1998年 |
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仕事を持ち帰った夫にパソコンを取られてしまったので、『クーロンズ・ゲート』のつづきをやる。
とりあえず鏡屋を助け出し、九龍フロントへ。九龍フロントをうろうろして、ようやくヒロインの小黒(シャオヘイ)に逢う。
ビデオ録画してあったアニメをまとめて見る。今のところ『serial experiments lain』(テレビ東京/毎週月曜日深夜25時15分〜)が気に入っている。
サイバーパンクらしいが、あの現実崩壊感がひどくリアル。ハッカー集団の中に子持ちの主婦が混じっているってのが凄いぞ。
このアニメをもう少し詳しく知りたい人は、SFオンラインの【レビュー】をどうぞ。
(アニメ自体は、もうすぐ終わり…かな?)
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台風の日。埼玉は午前9時ごろ台風が通過したらしく、すさまじい風と雨でした。あまりに凄い雨だったので、窓ガラスがきれいになりました。 玄関前にあるゴールドクレストが傾いちゃって困った…。大宮の方では浸水した地域もあるようですが、我が家の方はまだ無事です。
あいかわらず体調悪し。ここ数ヶ月じんましんに悩まされています。なぜかパソコンに向かうと脚にじんましんが出るんです。 うーん、パソコンアレルギー?
うだうだと岡野玲子『陰陽師』(スコラ)を読み返したりしてます。 物の怪がでたり、陰陽師でたりして『クーロンズ・ゲート』とつながってたりして。
『クーロンズ・ゲート』では、何度も冷蔵庫(扇風機にすればよかった…)にされつつ、 重慶花園(チョンキンガーデン)と富善苑(フーシンコート)の鏡の角度を修正。しっかしこのゲーム、怪しすぎ。 もちろん、嫌いじゃないです。
『クーロンズ・ゲート』は、龍城路の歪みを直すのに成功。
九龍城の情報がほしくなって、ネットサーフィン。『クーロンズ・ゲート』のオフィシャルホームページは、7月でクローズしてしまった模様。残念。
でもこういうページを見つけました。
【電脳網路 九龍城砦 Internet Kowloon Walled City】(URL:http://www.flex.co.jp/kowloon/)
9月12日の日記に書いた『大図解 九龍城』(岩波書店)の執筆者が開設したホームページです。Yahoo!では、おすすめマークがついていました。
探検隊の日誌もあって、たしかにお勧め。幻想の魔窟としての九龍城というより、実際の人々の生活の場としての九龍城を知る為のページですね。
『大図解 九龍城』欲しいんですけど、家に置いておくには大きすぎるので、やっぱり図書館にリクエストかなぁ。
赤木かん子のページの更新作業。なにしろ借りた本を返すためには、情報をせっせと入力せねばならないわけでして。(^_^;)
『クーロンズ・ゲート』は、九龍フロントをうろつきまわって情報収集。
前に来たときには、ぺらぺらとしゃべってくれていた怠け者そうな路人(通りにいる労働者)が、
「好きな言葉は勤勉です!さあ、一生懸命働きましょう!」みたいなことを言い出したときには、本当にゾォッとしました。ああ、洗脳って、こういうモノなのね。
小黒(シャオヘイ)どこ〜?おはじめ式って何〜?と走り回って疲れました。
このゲーム、キーとなる人物やイベントが、突然、目の前に出現するので、心臓に悪いです。
道歩いていていて、ふっとと振り向くと、いきなり誰かの顔のド・アップ! それもハウス加賀谷とか山海塾みたいな怪しい人物が多いんですから、もうビビる、ビビる。
物の怪より、人間の方がコワイ。(^_^;)
そういう怪しい人物のひとりに送り出されて、今は龍津路にいます。小黒(シャオヘイ)を探して劇場に行こうとしているところ。
波津彬子『雨柳堂夢咄 6』(朝日ソノラマ)、CLAMP『X 11』(角川書店 ASUKAコミックス)、
立野真琴『マリィMAX! 2』(白泉社 花とゆめコミックス)、京極夏彦『姑獲鳥の夏』(講談社文庫)、
