Alisato's 本買い日誌

2008年 12月 上旬

更新日: 2009/05/18

2008年 [ 01| 02| 03| 04| 05| 06| 07| 08| 09| 10| 11| 12]
2009年 [ 01| 02| 03| 04| 05| 06| 07| 08| 09| 10| 11| 12]
1997年〜1999年2000年2001年2002年2003年2004年2005年2006年2007年

2008年12月 ( 上旬 / 中旬 / 下旬 )[前月] [次月]
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

Topics[話題月別][話題一覧]

12/01(月)
12/05(金)
12/10(水)

読了本[読了月別]

12/05 (金)

[Top]


2008.12.1 (月)

[out] 人間ドック

(2008/12/01)

人間ドックでした。とりあえず今日出た判定では問題なし。

私は体重が前年とほとんど変わらず(正確には0.5kg減った)、夫も体重が減っていました。
当然メタボなし。

<来年のためのメモ>
6:31発で7:55着
化粧品と着替えも持っていくこと

[Top]

2008.12.5 (金)

[diary] 掃除予定

(2008/12/05)

11月からぽちぽちと部分的に中掃除をしています。
おとといはダイニングの半分。昨日は寝室を掃除しようとして寝具の洗濯だけで力尽きました。
今日はリビングの1/4(壁ごとにパーツ分けしているのでw)

  • 冷蔵庫周り
  • 玄関
  • 寝室
  • 窓一階
  • 窓二階

[せ]妹尾ゆふ子『翼の帰る処 下』,ISBN978-434481493-6

(2008/12/05)

妹尾ゆふ子『翼の帰る処 下』(幻冬舎コミックス 幻狼FANTASIA NOVELS ,2008年11月,945円, ISBN978-434481493-6)読了。
前の巻に対するミーハーな感想は、2008/11/15

amazonへ

療養を名目に皇女から帝国主都での情報収集を命じられたヤエト。だが彼はそこで皇女に陰謀の魔の手が迫っていることを知る。皇女を救うべく、ヤエトは皇妹の護衛であったジェイサルドとともに北嶺へと向かう……。

皇女殿下と主人公の仲は進展したかしらと本を開いてみたら、いきなりヤエトが皇女から離れて南方に向かっていてびっくりですよ。
ゴタゴタはあっても基本的にのんびりしていた北嶺と違い、帝国主都に漂うのは陰謀の気配。そして事件は起こり、物語はダイナミックに展開します。まさかタイトルの示す意味がそういうことであったとは……。
今回はファンタジー度が低めかなと思ったらとんでもない、いかにも妹尾流の本格ファンタジーでありました。

虚弱な主人公は今回もコロコロと倒れつつも頑張ります。その主人公にほだされて、世話を焼く周りのおじさんたちがいい味だしてます。主人公プラス二人のおっさんの旅の会話がたいへんに楽しい。トリオ漫才?
小道具の使い方も印象的でした。角灯とか食べ物とか。

第三皇子のところにいた伝達官のおじさんも好きでした。……本当に残念です。
そして意外に世話焼きだった美老人のジェイサルドさんが素敵です。ヤエトに「名明し」のことを語っていますが、彼は誰かに名を明かされたのかもしれないと思いました。あの世界にはそれが出来そうな人外の存在が何人がうろうろしてますからね。黒い髪の詩人とか、少年の姿をした母殺しの神とか。

で、私が期待したロマンス度はといいますと……うーん……。なにしろ主人公が素晴らしく鈍感なので……。周りの人は全員分かっているし、皇女殿下だって思いっきり告ってるってのにねぇ。あそこまで鈍感だと、無意識のうちに「気がつかない」ようにしてるんじゃないかという気がしてきます。

続編があるそうですが、二人の関係がどうなるのかが気になります。
ただ皇女とヤエトの間にあるものは、単なるロマンスとは違う種類のもののような気がします。恋愛でなく友情でなく忠誠でなく、でもそれらを全て含む絆。「翼臣」という言葉を口にした皇女が求めるのは、そういったものだと思います。

下巻になってからはヤエトを慕う召使の少女なんてのも登場し、普通のライトノベルなら「これはハーレム化フラグか!?」と思うところですが、なにしろ妹尾ゆふ子の小説ですからねぇ……。

とても楽しめた作品なので、早く続きが読みたいです。作者の妹尾さん、編集の内田さん、がんばって早く出してくださいね!!

