Alisato's 本買い日誌

2006年 06月 下旬

更新日: 2009/04/14

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2006.6.22 (木)

[zakki] 団体を作ったときにやっちゃいけないこと

(2006/06/22)

某所の揉め事を眺めていて、会社でもサークルでもコミュニティでもいいんだけど、なにかの集団/団体を作ったときにやっちゃいけない事柄が見えてきたので、試みにリストアップしてクローズドな場所で発表してみたところ、各方面から反響があって、どうも普遍的に通用しそうなので、公開することにします。

これをやっちゃうと、団体に対する外部からの評価が下がります。
下がるだけならいいけど、無駄に攻撃されたり、陰で物笑いの種になったりする。

比較的上手くやっているところは、コミケットかなぁ。

●団体の外部に対して、不必要な攻撃をする

殴りこみから当てこすりや挑発まで含む。

なお攻撃の意思がなくても、いわゆる「悪目立ち」だけでも外部への攻撃と見なされることがある。
存在アピールのやり方を間違ったときに「悪目立ち」してしまうのだが、集団が大きいというだけでも目立っちゃうことはある。

●団体の外部に対して、自分たちがどのような存在であるかの説明義務を怠る

集団というのは存在するだけで、不穏なものなのだ。だから、自分たちが何を目的として、どんな活動をしているのかを「常に」積極的にアピールしなくてはならない。

もちろん、そのアピールは「ひとりよがりでないこと」が肝心。
伝わらないのは、自分たちのやり方が悪いのだと思ったほうがいい。

聞いてくれば教える、どこそこに書いてあるというだけでは不十分。普通の人はわざわざそんなことを自分から聞いたり調べたりするほどヒマではない。わざわざ調べるとしたら、それはその集団の存在に興味か脅威を感じたときだ。

●団体の外部に対して、事務手続きで不備をする

金銭トラブル、個人情報漏洩といった重要なものから、連絡不行き届きというささいなものまで含む

●団体のメンバーの行動が団体全体のイメージを左右するということを認識しない

外部から見て「これはひどい」と思われる行動をしたメンバーを放置して、「あれは××個人の行動であって、団体の総意ではない」とかいっちゃったりする

[た] 谷川流『涼宮ハルヒの動揺』,ISBN4-04-429206-X

(2006/06/22)

谷川流『涼宮ハルヒの動揺』(角川書店 角川スニーカー文庫 ,2005年4月,540円, 4-04-429206-X)イラスト:いとうのいぢ 読了。

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アニメでも大評判だった「ライブアライブ」が大傑作。すばらしい思春期小説。

下の記事はアニメ版の感想だけど、とてもいい感想だよね。
妄想界の住人は生きている。: 「涼宮ハルヒの憂鬱」第12話を見た。

私は軽音楽部の人たちがお礼にきたときにハルヒがキョンをひっぱっていったのは、一人で会うのが恐かったからだと思うよ。「全能」の涼宮ハルヒは本当はああやってテンション揚げてないと日常と対峙出来ない女の子でもあるのだと思う。

「ライブアライブ」があまりに良かったので、残りの作品の印象が薄い。
「朝比奈ミクルの冒険 Episode00」「ヒトメボレLOVER」「猫はどこへ行った?」「朝比奈みくるの憂鬱」を収録。

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ISBN4-04-429206-X

[た] 谷川流『涼宮ハルヒの陰謀』,ISBN4-04-429207-8

(2006/06/22)

谷川流『涼宮ハルヒの陰謀』(角川スニーカー文庫,2005年9月,630円, ISBN4-04-429207-8)イラスト:いとうのいぢ 読了。

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妙におとなしいハルヒ、8日後の未来からキョン自身に送りだされて来たという朝比奈さんが突然キョンの前に現れ、朝比奈さん(大)による謎の指示が送りつけられる。
いったい何が起ころうとしているのか……という謎解き要素で読ませる一作。
ハルヒの物語は『消失』で一段落しているのだが、ともかくシリーズは続けなきゃいけないので新しい登場人物と伏線を投入しての新展開というところ。
谷川流は伏線の消化がとても上手い人なので、そのあたりは楽しみ。

過去と未来に関する関係が山田ミネコの『最終戦争伝説』の初期の作品を思わせるんですあ、作者は読んでいるかな。

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ISBN4-04-429207-8 

[い] 伊坂幸太郎『陽気なギャングの日常と襲撃』,ISBN4-396-20813-8

(2006/06/22)