『IN POCKET 9月号』(講談社)を図書券で購入。
文庫版『姑獲鳥の夏』は、場所とらなくていいですね。うちにある『鉄鼠の檻』も売り払って文庫版を待ちましょうか。
『塗仏の宴 宴の始末』は17日発売だというのに、影もカタチもありません。
きっと東京中心に出回ってるんでしょう。どうせ、埼玉だの茨城だのは後回しなんだ〜。
ようやく波津彬子先生にホームページ開設のお知らせの手紙を書く。ファンレターをほとんど書かないもので、結構しんどかったです。
手話サークルの日だったのだが、じんましんが出てしまい、顔がぱんぱんに腫れたので、薬を飲んだら今度は副作用で猛烈に眠くなってしまった。
こりゃだめだと、代表の人に欠席の電話を入れたら、とたんに気分が良くなった。
そうか、原因はそれか。カラダは正直(笑)。
いえね、すごく嫌ってわけじゃないんですけど、お仕事以外で人間が集まるといろいろあるわけですよ。
どこでも一番大変なのは人間関係です。
お仕事だったら、お金もらって我慢というのもありますけど、ボランティアだからねー。逃げるのもありかなぁ、と。
赤木かん子さんの講演記録に出ていたんですが、「ボランティアというのは”自己満足”でなく相手がやって欲しいことをすみやかにやること。
そして相手がやって欲しいことは、たいていこっちがやりたくないことなんだ。」という言葉がありました。
確かにそうなんです。(^_^;)。
あんまりやりたくないけど、誰かがやらなくちゃいけないことを、ちょっとだったらやってもいいっていう人が集まって手分けしてやるのが、ボランティアってもんじゃないの〜と私なんかは思います。
でもね、日本の場合誰かにどっと重荷がかかるの。有能でやる気のある人ほどバーンアウトします。
というわけで、わたしは、騙し騙し(笑)ボランティアするつもり。重過ぎる荷物は背負わない。
(無責任? それならあなた私の代りに頑張ってちょ。)
台風7号が接近する中、川崎市民ミュージアムでやっている「少女まんがの世界展」を見に行く。 その後、横浜の古本屋を見て、実家にかえる予定である。
出発前の天気予報では、神奈川県に「暴風」「波浪」「大雨」とさまざまな警戒警報が 発令されていたため、これは、交通マヒの中たったひとり会場にたどりつく速水真澄 状態(ご存知とは思いますが、『ガラスの仮面』のあの人ね。)になる覚悟をして、 パソコン通信のフォーラムにもそのように書き込んで出かけたのに、 結果からいうと、武蔵小杉ではぜーんぜん雨に降られなかったのだった。
天気が心配だったので、埼玉の自宅を出発して、ともかくまっすぐ東横線武蔵小杉駅を目指す。 久々の武蔵小杉駅は、きれいに改築されて見違えるばかり。 バス停では、一目で元少女マンガファンと判る私と同世代の女性がいっぱい。 なんかコミケに通っていた時代を思い出す。 バスに乗ってからは、その人たちについていけば良かったのでとっても楽。
川崎市民ミュージアムは、公園の中にあるすてきな建物で、横浜も埼玉も負けてるぞ〜と思う。 美術館内のレストランのランチは、800円でスープ・サラダ・コーヒー付き。 比較的安くて美味。
さて本命の「少女マンガの世界展」は、平日なので空いていて、ゆっくり見られたし、内容も噂どおりGOOD!
(ビデオ解説で、頭悪そうな元アイドル達が「語る」のにはうんざりしたけれど。)
マンガ家さんのカラー原画って本当に美しい。
なんと言ったらいいか、本当にこれを人間が描いたの?という感じ。
特に成田美奈子と美内すずえ。成田美奈子はCGと見まごうばかりの巧さ。
美内すずえの絵は、印刷物そのまんまで決して巧いとはおもわないんだけど凄いと思った。
山岸凉子のうまやどさんの白黒表紙の点描など、いったい何時間かけたんだというぐらい細かい。
とってもとっても凄かった。
常設展示も手塚治虫作のオブジェがあったり、古墳のモデルがあったりと内容盛りだくさんで面白かった。
マンガの常設展示コーナーでは、少女漫画雑誌の歴史を実物を展示して解説してあって、
「プチフラワー」創刊号とか、とってもなつかしかった。
すごく古い本もあったけど、あの本たちはどこから来たんでしょう?
