更新日: 2009/04/14
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一部に熱狂的なファンのいる【Blythe】という人形のシリーズがあります。
ちょっとアクの強いこんな感じの人形です。
ワタクシにはイマイチその魅力がわからなかったのですが、【うさぎ屋】さんがブライスの小型版(でもちょっと違う)のプチブライスのカスタマイズに着手されまして、某SNSの日記(現在はブログ移行中)で中継されるその様子があまりにも楽しそうなので、「私もかすたまいずやってみたい!」という気分になってしまったのでした……。人形が好きっていうより、カスタマイズが目的。
さらに、うさぎ屋さんの「今ならあまぞんで1000円以下で買えるものがありますよ」という悪魔のささやきが……。で、購入ボタンをついポチッと……。
買ったのは、これです。ぱんだの着ぐるみでガーデニングという謎の人形「プチブライス ペピーパンダガーデン KPBL-07」。
さて、カスタマイズですが、要するに改造です。お人形に手を加えることをいいます。このパンダ娘がですね、目の色や、睫毛や、髪の毛や、お化粧や、服を変えると全然別の人形になってしまうのですよ。たとえば【special toy box "Blog"】の【Custom Blythe 001】。このふわふわ髪の美少女が元はパンダ娘なのですよ! 凄い! 凄い!
というわけで、志だけは高く、いきなり突っ走ったカスタマイズ結果。
Berofe
「ガーデニングに明け暮れていた田舎娘の私が……」
After
目の色と睫毛を改造し、服を替えて、髪を整えて……。
「たった1日のカスタマイズで、お嬢に変身しました!」
カスタマイズのやり方もだいだいわかったし、お手本には遠くおよびませんがそれなりに可愛いと思える人形ができたからいいやと言っていたら、さらなる悪魔の囁きが……。
「『KERAマニアックス vol.6』[→amazon]には、プチブライスの服の型紙が載ってますよ……」
きゃーっ。ついついあまぞんで買い物カゴに放り込み、そしてさらに改造用の『プチブライス パピーオンアデート KPBL-08』までいれて、購入ボタンをポチっと……。
まだ続くんかい。
改造の様子はそのうち、どっかにまとめます。
参考リンク:
【ブライスビギナー向け徹底攻略サイト☆Blyst】
bk1ポイントで購入。実は『鋼の錬金術師 13 初回限定特装版』はamazonでも予約してあるんだけど、まだ発送されない。(23日の朝に出荷された)
bk1は21日昼に注文、22日昼に出荷、22日夜に到着です。
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永江 朗監修『本 あたらしい教科書』(プチグラパブリッシング,2006.3,\1575, ISBN4-903267-18-0)
「本についての教科書」ということで、55のキーワードが見開き2ページ、写真入りで説明されています。
たとえば1章編集だと「絵本の作り方」「コミックの作り方」「日本版の作り方」というキーワードで編集の仕事が紹介されていきます。面白いのは「音羽と一ツ橋」というキーワードで二大メジャー出版社グループが紹介されていたりするところ。
歴史に残る編集者、デザイナーとしてキーワードになっているのが「花森安治」「植草甚一」「菊池寛」「堀内誠一」「杉浦康平」だということで、この本の方向性がなんとなく想像できるんじゃないかと。当然「ヴィレッジヴァンガード」もキーワードのひとつです。「ブックオフ」「アマゾン・コム」もキーワードになっています。
本好きの人なら面白いと思います。内容とデザインの両方を賞味する本なんでしょうね。
購入ガイド
ISBN4-903267-18-0
米光一成『デジタルの夢でメシを食うためにボクらは!』(マイクロマガジン社,2006年3月,1575円, 4-89637-230-1)読了。
「デジタルコンテンツ仕事術」という講座のゲストとの対話を記録した本。
ゲストは【デイリーポータルZ】のWEBマスター林雄司、ゲームディレクターの飯田和敏、麻野一哉(『日本文学ふいんき語り』の人たち)、エキサイトWEBプロデューサーの野口美樹、ゲームプロデューサーの小関昭彦、FLASHゲームクリエーターの荻原貴明の6人。
発想から企画の通し方、いかに金と人と時間を繰り回してその企画を最後の形にするか、さらには苦情への対応の仕方までが具体的に語られて、確かに「デジタルの夢でメシを食う」人たちにはとても役に立つんだろうなという内容。
ただあまりにも具体的すぎるので、ゲストがどんな仕事をしているのかイメージできないと内容がよく理解できないかも。
