更新日: 2017/04/03
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今はカドカワノベルズをチェックしているのですが、ふとノベルスと劇画との関連性みたいなのは誰か研究してるのかなと、検索してみるなど。
羽山信樹、船戸与一、矢作俊彦は劇画原作者だったり劇画描いてたり。
山森宙史「「コミックス」としてのマンガの誕生 1960−70年代における劇画を取り巻く出版状況の変容から」というちょっと面白そうな論文PDF発見。
[研究発表論文集(2011年度秋季): 日本マス・コミュニケーション学会「研究発表論文集」]内
2011秋マスコミ学会研究発表論文(山森宙史).pdf
日本マス・コミュニケーション学会のサイトには、他に「日本のアニメ作品における妖怪文化の影響について(謝)」とか「1970年代の雑誌『明星』における「ヤング」読者共同体の形成ー読者ページ「ハローキャンパス」の事例分析からー(田島)」なんて論文も。
[研究発表論文集(2012年度春季): 日本マス・コミュニケーション学会「研究発表論文集」]
ザ・スニーカー1995年10/5号を見ていたら、小説コンテスト第11回の佳作に上遠野浩平の名前を発見。他には斎木晴子や梅津裕一の名前も。誌上トライアルにはさくまゆうこ、谷山由紀の名前あり。
1996年ごろの『ザ・スニーカー』の紙面を見てて思ったのは、なんか『Cobalt』っぽいでした。93年ごろはアニメ雑誌っぽいんですが、イラストレーターが変わったせいなのかな。第四回スニーカー大賞からは、コバルトと同じく読者賞を作ったみたいですが、これは男子向けとしては多分失敗。
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ようやくゴーヤのグリーンカーテンその2を撤去。
午前中マスクなしでちょっと外にいただけで、クシャミが止まらなくなったので、薬飲んでマスクして帽子かぶって完全防備で作業。枯れた葉が粉になって降ってきたので、完全防備で正解だった。
家人がブルーレイディスクプレイヤーDMR-BWT520を突然買ってきた。2台目。
今あるのだけじゃ録画しきれないからだそうな。自分のお金でやってることなので勝手にさせる。他にも機器がいろいろあるので接続が凄いことに。セレクターやリモコンがいっぱいあって、わけわからん。
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なんとかまとまったので、放出。
[カドカワノベルズ の一覧]
いろいろ作りましたが、登場順の著者名リストが一番わかりやすいと思われ。
カドカワノベルズは1981年刊行でノベルズとしては後発。その後、講談社、中公も追随。森村誠一、赤川次郎の推理サスペンス物のほか、栗本薫、笠井潔、永井泰宇らの伝奇SF物を投入。永井豪の挿絵をつけるなど、ビジュアル面から若者にアピールする作戦もあったようです。
ただ、栗本薫、永井泰宇作品ともにノベルズの特色であるエロスとバイオレンス描写があって未成年向きとは言いがたい(でも読んでたと思う)。
1984年の富野由悠季『リーンの翼』藤川桂介『宇宙皇子』の登場――正確には文庫化からの流入で若い読者が増えたのではなかと思われる。
『宇宙皇子』の文庫化は1986年1月。『魔界水滸伝』の文庫化が1986年9月。角川文庫のファンタジーフェアと同時期ですね。ただ、1986年のファンタジーフェアのラインナップには『宇宙皇子』も『魔界水滸伝』も入っていない。
カドカワノベルズが休刊するまで、角川スニーカー文庫(と前身の青版)とは関係はありそうに見えて、実はあんまりなくて、カドカワノベルズからスニーカー文庫になったのは1986年の『リーンの翼』のみ。あとは1997年6月に高千穂遙『神拳李酔竜』がスニーカーに入ったぐらい。
カドカワノベルズは1997年1月刊行分で休刊しますが、これは1997年4月にハルキ文庫が創刊されて、主要な作家作品がそちらに移動したからのようです。
で、『ザ・スニーカー』って雑誌がありましたよね。あれ、1997年まではスニーカー文庫の母体じゃなかったのです。どういう意味かというと、『ザ・スニーカー』で連載した作品はスニーカー文庫には入らなかったということです。なんだ、そりゃ?、と思うでしょ。私もびっくりした。