おみやげは、萩尾さんと山岸さんの絵はがき。 図録は、MOE特別編集『少女まんがゆめ王国』(白泉社)とだいぶ重複している ようなので買わなかった。
美術館を出て、横浜へ。だんだん雲行きがあやしくなってくる。
相鉄線に乗り、某ホームページで教えてもらったBOOK・OFFいずみ中央店へ向かう。
いずみ中央駅に着いたときには、ついに暴風雨が始まっていた。
駅から5分と聞いていたので、当てずっぽうに歩く。赤いものが見えたので、ブックオフの看板に違いないと駅の右手へ進んだところ、なんと郵便ポストだった。
「本」という看板が見えたので近寄ったら新刊書店だった。
5分ぐらい歩いて途中で引き返す。せっかく電車代をかけたんだから、何がなんでも辿り着かなくちゃと悲壮な決意で反対側を探してみる。
そうしている間にも風と雨は強まる。折り畳みの傘が壊れそう。
大きな交差点へ出た所で、ブックオフの看板を見つけた。
結局、いずみ中央駅改札を出て、左手(TUTAYAの方向)に進み、大きな交差点を右折したところがブックオフだった。
駐車場は80台。横浜にある本屋としては大きいけど、埼玉あたりの郊外型書店だとフツーの大きさ。
雨がひどくなってきたので、傘を盗られるんじゃないかと気が気でなく、傘立てのおいてある入口をチラチラをみていたのだが、、
ほとんどの人は車で来ているらしく、傘をささずに駐車場へ駆け出すのだった。横浜でも泉区あたりになると車で移動する人が多いのだな。
マンガは文庫のセット物が多い。
でもやっぱり横浜は回転が早いのか、マンガのめぼしいものはあまりない。
文庫はミステリが多いようだ。ハヤカワ文庫FTの白背は、ほとんどなし。SFは、往年のSF者が手放したらしい古びた名作(『10月1日では遅すぎる』とか)が、少々。
比較的NVが多いかも。
文庫は以下の本を購入。
・マイクル・シェイ『異時間の色彩』(ハヤカワ文庫FT)
・ナンシー・スプリンガー『炎の天使』(ハヤカワ文庫FT)……2冊もあった。
・トム・ホランド『真紅の呪縛』(ハヤカワ文庫NV)……新刊書店になかったんだもん。
・マンスフィールド『マンスフィールド短篇集』(新潮文庫)……三原順ファンには面白いかも。
・B.エヴスリン『フィン・マックールの冒険』(教養文庫)
・柳田理科雄『空想科学読本』(宝島社)
雨が小降りになったのを見計らって、店を出た。小雨でも風がひどくて傘が役に立たず、結局濡れて歩く。 ほとんど止みそうなぐらいの雨なのが幸い。
駅に着き、お茶を飲んで一息ついてから、西横浜駅へと向かう。
BOOKファンは、9月に新装開店した店だそうで、
相鉄線西横浜駅の陸橋上の改札を出て、左側に陸橋を降り、大通り(国道一号線)にでて、すぐ左手のビルの1階にある。駅から約1分ぐらい。
本のクリーニングもろくにしないし、文庫も適当に並んでいる、ブックオフの真似をしてみたが、人手もノウハウがないので中途半端ないわゆる「勘違いしたリサイクル系」。
ポルノ小説はちゃんと並べてあるあたり、横浜の古本屋の程度がわかってしまって哀しい。
本が書棚の前後に重なっていたりしないのだけが救い。
文庫の棚で、ニール・ハンコック『聖域の死闘』(ハヤカワ文庫FT)を発見。
その他汚ないけど『あべこべの日』ほか初期のFTが5冊程度あった。でも海外物は少ない。
