更新日: 2017/04/03
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げしげしと年表用リスト作成中。楽しい。
とりあえず手持ちのデータということで、ラノベレーベル創廃刊とか幻想漫画とか。今は日本ファンタジーノベル大賞のリストを整形中。SFマガジンの書評欄で取り上げられた作品は『SFが読みたい』にまとめられているようなので、持ってない号を注文。
【年表-ラノベレーベル創廃刊 - 和製ファンタジー年表作成作業室】
【年表-日本ファンタジーノベル大賞 - 和製ファンタジー年表作成作業室】
【ベストSF1993 - 和製ファンタジー年表作成作業室】
【ベストSF1994 - 和製ファンタジー年表作成作業室】
【ベストSF1995 - 和製ファンタジー年表作成作業室】
【ベストSF1996 - 和製ファンタジー年表作成作業室】
【ベストSF1997 - 和製ファンタジー年表作成作業室】
【ベストSF1998 - 和製ファンタジー年表作成作業室】
年表の項目の順序の話。三村美衣さんの「ライトノベル30年史」の年表は書名/シリーズ名+作者名の順、『幻想文学』の年表は作者名+書名の順なんだけど、作者名が先にきてるほうが圧倒的に見やすい。作者名のが脳内インデックス機能としては上なのね。
もっとも海外物の場合は、作者名よりシリーズ名のほうがピンとくる感じはするけれど。
80年代の頭くらいから一部SFの人たちがFTもりあげよーとはしてたみたい。豊田先生のヤマトタケルとか RT @ryom_tw: 日本でファンタジーが盛り上がったのって、第一がドラクエ1のリリース後、次がハリーポッターのブームの2回くらい? 映画ロードオブザリングの時はどうだっけ?
-我乱堂さん (@SagamiNoriaki) 2012年1月20日 - 15:53
流れというかブームというか…菊地先生が魔界都市のあとがきで和製ヒロイックファンタジーを作りたかったらしい云々を書いてましたね RT @ryom_tw: あぁ、ハヤカワSFでのムアコック作品の翻訳とかもその辺りの流れでしょうか。 SFレーベルでFTっぽいものが紹介されるという…
-我乱堂さん (@SagamiNoriaki) 2012年1月20日 - 22:25
当時は海外作品の紹介も頻繁にされてましたからね…D&Dなどの影響もあったし…これも指輪の影響と考えると一貫してますが RT @ryom_tw: あぁ、ハヤカワSFでのムアコック作品の翻訳とかもその辺りの流れでしょうか。 SFレーベルでFTっぽいものが紹介されるという
-我乱堂さん (@SagamiNoriaki) 2012年1月20日 - 22:38
あと豊田有恒先生は「ひかわ玲子のファンタジー私説」の対談でいうてた気はするんですが、今手元にないのでw RT @ryom_tw:
-我乱堂さん (@SagamiNoriaki) 2012年1月20日 - 22:39
豊田有恒は『ひかわ玲子のファンタジー私説』の対談で、ポール・アンダーソンの影響を受けて、日本にヒロイック・ファンタジーというジャンルを定着させようと『火の国のヤマトタケル』(1971)を書いたといってますね。
『火の国のヤマトタケル』は『幻想文学』の年表には出てこないなぁ。スペースの都合もあってかSF系はあえて載せてないような感じ。むー、やっぱりSFからの調査も必要なのか。
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『SFが読みたい!』のバックナンバーが揃った。
買ってあったのにないと思って注文かけた分があって、一冊ダブっちゃった。家にある『SFマガジン』のバックナンバーも漁って、SF回顧の号を探してきた。だいたい2月号か3月号なのです。92年分と93年分がなかったので、図書館で探す。
『SFマガジン』1993年3月号と1994年3月号は県立図書館に所蔵されてるみたい。
1991年SF回顧はあるけれど、その前はないのかな?1990年のベストSFは選出されてるようだから、1990年分のアンケートは実施されたんだと思うけど。
1991年SF回顧(『SFマガジン1992年3月号』)のファンタジー総括(書いているのは小谷真理さん)からファンタジー関連の書籍を拾ってみたもの、ドランゴンランスとか出てきちゃうので書誌情報を探しにいって、ゲームブックの情報にまみれてしまうなど。
ゲームブックってこーんなに出てたんかー! と、そのあまりのバブルっぷりに笑いがこみ上げてきます。凄いよ。
私は『火吹山の魔法使い』を最後までできなかった気がするんだが、みんなそんなにハマってたの?
