更新日: 2011/02/28
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実家に行って、老人ホーム入居申し込み書と診断書を受取り、ホームに提出してきました。
施設のケアマネさんと営業さんが父と面談して、その結果をもとに施設のスタッフと会議をして入居が決定するそうですが、そんなに問題はないかと思います。
横浜では雨に降られたけど埼玉の地面は乾いてるような。あんまり降らなかったのかな。
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大量のミニトマトとカラーピーマンがやってきたので、とりあえず、ミキサーにぶち込んで、ガスパチョを作ってみた。
投入したもの。ミニトマト3カップ分、きゅうり2本、ピーマン小4、赤ピーマン小1、黄ピーマン小1、カゴメトマトジュース1本、塩、酢漬けニンニク、オリーブオイル。
5カップ分のガスパチョ完成。ミニトマトだけだと味が薄いので、カゴメトマトジュースをいれたら、良い感じになりました。単に飲むだけならデルモンテ派ですが、料理にはカゴメですな。生ニンニクがなくて、ニンニク酢とニンニク酒のものを使ったので、ちょい風味が足りない。
ガスパチョは結構お腹にたまるな。ダイエット食にいいかもね。昼食はこれと、長門牧場のクリームチーズを塗ったフランスパン。
ナンシー スプリンガー『エノーラ・ホームズの事件簿 ワトスン博士と奇妙な花束』(小学館ルルル文庫 ,2009-03-04,580円, ISBN978-409452094-1)読了。
新聞広告でワトソン博士が失踪したことを知ったエノーラは美女に変身してワトソン博士の行方を追う。
このシリーズは、エノーラがいかにして自分を探す兄たちの捜索の目を逃れつつ事件を解決するかが読みどころ。その観点から見て、今回の解決方法は実にお見事でした。
今回の犯人像は今のミステリーとして見ると違和感がありますが、シャーロック・ホームズ物としては原典の雰囲気をよく伝えていると思いました。
購入ガイド
4-09-452094-5
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久生十蘭の少女小説「だいこん」が読みたいなーと検索かけたら、青空文庫には「キャラコさん」が入ってましたのことよ。「だいこん」は作業中らしい。
青空文庫のテキストをどうにかして、PSPで読めないものかと思って調べたら、T-Time5.5の書き出し機能を使えばなんとかなりそうだということが判明。
試しに、昔購入したイラスト入りT-Time本をPSP用に書き出してみた。テキストをjpgに変換して書き出すので、PSPでそれをスライドショー形式で見る。
おおおーーー、T-Timeすげーーー。これぞ私の求めていたものだ!
無料版は10ページしか書き出せないので、ライセンスキーを購入することに決定。ライセンスキーは1050円。
【T-Time】
青空文庫の久生十蘭の「キャラコさん」2話分をT-Time5.5でPSP用に書き出してみた。おおーーー、PSPは読書端末として、なかなか快適です。LボタンとRボタンでページ送り(ページというか画像だけど)できるのが使いやすい。寝っ転がっての操作も楽。
出来ればLボタンで次ページだと良かったんだけど、そこらへんは、まあ仕方ない。
htmlもtxttも縦書き表示できるので、bk1の特典ファイルなんかも変換してしまえばよいのだな。
T-Time5.5での変換は、表示→表示エリア→携帯ゲーム機(SONY PSP)、詳細→本文フォント→自動明朝体、本文サイズ→15 で書き出してます。15文字×18行。htmlのタイトルがフォルダ名になるので、タイトルに連番を入れておくと、PSPに移した時にソートされて便利。
青空文庫の久生十蘭の「キャラコさん」をPSPで読了。いやーん、面白いじゃん。
明るくて心優しく「質実剛健」を地でいく19歳の女の子を主人公にした小説だけど、実は中年男のドリーム小説だと思いました。だって、中年男が19歳のお嬢さんに親切にされたり、女学生と恋に落ちたり、19歳のお嬢さんに亡き妻の面影をみたりしちゃうんですぜ。
太平洋戦争直前の日本ですが、セレブな皆さんが高原のホテルで過ごしたり、別荘でスキーに興じたり、豊かだったんだなぁ……と。びっくりしたことに、自分のことを「ボク」と呼ぶ「ボク少女」も登場して、現代の日本に近いなぁと思いました。でも招集されたり、お国のために鉱山をさがす人も出てきます。
ちょっとおせっかいでもあるキャラコさんの魅力、文体、どう転がるかわからない小さな謎、描かれた戦前のプチセレブな皆さんの生活、どれも興味深い。ロマンスになりそうで、全然ならなかったりします。
印象としては、佐藤史生の七生子シリーズに似てるかも。佐藤史生さんは久生十蘭が好きで、私が十蘭の『だいこん』のことを知ったのも、『グレープフルーツ』誌に掲載された佐藤史生さんのエッセイでした。ひょっとしたら、七生子シリーズは十蘭の影響があるのかもなぁと思います。