私が一番面白かったのはWEBマスター林雄司さんの章で、それはやっぱり私自身がWEBサイトを持っていて、内容を自分自身に引き付けて読めたからだと思う。とくに後半の苦情をいわれたときの対応の話がとても参考になった。(コメントつけてばっくれるとか、もう大笑い)
最近「プロデューサーって何する人?」というのが気になっていたので、小関昭彦さんの話も面白かった。プロデューサーって、企画をスタートさせる情況を作って、全体を見通して金と人と時間を管理して、作品を生み出す環境を作っていく人なんですね。
「自分の作りたいものを作ろうという」のは「勘違い」で、いろんな人の意見や才能を「うまくつなぎ合せていったほうがおもしろいものができるんだ」(p.181)という話がとても印象深い。
ゲーム『街』にものすごくハマっていたので、麻野一哉さんの制作秘話には大受け。『街』、売れなかったんですか……あんなに面白いゲームだったのにね。
途中パソコンで受講生がパソコンでメモをとっている場面があって(p.31)、そのデータはどうなっているんだろうかと気になって米光さんのブログで直接質問してみたところ、教室のパソコンはネットにつながっていたからそれぞれネットに送っていたらしいというお答えをいただきました。なるほど、今はネットがあるから、直接BLOGにメモできるんですね。
で、思い立って「デジタルコンテンツ仕事術」で検索して、講座のレジュメを載せた公式ブログや受講者のレポートを発見。面白そうなのでリストにしました。
本だけ読むより、ネットの情報と突き合せて読んだほうが楽しいんじゃないかと思います。
公式サイト:
【こどものもうそうblog | 『デジタルの夢でメシを食うためにボクらは!』発売!】
【こどものもうそうblog | 『デジタルの夢でメシを食うためにボクらは!』のページ公開】
購入ガイド
4-89637-230-1
『デジタルの夢でメシを食うためにボクらは!』[→感想] の元になった米光一成さんの講座「デジタルコンテンツ仕事術」関連ブログのエントリ一覧。
ブログは一覧性に欠けるので、リストにしてみました。
【デジタルコンテンツ仕事術】
【BGK米光 : mixi】
【BGK米光 : デジタル仕事術第1回の概要】
【BGK米光 : 「デジタル仕事術第1回」反省会】
【BGK米光 : プログって何?】
【BGK米光 : 1回目のリアクションその1】
【BGK米光 : 麻野一哉氏に質問!】
【BGK米光 : 弟切草うちあわせ】
【BGK米光 : デジタル仕事術第2回の概要】
【BGK米光 : 「デジタル仕事術第2回」感想】
【BGK米光 : デジタル仕事術の宿題】
【BGK米光 : デジタル仕事術第3回の概要】
【BGK米光 : デジタル仕事術第3回で紹介した本】
【BGK米光 : 「デジタル仕事術第3回」感想】
【BGK米光 : デジタル仕事術第4回の概要】
【BGK米光 : 「デジタル仕事術第4回」感想】
【BGK米光 : デジタル仕事術第5回の概要】
【BGK米光 : この映像で、ごはん3杯いけるっすよ】
【BGK米光 : デジタル仕事術第6回の概要】
【BGK米光 : デジタル仕事術第7回の概要】
【BGK米光 : 愛のシャングリラと伏線と】
【BGK米光 : デジタル仕事術第8回の概要】
【BGK米光 : デジタル仕事術第9回の概要】
【BGK米光 : デジタル仕事術第10回の概要】
【BGK米光 : デジタル仕事術第11回の概要】
【BGK米光 : デジタルコンテンツ仕事術第12回】
参考サイト:
【サカナ・ノベル分室 : デジタルコンテンツ仕事術 第一回 レポート】
……講座出席者のレポート。ここからリンクをたどっていくと、他の出席者のレポートへもいけるはず。
岡留 安則『『噂の真相』25年戦記』(集英社 集英社新書 ,2005.1,\735, ISBN4-08-720275-5)読了。
『噂の真相』ってゴシップばっかり扱うスキャンダル雑誌だとばかり思っていたら、「反権力、反権威、公的目的のためのスキャンダリズム実践」という案外きちんとしたポリシーのもとに作られていた雑誌だったんだな。
もっとも「公的目的のためのスキャンダリズム」というのは、『噂の真相』の側の「正義」であって、ターゲットにされた側にも言い分なり「正義」なりがあると思うが。
一般市民をターゲットにしないというポリシーを最後まで貫いたのは立派だと思った。「書かれた側のリアクションに対して誠実に対応するのがメディアとしての社会的責務」という姿勢も立派ですな。それで相手が納得するかどうかは別として、その姿勢すら見せないところも多いわけだし。
読んでいて面白いのは「第六章「我カク戦カヘリ」戦史・戦歴篇」。自分のやっていることは「公的目的のための正義」で相手のやっているいることは「私憤」という論調だけど、本多勝一や和久峻三のことを書いた部分を読むと「五十歩百歩」とか「目くそ鼻くそ」とか「同族嫌悪」といった言葉が頭をよぎる。