あ、ペリー・ローダンは、棚ひとつ占めていた。(笑)
マンガの方は、ルーソロ全3巻とか、上原きみこ「カプリの真珠」とか古いセブンティーンコミックスとか、
割りと珍しい本があった。
購入したのは、以下の本。
・坂田靖子『おばけ地帯』(花とゆめコミックス)
・木原としえ『白い森』(花とゆめコミックス)
・名香智子『オレンジ・シティ』全3巻
・坂田靖子他『フレドリック・ブラウンは二度死ぬ』(サンコミックス・ストロベリー)
店をでたときは、アスファルトに溜まった水が波打つような風と雨。 いやー、無事実家に帰れてほっとした。
大学の同窓会のため、渋谷へ出る。東横線に乗る前に、横浜駅で京極夏彦『塗仏の宴 宴の始末』(講談社ノベルス)を買う。
大学時代の友人たちとの待ち合わせ時間にはやや早いので、童話屋へ。
ここは有名な児童書専門店だけど、10月で閉店されることになったのだそうな。児童書だけでなく、詩や神話やファンタジーも揃った良い店でしたのに残念。
(とはいえ、あんまり本が揃っていると、却って買う事ができないのも事実。)
赤木かん子の講演会記録集をみつけて購入する。
なお、童話屋の店長さんが新しく開く店は、仁丹ビルの方にあるナガタ歯科の向かい(渋谷区渋谷2-7-9)だという。
大学(渋谷にある共学の大学)の同窓会は、なんというか年寄りのための文化祭みたいな雰囲気。 待ち合わせした友人たちとは、卒業後も時々会っているのだけれど、会場には卒業後顔を合わせるのは初めてという人もいた。
どうも嫁姑問題で愚痴をいいあって解散したような気がする。 みなさん「良い嫁」やりすぎて、ストレスたまっているらしい。そんなに嫌なら、「良い嫁」なんて止めればいいのにと思うんですけど。 しょうがない嫁だと思われてた方が楽だぞ〜。(経験者は語る)
京極夏彦『塗仏の宴 宴の始末』(講談社ノベルス)読了。
オールスターキャストといっていいんだろうけど、前の作品の登場人物を忘れている私には、何がなんだが……。
前作のテーマは「だまされやすい人」で、今回は「家族」? もはや時代設定など踏み倒して既に現代である。
(前からそうか)
前作読んで、京極堂のドッペルゲンガーだったらどうしようと思っていた白装束の人物は、そういう存在ではなかったようです。
ある意味では、もうひとりの京極堂なのかもしれませんが。
結構いや〜んな展開だったので、榎木津が出てきて、ほっとしました。
彼が、関口夫人を「雪ちゃん」って呼んでいるのがすごく良かったなぁ。
榎木津って優しい。(^_^) あんなにうっとぉしい人間なのに、こういう人たちみんなに愛されてるんだよねぇ、関口先生。
このシリーズ、もはやミステリじゃなくて、ファンタジーかSFじゃないのかなぁ?(ないか。いいけど別にジャンルなんて)
それにしても「百器徒然袋」の主人公が榎木津だなんて、大丈夫なのか?と思ったのは、私だけではないはずです。
ギャグなんでしょうか?
本屋へいくと、『塗仏の宴 宴の始末』が1冊だけあった。おおっ、なんという早さ。でも、昨日読み終わっちゃったんだよね。
キャサリン・ネヴィル『8(エイト) 下』(文春文庫)が出ているのを発見。ついに文庫化されたのか〜。しかし上巻はどこだ?