購入ガイド
【青空文庫:キャラコさん 01 社交室】
【青空文庫:キャラコさん 02 雪の山小屋】
【青空文庫:キャラコさん 03 蘆と木笛】
【青空文庫:キャラコさん 04 女の手】
【青空文庫:キャラコさん 05 鴎】
【青空文庫:キャラコさん 06 ぬすびと】
【青空文庫:キャラコさん 07 海の刷画】
【青空文庫:キャラコさん 08 月光曲】
【青空文庫:キャラコさん 09 雁来紅の家】
【青空文庫:キャラコさん 10 馬と老人】
【青空文庫:キャラコさん 11 新しき出発】
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8月頭に見学に行って、口コミでの評判もよく、父本人も「感じのいいところだ」といっていたところに決まりました。介護付き老人ホームです。
一番面倒というか時間がかかったのは、健康診断書をもらうことだったかな。近くの診療所で血液検査とレントゲン撮影をやってもらったのですが、血液検査などは別の場所に分析を依頼しなくてはならないとかで、時間がかかりました。ちょうど診療所が夏休みにかかるところでもあったし。
8/12に入居申し込みをして、8/16に施設のケアマネさんとの面談があって、今日入居決定の電話がありました。
とりあえず2年の中期契約にして、居心地がよかったら長期契約に切り替える予定。
入居金200万、月々の費用が21万です。
日中は看護師さんが常駐してます。
ただ、施設内でのケアに重点をおいているので、提携先以外の病院への付き添いや、買物の付き添いは難しい(そこまで手が回らない)と言われました。
8/28に契約で、8/29に入居ということになりそうです。
今年の暑さがものすごくこたえているようで、早く入居して欲しかったので決まってほっとしています。
実家のほうはしばらく残しておく予定なのですが、今度は防犯面が心配で対策を考え中です。
外出自由なホームですし、実家からバスで15分ぐらいなので、本人は週に1回ぐらいは戻るつもりでいるようなのですが。
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電子本って漫画とNiftyのほん・まるしぇで購入した妹尾ゆふ子さんの作品ぐらいしか買ったことないよなぁと思いながらディレクトリを掘っていたら、図子慧『クルトフォルケンの神』のファイルが出てきてびっくり。ええー、いつ買ったんだ。多分パピレスをNifty経由で決済したんだと思う。
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青空文庫の久生十蘭『骨仏』『骨仏』『黒い手帳』『金狼』をPSPで読了。
PSPでテキストを読むのがすっかり気に入ってしまった。楽しい。
【青空文庫の芥川龍之介訳の『ケルトの薄明より』】 を読んでもっと読みたくなり、どっかにないかと本棚を漁っていたら、片山廣子『燈火節―随筆+小説集』があってびっくり。買ったのか>自分。そして、『 ケルト妖精物語』は見つかったが、『ケルトの薄明』はないようだ。
文庫で読むのはしんどいことも判明。PSPだとさくさく読めるのに文庫だとダメなのは、多分文字の大きさのせい。
久生十蘭『骨仏』(青空文庫)読了。
かつて友人の妻を寝とって今は死にかけてる男の所にその友人がやってきて、「ボーンチャイナに使う骨が足りなくてね」なんて話をする。凄いオチはなくて、割と投げっぱなし。十蘭は投げっぱなしで終わる作品が多いです。
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【青空文庫:骨仏】
久生十蘭『黒い手帳』(青空文庫)読了。
巨額の富を得る手段を記した黒い手帳の持ち主の研究者とその手帳を狙う若い夫婦の間で起こった出来事を彼らと同じアパートに住む主人公が、「どうしてこうなった」と語る。広義のミステリー。主人公は傍観者ではない。
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【青空文庫:黒い手帳】
久生十蘭『金狼』(青空文庫) 読了。
とある酒場に遺産相続のことで集められた5人の男女。だが、酒場の店主が殺され、5人に容疑がかかる……。
登場人物たちは××とみせかけて実は○○、というのは嘘で……と、どんでん返りすぎて、わけがわからない。いや、最後にちゃんと説明してくれる人がいるから大丈夫ですが。この先どうなるのかという興味でぐいぐい読めますが、謎解きのカタルシスとかないです。タイトルの『金狼』の意味が不明。
なんだか栗本薫の小説を読んでる気分になりました。たしか栗本薫は十蘭ファン。『魔都』というタイトルの作品も書いていることだし。
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【青空文庫:金狼】
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有里 (Alisato Akemi)