宅八郎との闘いは大変面白い。百戦錬磨の著者を胃潰瘍に追い込んだオタク粘着恐るべし。自分が巻き込まれたらと思うと、ぞっとするけど。
偏っているように見えながら、実はシーソーの両端を物凄い勢いで往復して決して危ない場所に足をつけないような奇妙にバランス感覚のある雑誌だったんだなと思った。それを25年も続けてきたんだから、岡留安則という人は、やっぱりタダモノじゃないんだろう。
購入ガイド
ISBN4-08-720275-5
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ついうっかり「プチブライスの服の型紙が……」という一言にのせられて、『KERAマニアックス vol.6』[→amazon] というムックを購入。
さらにもう一体のプチブライスを買ってしまいました。
今度買ったのは『プチブライス パピーオンアデート KPBL-08』。デートに出かける子犬娘。
で、早速改造して付け睫毛をつけたり、新しいドレスを作ったりしているのです。
楽しいです、とても。
人形の話題で盛り上がっている某所で大受けだったのが、【zunko's room】の【ベッツィーの部屋】というコーナーの「ベッツィーのホビット化計画」。
ベッツィーという人形シリーズ(ブライスとちがって赤ちゃんぽくて可愛い)で指輪物語を再現しようという企画です。アラゴルンやガラドリエル様はバービーかなにかが演じてます。
人形マニアでない人でも楽しめるとおもうので、指輪好きは一度ご覧になってくださいませ。
いやー、人形って奥が深い……。
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人形改造計画のブログを開設した【うさぎ屋】さんの真似をして私もブログを開設しようと思った。
先ず借りたのが【gooブログ】。
可愛いテンプレートがあったので、ついつい勢いで。
でもよく規約を読んでみたら、無料版はアフィリエイト不可の上にテンプレートのカスタマイズもできない。(借りる前によく調べろ>自分)
amazonの写真を載せられないのは不便だなーってことで、人形日記にするのは止めて、はてなダイアリーに載せていた写真を移し変えて、アルバムとして使うことにした。
[エレホン写真館]
テンプレートは可愛いいし、機能もシンプルでとても使いやすいけれど、テンプレートのカスタマイズとアフィリエイトが出来ないのが難。(有料版にすればどちらもOK)
ちょっとブログを使ってみたいという初心者には割とおすすめ。
やっぱりちゃんと事前調査しなくてはと、【まあ待て、ブログを借りる前にここを読め。】を読んで、アフィリエイト可のブログを探したところ、私が使っているプロバイダBIGLOBEに【ウェブリブログ】というのがあるのを発見。会員だからスタンダードコースが使える。
ということで、早速開設。
が、しかし……。だめだこりゃ。
先ずテンプレートがイマイチ。普通のMTテンプレートとは違い、トラックバック記入スペースだの関連テーマだのサークルへのリンクだの、欲しくもないものばかりが大きく表示されている。コメントやトラックバックを制限することは出来ないらしいので、仕方ないのでCSSで消してみた。
新規記事を作成するのに、いちいちログイン画面でログインしなくちゃいけないのも面倒。
gooブログには、ブログに編集管理用画面へのリンクが表示されていて、更新がとても楽。ちょっとした差のように見えて、使い勝手に大きな差が出る。
本文記入ページとその他の設定が別にあるものだから、クリック1回では登録できない。記事一覧から本文修正するまでにも2クリック必要。しかも1記事ごとにデザインやコメント/トラックバック拒否の指定をしなくちゃならない。
あまりに操作性が悪いので、うんざりして使うのは止めた。
仕方ないので、別のところを探す。
【FC2】と【AutoPage】は、すでに別の用途で使っているので使えない。
同じサービスからブログを二つ借りると、管理が大変なのはココログで体験済み。
【JUGEM】がいいんじゃないかと思ったが、容量が30Mらしい。
まあ、人形日記なら充分足りるんだけど、これ以上管理するIDを増やすのも面倒だなぁと思い、【はてなグループ】でやってみることにした。
ブライス、人形などのキーワードで検索してみたが、いくつか出てきたグループは個人用か休眠中のようなので、自分でグループを作ることにする。ちゃんとした名前だとまじめにやっているブライス愛好家に悪いので、【puti-blytheグループ】というバチモノ感ありありの名前で登録。
テンプレートを少し弄くる。
はてなフォトライフは容量いっぱいなので、裏技として無駄に容量のあるウェブリブログから写真だけを引っ張ってこようと思ったのだが、うまくいかなかった!
