更新日: 2017/04/03
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久賀 理世『英国マザーグース物語 婚約は事件の幕開け! 』(集英社 コバルト文庫 ,2012-02-01,600円, ISBN978-408601611-7)読了。
子爵令嬢としての身分を隠し、男装して新聞記者見習いとして働くことになったのは…。という、ヴィクトリア朝ミステリー風味のお話。ロマンス未満。
主人公がこの手の話にありがちな無鉄砲なお馬鹿さんではなく、そこそこ分別のあるお嬢様なのはポイント高し。
イラストが《ヴィクトリアン・ローズ・テーラー》シリーズと同じ人でファン層をそのまま流したいという意図がミエミエだけど……まあ、よろしいでしょう。
コバルトの英国物には珍しく(?)ヒーローがまともってゆーか、最初からデレてる。
でも私はヒーローよりも、ヒロインの人の良い堅物のお兄ちゃんの方が好きかもだ。
マザーグースの見立てネタは微妙だけど、軽いミステリーとしては悪くないと思う。
ただ毎回マザーグースネタ入れるのは大変かもね。
男性陣に比べるとヒロインの影が薄いので、3巻で結婚まで漕ぎ着けて、あとはコバルトお得意の夫婦探偵物にするか、ヒロインを狂言回しにアシュフォードの面白家族メインの外伝にした方が良さげ。兄ちゃんのロマンスプリーズ。
田名部 宗司『シャロン―死者は神を語らない』イラスト:睦月ムンク(アスキーメディアワークス メディアワークス文庫 ,2012-03-24,599円, ISBN978-404886457-2)読了。表紙買い。
舞台は19世紀のパリ。美貌の死体修復師の青年・シャロンの元に持ち込まれたのは仮死状態になっていた美少女。記憶を失っていた彼女は、連続少女誘拐事件に関係があるようで……というような話。
途中、「対象年齢を上げたフリをしたけど、やっぱりラノベ的展開なのか?」と思って投げ出しそうになりましたが、最終的には表紙イメージに近いところに落ち着きました。菊地秀行のノベルズをライトノベルフォーマットに押し込んだような感じ。主人公はもうちょいクールなほうが私の好みですわね。
話の展開はノベルズ的(エロはないけど、スプラッタ)なんだけど、キャラクターが主人公含めてライトノベルのロマコメ的なんですわ。主人公と幼馴染の少女のやりとりとかラノベの規定フォーマット通り。ごめん、そういうのはもうお腹いっぱい。
私は「ライトノベル」というのはパッケージの問題だと思っていたんですけど、内容というか書き方が「ライトノベル的」としか言いようがない作品もあるのかもしれないですねぇ。
カバーイラストはイラストは睦月ムンク。凄くかっこいいんだけど、実際のキャラクターは、この絵から受ける印象よりずっとラノベ的。この絵でコミカライズされたら印象変わるかもしれないけれど。
ちなみに『 妓楼には鍵の姫が住まう ―死人視の男―』『花咲く森の妖魔の姫』も同じ人。結構画風を変えられるんだな。可愛い系とホラー入ってる系で随分と印象が違う。
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映画『テルマエ・ロマエ』を見る。
平日だけどレディスデーだし、連休の谷間なので、結構な入り。私の隣は久々にふたりでデートだったらしいご夫婦で、ちょっとはしゃいでる奥様が可愛いかった。
映画は前半は割りと原作に忠実。壮大なBGMが笑える。
「無駄に壮大」とか「謎の感動」とかニコ動的タグを付けたくなる作品でした。流れるコメントと一緒に見たかったかも。
大画面で見るローマ帝国時代のセットは見応えありました。あと、平たい顔族のじいちゃんたちの原作再現度がすごかった(笑)
山形 石雄『六花の勇者』(集英社スーパーダッシュ文庫,2011-08-25,670円, ISBN978-408630633-1)読了。
RPGパターンの八犬伝+11人いる!をジャンプ風演出で描く話。
誰が7人目かでひっぱる話なんですが、半分ほど読んだところで、本屋で2巻目が出てるのを見つけてしまいましてね、つい手に取って、くるっと裏表紙を……。1行目で1巻のネタバレかましてるやん!! orz
スーパーダッシュの編集ってばっかじゃないの!? なんでこんな作品をスポイルするような真似するの!?
