更新日: 2009/05/18
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土日は、ピアプロに上がっていたチューハイPが作った仮歌(人間が歌っている)を耳こぴして、ミクたんに歌わせるという作業をやっていました。
なんとも言いがたい曲ができあがりました。
伴奏なんて作れないので、適当に音をずらして二重唱です。
中学校で習った音楽の知識しかない人間がやっているので、生暖かい気持ちで聞いていただきたく……。
【月の枷】
ラ行、タ行の舌足らずさをVELをめいっぱいあげて回避しているんですが、他にやり方があるのかな。あと、ときどき「ふ」の音が「く」に聴こえるのはどうにかならないものか。
次は、アメイジング・グレースを歌わせて、キオ式で動画を作る予定です。
まずはミクたんにお歌を歌わせないと。
チューハイPに教えてもらったサウンド編集ソフト。チューハイPいわく「ボカロのど飴」。確かに効果絶大でした。
いままで【Audacity】を使ってミクのwavファイルの編集をしていたのですが、シロートなのでどこをどう弄くればいいのか分からない。
SoundEngineには効果のテンプレートがついているので、とても楽。もっとも、どういう順序で効果をかけたか分かんなくなって、同じ音が再現できなかったりするのですが……。
処理手順はメモしておいたほうがいいのかなー。
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寒いと思ったらこっちでも雪振ってきた。
ミクたんに「アメイジンググレイス」を歌わせようとして難航中。
さいしょの「ああめーーー」まではともかく、その後の「じいーーーぐれいす」がうまくいかない。
白鳥英美子のを聞いてみたら、すーごいゆっくり歌っている。うーん、最初のMIDIが早すぎたのか。テンポをゆっくりにするよりも、楽譜をひきのばしたほうがうまくいくような気がするな。
どうせアカペラだから伴奏のテンポにあわせる必要ないしね。
なぜ初音ミクのうたう「アメイジンググレイス」がないのか理由が分かった。難しすぎて、みんな挫折したんだ、きっと。
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昨夜から頭は痛かったのですが(寒さとパソやりすぎのせい、多分)明け方頭痛で目が覚めてしました。ズキンズキンという頭痛じゃなくて、わっかはめられているような鈍痛。まぶたをおさえると、すこし楽になる。タイレノールのんだら治まりましたが、ゆだんはきんもつ。
というわけで、朝ごはんつくって家人を送り出してから、また寝ました。
で、今おきたところ。調子はイマイチ。パソコン自重。
今日も寒いですなぁ。いつまでたっても美容院にいけない。
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半年ぶりに美容院で髪を切ってきました。
去年行こうと思っていたら、人間ドックでひっかかって精密検査やらなにやらでばたばたしていき損なっちゃったんで。
かなりカットしてもらって、さっぱり。厄を落とした気分です。
ちのミクたんは弱音ハクになりました……。
うまくいかねーーー。
「ああめーーじいいいぐれーす」は、「じ」と「す」を別トラックに移すことで良い感じになりましたが、そのあとを日本語で「われをもすくう」って歌わせようとしたら、うまくいかない。
日本語なのに! 音がばらばらで、いかにも合成声な感じになってしまいます。
それ以降はそれなりにうたってくれるのに!
どうすっかなー。
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John Newton作詞の賛美歌 Amazing grace を初音ミクにアカペラで歌わせてみました。
詞は自分で(ミクに歌わせやすいように)訳してみましたが、ところどころ「こぶち」がまわっちゃってる感じがしますね。PITはいじると大変なことになるので、PORで処理しているのですが。
【PIAPRO(ピアプロ)|音楽「AMAZING GRACE」】
Amazing grace
我をも救う やさしき響き
我は迷い見出され
光を見ん
その恵みは
怖れより我を放ち給う
現われし恵みの
尊さ知る
苦しみも誘惑も
過ぎ去りぬ
故郷と安らぎに
導びかれん
「アメージンググレイス」を発音させるのに、苦労しました。まだちょっと変。うまくいったとおもったのに、エフェクトかけたら妙になったけど、もういいや。
納得いかないので、これでPVは無理……。
次は萌え演歌を……と思ったのですが挫折。
英国balladをやろうかなとも思ってます。
竹内オサム『戦後マンガ50年史』
(筑摩書房 ちくまライブラリー101 ,1995年3月,1470円, ISBN4-480-05201-1)
4-480-05201-1
夏目房之介/宮本大人『マンガの居場所』
(NTT出版 ,2003年4月,1680円, ISBN4-7571-5039-3)
4-7571-5039-3
藤本由香里/村上知彦/夢枕獏『達人が選ぶ女性のためのまんが文庫100』
(白泉社 白泉社文庫ふ−1−1 ,2004年9月,680円, ISBN4-592-88340-3)
4-592-88340-3
外園昌也『ラグナ戦記』
(白泉社 少年ジェッツ コミックス ,1985年8月,816円, ISBN4-592-13060-X)
4-592-13060-X
外園昌也『雨の法則』
(白泉社 少年ジェッツ コミックス ,1986年8月,714円, ISBN4-592-13094-4)
4-592-13094-4
外園昌也『青の時代』
(白泉社 ジェッツ コミックス ,1990年9月,714円, ISBN4-592-13075-8)
4-592-13075-8
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うちのミクたんの調教はひとまず置いておいて、他人様のミクさんの曲と他人様の絵をあわせてファンタジックなPVを作りました。だって、自分が見たかったから!
