更新日: 2011/02/28
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午前中はホームセンターで買物。
帰ってからはストレスがたまっているせいか、いろいろ食べ続けだった。お腹が減ってるんじゃなくて、口寂しいだけ。バリバリいうものがいい。不運なことに現在わが家には義母から差し入れた美味な手作りおかきがあるのである。太る。
内田 樹『邪悪なものの鎮め方』(バジリコ ,2010-01-23,1,680円, ISBN978-486238160-6)読了。
いままでの内田樹本にあった「胡散臭さ」が消えていた。
どうしてだろうと思ったら、以前なら説明しないでいたことまでもちゃんと説明が入っているからなのだった。
たとば、"「何でも食える」人間というのは「食えるもの」と「食えないもの」を直感で瞬時に判定できる人間のことである。"と、解説が入る。いままでは、「生き延びるのにに必要なのは「何でも食える」能力である」みたいな感じで言いっぱなしだったから、胡散臭かった。
去年結婚されたそうなので、その影響もあるかもね。
載ってる文章はまだBLOGでも読めるけれど、PCより本のほうが読むのは楽ね。
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4-86238-160-X
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『涼宮ハルヒの消失』を観た。面白かった。
映画にするほどの内容かというと微妙なんだが、TVの連続枠では構成が難しいだろうし、OVAでは集客が見込めないし、ネット放映では金が取れないし、ということで映画になったんだろうなぁ。それなりに受けているみたいだし。
キョン受難。でも自業自得とも。ヒッチコックの『めまい』の後半部分みたいな匂いがちょっとする。愛する人を失ってじたばたする男の物語として。
長門かわゆす、かわゆす。いらないんなら俺によこせと思ってる人は多いだろう。
で、『消失』での谷口って、すんごい重要人物だな。というか、キョンに中学時代のハルヒの素行を教えたのは谷口なんだから、谷口がいなかったらジョン・スミスも存在しない可能性が……。あ、まずい、谷口が狙われたらハルヒ世界が崩壊する。
キョンに出会わなかった涼宮ハルヒみたいな女性(ただし、容姿3割引、能力2割引)って、よくいるよね、と思う。
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今日のミッション。交通災害共済の申込。お金をおろす。手紙を出す。コンビニで振込。食材を購入。問題は役所とコンビニとスーパーが全部方向が違うってことでね。ま、食べ過ぎたから頑張って歩きますか。
そして、ミッション終了。『週刊スパイ大作戦DVDコレクション』の創刊号を買ってきた。それから『アクセルワールド 4』とSAOの3巻も。
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河上 朔『wonder wonderful 君がくれた世界』(イースト・プレス ,2010-02-19,1,200円, ISBN978-478160328-5)読了。
『wonder wonderful』→感想 のサイドストーリーを集めた短編集。
ルカナート13歳の初恋を描く「信じるならば君の心を」、シルヴィアナとライオスの恋を描く「何度でも」、ラシュ、シーリー、ヨーサム、三人の出会いの「さても楽しき」、コカゲとルカナートの花祭り最終日の夜を描く「だからひそやかに祈るよ」の4本立て。
「さても楽しき」はヨーサム視点。私は生真面目なヨーサム君が大好きです。
そしてシルヴィアナさん、名門貴族のお姫様なのにものすごく苦労して今の自分を手にいれたんだな。ルカナートやライオスとの出会いによって自分の世界を広げ、自分にしかできないことを粘り強く成し遂げようとするシルヴィアナ。どうぞライオスさんとと末永くお幸せに。
「だからひそやかに祈るよ」は、割と珍しいルカナート視点の話。神に祈ったことがない彼がはじめて祈った願いが叶えばいいなと思います。ほんと、その時がきてコカゲは慌てるといいよ。
あたたかい気持ちになれる本でした。
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4-7816-0328-9
川原 礫『ソードアート・オンライン 03 フェアリィ・ダンス』(アスキーメディアワークス 電撃文庫,2009-12-10,599円, ISBN978-404868193-3)読了。
MMO「ソードアート・オンライン」から現実世界に戻ってきたキリトだが、彼の愛する少女アスナは、現実世界には戻ってきていなかった。MMO「アルヴヘイム・オンライン」というゲーム内でアスナの姿を見たという情報をもとに、キリトは新たなゲーム世界へと飛び込む。
2千人が死んでるというのに、バーチャルリアリティ型のゲームが規制されてないってのが驚きですが、そこはまあライトノベルだからということでスルー。
絵に書いたような悪役が登場。
キリトハーレムにまた女の子が増えましたのことよ。
短編集に登場していたキャラが再登場。どういう子だったかほとんど忘れていたが。
このシリーズは深く考えずキリトのスーパーヒーローっぷりと考案されたゲームシステムを楽しむことにする。
