Alisato's 本買い日誌

イネ科アレルギーが発火してるせいか、朝食のタケノコ煮でじんましん。レスタミン飲んだからすぐ治まるとは思うけど、今度は朝から爆睡する可能性が。
だめだ、レスタミン飲んだら眠くなってバランスボールに座っていられない。寝る。

……

レスタミンの副作用で4時間が「なかったこと」になってしまったなぁ。じんましんは治まったし、頭すっきりしたから、まあいいか。

雨が止んだので買物にいかねばならないが、アレルギー的に安全なものにしておいたほうがいいなぁ。白身の魚や貝はやめておく。長芋とたけのこもだめか。鮭なら大丈夫だけど、塩鮭を義母からもらってしまったので、重なっちゃうしなぁ。肉でパンに合うもの。

パンに合うおかずを検索していたら、新じゃがと鶏肉の香草焼きというのがヒットした。ああ、これは美味しそうだ。庭にあったローズマリーは大きくなりすぎて撤去されてしまったので、使うなら乾燥物を買わないと。そして雨は止んだわけじゃなくて小雨になっただけだった。

そして寒いのでフリースを引っ張り出して着ている。今年はフリースをなかなかしまえない。ひょっとして7月まで必要かも？

海野 つなみ『小煌女 1 (KISSコミックス)』（講談社KISSコミックス ,2010-04-13,440円, ISBN978-406340797-6）読了。
本屋で目が合ってしまったので購入。

『小公女』を下敷きにした古風なSF風。読み終えたとたん 第弐齋藤さんの書評がTLに上がった。これ以上付け加えることがないような的確な評。

SF『小公女』。SFといっても、ゆるく「身分」や「階級」つまりドラマを生み出すための方便。時代物の味わい。4話、5話いい。
http://twitter.com/STO_002/status/13734305591

設定は高殿円『カーリー』に似てるけれど、王女や主人公のメイドよりご学友の少女たちに焦点が当たってるのがポイント。這い上がろうと必死の中産階級の女の子が泣ける。表紙で百合を期待してたが、多分百合(「女の子同士」ではないという意味)じゃない。掲載誌『KISS』だし。おそらく王女さまは「王女さま」ではない。
4話と5話がよかった。ほんわかした話ではないので、SFのように距離感のあった設定のほうが安心して読める。特に4話なんて、現代日本を舞台にしたスクールカーストの話だったりしたら、怖くて読めなかったと思う

購入ガイド
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洗濯したらボロボロになってしまった、父のシャツを直した。
古くて布地が弱っていたせいで洗ったら襟元の部分がボロボロになってしまい、申し訳ないので新しいシャツを買おうといったら、柄が気に入ってるから継ぎを当ててでも着ると言い張るので、家に持ち帰ってきていたのだ。
私がバリ島で買ってきたお土産で気に入ってくれているのはありがたいんだけど、なにもそんなボロボロになるまで着なくても……。
一度ほどいて、布地が弱っている背ヨークと襟の部分を別布で切り替えるデザインにした。
手縫いで丸一日かけてなんとか完成。縫い目がガタガタだけど、普段着だし、柄があるからそんなに目立たない……はずだ。人間用のシャツは縫ったことなかったけど、人形服スキルが役にたちましたのことよ。

薔薇を見に旧古河庭園に行く気満々だったのだが、サイトをよく見たら春のバラフェスティバルは明日からだった。どうしようかな。まあ今日行ったほうが空いてるかも……といっているうちに、冷えのために急に腹痛が。
靴下はかなかったのが敗因か。お出かけは中止して、しまうはずだった湯タンポを抱えて布団の中へ。

しばらく眠って昼過ぎに起きた。寝不足とか気温の差とか体調不良とかいろいろ重なって胃腸に来たらしい。こんなときにために買い置きしたあるレトルトの白がゆを食べた。6月消費期限だから食べないと。白がゆうまうま。これも作り置きの茗荷味噌を薬味にしたら、今の私の身体が求めていた味だったらしく超おいしかった。

佐久間正英氏本人投稿による作品。

【ニコニコ動画】Luka - Fall

佐々木渉×浅井真紀 ロングインタビュー　初音ミク Appendに託された「ものづくりの心」
→ボカロで「自由」を手に入れた　佐久間正英が語る音楽の未来
→佐久間正英サイトと、たどって、ルカの『Fall』に惚れる。
ニコ動に転載されているというので見に行って、2時間前に ご本人によってUPされたばかりの『Luka - Fall』に遭遇。
……運命かもしれない。