曲を聴いたときに浮かんだ脳内イメージが再現されて嬉しいです。
もとの祝詞の歌詞には意味はないそうなんですが、実はすごく訛った言語だったという前提のもとに、無理やり「訳」をつけてみました。早い話がデタラメ訳です。
ミクのいる島には新月になると月の神様がふらっと降りてくるんです。で、ミク3姉妹が入り江でその神様と出会ってしまう。そんな感じの歌でございます。妄想炸裂!
終戦直後のファンタジー漫画の話についてのメモ。
少女マンガでの最古のものは、松下井知夫なんじゃないかという気がしています。
1947年に「悪魔ミゾレイと純ちゃん」というのを描いてます。悪魔に心臓を石にされて冷たい人間になってしまった友人を救うため、自分が犠牲になる女の子の話。4ページですけれど、しっかり正統派ファンタジー。
48年には、良家のお嬢さんが花売りの姉弟と一緒に銀の目の女王を探して異世界へ行く話を描いています。
ただ、これは大正モダニズムの延長線にある作品のような気がします。
「リボンの騎士」が画期的だったのは、ロマンスを取り入れたからだというのが、当時の雑誌を読んでいてわかりました。サザエさんみたいな漫画の中に突然ロマンチックラブを描いた作品が登場するんですから、そりゃ読者は熱狂するわ。
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私も少しだけ調査をお手伝いした「少女マンガパワー!展」がいよいよ開催されます。
【川崎・京都などで北米9都市を巡回した「少女マンガパワー!」展開催】
少女マンガパワー!
― つよく・やさしく・うつくしく ―
川崎市民ミュージアム
2008年2月16日(土)〜3月30日(日)
開館時間:午前9時30分〜午後5時(入場は午後4時30分まで)
チューハイPはピアプロでうぇぶたま用コラボ曲作成中
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Tam Lin のAバージョン(Robert Burns's version)を訳して、ミクさんに歌わせはじめたのはいいのですが、よくみたら40連以上ありますよー。midiが乗っているページには8連までしか載ってなかったので、短いバージョンのがあるのかと思ったら、単にカットされていただけでした。orz
とりあえず面白そうなところだけピックアップするかなぁ。
2連だけで疲れ果ててます。
でもってタム・リンのメロディってヘン。うちの音痴なミクたんが歌うとなおのことヘン。
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松下井知夫(まつした・いちお 一九一〇〜一九九〇)東京生。本名市郎。北澤楽天に師事し、三一年朝日新聞投稿漫画に入選しデビュー。
「ナマリン王城物語」(四三〜四五・朝日新聞社『週刊少國民』連載)
戦時下に手塚治虫が「夢中で読んだ」というファンタジー仕立ての物語漫画。
「悪魔ミゾレイと純ちゃん」(四七・『少女クラブ』)悪魔に心臓を石にされて冷たい人間になってしまった友人のため自分を犠牲にしようとする少女の話。
「銀目の女王さま」(四八・『少女クラブ』連載) 良家の少女が花売りの姉弟と一緒に銀の目の女王を探して異世界へ行く話
「クインモナの冒険」(五〇〜五一『女学生の友』)
町の有力者の娘で学園の人気者の女学生高智子モナミは、人々が自分を愛してくれているのは父の権力のせいではないかと疑っていた。「そうだ、そうだ」という悪魔のささやきがきこえるため、モナミはしあわせではなかった。ある夜、不思議な老人によろいをもらったモナミは、悪魔の正体のみえるリザの花を求め、クラスの友人によく似た従者を連れて桃色の太陽のかがやく国へ冒険の旅にでる。
最初に出会ったキュキュエ城のミエ姫は、クインモナの命を狙う悪魔の化身だった。
砂漠では、魔王に王女をさらわれたリベラン国の兵士と知り合い、姫を救うため魔王の城へと侵入する。魔王はクインモナと姫を連れて山へ立てこもるが、従者たちの働きでさそりの化身の魔王は死ぬ。
一行は桃色の太陽の国への地図をうけとるためリベラン国へと向かう。しかし地図は妖姫ミエに奪われてしまう。クインモナたちは自分たち化けたミエ姫の一味と戦い、もろもろの悪魔の所業は鏡に映った自分自身であることを知る。
不思議な老人は、モナにはもうリザの花は必要ないことをつげ、モナは鏡を通って自分の部屋へと戻る。
一応クインモナが主人公なのだが、主に活躍するのは従者二人である。
