2002年6月 ( 上旬 / 中旬 / 下旬 )[前月] [次月] | |||||||||||||||||||||||||||||
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横浜の実家に帰るつもりでいたら、夫の親戚の訃報が入る。
お葬式に出て、家に帰って着替えて、私だけ電車で横浜へ。
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横浜から帰って来たのは、22日の深夜。
セネガル×トルコ戦の結果を見てから実家を出ても、高速が空いていれば2時間かからずに帰ってこれるのだ。
で、疲れているはずなのに、ブックオフへ行ってしまう。
久保田 裕/佐藤 英雄『知っておきたい情報モラルQ&A』 (岩波書店 岩波アクティブ新書 19,2002.3,\700+税, ISBN4-00-700019-0)読了。
ネット上での著作権やプライバシーがらみのトラブルに関して、Q&A方式で解説する本。分かりやすいことは分かりやすいのですが、リンクの張り方の解説(p.152)などに違和感があって、あんまりお勧めしたくないです。 なんだかロコツに情報操作されているように感じるんですよ。
ネット上の著作権に関する手軽な解説書ということであれば、半田 正夫『インターネット時代の著作権』 (丸善ライブラリー 350,2001.10,\680+税)【bk1/amazon/Yahoo!】 をお勧めします。
太田 忠司『レンテンローズ』 (富士見書房 富士見ミステリー文庫,2002.5,\460+税, ISBN4-8291-6160-4)読了。
悩みを持った少年少女が引き寄せられるように、「レンテンローズ」という花屋を訪れる。やがて彼らは事件に巻き込まれ、謎を解こうとして窮地に陥る。と、アカンサスとプリムラと名乗る存在が現れ……。
アニメ版ブギーポップの幻想ミステリ版みたいな感じ。アカンサスとプリムラがあまり活躍しなくて、イラストに騙された気が……。
しかし、いくら作中でも「現実を変える」ためには、もう少し手続きなり文章の力なりが必要だと思うが。
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夫は風邪ひき。喉をやられている。
私は風邪なのか眼精疲労なのか自律神経失調なのかよくからない状態で頭痛がするので、ひたすら眠る。眠ってから体操で身体をほぐしたら、大分良くなった。でもあまり食欲がない。一応ダイエット中なので、ラッキーというべきなのか?
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賀東 招二『フルメタル・パニック! あてにならない六法全書?』(富士見ファンタジア文庫,2002.6,\520+税)読了。
短編集なので、学園バイオレンスコメディですね。あんまりこのノリは好きじゃない。シリアスなほうが好き。今回は林水生徒会長もあまり出てこなかったし。
テッサが出てくる最終話はよかったです。次はぜひともテッサちゃんと林水会長の顔合わせをお願いしたい。
購入ガイド
ISBN4-8291-1441-X 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(02185707)】
香山 リカ『ウエディング・マニア ダイアナなあなたの心の落とし穴』 (筑摩書房 ,1999.11,\1,400+税, ISBN4-480-84251-9)読了。
副題通り、現代女性の心の奥に潜む「病」を故ダイアナ妃の人生に重ねあわせて分析する本。
香山リカはずーっと、「満点の貴方でなくてもいいじゃない、70点の人生だっていいじゃない」といいつづけているんですけど、オール・オア・ナッシングな考えの人には「TVにも出ている有名な精神科医の先生になんか私の気持ちはわかんないわよ」とか思われちゃうんだろうな。でも全くの無名の人が同じこというと、今度は鼻で笑われるだけなんでしょうけど。
うまくいっている例として出てくる芸能人の中にいしだ壱成の名前があるのがなんとも。
購入ガイド
ISBN4-480-84251-9 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(01708144)】
青木 和『イミューン ぼくたちの敵』 (徳間書店 徳間デュアル文庫,2000.9,\819+税, ISBN4-19-905007-8)読了。
