Alisato's 本買い日誌

昨日は父から電話かかってこなかったんで、落ち着いたのかな〜と思いつつ、明日ホームに良く予定なので、その打ち合わせのために電話。

んー、環境が変わったせいで、まだあんまりよろしくないようです、精神的にも身体的にも。
病院の予約表は看護師さんにお渡しているんですが、それをすっかり忘れていたり。
便秘がひどくなっていたり、他いくつか。

とりあえず父には明日、11時ごろ私がホームに行って、ホームの周囲の様子を見つつ、バスで駅に出て、駅ビルで一緒に食事して、銀行に行って自動引き落としの手続きをして、実家の様子を見て部屋に風を通して、また帰ってくるというプランを伝えました。

本人は入居前に自分でホームの周りを歩いたから、一人でも外出できると言い張るのですが、父の「大丈夫」は全然当てにならないですから。

ホームのケアマネさんに電話して、父の体調のことを看護師さんに伝えてくださるようお願いしました。(もっともそのあと父は自分で看護師さんのところに行ったようです)
明日の昼食のキャンセルもお願いしました。
本当は前日の午前中までということだったんですが、お昼過ぎちゃったけども対応してくださるとのこと。

ケアマネさんに動くのに楽な部屋着のようなものがあったほうがいいのではといわれましたので、家では外出時と同じような格好をしてるか、下着でふらふらしてましたと申し上げました。
服の数が少ないんですよね。同じものをずっと着てて。擦り切れても継ぎを当てて着てる。新しいのを買えばといっても、「これがいいんだ」ということきかないし。
でもまあ、部屋着はあってもいいと思うので、明日買うことにしましょう。

しばらくして、また父に電話したところ、看護師さんが電話に出て、便秘の処置をいろいろしてくださったとのこと。お医者さんからもらった便秘薬が残り少ないので、もらったほうがいいのではという話だったので、それも明日、実家の近くにいったときに。

というわけで、明日のミッションは、結構大変かもだ。

SNSの知人の日記に老人ホーム入居記があったので読んでます。うちとはケースが違うんだけど、癒されるし、参考になります。
闘病記とか介護日記とか自分だけじゃないんだなと思うだけでも、気が楽になるものですね。

環境の変化は父には辛いでしょうけれど、看護師さんがいてくれたり、常にヘルパーさんがいてくれたりするので、家族としては安心です。

父のホーム関係での案件を片付けるために横浜行き。
主な目的は二つ。父を行きつけの医院に連れていくこと、銀行にいって口座引き落としの申し込みをすること。
前日に綿密に予定を立てたはずが、すでに抜けがあったという……。
「口座引き落としの申し込み書類をもっていく」というのが入ってなくて、おかげで1時間かけてホームに取りに戻るハメに。

8時に家を出て、湘南新宿ラインで横浜方面へ。
駅を降りてから、バスに乗ってみます。1停留所で降ります。でもバス停はからホームまでは、駅からホームまでとほとんど変わらないですよね。
駅からだらだら坂を登らなくていいのはいいけど、ゆるい下り坂なので、私にはよくてもパーキンソンで下り坂だと転倒の危険性がある父が一人で歩くのは無理だろうなぁ。
ただ、バス停はホームセンターの近くなので、買物してからホームに寄るときは便利かな。

ホームセンターで、乾電池、フック、マジックなどを購入。

買物をしていたら、11時になってしまっいました。
ホームの周囲の道をチェック。急な坂道を下ったところにバス停がある。駅へいくバスは5分間隔ぐらいでやってくる。この急坂を父ひとりで降りるのは先ず無理だけど、付き添いがいればなんとかなるかな。

ホーム到着。看護師さんに挨拶して、父の様子など聞きます。
便秘がひどいのだが、ちゃんと用法に従って薬を飲んでいれば、ここまでひどくはならないはずだという話。お医者さんからちゃんと服用方法をきいてきてくれとの話。これからは看護師さんが服用管理をしてくれるそうです。