『ザ・スニーカー』に連載された作品のほとんどは、スニーカー文庫には入らず、新書ハードカバーにまとめられました。具体的には前田珠子「堕神綺譚」、栗本薫「緑の戦士」、花田一二六の短篇集などです。
第一回スニーカー大賞金賞を受賞した冲方丁、七尾あきらの作品が新書ハードカバーで刊行されたのも、そういう流れのせいらしい。今でも新古書店でよく見かけるので、新書ハードカバーはそれなりに売れたようですが、ベテラン作家ならともかく新人作品をいきなりハードカバーってのは……ねぇ……。
電撃でも「クリス・クロス」「ブラックロッド」が新書ハードカバーで出てます。
電撃の『クリス・クロス―混沌の魔王』は1994年11月刊行。角川の新書ハードカバーより前。これは売れたのかも。『ブラックロッド』が1996年1月。ほかに競作集の『ドラゴン殺し』、荒俣宏『魔書アントライオン 』、飛火野耀『神様が降りてくる夏』 など。
電撃がいきなり『クリス・クロス』を新書ハードカバーで出した理由は不明ですが、有川浩作品をみてるとメディアワークスはハードカバー単行本でベストセラーを出すのが悲願だったみたいに思えます。昔は文庫だとどれだけ売れてもベストセラーにカウントされなかったですしね。
『ザ・スニーカー』1993年の掲載作品は、スニーカー文庫で刊行された作品の外伝が多い。神坂一『闇の運命を背負う者』は『ザ・スニーカー』連載でスニーカー文庫で刊行されている。1996年10月刊行。
あと、カドカワファンタジーについて。1991年10月にカドカワノベルズ内にできたレーベル内レーベル。『オーラバトラー戦記』や『宇宙皇子 妖夢編』『巡検使カルナー』などはシリーズの途中でいきなりカドカワファンタジーへ。角川ではよくあることw
カドカワノベルズの背のマークが四角い枠に鳳凰なのに対し、カドカワファンタジーはマークが丸枠に鳳凰。ほかにカドカワノベルズの装丁の特長だった赤い帯がなかったり。
『巡検使カルナー』には重版の際にカバー装丁が変わったものもある。角川ではよくあること。
togetterでもまとめました。
[カドカワノベルズとザ・スニーカー - Togetterまとめ]
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2chのログをつい読みふけってしまった。回答するひとたち凄いな〜。
【小説の題名・作者名がわからない★質問スレ2 | ログ速@ライトノベル 】
で、上記サイトに影響されてTwitterでずっと気になっているSF短編の題名についてつぶやいてみた。
1979年以前に文庫本に収録されていた短編SF。人物名はカタカナ。ある星に着陸した宇宙船、乗員が一人多くなる。同じ顔も知らない顔もいない。疑心暗鬼にかられる乗員たち。一人が光線銃で倒される。そいつが偽者だったのだ。安堵する乗員たち。だが、まだ一人多いというオチ。
海外作家だったと思うんだけど、立ち読みだったので定かではない。なんか小松左京にこんな短編あるらしいんだけど……。
小松左京『鏡の中の世界』(角川文庫,1978年)に収録されている「十一人」だという回答があり、後日図書館で読んでみたら、まさしくそれでした。
ずっと海外作家の作品だと思ってました。
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お昼にうどんを作ってたべたら、暑くて汗をかき、シャツが冷たくなって気持ち悪いので着替えた。洗濯物が増えた。温かいものを食べたのに、風邪引く可能性が高まるとか……。
祥伝社ノン・ノベルのデータ取得中。通番8と10のデータが見つからない。
高橋泰邦『サドン・デス』と加堂秀三『緋の禊』のはずなんだけど、どっちが8なのかが分からない。NDLの登録番号の若い方を8にしたけど。
ノン・ノベルは装丁を変えるときに発行年月を変えるのか、書店データと図書館データで発行年の食い違うものが多数出てきて頭を抱える。幸い通番がついているので、それをもとに発行年月を特定。図書館データだと発行年までしか掲載されてなくて、発行月を特定できないのか悔しい。実物見るしか……。
平井和正、森村誠一、半村良は公式サイトや公式ファンサイトの書誌データ整備がすごくて、そこからデータを引き出せました。笹沢佐保は公式サイトはあるんだけど、書誌データ的にはイマイチ。電子本が買えるのは良いんだけど、もうちょういデータ整備も頑張って欲しい……。