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富士見ドラゴンノベルズのシリーズ別のリストを作って、同じ要領でホワイトハートのシリーズ別リストもできないかと思っているところ。
【リスト-富士見ドラゴンノベルズ - 和製ファンタジー年表作成作業室】
『ダークソード』って読んだんだけど、どういう話だったけかなぁ。追放された王子が黄泉へ行って、魂をなくしたネクロマンサーの奥さんと一緒に戻ってくる……というところまでしか思い出せないや。
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防災用品のまとめで、帽子を避難袋に入れとけというのがあったので、ホームセンター行ったついでに農作業用の安いのを買ってきた。あとは塩分のある食べ物か。小さいタッパーに入れた梅干しでも入れとくか?
ホワイトハートのBL/恋愛系を除いた作品一覧をシリーズごとに分類中。たのしい。Wikipediaのホワイトハートシリーズ一覧には高瀬美恵《クシアラータの覇王》とか《ムーン・ファイアー・ストーン》は載ってないのね。すごく売れたんだがなー。
これ終わったらパレット文庫とキャンバス文庫かなー。あとBLじゃない頃の花丸ノベルズとか。年表作りからは離れているような気がするが、そもそも一番やりたかったのは和製ファンタジーのシリーズのリストアップだから、これでいいのだ。
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今日は図書館行って1986年ー1990年のSFマガジンのバックナンバーを漁ってきました。
海外、国内、ファンタジー、ホラー、その他のジャンルの書評欄になったのは1990年3月号。1988年分を読むのが苦行でした。私が興味の持てる本が全然紹介されてない。
ただ、1987-1988年あたりの『SFマガジン』の書評欄がやたら海外のSFにこだわっているように見えるのは、競合誌の『SFアドベンチャー』があったからかかも。SFアドベンチャー(1987)の書評欄は私好み。
『SFアドベンチャー』の書評欄の情報は下記で参照することができます。
Book Review Online Start Page:SFチェックリストの全容
SFマガジンの書評欄には、1990年から1997年までヤングアダルトというジャンルがあったんですが、それが1999年に国内編の一部になりまして(評者は国内編とは別)、現在までその形で続いているようです。そういや、いつのまにか海外と国内の比重が逆転。
『SFマガジン』の書評欄の担当者の一覧は、1990年、1995年、2002年、2010年に顔ぶれが変わってます。評者の年齢がポイント。
巻末に「今月の執筆者紹介」が乗るようになったのは1996年かららしい。
SFマガジン書評欄調査の途中で1990年11月号のGEUEST REVIEWで野阿梓が『JUNE』を取り上げているのを発見。9月号でも小谷真理が『JUNE』作品に触れている。
「和製ファンタジイ」の語はSFマガジン1990年6月号小谷真理のファンタジー書評欄に登場。
以前Twitterに「ひょっとして読み手にファンタジーへの要求が高まっていた時期(1984年『火吹き山の魔法使い』が出て以降)と中島梓『小説道場』が盛り上がっていた時期って同じぐらいなんじゃないかと思って調べたら、やっぱりそうだった。小説道場は昭和59年(1984年)からね。(2011/12/1)と書いたけど、やっぱりファンタジーへの要求とJUNE/やおいへの要求はリンクしているっぽい。
野阿梓さんのホームページにあるいくつかの記事が興味深い
【「やおい」とは何か:野阿梓ホームページ】
【やおいパネルディスカッション1(1992/08 日本SF大会 パネル『やおいミュージアム』の一部)】
【やおいパネルディスカッション3(200/08/06 第39回SF大会 Zero-Con)】
iPhone用の「袋分家計簿」というアプリを導入して一ヶ月。非常に使いやすくて便利。
一ヶ月分のデータはエクスポートしてメールでPCに送ってプリントアウトして、冊子体の家計簿に貼り付けた。全部ソフトでやるのは怖いのよ。紙が一番残るのだ。
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「SFでてくたあ」1963〜1977年
SF関連の新刊本を選び、1冊ずつ内容等紹介するオーソドックスなスタイル
1971年〜1973年の評者と取り上げた作品をSFマガジンレビューで参照できる。
「SFレビュー」1978〜1989年
-毎月の新刊の中から数冊を、それぞれ異なる人が紹介・評論するコーナー
-1978年〜1984年分の評者と取り上げた作品をSFマガジンレビューで参照できる。
「SFブックスコープ」198?〜1989年
-SF関連の新刊本を選び1冊ずつ内容等紹介するスタイル
-1986〜1989年の担当は高橋良平
「SF BOOK SCOPE」1990年〜
海外、国内、ファンタジー、ホラー、ノンフィクションなどのジャンル別担当者が新刊本を選び1冊ずつ内容等紹介するスタイル
担当者一覧は、[SF BOOK SCOPE]参照。