父と会って、ラジオのセッティングをして、出かける準備をさせます。
看護師さんが、保険証や病院の予約表、薬なをど管理しているのが気に入らないらしい。
自分の話をきいてくれず「それは娘さんに相談しますから」といわれるのも気に入らないらしい。
「ボケてる人もいるから、そうやって一括で管理しちゃうんだよ」と説明しておいたけど、看護師さんは忙しいんだから、老人のわけわかんない話につきあっている時間はあるまいよ。

私が必要なものを準備してやっているのに(いや、それでも忘れたものがあったんだけどｗ)、何度も何度もカバンを開けて確かめるので、なかなか出かけられません。
今日行く予定の医者の診察時間は午前は12：30まで、午後は16：00からなので急がねばならないんだけど。
そして、やっと出られたと思ったら、杖を忘れた。私が取りに戻ったけど、「自分が行ったほうが早かった」と文句をいう。あああああーーーーーーーーーーーーーそうですか、じゃ、次からは自分で取りに行け。

ホーム横の急坂を降りて、バス停へ。案の定加速歩行が起こって止まらなくなりましたが、肩を押さえてなんとか坂を下らせました。坂道は50ｍもないので、ちょっと頑張ればなんとかなる感じ。
バスはすぐに来ました。父には老人用パスがあるので、バスは乗り放題。ちなみに無料配布ではなく、それなりのお金は払うので、使わないと損。

駅からはタクシーで自宅近くまで。12時ちょっと前。ここで、口座引き落としの書類をホームに忘れたことに気づきましたがが、ともかく父を医院に押しこみました。
昼休み前だったこともあって、すぐに順番。

便秘薬(マグラックス)が無くなりそうなのでもらいにいったんですが、なんと先生によれば、前回マグラックスは処方してないとのこと。なんだ、それ？　(どうやら6月にもらった分を飲み残して持っていた模様)

お薬手帳をもらってないので、何をどこからもらったのか、わからない状態。なによ、それ！？　(あとで薬剤師さんに聞いたら、受取を強硬に拒否したらしい)
そういえば、私は何度も電話で「お薬手帳をちゃんともって行くのよ」って言ったときに「なんでそんなことをいうんだ」とか反抗してたな。

お医者さんにお薬手帳の重要性を諭されます。
メモしているからという父にお医者様「メモじゃダメです。！」と一喝。

血圧の薬と便秘薬(マグラックス)と座薬を処方してもらいました。
お医者さんに叱られたので、今回は本人もおとなしくお薬手帳を受け取りました。
でも、これも看護師さんに預けちゃうんですが。

薬をもらってから、すぐ近くの実家へ。
部屋に風を通して通水。郵便物などは来ていないみたい。
カレンダーと靴べら、予備のラジオ、服をもって行くことに。
防犯用に玄関ドアのセンサーをつけ、ドアがあいたら大きなチャイムが鳴るようにしておきます。
まあ、気休めだけど。
電気やガスの検診票をいれてもらうよう、取り外しておいた郵便受けを勝手口の前に設置。。メータのそばに、その旨を書いたメモを残す予定だったけど、時間がなかった。

コンビニで昼食を買い、父に実家にのこして、私はホームに書類を取りに戻ります。
バスに間に合わないかと思った。ぜいぜい。
汗だくになりながら、ホームにたどり着いたけど、今度はホームの部屋のカギを父から受け取るのを忘れたことに気づく。
仕方ないので、ヘルパーさんに合鍵で開けてもらって、書類ゲット。ぜいぜい。
駅へとって返して、実家方面行きのバスに飛び乗る。ぜいぜい。
実家に到着。2時。

父を連れて銀行に行くことにしました。
しかし、まだトラブルは続くのでした。

父を連れて、家の近所の銀行へ。
実家は、銀行も内科医も歯医者バス停もコンビニも近くにあるいい場所です。
父は「ここは便利だから、ヘルパーさんに来てもらって暮らすという手もあったんだよな」などといいますが、今の父が一人暮らしするのは無理。倒れたら起き上がれないんですから。