ノン・ノベルは「長編本格推理書下ろし」「長編新伝奇小説」「本格痛快ミステリー」「長編歴史スペクタクル」等々、ジャンルだか惹句だか分からないものが、タイトルデータにくっついているのも面白いなと思います。ノベルズはこれがついてるものが多い。
ノベルズの背表紙のタイトルに「長編超伝奇小説」等が入っているので、目録作る人としてはルールとして入れざるを得ないんでしょうね。しかし「超伝奇小説」ってなんだろう。最近の菊地秀行作品などに入っているんですけど。ちなみに上遠野浩平のは「新伝記小説」
「長編本格推理書下ろし」のような文言は面白いので、タイトル欄からは除いて、別項目で残そうかな。
ノン・ノベルの菊地秀行、夢枕獏作品には以前から「長編超伝奇小説」ってついてたよーとのコメントをいただきました。そうなのかー。ネット書店のデータで調べているので、データ取る人(というか機関というか)によって、タイトル欄に入れたり入れなかったりするのかもしれませんね。
うーむ、実物チェックしたいのだけれど、うちの菊地秀行作品は箱詰めにされて積まれているので、どこにあるのか分からない……。箱詰めした本人も「覚えてない」と……。だったら、ラベルつけとけよーと思うわけですががが。
おお、1987年の魔王伝の頃から「長編超伝記小説」だとAmazonの書影から判明。
魔王伝―魔界都市ブルース (3) (ノン・ノベル) 菊地 秀行
「超伝奇小説」は「ちょうでんきしょうせつ」ではなく「スーパーでんきしょうせつ」であることも判明。
祥伝社って無理やりなルビが多い気がする。「探偵(ターザン)はいま鉄板の上」「修羅(マフィア)の盃」「暴犬(あばれデカ)」「上海禁書(ノワール)」……無理だから、それ。
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明日は整体なので、リアル大型書店で本が買えますよっと。四六判『翼の帰る処』出てるかなぁ。あとは『銀の匙 5』と『黒執事』の新刊。あと何があったっけ。
「よちよち文藝部」も気になってたんだった。「同期生 「りぼん」が生んだ漫画家三人が語る45年」 (集英社新書)は、どうすっかね。Amazonの「この商品を買った人は……」はたまに眺めると楽しい。
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整体でした。担当の整体師さんが「11月になったら大掃除はじめちゃうんです。12月は忙しいから 」と言ってて、私もやらなくちゃと、エアコンフィルターを掃除した。食器棚の掃除もしたい。
整体師さんからは三年付き合った彼女と別れようと思ってるなんて話も聞かされたが(若い整体師さんが多いのでノリが美容室的なの)、反応の仕方に困った。ごめん、オバちゃん、三次元の恋バナには興味ないんだ。
いや、事件か超自然的なことがからんでないと、二次元ですら興味ないかも>恋愛話
リアル大型書店で四六判『翼の帰る処』購入。
妹尾 ゆふ子『翼の帰る処 (上)』
(幻冬舎 ,2012.10.31,1,296円, ISBN978-434482634-2)
4-344-82634-5
結構分厚い。文字も大きいのですがシニアな目にはこれぐらい大きい方がありがたいです。カバーもビラっと広げました。そしてお楽しみの書下ろし短編は……ルーギンのヴィダルサスーンこうげき! こうかはばつぐんだ!
……でしたw
先日の打ち合わせのときにU田さんが「ルーギンの髪ってヴィダルサスーンのCMみたいにこう振り返るとサラサラ?っ、と!」と表現していたのが忘れられないのですが、まさか翼本編で「ヴィダルサスーンのCMのように」と表現するわけにはいかず、いろいろ負けた気分である。
— うさぎ屋@妹尾ゆふ子 (@usagi_ya) 2012年4月10日
妹尾 ゆふ子『翼の帰る処 (下)』
(幻冬舎 ,2012.10.31,1,296円, ISBN978-43448263-2)
4344826353
枢 やな『黒執事 15』
(スクウェア・エニックス Gファンタジーコミックス,2012-10-27,607円, ISBN978-475753766-8)
4757537662
荒川 弘『銀の匙 5』
(小学館 少年サンデーコミックス ,2012-10-18,453円, ISBN978-409123886-3)
4091238866
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有里 (Alisato Akemi)