更新日: 2010/01/19
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新聞の切り抜きを台紙に貼る作業中。3年分ぐらい溜めちゃったから大変。でも2006年あたりだとあまりネットの状況は変わってない感じがする。2008年分まで終了。
糊がなかったので、小麦粉を水で溶いて電子レンジにかけて糊を作った。
昔、母がこうやって煮た小麦粉糊で雑誌記事だかなにかをノートに貼っていたのを思い出す。
スクラップ記事の内容は書評以外だと、健康やネットに関するものが多い。たんぶらーで気になってreblogした「リビングライブラリー」の記事が切り抜いてあったのには我ながら驚いた。
そういえばブックオフでなんとなく気になって買った本の書評の切り抜きがしっかりスクラップブックに貼ってあったことも。忘れたようでいて、潜在意識は覚えているんだね。
切り抜いていらない雑誌に貼り付けたスクラップ帳は7冊目。最初は市販のスクラップ帳に貼り付けていて、それも2冊ある。
一番古い切抜きは1996年9月13日のもので、「パソコンネットに不気味な『アクセスギフト』 突然、料金の請求…相殺」という記事だった。これだけ特別古い。その次の記事は1997年3月26日の「子どもの本棚」の赤木かん子の相談室の最終回だった。
スクラップしたものの見出しだけでも一覧にできるといいのだが、とてもとても大変そうだ。
栗原 ちひろ『世界画廊の住人』(幻冬舎コミックス 幻狼ファンタジアノベルス ,2009-04,945円, ISBN978-434481632-9)読了。
錬金術師見習いの青年・セツリが奇妙な画家と知り合い、「世界画廊の管理人」に任命されてしまう。画廊に飾られた一枚の白い王女の絵に心惹かれ、画家の不思議な力で絵の中に入り込んだセツリは、やがて自分の住む世界の秘密を知ることになる。
もともとは山尾悠子ライクな多重構造世界物の幻想小説だったものにラノベ的なフラットなキャラクターを投入して仕立て直したような感触のファンタジー。入れ子状態になった額縁世界の設定は魅力的。
地の文の醸し出す雰囲気とキャラクターの会話の軽さがなんともちぐはぐでもったいない気がする。どうせならもっと幻想小説的にやって欲しかったのだけれど、レーベルの制約もあるのかな。
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4-344-81632-3
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頭が痛かったので、お昼も食べずに夕方まで眠って、微妙に復活。でもまだ危なそうだ。肩こりも酷い。
去年の日記を見てみたら、6/3に頭痛、6/12に胃腸の調子が悪いという記述があるので、そういう時期なんだろう。おととしの日記には6/1に頭痛の記述があった。
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梅干用の梅を収穫。昨日、1.2kgほど取って洗って一晩置いたところよい具合に色づいてきたので、少し追加して2kgにして、ヘタとってホワイトリカーで消毒して塩まぶして、漬物用ポリ袋へ。
塩は沖縄のシママースを梅重量の20%。1kgの重石+2Lのペットボトルを乗せてある。
ポリ袋を使うと、容器を神経質に消毒しなくてもいいから楽。袋が破れたら大変だけど漬物用は厚手だから、破れることはないだろう。
水があがってきたから多分大丈夫。
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栗原 ちひろ『オペラ・カンタンテ 静寂の歌い手』イラスト:THORES柴本(角川書店 角川ビーンズ文庫 ,2005-12-28,500円, ISBN978-404451402-0)読了。
闇商人のウーチェレットから薬の素材と古い巡礼地図を手に入れたカナギは、なりゆきで道連れとなった詩人ソラと魔道士として覚醒した少女ミリアンとともに闇魔導師カエキリアの領地を目指す。その途中でカエキリアの後継者とされる女性・セロフの一行と出合ったカナギたちだが……。
とっちらかった前半ときれいにまとまった後半の差が激しい。もともとあったのは後半部分で、前半はあとから付け加えられたのかな?
ウーチェレットの存在意義がさっぱりわからない。こういう役割なら、もうちょっと最初に出てきたときの書きようがあると思うのだが。
後半でのミリアンが素晴らしい。綾波レイやルリルリの延長線上にいる虚無的少女だけれど、男性が書くのと女性が書くのでは少し感じが違う。
世界画廊のほうでも同じようなタイプの少女が出てくるので、この作者の中にあるキャラのプロトタイプのひとつなんだと思う。
ミリアンとセロンのやりとりはとてもよかった。独り言の応酬のような会話だったからかも。
重要キャラクターらしいバシュラールは、1巻の銭形のとっちゃん的イメージからルパン三世的イメージに修正されたが、相変わらず戯画的キャラなのには変わりがない。ただ、詩人との会話ではなかなかシリアスな面をみせてよい感じだtったので、こちらが本来のキャラの姿なのかもしれない。妙にデフォルメされたキャラなのは、ライトノベル向けを意識しているからなのだろうか。
この人の作品はモノローグや地の文はとてもよいのに、人間関係を描く段になるととたんに妙な感じになる。
キャラとキャラとの関係が分かり難い。登場人物の行動原理や他の登場人物に対しての感情の理由が伝わってこない。会話とモノローグだけで処理されていて、具体的な行動のエピソードとして描写されていないからだと思う。
まあ詩人はああいう存在なので分からなくても問題ないんだが、読者に一番近い位置にいて内面まで書かれているカナギやミリアンの感情がトレースできないので困る。
とはいえ気に入らなかったわけではなく、続きを読む気満々なのだけれど。
ウェルメイドの対極にあるバロック真珠みたいな作風の人だなと思う。歪だが華麗で美しい。
THORES柴本のイラストをつけることを決定した人、グッジョブ。たいへん似合っていると思う。
購入ガイド
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というわけで、栗原ちひろのオペラシリーズ大人買い。
アマゾンのお急ぎ便で5冊まとめ買い。bk1で買おうと思ったら当日発送じゃなかったのであきらめた。
2巻ラストの引きはすごかったなぁと思います。【うさぎ屋】さんがなぜあれほどプッシュしたかを理解。
で、感想を読みにいったらどんどん凄くなるらしいので、えいやっと残りを全部買いました。
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ついったーでとある人たちのつぶやきがきっかけで「切ないSF」についての深夜チャットみたいなやりとりがあったのです。
で、最初につぶやいた人はチャットには参加されていなかったんですが、それがきっかけでわたしをfollowしてくださいましたんです。(mixiでいえばお気に入りに入れて足跡つけたみたいな状態)
で、それに気づいてその人のついったーページを見に行ったところ、どうも大昔(コミケが川崎市民プラザにいたころ!)好きだった同人サークルの人みたいなんですよね。
ひかわ玲子さんが参加されていた剣魔会の同人でもある人。
で、思い切って直接お尋ねしたところ、ビンゴ!でございました。
ああもう、ネットって凄い。っていうか、狭い(笑)
30年前の300部ぐらいっきゃ刷らなかった本の作者と読者がばったり会っちゃう世界。
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私は土曜の夜に帰るつもりだったんが、迎えにくる人は日曜の夜のつもりだった。というわけで今夜も実家に泊まり。
ずっと実家に置いて同人誌を少し持ち帰ろうと思ったら、全部捨てられていた!
自分の描いた原稿だけは無事だった。でもこれはどっちかっていうと黒歴史……。
椎橋 寛『ぬらりひょんの孫』、書店で平積みになっているのを見かけ、無意識様が買えというので、既刊全部買ってきた。大当たり!無意識様ありがとう。私の観測範囲内ではアンテナにひっかからなかったですが、売れてるようですね。
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有里 (Alisato Akemi)