さて、銀行口座からの引き落としの手続きは割とすぐに済みました。ただ、通帳が手元になくてキャッシュカードだけだったので、口座番号の書き方などを教えてもらいながらでしたが。

通帳は貸し金庫にはいっているというので、父に貸し金庫の使い方を教えてもらうことに。
ところがね、もう貸し金庫の使い方が分からなくなっちゃってるんですよ。
一回教わっただけじゃ、覚えられないらしい。
結局銀行の案内の人に教えてもらい、それでも一回しくじって行員さんに教えてもらって、やっと貸し金庫まで到着。
ちなみにやりかたは、

1.セーフティカードを貸し金庫への通路入口の機械に入れる。ドアを強く押して通路へ入る。
　(通路に入れるのは1組だけです)
2.通路の突き当たりに、別の機械があるのでセーフティカードを入れて、暗証番号を入力すると、セーフティカードが戻されカードキーが出てくる。
3.カードキーを使って、金庫室のドアを開ける。
4.金庫室には貸し金庫が並んでいるので、セーフティカードに書かれた番号の金庫にカードキーを挿し込む。
5.鍵穴が現れるので、カギで開ける。
6.蓋をあけて中身確認。
7.金庫のドアを締めて、カギをしめる。鍵穴へカバーをかける。
8.金庫室入り口に置かれた機械にカードキーを投入すると、金庫室のドアが開く。
9.通路を通って、外へ。

で、金庫の中には通帳が入っているはずなんですが、メインバンクの通帳だけがありません。なんで？

父混乱。私も混乱。
とりあえず貸し金庫室からでて(ずっと順番を待っていた方、ごめんなさい)、セーフティカードをしまおうとしたら、見つからない。
「持ってない」と父。「ズボンのポケットにいれたはずでしょ」「ないよ」「いいから、ポケットにあるもの全部出せ！」
ポケットにありました。

家に戻っていつから通帳がなかったの確認をします。
貸し金庫を借りたのは8/26でその日には通帳は確かにあったといいます。
私がホームへの入居の件で私が実家に来たのは8/28で、その日に父は「通帳は全部貸し金庫にしまってしまった」といっていました。だから、ホームには持って行っていません。
ただ、本当はメインバンクの通帳は手元に残しておくはずだったのに貸し金庫に入れてしまったと聞いて、変だなとは思ったのです。

銀行で落として行員さんが拾ったのなら、連絡がくるはず。
誰かが拾ったとしても、印鑑は父の手元にあるので、まず勝手に引き出されることはないはずですが、念のためもういちど銀行に行き、キャッシュカードで確認しました。大丈夫、お金はあります。
ついでに通帳の紛失届についても調べてきましたが、うっかり紛失届を出してしまうと、取引が停止されて、自動引き落としもできなくなる可能性があります。それは困る。
届けを出すのは最終手段。家の中を探すことから。

父はショックのあまりか、ソファの上に倒れこんでます。
家の中のありそうな場所を探している私に向かって
「そんなところにあるはずはない。少し落ち着いて考えよう」とか抜かすわけですが、うるさいっ、あるかないかは調べ見なきゃわからんでしょうが！
だいたい28日に現金がなくなったとと騒いたときには、「あるはずがない」ところから出てきたんでしょうがっ！　
で、書類やら、紙の束やらをかたっぱしから調べていったら……

あ・り・ま・し・た。

メモ帳の束の間から通帳が出てきました。

「なんでそんなところに」と父。
「知るか！　私が聞きたい！」と私。

現金がへんなところに隠してあったのと同じように、通帳のほうも家を開けるので、ちょっと見にはわからないように隠したんじゃないかと思います。でも真相は不明。

このとき既に4時。ホームには4時頃戻りますといってあるんですが、通帳が見つかって安堵したのと自分の意味不明な行動にショックをうけてたのとで、父がへたりこんでいるので、少し休むことにしました。