小野不由美『東京異聞』もなぜかあった。でも結局何も買わずにでてきた。
よく考えたら、今日は給料日でお金を持っていたのにね。(^_^;)
次回行ったときに『東京異聞』があったら買おう。
図書館に北村薫『朝霧』と赤木かん子『かんこのミニミニ ヤング・アダルト入門 パート2』をリクエスト。
なぜ本屋に本がないのかという理由が知りたくて、早川義夫『ぼくは本屋のおやじさん』(晶文社)を借りてくる。
「就職しないで生きるには」というシリーズの一冊で、早川書房とは何の関係もない町の本屋さんの話である。
本の流通機構についてと本屋の苦労についてはよく判る。結局、流通機構が悪いということらしい。
1982年の本だが、1994年まで版を重ねている。15年前も今も状況はほとんど変わらないでしょう。
参考になるので、一読をお勧めする。でも、私はこの著者が嫌いだ。
言っていることは決して間違ってはいないのだが、語り口がくどくどうじうじうだうだとうっとぉしく、自意識過剰で、読んでいると何となく腹が立ってくる。
京極夏彦の作品に出てくる関口が本屋になったといえば想像つくかな?
さて、この著者のどこが嫌いか。
こういうことを書くからです。
特別な理由がなければ、その本を、ニ、三週間や一ヶ月、人より遅く読んだからとて、なんの違いもないのではないのか。(p.42)
読みたい本を読みたいときに読む為に努力を惜しまない私にケンカ売ってんのか、てめー!?
この文章は、さらにこう続く。
しかし、品揃えがきまっていないことや、注文品が遅いことを、読者の気持ち次第なのだとすりかえてしまうのは、僕の間違いかもしれない。(p.42)
間違いだよっ!
うまくいかないことを人のせいにし、自分に都合のいいことばかりをならべているような、結局は、自分が悪いのではないということだけを言いたかったふうに、 どうも、受けとられがちである。(p.42)
この本の文章を読んで、そう受け取らない方がおかしい。
確かに本の流通の問題点を指摘しているのだとは思うけど、めそくどめそくどとした文体を読んでいるうちに、
結局のところ自意識過剰で他人に頭を下げるのがいやな人間が、愚痴を並べているようにしか思えなくなってくるのである。
HPの更新していると、『クーロンズ・ゲート』が全然進まない。 夜中にやるには怖すぎるので、昼間しかできないんだ、あのゲーム。
ボランティア・サークルの遠足で、おばちゃんたちを引き連れ(幹事なのだ)、とちぎ蔵の街へ。
出発するときは、くもりだったのだが、栃木駅に着いたらどしゃ降りの雨だった。(雨女の私のせいか?)
靴の中に水が入るは、ズボンやスカートのすそはずぶぬれだわで、えらい目にあった。
晴れているときには、とっても雰囲気のいい街なんですけどね。
疲れて帰ってくると、夫が電気屋の広告をひらひらさせて待っていた。
Windows98への無償アップグレード付きのWindows95パソコン(Aptiva E4A AMD-K62666MHz,メモリ32MB, HDD4.3GB, 17インチモニター) を安売りしているという。
メモリを増設しても18万円。夫は会社の仕事をするためにもっと早いパソコンを欲しがっていたので、買うことにする。
今、わざわざWin95を買うのは、安いせいもあるが、夫の会社がまだWin95を使っているのとWin98を全然信用していないからである。
実は今使っているパソコン(Aptiva-750)も、Windows95が発売される2週間前に買いに行ったのである。
これもWindows95への無償アップグレード付きだった。
世間の皆さんが、Win95のバグに泣かされ、何度も再インストールをしているころ、我々はWindows3.1を使い続け、
いい加減騒ぎが納まった頃、おもむろにWin95へのアップグレードに取り掛かった。おかげで、ソフト面でのトラブルは全然なかった。
(ハードは壊れました。)当時は17インチモニター込みで40万円近くしたのに、今では倍のスペックで18万円。コストパフォーマンスは4倍になっているわけですね。
さて、パソコンを買いにいく話のつづき。時間は午後5時をまわったところ、外は雨である。車で電気屋へ向かうころには、雨脚はさらに強くなっていた。