伊坂幸太郎『陽気なギャングの日常と襲撃』(祥伝社 ノン・ノベル,2006年5月,880円, ISBN4-396-20813-8)読了。

うーん、イマイチ。伊坂作品の登場人物はプロットのために存在していてキャラとしての魅力には欠けるから、シリーズ化するとわざとらしさが目立っちゃうんだな。
説教以外に能がない響野とか、お人よしのお嬢さんとか、お人よしの誘拐犯とか、読んでいてイライラした。
伏線がわかりやすすぎて、オチが読めちゃったし。

購入ガイド
4-396-20813-8

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2006.6.23 (金)

[mysite] あー、びっくりした

(2006/06/23)

滅多に、はてなブックマークにクリップなどされないので、びっくりしましたよ。

はてなブックマーク - 2006年 06月 下旬:Alisato's 本買い日誌 - 団体を作ったときにやっちゃいけないこと

誤記のご指摘感謝。訂正しました。
ちなみに想定しているのは某「つくる会」ではございません。

[diary] じゃがいも掘り

(2006/06/23)

腰を悪くした義母にだけやらせておくわけにもいかないので、猫の手な嫁もついに出動。今年は雨が多かったせいで茎の部分が腐っちゃって、結構凄いことになってました。
虫もうじょうじょいるし……。虫のいない土で作ったものよりは安心といえるかもしれなんだけど……。

まともに保存できそうな芋は、2/3ぐらいだそうです。残りはもう腐りが入っているから、保存しようとしてもダメになっちゃうとのこと。

やりなれないことをして、疲れました。

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2006.6.24 (土)

[out] 伊勢崎方面を回る

(2006/06/24)

伊勢崎方面に出撃。ホームセンターとかブクオフとか新刊書店とかいろいろ周る。

何回も行っているイタリアンレストランは、味は変わらないものの、ウェイトレスが学生アルバイト二人しかおらずサービスがすさまじく低下していた。
あの店、次に行くときには潰れているかもなぁ……。

オフハウスとかおもちゃも扱ってる電気屋へ入ると、ついついシルバニアファミリーとリカちゃんコーナーに突進していくワタクシ。
でも買わない。オフハウスで350円の中古リカちゃんを見たときは、もっと早く発見したかったと心から思いましたが。人形服用のマネキン代わりなら中古でも無問題だったわけで。
安いから一体ぐらい買っていこうかとも思ったのですが、すでに一人いる改造リカちゃんに全然服を作ってやっていないので、これ以上増やしても仕方ないと断念。偉いぞ自分。
熱しやすいけど冷めやすく、基本的に淡白で度が過ぎると飽きるので、依存症とかにならないタイプ。おかげさまでいつまでたっても薄いオタクです。

ホームセンターのホビーコーナーで見た『別冊Dolly*Dolly ドール総カタログ〈2005〉』[→ネット書店リンク]がとても良かったのだが、表紙がボロボロだったので、買うのは止めてアマゾンで注文することにした。

購入本

(2006/06/24)

『パラケルススの娘』の3巻目を買っていないことに気づいたのだが、おばあ様の昔話が読みたいので、先に4巻を購入。ハルヒのおかげで、またライトノベルを読んでみようという気力が沸いてきた。

新刊1140円、中古1400円

[購入本][た]谷川流『涼宮ハルヒの憤慨』(角川スニーカー文庫,4044292086),540円,

(2006/06/24)

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谷川流『涼宮ハルヒの憤慨』
(角川書店 角川文庫14211  ,2006年5月,540円, 4-04-429208-6)
4-04-429208-6

[購入本][ご]五代ゆう『パラケルススの娘 4』(MF文庫J,4840115540),609円,

(2006/06/24)

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五代ゆう『パラケルススの娘 4 緋袴の巫女』イラスト:岸田メル
(メディアファクトリー MF文庫J ,2006年6月,609円, 4-8401-1554-0)
4-8401-1554-0

[購入本][あ]赤木かん子『こちら本の探偵です』(ちくま文庫,4480421254),735円,

(2006/06/24)

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赤木かん子『こちら本の探偵です』
(筑摩書房 ちくま文庫 ,2005年9月,735円, 4-480-42125-4)
4-480-42125-4
……いつの間にか文庫化。文庫化に際しての序章が加わり、最後の図書館のリファレンス業務紹介のところには注釈が入っています。
巻末に赤木かん子の編著作リストもあり。

[購入本][パ]ティム・パワーズ『幻影の航海』(ハヤカワ文庫FT,4150201544),,

(2006/06/24)