四月、高校に入った小南佑は、鳶色魂の少年・フユルギと出会い、友人になる。
五月、人間に寄生して増殖する〈敵〉に〈汚染〉され、佑の母は異様な姿となって死亡する。不思議な力に目覚め、〈敵〉と戦う組織に参加するふたりだが……。
〈敵〉と戦う話ではなく、〈敵〉を倒したその後がメインとなる話。読んでも読んでも終わらなくて、なんでこんなに長いんだろうと思った。キャラクターの心情に入りこめず(ビニールコーティングされているみたい)ストーリー展開も先が見えていて、青春小説としてもSFとしても伝奇小説としても中途ハンパな感じ。
上遠野浩平のブギーポップシリーズに似ているといわれていたようだが、こっちが先にでていたとしても、私の評価は変わらなかったと思う。
気になってWebの書評を探してみた。面白いことにブギーポップを評価している人は、『イミューン』の評価が低く、『イミューン』の評価が高い人は「ブギーポップが分からない」といっている人が多いようだ。ついでにいうと、『イミューン』を評価している人には神林長平ファンが多い。(神林がこの作品を高く評価し、解説まで書いていることも関係しているのだろう)
私は神林が全く分からない人間なので(どうも神林受容体がないらしい)、この作品の良さも理解できないのかもしれない。
購入ガイド
ISBN4-19-905007-8 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(01927504)】
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夫は風邪で会社を休んだ。
私は肩こりと頭痛。Web日記を見てまわると、私と同じように眼精疲労やら頭痛やらを訴えている人が多いので、気圧のせいじゃないかという気がする。
で、眼精疲労には足ツボ刺激が効くようなので、メモ。
【足の裏のツボ表】
【わたしの健康宣言/足ツボ】
【新文化】によると、社会思想社がコケたらしい。
きゃーっ!!カドフェルの版元ですよーーっ!! まだ読んでいない人は、書店や取次にある分だけでも注文するのだ。(紀伊国屋とかジュンク堂とかリアル店舗のあるネット書店なら在庫があるようです)
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社会思想社の現代教養文庫のファンタジーや幻想文学のリストというのをまとめたほうがいいのでしょうか。シュペルヴィエル『沖の少女』とかゴーチェとか出てるんですけど。萩尾望都が表紙のケラハー『魔道師の杖』とか。でもやっぱりお勧めは《カドフェル》シリーズ。
昨日は車を車検に出しました。1日で終わってよかったよかった。費用も比較的安く済んでよかったよかった。
サービスとかで洗剤を2.5kgもらいました。あと二日早くくれれば、部屋干しトップを買わずにすんだのに。さて、ばかでかい箱をどこに仕舞おう。
波津彬子と今市子とTONOと諸星大二郎『栞と紙魚子』が載っているので、それなりに読みでがある。
波津彬子と田村由美しか読むところがないので、つまんない。
なぜか吉田秋生『YASHA 夜叉』の最終回が載っている。これってどこで連載してたんだっけ?
森 博嗣『朽ちる散る落ちる』(講談社 講談社ノベルス,2002.5,\840+税, ISBN4-06-182252-7)読了。
『六人の超音波科学者』の舞台となった超音波研究所で死体が発見される。
一方、有人衛星の乗組員全員が殺されていた事件の謎に迫ろうとしていた瀬在丸紅子は、正体不明の男たちに襲われる。
今までに出てきたキャラクター総ざらえなのかな? なんとなく、おフランスな香りのする展開でした。どっか破綻しかけているような所が特に。(『ニキータ』とかそんな感じね。)
毎度おなじみ心情発露大会は、紅子さんの息子のへっくんと謎の林警部の巻。何考えているのか分からないふたりでしたが、そんな風に感じていたのか。へっくん、可哀想〜。林警部は、どうでもいいけどさ。
この通称「Vシリーズ」の「V」は、紅子(Venico)さんのイニシャルなんでしょうか。Beniko じゃなくて Venico なのね。
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ISBN4-06-182252-7 【bk1/amazon/Yahoo!】 【bk1(02170530)】
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有里 (Alisato Akemi)