Win95であることと無償アップグレード付きであることを確認して、とっとと購入。夫が今日中にもセットアップしたいというので、持ち帰ることにする。
が、うちの車にゃディスプレイと本体の両方は乗らないのよ。仕方なく、1箱づつ2回に分けて運ぶことにする。
さっきも言ったが、大雨なんである。実はこの時間帯が一番雨が強かったのだ。車に箱を積み込むときは良かったが、家に運び込むときが大騒ぎ。
パソコンの箱をぬらさないようにすると、人間の方が濡れるのですね。雨ガッパを用意しておくべきだったと思いましたね。
そんなこんなで、パソコンの箱を2つ運びおわったのは、午後7時すぎ。そしたら、今度は夫は、メモリを買いに行くと言い出しましてね(翌日にすりゃいいのにさ)、 メモリおいてある別の店へ急ぎましたの。閉店間際に飛び込んで、メモリを買おうと思たが、どれがいいのかわからない。なんせ買ったばかりのパソコンだから、スペックはうろ覚えだし、 なによりマヌケなことには、ふたりとも型番をはっきり覚えていなかった(苦笑)。馬鹿ですね〜。 というわけで、すごすごと店を出て、外食して帰りました。 夫は、夜中の3時までセットアップしてました。
前日パソコンを買うのに大騒ぎしていたおかげで、この日は夕方まで動けませんでした。 夕方に、前日メモリを買い損なった店でメモリを買ってきて、夫の方はさらにセットアップ作業を続けたようです。
マーク・ヘルプリン『ウィンターズ・ティル』下(ハヤカワ文庫FT)読了。
うーん、どうやって内容を説明していいのかわからない。
19世紀末から 1999年の冬までのニューヨーク州を舞台にした、妖精の出てこない『リトル、ビック』というのが一番手っ取り早い説明かもしれない。
時空を歪ませる白い霧の壁と空を翔ける馬の他には、「魔法」も魔法的存在は出てこないのだが、
まぎれもなくFantasyなのだ。
面白いんだが、かなり読者を選ぶ本だと思う。『リトル、ビック』とか『ガープの世界』とかが面白かった人にはお勧め。
ファンタジィには美形が出なきゃ〜とか思っている人は、やめましょう。
救急法の講習会に出て、人工呼吸の仕方やら包帯のまき方やらを習ってきました。
その帰り、本屋で、『プチフラワー 11月号』、『はいせんす絵本 Vol.41』、 TONO『薫さんの帰郷』(朝日ソノラマ)、小野不由美『東亰異聞』(新潮社)を購入。
新しいパソコンは、まだ触らせてもらえないです。
【hosokin's room】や【書物の帝国】の掲示板で話題になっている
「・・・」ですが、私は「...」を使ったり「。。。」(←げげっ!(笑))を使っていたりしていたもので(変換がめんどくさかったからです。「てんせん」で辞書登録すればよかったとは、目鱗〜!)、
直せるところから、一括変換かけて直しています。
でも顔文字使いまくりだし(顔文字付きで考えているので、思考をそのまんま言語化すると、こういう文体にしかならないんです)、
直したってあんまり意味はないかも。でも、【hosokin's room】を読んでいる人は、チェック入れるかな。
録画しておいた『lain』(テレビ東京/毎週月曜日深夜25時15)の最終回を見る。
途中、一緒に見ていた夫が「これじゃ夢オチと同じじゃないか。そんなんだったら許さんぞ」とか叫んでいたが、
大丈夫エヴァと違って、ちゃんとキッチリ終わりました。
最後にレインを救ったのが、オタクのお父さんだったってのが意外でしたが、理想的な父と娘ってのはああいうものじゃないのかなって思いました。
あれは、「リアルな」お父さんじゃなくて、「レインの願望で再構成された」お父さんなのかもしれませんが、
父親っていうのは、娘が一番いって欲しい時に一番言って欲しい言葉をくれて、背中を押してくれる存在であって欲しいものです。
「もうそんなものを被らなくてもいいんだ」(そんなもの、っていうのは、防御壁としてのクマの帽子ですけどね。)
その言葉はレインが「ヒト」であるときに言って欲しかった。
97年度分の日記を手直ししています。
文法を直し、デッドリンクを外し、読了本一覧を追加し、主な出来事の見出しを付けました。
『クーロンズ・ゲート』を再開。
劇場の中をうろうろしてます。
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