ティム・パワーズ/中村 融訳『幻影の航海』
(早川書房 ハヤカワ文庫FT ,1991.9,\693, ISBN4-15-020154-4)
ISBN4-15-020154-4
……持っているか持っていないか忘れたので、とりあえず確保。
ダブってたら海洋物好きの友人にでも押し付けよう。

[購入本][ボ]マイケル・ボンド『パンプルムース氏のおすすめ料理』(創元推理文庫,4488215025),630円,

(2006/06/24)

マイケル・ボンド/木村博江『パンプルムース氏のおすすめ料理』
(東京創元社 創元推理文庫 ,2001年7月,630円, 4-488-21502-5)
4-488-21502-5

[購入ムック]鶴岡 孝夫『スーパーデッサン 人物2 基本動作篇』(グラフィック社 ,4766111591),\1995,

(2006/06/24)

鶴岡 孝夫『スーパーデッサン 人物2 基本動作篇』
(グラフィック社 ,2001.8,\1995, ISBN4-7661-1159-1)
ISBN4-7661-1159-1

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2006.6.27 (火)

[url][zakki] 頭の悪い味方は

(2006/06/27)

たしか「頭の悪い味方は迷惑」というのを、lovelovedogの人がいってたはずだよなぁと思って検索したら、こういうのがヒット。

反戦思想そのものは悪くないのだが、結局そういうの支えてるの馬鹿ばかりでしょ、という考えが敷衍するのは、頭の良いイデオロギストにとっては困ったことだろうなぁ、と思わず同情してしまうくらいだ。「頭の悪い味方は、頭の良い敵よりも迷惑・害悪である」というのは、何に限らず非常に一般的な理屈ですからね。
「愛・蔵太の少し調べて書く日記」2003-06-04

元記事は1997年に書かれたそうです。
似たような記述はここだけじゃなくて、何回も出てきたような気がしますが、真理だよなぁと思います。
「反戦思想」のところを他のものに変えても通用する言葉ではありますね。

という日記を、某mixi日記に書いたところ、思いがけない方面から「身につまされます」という反応が返ってきてびっくり。皆、苦労してるんだなぁ。

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2006.6.28 (水)

[url][game] じじい攻略乙女ゲーム

(2006/06/28)

こっそり愛読しているBLOG【TANTANはてな】で執事物乙女ゲームと「業界初じじい攻略乙女ゲーム」の情報をゲット。

執事物ゲームのほうは、乙女ゲームブランド【ティアラモード】の『バトラーズ』という作品。18禁ゲームだそうです。
残念ながら、じじいは出てこないそうですが。

でもって、こちらが「じじい攻略乙女ゲーム」。
育成日記
「業界初じじい攻略乙女ゲー(笑)あ、フリーゲームです。」だそうです。
確かにメインキャラの半分以上がじじいだ。
すごくやってみたいけど、今はゲームをする時間と気力がないので、とりあえずメモ。

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2006.6.30 (金)

[diary] あたまいたい

(2006/06/30)

眼精疲労っぽい。
なんだろう、急に暑くなったからかな。
まあ、ほとんど一日中パソに向かっていたようなものですからねぇ。
それとも気圧とかそういったもののせいかのかな。

[た] 谷川流『涼宮ハルヒの憤慨』,ISBN4-04-429208-6

(2006/06/30)

谷川流『涼宮ハルヒの憤慨』イラスト:いとうのいぢ(角川書店 角川文庫14211  ,2006年5月,540円, ISBN4-04-429208-6)読了。

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文芸部をつぶさんとする生徒会の陰謀に立ち向かうため、同人誌を発行するハルヒたちSOS団の面々というお話。作中作を楽しむ話なんでしょうねぇ。

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4-04-429208-6

[ご] 五代ゆう『パラケルススの娘 4』,ISBN4-8401-1554-0

(2006/06/30)

五代ゆう『パラケルススの娘 4  緋袴の巫女』ラスト:岸田メル(メディアファクトリー MF文庫J ,2006年6月,609円, 4-8401-1554-0)読了。

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クリスティーナと遼太郎の祖母・たか女との出会い編。
実は3巻目を読んでないんですが、読んでなくてもそれほど支障はありませんでした。
五代ゆうの原点回帰といいましょうか、デビュー作を彷彿とさせる展開とキャラクター設定だったなと思います。

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ISBN4-8401-1554-0

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有里 (Alisato Akemi)
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