1巻のネタを割らなくてもあらすじぐらい書けるだろうに。
名前出さずに「7人目が判明したあとで」って書いとけば済むことだろうに。
というわけで、ネタを割られたあと、砂を噛むような思いで最後まで読み通しましたのことよ。
出来はいいんだけど、もう続き読む気になれない。
これからお読みになる方は、ネタバレ読まないようにご用心。
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5月だというのに凄い荒れ模様。雷雨がひどい。停電が怖いのでPC落としてiPad。このところあまり呟いてませんが、リア充してたわけじゃなく、リスト作業やってたのです。
おおーっと近くに雷落ちたぞ。
つくば市では竜巻も発生したし。
竜巻で保険はおりるんだろうかと検索してみたら、どうやら火災保険で補償してもらえるみたい。台風に準じる風災とみなされるらしい。
雷が怖くてPCの電源を落としていた間、書庫から発掘された『炎の蜃気楼』を読んでおりました。
2、3,5巻です。
最初の方はBLというかJUNEというかそういう雰囲気はほとんどなくて、普通に高校生男子が主人公の転生サイキックアクションですね。ソノラマ文庫で出ててもおかしくない内容。
『炎の蜃気楼』3巻あたりまでは、直江さんの忠誠心の度が過ぎていたり、主人公とその友人が妙に仲良すぎたりするものの、ウザい同級生の女の子も出てくるし、まあ、フツーです。が、1991年12月発売の5巻に入ったら、直江さんの感情が忠誠心通り越してそっち方面だということが明確に。
1991年というとホワイトハートで小沢淳『金と銀の旅』が出てきたあたり。
スニーカー文庫では栗本薫『終わりのないラブソング』を出した頃。『炎の蜃気楼』も最初からそっち方面に行く気満々だったように見えますが、最初のうちは様子をみながら書いていたんでしょうかしらね。
金と銀の旅』は途中でそういう関係(朝チュンレベルだけど)だという描写がありますんですよね。
『炎の蜃気楼』は伝奇アクションだと思って読んでた人はショックでしょうねぇ。本格的にそっち方面にいくのは6巻以降だそうですが、うちには5巻までしかないのだ。
炎の蜃気楼 1 1990/11
炎の蜃気楼 2 1991/03
炎の蜃気楼 3 1991/06
炎の蜃気楼 4 1991/09
炎の蜃気楼 5 1991/12
3ヶ月おきに刊行って凄いですね。ほんとに売れてたんだなー、そして桑原さんは筆の早い人だったんだなー、と思いました。
1巻
6巻
11巻
イラストもだんだん自重しなくなってきた……。
紹介の仕方でお分かりかとは思いますが、私は『炎の蜃気楼』を今回初めて読んだのですw
随分前に『闇の楔』読んで、「こーゆー(精神的に)ドロドロしたBLがもっと読みたいです」と行ったら、「じゃあ『炎の蜃気楼』読め」と言われて、とりあえず5巻まで買ってそれっきり。
Amazonであらすじを読んでみると、確かに6巻以降はもっとドロドロしてて楽しそうw
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キッチンの蛇口の交換工事終わり。浄水器付きなので自分で工事できないのだよ。朝から流し下の片付けでたいへんでした。
蛇口付け根からじわじわーと水が染み出てくるのが長年のストレスだったのでスッキリしました。そのうちまた出てくるんだろうけど。
前の蛇口の取っ手は押し下げると水が出る方式でしたが(阪神淡路大震災前の規格だったから)、新しいのは上げると水が出るので、慣れるまで混乱するかも。
震災以降は、上げて水が出るタイプオンリーなんですよね。
洗面所のは数年前に替えて上げるタイプになって、キッチンと違うので混乱してましたが、これでほぼ統一。
あ、二階にある洗面がまだ下げるタイプか。
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三井リハウスに実家売却の相談。
自分で家を取り壊すのは嫌なので建物付きで売りたい、安くでもいいのでなるべく面倒くさくない方向でと意向を伝える。
そういうことであれば、個人ではなく建売業者に売るのがいいのではないかという話。
実家に行ったついでに中学時代の友人の家に寄ってきた。
もう10年以上会ってなかったんだけど、お互い全然変わってないので、ブランクを感じずに話が弾んだ。
中学時代の友人なので、実家同士がご近所さん。彼女のご両親は家を売って近くのマンションに引越し、彼女は埼玉県で一人暮らしをしていたのだが、両親が高齢なので近くに戻ってきたのだそうな。
ラッキーにもペット可の貸家が両親のマンションの近くで出たからとのこと。ロフト付きのとてもおしゃれな家だった。
彼女の家には、美形のお猫さまが三匹いたんだけど、全然相手にしてもらえなかったっす。
あとは、本棚を見せてもらったり。『カルバニア物語』があった。
私と趣味が似ていて、微妙にすれ違うのは中学時代から変わらない。
『天体戦士サンレッド』を力強くお勧めされた。うちに送りつけてくるような勢いw
こっちも『ランドリオール』送りつけてやろうか。
PSP持ってないのにFF零式のソフトだけ買ったそうだ。いってくれればPSP持ってったのに。
私は持っていったiPadをみせびらかす。仕事でMac使っているけれど、ガジェットにはあまり興味ないそうだ。
でも萩尾望都アプリを見せたらきれいだと感心していた。彼女は『トーマの心臓』と『ポーの一族』の雑誌連載時の切り抜きを持っている。貴重品だから大事にしなさいよといっておいた。
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有里 (Alisato Akemi)