「シロちゃん冒険記」(五一・『少女クラブ』連載)
人語を解する猫のシロちゃんが、飼い主のおじょうさんが初夢に見た王子を探すため、隣のミケ、犬のクロたちと船旅に出る。無人島についた一行は、隠されたサファイア国の世継の首飾りをみつけるが、おじょうさんは王子と間違えられてサファイア国へと連れ去れてしまう。本物の王子と共にサファイア国へ乗り込んだ一行は、大臣の国王暗殺計画を暴く。おじょうさんは王子のさそいを断って自分の国へ戻ることを決め、サファイア国のサンタがカーテンをかぶせると、一行は学芸会の落ちた幕の下にいるのだった。
「人魚トトの冒険」(五三〜?・『女学生の友』連載) 海神の娘で人魚のトトは人間になって、お目付け役のタコと一緒に海を出て冒険に出かける。間違ったことをいうと、言葉があぶくになってしまうトトは、慣れぬ地上生活で騒動をおこしたり、詐欺の片棒をかつがされていた少女を助けたりする。クインモナの冒険と同じく主に活躍するのは、お目付け役のタコ人間である。
松下井知夫のファンタジーは、現実と異世界との行き来が「ナルニア」的で、裏庭から出て行ったらもう異世界でしたとか、雪をかぶってそこからでたら異世界でしたとか、カーテンが落ちてきたのでそこから這い出したら現実でしたという展開が多い。
ナルニアは1950年なので、松下のほうが先。何か元ネタがあるのか?
リトル・ニモとかそういう外国漫画の影響かしら? それともジョージ・マクドナルドとか?
唐突に異世界へいってしまうのが興味深い。
鏡の裏側をのぞいたらそこは現実でしたというのもあって、これはアリスかなという気はする。
「雪の女王」と「人魚姫」のモチーフが出てくるからとはアンデルセン童話から大きな影響を受けているのは間違いない。
いつものようにグリーン車でお弁当を食べて(レストランに入るより安上がりで時間の節約になる)、池袋から有楽町線で国会図書館へ。
最大の目的は『週刊小国民』に連載されている松下井知夫「ナマリン王城物語」を読むことでしたが、事前にネットで調べておいた請求記号を入力しても目録が出てこない。ヘンだと思ったらなんと、永田町にある国会図書館じゃなくて、上野にある国際子ども図書館の所蔵でした。
なんてこったい。上野にも行かねばならんのか。
気を取り直して、国会図書館にある本だけ閲覧申し込みをする。
『初版複刻日本名作漫画館. SF編 第1部』の「新バグダッドの盗賊」
長田ノオト『夜間閲覧室』
『ネムキ』2006年5月号〜2007年5月号
『月刊MOE 1999年4月号』 「特集 大正モダニズムの絵本作家たち」
長田ノオトのデビュー作判明 「永遠少女」(1986・近代映画者『プロムナイト No.1』)
『チキタ★GUGU』の最終回も読む。うーむ、この話をどうやってまとめればいいのだ?
人食いの人間と人食いの妖怪の話なんだが、妖怪はもとは人間だったと……。
凄い話には違いない。
ジョージ秋山『アシュラ』と関係あるんじゃないかという気がするんだが、読みたくないなぁ。
「特集 大正モダニズムの絵本作家たち」で、松下井知夫と大正モダニズムの関係が判明。
松下の師である北澤楽天は『子供之友』の絵画主任だったので、その関係で松下も大正モダニズムに連なる人と捉えていいのだと思う。
この特集で、古河文学館が『コドモノクニ』を所蔵していることを知る。近くだから今度行っててみる。
松下の没年も『人物物故者年表』で確認。
ここまで調べて上野へ移動。
BECK’S COFFEE SHOPのチーズフォンデュ風シチューは割と美味しかった。
松下の『はなまる姫』と『週刊小国民』に連載された「ナマリン王城物語」を読む。
『週刊小国民』は後の朝日中学生新聞……かな?
欠号が多かったが、だいたいの筋はわかった。
戦時中(昭和18年〜)と敗戦後の広告を含む雑誌の変わりっぷりが凄い。
ちなみに9月2日・9日合併号の巻頭は「終戦詔書」。
そんな中で「ナマリン王城物語」だけが、さほどトーンを変えずに淡々と連載されているのがなんとも。
『月刊現代 2004年1月号』には「大特集昭和漫画史の異能・異才」松下の記事もあり。
『西遊記』も作品のルーツであるようだ。なるほど。「クインモナの冒険」は西遊記で、クインモナは三蔵法師なんだな。そういうポジションだから、戦うのはもっぱら従者の役目になってしまうんだ。
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有里 (Alisato Akemi)