Alisato's 本買い日誌

まだ実家。母は9時からデイケアセンターへ。要するに託老所ですよ。
デイケアがあるとその間は介護者は心身を休めることができるので、ほんとうに助かる。
父もゆっくり休めるし、私も掃除やら洗濯やらに専念できる。
というわけで、母の部屋を片付けてカーテンを洗う。自宅にいるときより働いているよ。

夕方4時半に母帰宅。父ももう大丈夫そうなので、帰ることにする。

午後7時に帰宅。ああ、疲れた。
夕食というか夜食用にポテトサラダとスープを作る。実家にいると料理を作れないので（ご飯だけ炊いて、惣菜を買う）、ストレスがたまる。自分が案外料理好きだったのを実感する。
そして夫は終電で帰ってきた。お疲れさん。

ぎっくり腰とかではないですが、骨盤がずれているような感じ。
整体に行ければいいんですけど遠いしなぁ。
とりあえずはＷｉｉＦｉｔでヨガですかね。

家人はデスマってる部署の応援で休日出勤。

お風呂に入って、WiiFitのヨガをやったら、だいぶ腰の違和感がなくなりました。
やっぱりゆがんでたんだなー。自己流で体操するよりも効きます。WiiFit偉大。

恩田陸『ネクロポリス』上下（朝日新聞出版 朝日文庫 ,2009年1月,756円, ISBN978-402264469-5/ISBN978-402264470-1）読了。

　

日本と英国の文化が混在する国ファーイスト・ヴィクトリア・アイランドにある「アナザー・ヒル」。そこでは亡くなった人々と再会できるという「ヒガン」の儀式があった。文化人類学の研究のため、東京から「ヒガン」に参加したジュンだが、その目の前に鳥居に吊るされた死体が現れ、彼は犯人探しに巻き込まれていく……。

これは好き嫌いが分かれる本だろうな。舞台は日本と英国の文化が入り混じった国という設定のようだが、冒頭で状況が分からなくて挫折する人も多そう。
登場人物たち（とくに女性）も魅力がなく（というか、はっきりいって敬遠したいタイプ）、このキャラクターにつきあって文庫900ページ分を読まなくちゃならないのかと思ったら、すこしうんざりした。
ただ、最初のほうの双子の青年の片割れという設定を読んで、これは萩尾望都の漫画だと思って読めばいいのかーと思いつき（ちなみに文庫版の解説が萩尾望都）、以後は萩尾望都の絵柄で漫画になっているところを想像してなんとか読み通した。

上巻を読んでいる途中でmixi日記に以下のような感想を記していた。

恩田陸作品は実は「小説」じゃなくて「演劇」に近いものなんじゃないですかね。野田秀樹とかそのあたりの劇を観ているつもりで読むのが、恩田作品を楽しむための正しい手続きのような気がしてきました。伊坂幸太郎も同じタイプ。そして萩尾望都も映画より演劇に近い漫画家なんだろうと思います。
うまくいえないけれど、演劇は「リアリティ」の質が小説や映画とは違うんですよね。嘘臭い「リアリティ」(笑)

その後、上巻の終わりで登場人物の一人が日本人の文化と気質を称して「だから、なんとなく、みんなゲーム臭いというか、うそ臭い感じがある。(p.461)」といっているのを読んで噴きだしてしまった。つまりこの作品の「うそ臭さ」は自覚的なものなんだろう。

いつも大ネタを出しては投げっぱなしの恩田陸にしては、一応の決着のあるラストだと思う。それなりに面白かったが長かった……。

購入ガイド
恩田陸『ネクロポリス　上』4-02-264469-9
恩田陸『ネクロポリス　下』4-02-264470-2

西村佳哲『自分の仕事をつくる』（筑摩書房 ちくま文庫に８−１　 ,2009年2月,798円, ISBN978-448042557-7）読了。

こだわりの仕事人たちにインタビューする本。
規模を大きくした効率重視の仕事ではなく、すみずみまで自分の目が届き納得できる仕事ができるよう、周囲の環境やシステムまで変えていこうとする人たちが取り上げられている。この手の効率を否定する本にはイラっとするところがあったりするものなんだけれど、この本はそういうところはなかった。なかなか興味深かった。

ただ、この手の本を手放しで賞賛するのは、いろいろ危険な気がするので、ナナメに見ておく。

購入ガイド
4-480-42557-8

明日、横浜でオフ会があるので、横浜の実家に来ています。
今日は暑かった。春休みだからか混んでますね。
明日も天気良いといいんですが。

実家の玄関にワイヤレスチャイムをつけました。ドアを開閉するとチャイムが鳴ります。

特定小電力ワイヤレスチャイムシリーズ│商品情報│ELPA 朝日電器株式会社

母には泥棒よけといってありますが、ぶっちゃけ徘徊防止用ですな。
これで部屋のドアが開いた音に神経をとがらせなくてもよくなります。
（他にも出入り口はありますが、本人は「お出かけ」のつもりなので、玄関以外からは出て行かないのです）

mixiの人形コミュの皆さんとのオフ会で横浜・人形の家にネオブライスの展示会を見に行きました。
ブライスの展示を見てから、人形の家のカフェで薬膳ランチを食べ、「ここだったら人形出しても平気よね」と、テーブルの上に人形やらフィギュアやらを並べて写真を撮る我々。

　

さらに山下公園へ繰り出し、「ちっちゃい人形だったら、出して写真とっても平気よね」と撮影会を始める我々。
周囲の人がこちらを気にしないのをいいことに、撮影対象は手のひら大の小さな人形から、40cmドールへと……。

マリンタワーはお色直し中で入館できず。

その後、中華街へお茶しにいったら、媽祖祭の行列に行き当たりました。獅子舞と龍舞と爆竹を見ました。
写真を撮ったけれど、動きが早くてブレブレ。家に帰ってきてから連写機能を使えばよかったことに気がつきました。普段動かないものばっかり撮ってるから、全然思いつかなかった。

「大世界」で小籠包と杏仁豆腐を食べました。

で、最後にMさんご一家に横浜のヨドバシカメラに案内してもらい、鏡音リン・レンのFigmaを購入して、帰宅しましたです。

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