もうこれは通帳や貸し金庫のカギを管理させておくのは無理だと判断したので、私が預かることにしました。
キャッシュカードは持たせておきますけれど、これも危ないかもなぁ。

で、しばらくしてから、バスで駅まで行き、駅からは徒歩でホームに戻ったわけですが、夕方で疲れてきたせいなのか、加速歩行がひどくて平らなところでも止まらなくなります。
だめだ、こりゃ。ひとりでの外出は無理。

途中で休んで、ホームへ辿り付き、看護師さんに薬を渡したのですが、ここでまた問題発生。
お医者さんに処方されていた血圧の薬を自分の判断で勝手に飲むのを止めていたというんですな。なによ、それ？
今は薬を飲んでなくても血圧は比較的安定しているようですが、お医者さんが出してくれた薬を勝手に止めるわけにはいかないので、どうしましょうという話。お医者さんに相談です。
まったく！

もうホームの夕食の時間なので、銀行口座からの引き落とし申し込み書の控えを受付の人に渡して、ホームから退出。

駅に行くまえに、ショッピングセンターに寄って、父用の部屋着をさがします。夏物一掃バーゲンをやっていたので、Sサイズのポロシャツと長袖と七分袖の部屋着上下を購入。定価の1/4のお値段でした。ラッキー。
服は次にくるときに届けることにして、電車に乗りました。

家に帰り着いたのは9時でした。ああ、疲れた。

なんか、父が思った以上にモウロクしてる感じ。
7月ぐらいまでは、身体の動きはともかく頭のほうはもうちょっとはっきりしていた気がするのですが。8月にホームの見学にいったときも、もう少しマシだったんだけどなぁ。
まあ、頭のほうは、環境が変わって混乱してるというのはあるかもしれません。

ホーム入居にはぎりぎりのタイミングだったかもなぁと思います。本人が行くって言い出してくれて、本当によかった。
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今日は父は市大病院での脳神経外科の受診でした。
脳下垂体腫瘍(良性)があって、7月末だかに写真をとったので、その診断結果を聞きにいきました。
ホームのヘルパーさんが送迎してくださって、今回は特別に付き添いもやってくれたそうです。
で、その結果その他をケアマネさんから連絡を受けました。

腫瘍の大きさは前と変わらないので経過観察、ただ、腫瘍の影響で視神経が圧迫されているせいで左目の視力が落ちているようなので、眼科を眼科で診察をうけたほうがいいのではないか、との話でした。

父は平らなところでも歩行が困難になって、一人で出歩くのはもう無理であろうとのこと。
そうなると家族が通院介助をするか、介護保険を使ってホームのヘルパーが通院の付き添いをするかになる。もし、ホームのヘルパーが付添いをする場合は、現在通っている市大病院ではなく、提携している病院に転院してもらう必要がある、とのことでした。

腫瘍に関しては、もう手術での治療は困難なので、あとは経過観察だけなのですね。
だとしたら近くの病院でもあまり変わりはないので、転院に同意しました。
本人を説得しなくちゃいけませんが、一人で通えないんだから仕方ないでしょというほかないですね。次の予約のときに私が付き添っていって、転院のための紹介状をお願いしようと思います。
居住地が変わったからという理由があるので、多分簡単に転院させてくれるだろうと思います。

で、便秘や高血圧のことで、実家の近所の医者にかかっていて、昨日私が連れていったばかりなのですが、こちらもホームに往診にきてくださる先生に変更するほうがいいんじゃないかという話になりました。
この件に関しては本人も「別にあの先生じゃなくてもいいんだよな」といっているので、割と素直に了承してくれるんじゃないかと思います。