作者による紹介ページ

作者BLOG(感想Trackback募集中)
積読山脈造山中: 翼の帰る処(下)

購入ガイド
4-344-81493-2

[は] 林亮介『迷宮街クロニクル1  生還まで何マイル?』,ISBN978-479735062-3

(2008/12/05)

林亮介『迷宮街クロニクル1  生還まで何マイル?』(ソフトバンククリエイティブ GA文庫180  ,2008年11月,630円, ISBN978-479735062-3)読了。

amazonへ

大地震をきっかけに京都の街中に突然怪物たちが湧き出てくる迷宮が出現した。自衛隊でも歯が立たないその迷宮に、政府は適性のある一般の志願者を送り込み探索させることにした。死亡率は14%。だが、怪物を倒して体の一部を持ち帰れば、莫大な利益を得ることもできる。京都・迷宮街に集まった探索者たちと彼らの周りの人々を描く群像劇。

かつて、はてなダイアリーで連載されていたWeb小説「和風Wizardry純情派」(跡地)の商業版。同人誌版よりもかなり加筆修正されているようです。というわけで同人誌版持っている人も「買い」ですよ。
Web版のタイトルでも分かる通り、そもそも『Wizardry』の設定を下敷きにした話なので、『Wizardry』『モンスターハンター』が好きな人なら楽しめるのではないかと思います。

加筆されたプロローグを読んで「ああ、プロの文章になったなぁ」と思いました。するする読めます。ひっかからない。
そしてそのプロローグでちょっとだけ泣きました。

 美濃部が本当に死んだのは、腰にツメを突き立てられてから約五分後、仲間が美濃部を死んだと判断してから二分と三十秒後のことだった。

購入ガイド
4-7973-5062-8

[お] おがきちか『Landreaall 13』,ISBN978-475805375

(2008/12/05)

おがきちか『Landreaall 13』(一迅社 Zeroーsum comics ,2008年11月,580円, ISBN978-475805375-4)読了。

amazonへ

学園の寮をモンスターの大群が襲ってくる中、学生たちは自警団を組織し、必死で身を守ろうとする。兄の代わりにと自警団に加わったイオンは、そこで兄が背負っているものの重さを知る。

出てくるモンスターはマキャフリィのパーンの竜騎士に出てくるアレを思わせますね。きっと作者はマキャフリィも好きなんだろうなぁ。

ボロボロになりながら使命を果たそうとする「天恵」持ちの学生たち、騎士見習いたち、皆を守るために非情に命令を下すしかないティティ(とその妹)。『Landreaall』は、ノブレス・オブリージュについての話なんだなというのがよくわかるエピソードでした。
学生たちが国の中枢を担う時には、何かが変わっているといいですね。

おがきちかは、本当に伏線の張り方がうまいよなぁ。あの宝石がこう効いてくるとは。
DXが教官から教わった「騎士の剣」の伏線もリドのときに生きましたしね。今度の天馬のエピソードもそのうち何かあるに違いない。

購入ガイド
4-7580-5375-8

[Top]

2008.12.10 (水)

[diary] 年末作業

(2008/12/10)

寝室のたんすの上の掃除とか鏡台のカバーを作り直したりとか冷蔵庫の中を掃除したりとか。
冷蔵庫は割りと最近掃除したことがあったらしく(覚えてないけど)、怖いものは出てきませんでした。
1本だけ賞味期限切れのチューハイがあって、まずそうだから捨てました。

今日はあったかいらしいから窓の外側でも拭きましょうか。我が家は二重サッシなので、掃除の手間が二倍なんです。

年賀状はねー、気が重いなー。退職した人や喪中の人がいるので、枚数が決定しません。
家人は会社の人とは年始で会うんだから送らなくてもいいんじゃないかと言い出しますし。
まあ、それでもいいんだけどね。
年賀状が途切れると住所と電話番号が分からなくなって、それっきりなのでねー。
昔、一緒に仕事をしていた女の子とは今でも細々と年賀状のやりとりしてますよ。多分もう会わないだろうというのはお互いに分かっているんだけど。

ああ、古新聞がたまっているので、それを先に片付けないと。

[diary] 自家製ミカン

(2008/12/10)

夫の実家の裏庭から移植したミカンが実をつけました。
日当たり良好なのがよかったようです。
おおぶりなのを18個ほど収穫しましたが、まだ20個ぐらいはあります。
青いところあるうちに収穫して追熟させるときれいなミカン色になります。ただワックスかけてないので(ワックスはつやだしというより乾燥防止のためにかけるというのを理解した)、皮がしぼんできちゃいますけど。
酸味があって美味しいのですが、たべきれないのでジュースにします。2個で150ccぐらい。

考えてみたら無農薬でノーワックスなんだから、皮でマーマレイドができますね。

[Top]

Ganerated by nDiary version 0.9.4

本日のリンク元

[Home] [日記目次] [当ページ雛形(nDiary用)原稿]

有里 (Alisato Akemi)
http://alisato.web2.jp/diary/

readme!