音楽に疎くて佐久間正英氏がどういう人なのかほとんど知らないのだが、曲はとても気に入った。
環境音楽っぽいので、人間声よりボカロのほうが雑味が入らなくていいなと思う。
インタビューを読むとリスナーから直接反響があることをすごく喜んでいる。プロでもそうなのか……。

今日こそは旧古河庭園に行くと決意して出発。日は射しているけど寒いので4月ごろ服装で。
タンブラーに甘い紅茶を詰めて、チョコレートとクッキーを持ちました。

バラフェスティバルは始まったばかり。平日の昼間ということもあって、入園者はおばさん、おばあさん、おじいさん。今日もそれなりの人出。、バラ園は結構狭いので、もっと人が多くなったらどうなっちゃうんでしょう。
薔薇は咲き始めたところで品種によってはまだ蕾のものもありました。見頃は来週末ぐらいかも。
やはり石造りの館が素晴らしい。岩崎邸よりこちらのほうが好き。
お庭も素晴らしいです。薔薇園は思ったより狭かったけど、日本庭園が広くて素敵なのです。
お屋敷の中に入るのには、往復はがきでの申し込みが必要。急に思い立ったので間に合わず見学は断念しました。

食事するところはなくて、薔薇のアイスクリームなどを売ってる売店と、薔薇の紅茶を出すワゴン車がありました。
ベンチはそこそこありますが、人が多いのですぐに埋まってしまいます。お弁当を食べるとかは無理。
私は着いてすぐに、たまたま空いていたあずま屋のベンチで持参した紅茶とクッキーをいただけたのでラッキーでした。

【旧古河庭園｜公園へ行こう！】

昔は、今は裏門になっているところが正門で、馬車だと日本庭園の周囲をぐるっと回る馬車道を通って玄関に乗り付けるようになってたようです。徒歩だと日本庭園を抜けると木立の間から薔薇園へ登る階段とお館が現れる形になってます。

あのお館は誰が撮っても、それなりにサマになる。実にフォトジェニック。
茶室も素敵でした。裏千家の茶道教室が開かれているようです。裏手に掃除用のプラスチックの青いバケツが干してあったのは興ざめでしたけど……。

アルバム：2010_0514_旧古河庭園

大宮に戻ってジュンク堂で購入。

中山 星香『ロビン−風の都の師弟　2』
（ソフトバンククリエイティブ ,2010-05-13,600円, ISBN978-479735968-8）
4-7973-5968-4

『文藝別冊 萩尾望都---少女マンガの偉大なる母』
（河出書房新社 ,2010-05-14,1,200円, ISBN978-430997734-8）
4-309-97734-0

栗原 ちひろ『レッド・アドミラル 羅針盤は運命を示す』
（角川書店 角川ビーンズ文庫 ,2010-05-01,540円, ISBN978-404451414-3）
4-04-451414-3

木本 雅彦『星の舞台からみてる』
（早川書房 ハヤカワ文庫JA ,2010-05-10,819円, ISBN978-415030998-5）
4-15-030998-1

五代 ゆう『パラケルススの娘 7』
（メディアファクトリー MF文庫 ,2007-09,609円, ISBN978-484012045-6）
4-8401-2045-5

佐々木 禎子『オタクホスト桜木玲音の災難』（幻冬舎コミックス 幻狼FANTASIA NOVELS ,2009-07,945円, ISBN978-434481708-1）読了。

タイトル通り、オタクだけど顔がよくてホストをやっている青年が、同僚の客の失踪事件の調査を頼まれ、それがきっかけでストーカー事件に巻き込まれ、性格がいいものだから周りに人がわらわらと集まってきてなんだかよくわからないことになってしまう、ミステリー仕立てのコメディ。

オタクに好意的に描かれているけれど、本当にこんなに感じのいいオタクばかりかというと微妙な気持ちに。顔のいいオタクは間違いなく存在するが(でもアニオタ、フィギュアオタよりゲーム系に多い感じ)、こんなに精神的にバランスの取れたオタクがいるかっていうと……うーん。

購入ガイド
4-344-81708-7

西魚 リツコ『薬王樹の書−暁と黄昏の狭間 2』（徳間書店 ,2008-03,860円, ISBN978-419850779-4）読了。本当は読了したのは、ずいぶん前なんだけど。

魔術大国オラの学都へ送られたセフルは、いまだヘン＝ジャックの呪いに苦しんでいた。ギルダン・レイは、オラの皇子アシュラーフ・サンダーキニと幼いドムオイ王女の婚約を押し進めるカザン大使と対立し、オラの皇子暗殺未遂の容疑をかけられ、国を追われ、オラの氷原へと逃亡する。ヘン＝ジャックの脱獄に巻き込まれたセフルは生命魔術の神・薬王樹を祀るサンダーキニ家の当主とともに、薬王樹の森へ赴くことになる。