9/24に、こんどはパーキンソン病のことで市大病院の神経内科を受診することになっていますが、これは仕方ないので私が付き添いすることにします。
ただ、埼玉からホームに寄って父を送っていくというのはとてもじゃないけど無理なので、病院まではホームの人に送ってもらい、私とは病院で落ち合うという形にしたいと思っています。
パーキンソンに関しては神経内科がないので、対応を考え中。パーキンソンだけは市大での診察を続けて私が毎回付きそうしかないのかしらん。

ヘルパーさんに付き添いをしてもらうには、介護認定を受けなくてはいけないのですが、そのへんの手続きはホームのケアマネさんがやってくれるようです。

父がホームに移ってから1週間経ってないんですが、なんつーか、怒涛の展開だと思います。1週間で1ヶ月ぐらい経った気がする……。

今週の土日は家人は稲刈りなので動けませんが、来週は時間ができるので、車でホームにTVなどを運んでくれるそうです。TVを乗せる台がないので、それも買わないと。あとできれば、背もたれと肘掛のある椅子があるといいんですが。
父はそんなものいらないと言い張るでしょうけど、勝手に買ってもってっちゃうよー。

家人は早朝から農作業。
私は起きられないので、夜のうちに、朝食用のおにぎりとゆで卵と野菜スティックを用意しておく。

珍しく早起きしてTVをつけたら美人のメガネ娘が出てるアニメがあったのでそのまま見続けていたら、それが噂の『ハートキャッチプリキュア』でサンシャインとムーンライトにハート鷲掴みにされたでござる。来週から見るよ！　録画して見るよ！

サンシャインの存在は2chのまとめサイトで知っていたけれど、「男装の麗人」なのか「男の娘」なのかアニメを最後まで分からず(変身後が女体だからって、女の子とは限らない)、ウィキペディア見に行って人物関係を把握したよ。

男装の麗人マニアなので、女の子でありますようにと祈るような気持ちで検索した。
まあ、本音はどうあれ建前は女の子向けアニメなんだから、「男の娘」はナシだよな。サンシャインはウテナ入っててたいへん萌えるでござる。ゆりさんもステキだ。メガネクール。

【ハートキャッチプリキュア！ 東映アニメーション】
【朝日放送 | ハートキャッチプリキュア！】

異臭のする寝室のエアコンのクリーニング。使ったのはショーワのファン洗浄剤「くうきれい」。ちゃんと臭いが取れました。
今はAmazonで買えるのか。

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ダイニングのほうは、洗浄剤が1台分しかなかったので、刷毛でファンの汚れを掻きだしたけれど、かえって悪くなったような。
Amazonで「くうきれい」を注文しよう。

郵便局と信金にいったついでに購入。

畠中 恵『つくもがみ貸します』
（角川書店　角川文庫 ,2010-06-23,580円, ISBN978-404388802-3）
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上橋 菜穂子『蒼路の旅人』
（新潮社 新潮文庫 ,2010-07-28,620円, ISBN978-410130279-9）
4-10-130279-0

久々にWiiの「シアターの間」を見に行ったら、映画『シャーロック・ホームズ』http://wwws.warnerbros.co.jp/sherlock/ があったので、400ポイント(400円)で視聴。あんまり画質はよくないけど、PCより画面大きいし会員登録するよりお手軽だし。

ルパン三世みたいなノリのバカ映画(褒め言葉)という評判そのまんまだった。
最愛のワトソンたんが結婚するというので荒れていちいちちょっかいかけにいく構われたがりのホームズがウザ可愛いぞ、と。
なるほど、お姉様方に人気があるわけですよ。

月曜日の夕方に父から電話があった。
近くの駅まで外出しようとしたら、転倒が心配なので家族と一緒でないと外出は許可できないといわれてしまったと。その件についてはケアマネさんから聞いているので、「仕方ないね」と答えておく。

なにしろ平地ですら止まれなくなってしまうことがあるので、ホーム側が転倒を心配して一人での外出を許可しないのも当然。自由に行動できないのは可哀想なんだか、仕方ない。
本人にはちゃんと歩けていないという自覚がないのが困ったものだ。下手すると転倒どころか止まれなくなって車道に飛び出しかねないほど危ないのに。