朝テストしたときは出来たので、その後規制されたんじゃないかと思う。がっくり……。
まあ、著作権の問題があるから規制したほうがいいとは思う。私が管理者なら、アクセスログを見て規制する。
というわけで、画像の保管場所の問題があるので、はてなグループも使えなさそう。
仕方ないので、はてなグループではamazon.co.jpで手に入るプチブライスのリストを作成することにした。
どうしようかなーと思っていたら、アクセス解析を借りている【忍.jp】からのメールで、【忍者ブログ】というものがあるのを知る。
試しに借りてみたところでは、使い勝手は悪くなさそう。【gooブログ】と同じような感じ。
ただしテンプレートがダメ。プロのデザイナーが作ったものはほとんどないみたい。もっともデザイン面の弱さは自覚しているようで、他社のデザインを流用できたり、カスタマイズ用のツールが用意されている。CSSだけでなくHTMLも弄れるので、自分でどんどんカスタマイズしたい人には向いているかも。
というわけで、げしげしとテンプレートをカスタマイズ。
Firefoxの拡張機能のひとつ【Web Developer】がとても役に立った。入れといてよかった。
ようやく人形日記を開始。
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ブログをいくつも借りているうちに、わけがわからなくなったので、まとめておきます。
●レンタルサーバー
●プロバイダ会員用ホームページサービス
●無料ホームページ
●ブログ&レンタル日記
ローカルにバックアップが残らないのは不安なので、データが消えてもいい日記か本家下書き用か保存用としてしか使っていません。
サーバー&ブログ・日記以外のサービス
●掲示板
●カウンタ&アクセス解析
●メールサービス
●承認用
●ブックマーク
●アンテナ&RSSリーダー
ローカルでのRSSリーダーは未だに使いこなせず。
●その他
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あまりにもアカウントが多すぎて、なにがなにやら分からなくなったので、フリーのアカウント管理ソフト【ID Manager】を導入することにしました。
一見とっつきにくい画面ですが、マニュアルを見ながら使ってみたら、結構使いやすかったです。
Firefoxで一括貼り付けができるかどうかは、まだ分からないんですが、普段はブラウザのパスワード管理を使っているので、別に一括貼り付けできなくてもOK。
大森望『特盛! SF翻訳講座』(研究社 ,2006年3月,1890円, 4-327-37696-5)読了……したのは随分と前。
掲載されているおすすめ本のリストを作ってからと思っていたら、3月が終わってしまった。
『『現代SF 1500冊』[→感想]は、SFファンダムの内輪話が多かった上に書評だから対象となっている本まで読まないと読了した気分になれなかったのに対し、こちらは読み物として楽しめました。
中身は大森さんがSF翻訳家になるまでの話と業界の話と翻訳に役立つ本の紹介と若干の翻訳のウラワザ集。漢字の開き方や代名詞の訳し方、会話文の改行の仕方なんていうのは覚えておくと役に立つかも。
若い翻訳家が出てこないとお嘆き(?)のようですが、そりゃこれだけ翻訳SFが出てたら、わざわざ自分で訳そうなんて気にはなれないんじゃないかな。
満腹だと人間動かないよね。翻訳SFに飢えてたら、自分で読むか訳すかするんじゃない?
でも翻訳書を出さないと翻訳者の皆さんが生活に困るでしょうから、なかなか翻訳が出ないであろう本を原書で読める人たちで話題にして盛り上がり、食いつかせるという手がいいんじゃないでしょうかね。
あとは1巻だけ出して、続きださないとか。……早川が昔からやっているけど。ある程度は効果あるかも。私はそれで、『デューン 砂漠の神皇帝』とマカヴォイのナズュレットの書の3巻目を読みましたからね。
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4-327-37696-5
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有里 (Alisato Akemi)