Alisato's 本買い日誌

土曜日休日出勤してほとんど終電で帰ってきた家人は今日も休日出勤。

新聞をほとんど読まず、古新聞の片付けが面倒なので、ついに購読中止を決意。購読中方法をネットで探す。
販売店に電話するのは気が重いので、FAXで連絡した上で、郵便ポストにも購読中止の張り紙を貼っておくことにした。ちなみに1995年に1年分を契約し以後は勝手に自動継続。

冲方 丁『テスタメントシュピーゲル 1』（角川書店　角川スニーカー文庫 ,2009-11-28,880円, ISBN978-404472909-7）再読。

冒頭で、涼月ちゃんが吹雪と××しようとしている衝撃的シーンから始まる。

ああ、こういう風につながるのかと再読して納得。1度読んだだけでは掴みきれない。
いままで出されいた伏線がつながったり、ひっくり返されたり。
『スプライトシューシュピーゲル 4』で示された若い世代へ希望を「託す」というテーマは続行中。
ヴィエナ・タワーの崩壊に何度も言及するところに、9・11のあのイメージをテロとは逆方向のシンボルにしようとする作家の意志を感じる。

1巻はオイレン視点だから、2巻はスプライト視点かな。
ラスト付近の詰め込みっぷりと説明不足は、スプライト視点で描かれる2巻を待ってってことなんでしょうなぁ。

オイレンの特甲児童は親が生きているけれど、スプライト側は皆孤児だということに気づいた。例外は水無月か。

『スプライトシュピーゲル』に大人サイドの描写が多いのはそのせいもあるのかな。スプライトの特甲児童の親たちって皆酷いんだよね。あ、乙の親は違うか。でも子供にしてみれば、自分を残して死んじゃう親は酷い親。
鳳の親は裕福なドイツ民族主義者で、鳳が遺伝病をかかえていたせい(？)で職を追われ、カルト教団に入信し爆発で集団自決したとスプライト1巻の107 ページあたりにあります。テスタメントに出てくる9人の少女もその教団の関係者。

一方のオイレン側は陽炎は母のみ健在。夕霧は父親不明、母も行方不明。涼月と吹雪の両親が健在というのは、実は結構重要なポイントなのかもしれませんね。闇に引きずり込まれるトリガーが少ないってことだし。

オイレン側は親を許し和解する余地があるけれど、スプライト側はどうだろう？

人々の幸せを願い、信じ、だからこそ笑って自ら最も過酷な状況に身を投じていた夕霧ちゃんが絶望の淵に沈んだ。どうか彼女にも本物の幸せが訪れますように。

購入ガイド
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実はさむくてねむくて爆睡してしまい、さっき起きたところなのだ……。いろいろ情緒不安定なので眠って回復。眠る暇があるというのは、よいことなんだが……。

TVで見た、固くなったお饅頭の食べ方を試した。オーブントースターで焼いて、割ってお椀に入れて、お湯をかける。皮がふわふわのとろみになって、即席しるこ風。最初聞いたときにはげげっと思ったけど、美味しかった。お饅頭はあまり好きじゃないんで、次もこうやって食べよう。

片付けいろいろ。古いカーテンとかタオルとかゴミ袋５こ分。わたしの古い服もどうにかしたい。

実家の台所を片付けていたら、前世紀製造のパスタが出てきたでござる。５年前に全部捨てたと思ってたのにな。
夫は今日も休日出勤。

実家で不用品をばっさばっさとゴミ袋に入れ、使えそうなものをいくつかもらってきた。が、そうすると今度は我が家の収納がオーバーフローするので、不用品を捨てねばならないことに。人の物は思い入れがないからどんどん捨てられるけれど、自分の物は思い切りが難しい。

ファスナーの上がらない服なんてのはさっさと捨てるべきなんだよ。わかってるんだ。うん。わかってるんだけどさぁ……。もったいなくてほとんど袖を通さないうちに着れなくなるなんて……。

布張り封筒を作成。茶封筒を包むように綿のプリント布を両面テープで貼り付けた。お金のはいった袋ごと持ち歩いてレジの前でごそごそやるので、きれいで丈夫な封筒が欲しいなと試作してみたら、なかなか可愛くできたので量産中。

ネットスターのＨＰが3月31日で消滅するというので、慌てて2月号の反省会を見た。 Twitterの話題などが出て、いままでで一番面白かった。

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ねとすたシリアス 第２回　pixivのタグによる一覧表示の「残酷さ」とアメリカで見たムンクの展覧会の話題など。フラットに並べて比較することで自ずと凡庸さが明らかになってしまうことを「残酷」といっているのか。まあ、確かに。

ねとすたシリアス 第２回 中篇その１

ローン繰上返済のための書類発送。
手続きは書類が届いてからだそうなので、4月5日ぐらいかな。
あ、コンビニでニンテンドーポイントを買ってくるのを忘れた。Amazonで買うかなぁ。

ご近所の本屋にいったら、ラノベ棚が角川系に占拠されていたでござる。コバルト文庫がカケラもなかった。ひえーーーー。まあ、発売日には、コバルト文庫も新刊だけは並ぶような気がするけど。角川系だけにすると、何か本屋さんにメリットがあるのだろうなぁ。

『彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女』『日本辺境論』を買った。『日本辺境論』なんて売れてんだから、私が読まなくてもいいようなもんですが、ま、本屋さんと内田せんせへの応援料ということで。

内田 樹『日本辺境論』
（新潮新書 ,2009-11,777円, ISBN978-410610336-0）
4-10-610336-2

雪乃 紗衣『彩雲国物語 蒼き迷宮の巫女』
（角川書店角川ビーンズ文庫 ,2010-03-31,500円, ISBN978-404449920-4）
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