事件が起こりすぎるせいで、個々の登場人物を掘り下げる暇もなく、話が進んでいってしまう。その割に、主人公であるせフィルは影が薄いし。
表紙に出てるのがサンダーキニ家の当主様。薬王樹とサンダーキニ一族の関係は衝撃的。この人は魅力的な人物だったので、彼が徐々にセフルに心を開いていくところをもう少し丁寧に描いて欲しかった。

購入ガイド
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西魚 リツコ『角獣の書−暁と黄昏の狭間 3』（徳間書店 ,2008-04,860円, ISBN978-419850784-8）本当は読了したのは、ずいぶん前なんだけど。

リヴォ人ケリードとともに消息を絶ったギルダン・レイを探して、流しの鍛冶職人として単身オラから神獣の国アミランテへ向かったセフルは、囚われの身となってしまう。アミランテでは、若き王ナティックのもと、リヴォ軍の侵攻に対抗すべく、オラの援軍が布陣を構えつつあった。敵味方の陣営に別れ別れとなったセフルとギルダン・レイを巻き込み、オラ・リヴォ二大国の陸・水・空軍が生命魔術と耐魔術力による決戦の火花を散らす！

前巻で呪いを封じてもらったセフルだが、それが原因でアミランテでは「珍獣」としてアミランテの王妃に売られてしまう。アミランテ王はリヴォ軍に対抗すべく、神の力を使おうとする。

相変わらず主人公には過酷な運命が待っている。でも、ストーリーの繰り人形なのであまり感情移入もできず、「あーあー大変ですねぇ」としか思えなかったり。
登場人物が物語に奉仕するタイプの作品なので、登場人物の心情の描き方が浅かったり納得がいかなかったりすることが多い。アミランテの王妃なんてとても良いキャラなのに、心情が台詞だけで説明されちゃったりとかね。

なによりギルダン・レイがセフルに惹かれる理由がさっぱりわからんよ。王子の魂が半分入っているから？　だとしたら、セフルかわいそう。
まあ、最大の理由は「プロットでそう決まっているから」なんだろうけれど。

購入ガイド
4-19-850784-8

プログラムの移行リハーサルとかで、家人は休日出勤。今日は遅番なので徹夜だそうですよ。

薬でも盛られたかのように眠くて、家人を送り出してから二度寝。別にアレルギーの薬とか飲んでないし、一般人とは時間はずれてるけど6時間ぐらい寝てたはずなんだけどなぁ。金曜日に出かけた疲れが今頃でてきたのかしら。

暑いんだか寒いんだかよくわからないし、だるいし眠いし、胃腸は変だし、つまりこれはいつもの自律神経失調ということなんだろう。気温の差ありすぎ。

調子が悪いので、シナモンティーを飲もうと紅茶にスパイスを振り入れたらナツメグだった。蓋の色が同じなんだよね。でもシナモンとしょうがを加えたら、これはこれで結構な香りに。スパイスは複数合わせると単品よりもくせがやわらくようでなので、むしろ単品よりいいかも。

どうせならクローブとカルダモンも買っておけばよかったと思ったことです。でもあまり使わないからなー。

父が歩いていて急に足が止まらなくなり(加速歩行という)転倒したというので、様子を見に実家へ。父の「大丈夫」はまったく全然少しもあてにならないので。
パーキンソン病の疑いで、薬を飲み始めているか、まだ一ヶ月なので効果が現れていないようだ。薬が効いて少しは症状が改善するといいのだが。

電車内で『星の舞台でみてる』を読む。

実家についてからは片付け。やってもやっても終わらない。
雨が降っているので洗濯ができない。

木本 雅彦『星の舞台からみてる』（早川書房 ハヤカワ文庫JA ,2010-05-10,819円, ISBN978-415030998-5）読了。

面白かった。
ソーシャルハックのところが特に面白かったなぁ。スパイ大作戦みたいで。
「デキル女になりたいんですぅデキル男に憧れるんですぅ」という戯化されたヒロインにいらっとした。
ハッカー高校生は可愛い。
エージェントたちが可愛い。私にも一匹/一体ください。

これも『ワン・ゼロ』の子供たちのひとつかな。子供じゃなくて孫かも。

「顧客の死後にweb上の死亡告知やサービスの解約処理を代行する企業」というのは欲しいよね。切実に。

読んでて、なんかエヴァ入ってんなーと思ったけど、ひょっとしたらこれは「他人に信頼される道」を歩いた六分儀ゲンドウの物語なのかもしれないなと思った。

購入ガイド
4-15-030998-1

ひたすら片付けをしていた。ゲームする暇もなかった。