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4-04-868193-1
川原 礫『アクセル・ワールド 3』(アスキーメディアワークス 電撃文庫 ,2009-10-10,620円, ISBN978-404868070-7)読了。
あまりに辛い展開に買った当初に斜め読みして放り出していたものを、4巻きがでたので再読。
黒雪姫が沖縄の修学旅行で不在の中、ブレイン・バーストのマッチングリストに現れぬままデュエルを行う謎の一年生・能美に戦いを挑まれたハルユキはシルバー・クロウの翼を奪われる。現実社会でも能美の罠にハメられ失意のハルユキの前に現れたかつての敵アッシュ・ローラーは、彼をひとりのデュエル・アバターの元へ誘う。
ハルユキ君ピーンチの巻。でも一皮むけたハルユキ君は、新たな「師匠」を得て、特訓に励むのでした。
そして、親友タクムと共にに能美と再戦。だが、そこに現れたのは……。
エンタティメントの意味をわかってる作者だからきちんと落とし前つけるだろうとは思っても、このラストは……。
購入ガイド
4-04-868070-6
川原 礫『アクセル・ワールド 4 蒼空への飛翔』(アスキーメディアワークス 電撃文庫 ,2010-02-10,620円, ISBN978-404868327-2)読了。
さすが、王道をわかっている作者でした。カタルシスはバッチリ。
能美に訪れた結末を罰と見るべきなのか、救いと見るべきなのか迷いますね。反省も成長も得られないというのは、やっぱり罰なんだろうか。
ラストシーンの二人の再会がとてもよかったです。なんというか読者が望むことを、「わかってるなぁ」という感じ。
この作品も一種のハーレム状態ではあるのですが、この作者は女性に対する「リスペクト」の視線があるせいか、読んでてもあまりイライラしません。なにしろメインヒロインのポジションが「師匠」ですからね。
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4-04-868327-6
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美容院に行って、髪を切った。
美容院の人によると、町の商店街が萌えキャラをマスコットにして、スタンプラリーを始めたらしい。
えらく可愛いキャラなので、イラストレーターさんをいったいどこから見つけて来たのかと思ったら、なんと某フィギュアキャラシリーズの流用なのであった。へぇー。恐ろしいことにキャラクターソングCDも出ていたよ。それもいまや超有名アイドル声優のあの人の声で。(水樹奈々ではないよ。私が先日見に行った映画のタイトル・ロール)
なんでも地元の高校生の発案で、ご近所の鷲宮町にならってうちでもいっちょやってみるかということだったらしい。
町内で萌えキャラのラベルのお酒を作っている酒屋さんのツテもあって、実現した企画らしい。
その酒屋さんには行ってみたいぞ。
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本家日記に本の感想を書いた。で、急に本の感想の索引を整備したくなって、ちまちまと作業。楽しい。まだ「あ」行しか終わってないけれど。
そして実家へ。主に父の精神的ケアのため。
実家では掃除とか洗濯とか押し入れの片付けとか。でかいビニール袋2個分の不用品が出た。
使ってない折り紙や千代紙、卒業式で一度だけ使った造花のブローチなどをみつけたが、これはもったいなくて、また仕舞いなおす。
夕食は駅弁。薄着で来たが、明日は寒くなるのか……。
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私が帰ることにしたら、青空が見えているのに雨が落ちてくるってどういうことなの。雨女スキル発動。
帰ってきたが、あたまいたい。きもちわるい。これは多分自律神経失調。寒暖の差が激しいと、てきめんにくるな。
栗原 ちひろ『世界画廊の住人 地下迷宮の物語』(幻冬舎コミックス 幻狼ファンタジアノベルス ,2009-12,945円, ISBN978-434481840-8)読了。
まさかの『世界画廊の住人』[→感想]の続編。それも「世界の真実」を知り、虚無主義に陥ってテロに走った錬金術師カルヴァスが主人公。カルヴァスって陰気で貧相な男をイメージしてたけど、ハンサムさんだったのね。
カサネという街の路地で死んだ少女の魂がどこかへ引っ張られるプロローグに続き、カルヴァス登場。前作であんなことになったにも関わらず世界は続いているらしい。記憶のあやふやな「故郷」に戻ってきたカルヴァスは、記憶にない「幼馴染の女」や「騒がせ屋」の男オドと出会い、「物語」が埋まるカサネの地下迷宮へと足を踏み入れることになる。
前作よりもずっと幻想文学寄りで、小説としては破綻しているが、登場人物はともかく、カサネの街の描写が魅力的なので、まあいいかーという気分になる。
娯楽作品としてのオチを期待すると肩透かしを食らう。デウス・エクス・マキナが乱入して、強引にオチを付けるのはかの泉鏡花もやってることだし、そういう意味でも幻想小説的というべきか。
いろいろ「通」向け。私は前作よりもこっちのほうが好きです。
カルヴァスが「幼馴染の女」や「錠前の恋人の女」を解放する場面がいいなと思う。
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有里 (Alisato Akemi)