1971年-1984年までだけど、目次が掲載されてるサイトを発見。
【SFマガジンレビュー トップページ】
翻訳作品集成でも2003年10月号以降は、目次が全部参照できるっぽい。お世話になります。
【翻訳作品集成(Japanese Translation List)】
【S-Fマガジン(S-F Magazine)1998/3 No.501-2006/4 No.600】
【S-Fマガジン(S-F Magazine)2006/5 No.601-】
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日本のファンタジー出版年表みたいなのを作りたいなと思い立ち、資料収集中。
当面の目標は、雨後のタケノコのごとく出た和製異世界ファンタジーを浚うことで、レーベル単位でシリーズをリストアップしていけば時間はかかっても、そのへんはなんとかなりそうだという感触を得た。
レーベル単位は富士見ドラゴンノベルズが終わって、講談社X文庫ホワイトハートをやっているところ。基礎データを公開してくれている「ラノベの館」さんありがとう、ありがとう。ホワイトハートが終わったら、ウィングスノベルかな。少年向けは探せばデータがありそうなので、少女向け中心で。
で、玉石混淆な和製異世界ファンタジーの中から玉を拾い集めるには、やっぱりプロの書評家のレビューが必要でしょということで、『SFマガジン』の年度総括の資料を集める。91年〜98年分と『SFが読みたい!』2000年度〜2011年度まで揃った。
『幻想文学』は6号以降は全部揃っているから資料としては問題なし。
図書館で『SFマガジン』は91年分を見てくるのを忘れたのは失敗だったね。また行かないと。1990年分のファンタジー書評欄はコピーしてきた。それ以降はどうしようかな。読むと楽しいんだけど、手間がたいへん。
そうだ、『SFマガジン』のベストSFに関しては、『SFが読みたい! 2000年版』に1990年、1991年、1992年のアンケート集計が載ってたからまとめないと。SFマガジンには集計結果は載ってなかったのだ。
で、『SFマガジン』の書評欄の担当者の一覧が知りたかったので、まとめてみました。
1990年、1995年、2002年、2010年に顔ぶれが変わってます。評者の年齢がポイント。
【『SFマガジン』SF_BOOK_SCOPE(書評欄)評者一覧 1990〜】
喜多哲士さんが書いているけれど、ジャンル書評ってしんどいお仕事なんですね。経済的にペイしないし、ジャンルへの愛とジャンル者としてのプライドだけが頼りみたいなところがあって。でも愛ってすり減るのよ。 磨り減るというかソウルジェムが濁るというか。魔女化する前に休むべきだよねー。SFだけじゃなくて、ライトノベルでもボカロでも、あらゆるジャンルでいえる。
ホワイトハートのファンタジー系シリーズをチェックしているときに、自分の作品を「退魔物」と紹介している作家さんを見つけた。そういう言い方もあるんだねとと調べてみたら、もとはPBM(メールゲーム)系の用語らしい。ぐーぐる先生で遡れるのは1999年。
芦辺拓さんのツイートによれば、豊田有恒氏の造語だとのこと。
豊田有恒先生にお会いしたとき「『退魔』は先生の造語で、それ以後多用されるようになりましたね」と言うと「権利を主張すればよかったですね」と笑っておられた。RT @sagaminoriaki: 私の記憶だと退魔師って言葉は孔雀王以前はほとんどないデスね… RT @ailsato:
— 芦辺 拓さん (@ashibetaku) 1月 29, 2012
Wikipediaにも項目があった。
【退魔 - Wikipedia】
豊田有恒『退魔戦記』が1969年、荻野真の漫画『孔雀王』が1985年〜1989年に集英社『週刊ヤングジャンプ』に連載。続編『孔雀王 退魔聖伝』の連載が1990年から1992年。菊地秀行原作・斉藤岬作画の漫画『退魔針』初出は1995年あたり。
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【ライトノベル研究会】のブログに掲載されているライトノベルの歴史記事。
書いているのは『ライトノベルよ、どこへいく』(山中智省著,青弓社を書いた人。
私も『野生時代』の広告は探したけれど、新聞広告からのアプローチは盲点だったですね。かなり丹念に資料を掘ってるようなので、本もチェックしてみようと思います。
やっぱりね、十年や二十年経つと、市販されてる本しかのこらないのですよ。市販本は図書館に残る。部数が多ければ古書でも出る。同人誌は部数の問題で論外。ネットは現物が残るのはせいぜい5年。インターネットアーカイブに残ってれば10年。でもあれもいつまで残るかわからない。
でも、ネットでやったことも久美沙織さんの「創世記」みたいに上手くすれば新聞雑誌記事や市販本へとつながることもあるから、先ずはアウトプットですわな。
資料からでは時代の熱や匂いは伝えられないので、それを補完するためにも、「そこ」にいた人は自分のオタク史を語って欲しいのよ。
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寒波に負けて、ついにあの悪魔の発明品コタツを導入してしまったorz.
