============
# 単体テスト用
#===============
if $0 == __FILE__ #テスト用
puts '<html><body><pre>'
new = Filter.new
str = "Google(ありさとの蔵) "
new.ali_search(str, :P)
puts str
puts '</pre></body></html>'
end
小山 歩『戒』(新潮社 ,2002.12,\1600+税, ISBN4-10-457301-9)読了。
お前は公子の影となりなさい――自由に生きようと決意する度に浮かびあがる母の面影。名家の長男として生まれながら、恋も将来も諦めた天才児・戒。
しかし掘建小屋に住み「舞舞い猿」と蔑まれて国中の嗤い者となったこの男が戦乱の半島で一国の危機を救う。古代の小国を舞台に、伝説の天才舞い手・戒の活躍を描いた物語。(帯より)
第14回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作。
第1回ファンタジーノベル大賞受賞作の酒見賢一『後宮小説』をほうふつとさせるような、架空歴史小説なんだけれども、母親が怖くて好きな女と駆け落ちもできない主人公の軟弱な心情を描くパートと、神話のトリックスター的活躍を見せるパートとがチグハグで、読んでいて船酔いをしているような気分に。
視点が主人公の上にあるので、主人公に感情移入しなくては楽しめない物語なのだが、軟弱で誰も愛していないくせに何でもできちゃうような人物に感情移入するのは、とても辛かった。何でも出来て醒めているとか、行動も心情もヘタれてるというなら、まだなんとかなるんだけど。
(ひょっとしてエリートな人だったら、この主人公に感情移入できるんかなー?)
第一部で読むのやめようかと思ったが、もったいないので読みつづけた。物語が主人公の視点を離れ、戒が娶った異国の踊り子・夏雨が宮廷の貴婦人たちのいやがらせにも気づかず持ち前の天真爛漫さであっさり宮廷文化革命を成し遂げるエピソードのあたりから話が面白くなった。主人公以外は、デフォルメされたステレオタイプなキャラクターで、小説的な心理描写もほとんどないから、その部分は「お話」として面白く読めるのだ。全篇この調子で書いてくれればよかったのにと思った。
やっぱり神に愛された天才の内面を凡人(悪いけど作者も含む)が直接知るのは無理があるんじゃないだろうか。別の視点を設定すべきだったのでは。
それに幼児期のトラウマにしても、友好の使者がナマスにされて返されてくるような世界で、いくら幼児とはいえ蝉の抜け殻を握りつぶされたぐらいで、一生残るようなショックを受けるかな、というのが正直な感想。(生きた蝉を握りつぶしたとかいうなら許容範囲か? 全然美しくないけど)
そいういうのもアリかもしれないけれど、大げさ書かれるとしらける。オーソン・ウェルズみたいに「薔薇のつぼみ」の謎は最後に明かすのがよろしいかと思う。
などと文句たれておりますが、22歳でこれだけ書けるというのは、相当な才能だろうと思う。次作に期待。
(でもファンタジーノベル大賞だから、新潮社は何もしてくれないんだろうなー。でも、がんばれー。)
猫十字社のイラストが似合いそうだと思った。
購入ガイド
ISBN4-10-457301-9 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 【bk1(02250971)】
[Top]
Webページの配色についてのアンケート
【Mystery Laboratory】経由【本読みの日常】で発見
ついでに、これも。
【ITPro 記者の眼:Webサイトも“バリアフリー”に――できることから始めませんか】
【なるほどデータforきっず:統計局・統計センターホームページ】
メモしとけば、いつか役に立つこともあるだろう。ネタ元は【02/12/29付けのスズキクニエさんの日記】
[Top]
[Home] [日記目次] [当ページ雛形(nDiary用)・ 原稿]
有里 (Alisato Akemi)