実家に風を通さないと痛むと心配しているので、私が月に2回ぐらい付き添って家に戻ることで納得させる。病院への付き添いの帰りに寄るとかすれば、なんとかなる。
交通費は往復で3300円ぐらい、グリーン車を使うと5000円ぐらい。
でも管理会社に頼むと1回1万円ぐらい取られるからねぇ。面会と通院介助と実家の通風を一括してやっちゃったほうが安上がりともいえる。

あとはラジオの調子が悪いとのこと。建物が鉄筋コンクリートだかららしい。
まだTVは運んでいないし、目が悪くなってからは本も読めないしで、ラジオが唯一の娯楽みたいなものなので、ラジオの受信状況が悪いのは、たいへんに困る。
対策を検索したら、最新型のラジオにすれば、鉄筋の建物での受信もなんとかなりそうだというので、とりあえず買ってみることにした。一万円しないし。

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今まで使っていたのは形が違うけれど、シンプルなので操作はそれほど難しくないだろうと思う。

あと、できれば良い椅子も買ってやりたいのだが、搬入をどうするかだよなぁ。家具屋からホームに送りつけちゃっていいのかしら。……まあ、そのへんは融通してくれるはず。

検索したらこういうところがヒット。むちゃくちゃ高いし、納品に3ヶ月かかるらしいけど。

【介護椅子 寝たきり予防 高齢者の命を支える椅子 -株式会社デアマイスター】

今朝は義母の畑仕事をちょっとだけ手伝い、その後郵便局とスーパーへ。それだけで今日のノルマは果たした気分。
お昼はツナと青じそのスパゲティ。
そして物理的に汚れを書き出したダイニングのエアコンはかえってよろしくない状態に。そば寄ると異臭がする。Amazonで注文したエアコン洗浄剤はやく届け〜！

Amazonより。

『ユリイカ2010年10月臨時増刊号　総特集☆冲方丁』
（青土社 ,2010年9月,1300円, ISBN978-479170213-8）
4-7917-0213-1

『ユリイカ2010年10月臨時増刊号　総特集☆冲方丁』（青土社 ,2010年9月,1300円, ISBN978-479170213-8）を読む。

巻頭の書き下ろし小説は今までの冲方作品のカケラを(おそらく)全部ぶちこんだホラー。まさかホラーだとは思わなかったから、真夜中に読み始めてしまって怖かった。どうやら冲方丁は犬派らしい。

前島賢によるインタビュー＋対談が3本(相手は養老孟司、夢枕獏、篠房六郎)があって、読み応えあり。
篠房六郎相手にぶちあげる「ライトノベル」話が面白かった。10代前半は繊細だから書くのにとても気を使ったと。これはシュピーゲルやる前の話かな。

冲方丁はノーベル文学賞を取れるかというネタをツカミにした評論もあり。確かに村上春樹の次に可能性が高いのは、冲方丁かもね。……それまで身体壊すなよ。

購入ガイド
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畠中 恵『つくもがみ貸します』（角川書店　角川文庫 ,2010-06-23,580円, ISBN978-404388802-3）読了。

貸し道具屋を営む姉弟(血はつながっていない)と、その店に集まった「つくも神」たちが織り成す連作短編集。
「つくも神」たちは個性豊かで文句なく魅力的だが、人間の描きかたがなぁ……。
つくも神たちのおしゃべりから、道具屋の弟が血のつながらない姉を密かに想っている様子が伺えて、そのあたりは面白いんんだけど、相手役の姉のお紅が何を考えているのかよく分からなくて、身勝手な女にみえてしまう。

道具屋姉弟以外の登場人物たちの恋愛模様も苦かったり辛かったりで、この作者は本当は恋愛が嫌いなんじゃないだろうかとすら思える。

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