コタツにiPadだなんて引きこもり生活にさらに拍車が… でもあったかい…………
講談社X文庫ホワイトハートのファンタジー系(サイキックとか退魔物とかも含む)のシリーズまとめがだいたい終わったので、ティーンズハートのほうも見てみることにした。ファンタジー系は皆川ゆかと小野不由美とアナトゥール星伝だけ押さえれば十分だけど。
ティーンズハートは売れてる人とそうでない人の差がすごい。小林深雪と秋野ひとみだけで何冊あるんだ……
秋野ひとみは119冊あった。そしてヴァンパイア物とESP少女物があることが判明。
野阿梓さんのサイトで【論争史entrance】を見つけたのでメモ。2000年のもの。
SFの人はやたらと論争していたらしい。
2000年のきくまこ先生は今ほど長髪ではなかった。そして当然ながら若い。でも文章は今とあんまり変わらんね。
「パネル『日本SF論争史』全記録」は、出席者それぞれのオタク史開陳だった。ファンタジーについての言及も二箇所見つけた。
柴野
数年前、あれは93年かな? 94年かな、とにかくワールドコンでSFとは何かというパネルがありまして、フレデリック・ポールやグレゴリー・ベンフォードといっしょにパネルに出たんですが、そこでいろいろ議論しまして。で日本に帰ってその話をしたら「何だ今頃そんなことやってんのか」って言われました。けれども、そこでフレデリック・ポールとぶつかりまして、お互いに礼儀正しくやりとりした覚えがあるんです(笑)。長い友人であるからこんなことは言いたくないが、みたいな具合にね(笑)。
僕は「SFっていうのはファンタジーの一形式として、ファンタジーっていうのは架空のことを現実らしく語るために苦労している文学。SFっていうのはそれを一歩先へ進めて、架空のことが現実らしく見えるのは当たり前だというふうに割り切っている文学だ」という言い方をしたら、フレデリック・ポールが「SFとファンタジーは全然別 のものだ。ファンタジーは過去を見ているけどSFは未来を見ている」。これね、両方とも当たってるんです。僕は形式論で言ったんで、向こうは内容のことを言っているわけですよね。
とにかくこんなことは、向こうでもまだやっているわけで、これはまだ安心してこの議論を闘わしてもいいのかもしれませんよね。
ZEROCON企画「日本SF論争史パネル」記録 Session2 : 集団理性への提言
永瀬
今のね、文学云々の話で、ポップな小説にあるみたいな格好で言っちゃうと、広い意味でのファンタシーに近いようなポップな小説ジャンル、それぞれサブじゃなくてジャンルとしてわかれてるやつって、日本の場合はみんなSFの方から始まってるんですよね。いったん今で言ういわゆる幻想文学みたいなものをもう一回再出発してて。そのへんでわりと若い世代の方は実感できないと思うけれども、荒俣宏さんってもともとSFの人だったんですよって。
野阿
団精二。
小谷
うんうん。
野阿
例えば、ヒロイック・ファンタジーっていうのは、今はもうファンタジーっていう業界がありますよね。あそこでファンタジーっていう業界からデビューした人は、まずファンタジーは始めからあるもんだと思ってると思うけれども、われわれSF者、少なくともここにいる連中が思っているのは、ヒロイック・ファンタジーっていうのは、鏡明さんと団精二さん、つまり荒俣宏さんが、これは「ヒロイック・ファンタジーもSFなんだ」っていう、「SFのサブジャンルなんだ」っていう無茶苦茶な理屈をつけて1970年に『英雄コナン』を出したときから始まってるんですよ。
永瀬
いや、他にはエイブラム・メリットというものもあるんですけれども。
野阿
でもエイブラム・メリットのインパクトよりは、やっぱコナンのメリットの方があると。
永瀬
何をおっしゃいますか! あたしゃメリットいのちのヒトですからね。(笑)
ZEROCON企画「日本SF論争史パネル」記録 Session 6 : 女性SFファンの場合は
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有里 (Alisato Akemi)