更新日: 2005/12/19
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うわー、なんでこんな本がっ!の第2弾。『ドーム郡ものがたり』と同じ本段から出てきたような気がする。
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【nDiary】のソースを読んだりしてるので、更新はお休み。
【tDiaryのテーマ集】がうらやましいので、何か作ってみようかと思ってみたり。
【はてなダイアリー】も面白そうですが、いまのところ自分のサイトで手一杯なので、βテスターは見送り。本稼働したら、過去日記の読書感想を移すというのも面白いかもしれない。
【はてなダイアリー日記】でのユーザーとの熱気あるやりとりと対応の早さは、10年ぐらい前のパソコン通信(それも草の根BBS)でのフリーソフトの作者とユーザーとのやり取りを思わせるものがありますね。
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津原 泰水監修『十二宮12幻想』(講談社 講談社文庫,2002.5,\629+税, ISBN4-06-273443-5)読了。
本の整理中に発掘した。男女各6人の小説家が、自分と同じ星座生まれの女性を一人称形式で描くという趣向の競作集。収録作は以下の通り。
男性作家と女性作家で、主人公の女性の描き方が分かれた感がある。総じて女性作家の描く女は強い。
洞窟に置き去りにされた女性のサバイバルを描く図子慧「アリアドネ」と、12月29日が誕生日の主人公と12月29日が命日の幽霊の掛け合いが笑える加門七海「二十九日のアパート」が面白かった。この2作のツボは、手を汚さずにハッピーエンドということで、そういうのを好むのが天秤座である。(←ワタクシ、天秤座です) 天秤座のストーリーを書いた我孫子センセイは女性に幻想持ちすぎだと思う。
小説界の実態を描く(??)問題作、島村洋子「スコーピオン」もメタな作りで面白かった。飯田雪子の作品はオチは早めに読めたけど、小道具の金魚の扱いがうまかった。津原泰水「玄い森の底から」は文体を愛でる作品かと。
解説は東雅夫「精華集か、競作集か――アンソロジー管見」。
購入ガイド
ISBN4-06-273443-5 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 【bk1(02172710)】
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今日は夫の誕生日。ついでにいうと結婚記念日。(誕生日なら忘れないだろうと、その日に結婚式をすることに決めたのです)
とりあえずケーキを買ってきました。
Topic用の雛型に<!--body-->のかわりに
<!--topic_sort=topic?select=^[■]?pattern=^[■]-->
と書いておくと、トピック一覧をトピック名順でソートして出力する。
<!--topic_sort=date?select=^[■]?pattern=^[■]-->
と書いておくと、トピック一覧を日付順でソートして出力する。
機能的にはプラグインみたいなものなのですが、フィルタとして読みこませます。
Topic用雛型ファイルを読みこんでトピックを出力するメソッド(Topic.puthtml)を書き換えて、トピック一覧をソート用Arrayに出力して、雛型に<!--topic_sort=topic-->という行があったら、ソート用Arrayを整形して書き出すようにしています。
nDiary 0.9.3beta16 で動作確認。0.9.2では動きません。
需要があるなら、0.9.2でも動くバージョンを作ります。
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トピックをソートして出力するフィルタで、自動的に[話題一覧]や[著者別索引]が作れるようになったので、ついでに雛型ファイルのレイアウト見直し。
ulリストをCSSで横に並べる方法がわかったので、それを使ってみることにしました。
以下のようなhtmlに
<ul class="submenu">
<li>リスト1</li>
<li>リスト2</li>
<li>リスト3</li>
</ul>
以下のようなCSSを適用すると
ul.submenu {margin-left:0;}
ul.submenu li {
display:inline;
margin-right:1px;
border-left:solid black 1px;
border-right:solid black 1px;
padding-left:0.5em;
}
以下のように表示される。
ただし、Netscape 4.xだと、ぐちゃぐちゃに重なってしまうので、CSSを適用しないようにしてあります。
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書評リンクの需要というのは常にあるので、いろんな人が書評リンク集を作ろうとするのですが、たいてい頓挫します。(私も頓挫したひとり)
その理由は……。
1.データ収集が困難
2.データ登録が困難
3.データのメンテナンスが困難
メンテナンスはともかく、データ収集と登録を自動化できないかというのが、リンク集を作ろうとしている人の希望なわけですね。
【はてなダイアリー】が注目されているのは、key word化によって、はてなダイアリー内にある日記から自動的にデータ収集できそうだと思われているからでしょう。
あとはWiki的に、key word を複数の人間が編集できるというのもポイントかな。
2につづく
Wikiを使う
ひとりでデータ登録するのは大変だから、Wiki使って皆で登録すればいいじゃないかというのが、【みすらぼ日記:書評リンクについて】の意見。
でも、Wikiを入れたからといって、皆が登録してくれるとは限らないんですよ。Wikiは操作のとっつきが悪いので、普通の人は投稿しにくい。
【tDiary.org】でWikiがうまく機能しているのは、あそこがWikiの使い方に慣れたプログラマの多いコミュニティだからだと思います。
Wiki特有の機能を使いたいのではなく、単に複数人で編集したいというのだったら、むしろ書誌情報に特化した掲示板風のCGIを使ったほうが、まだとっつきやすいんじゃないでしょうか。
複数人で登録できるCGIを使う
【極楽トンボ】さんが【書評リンクでもにょる】の中で言及していたのが、これ。
複数人で登録・編集ができるんですが、それでもデータ入力が手間なのと、入力データのチェック(いたずらデータ等の排除)で管理人に負担がかかるのが、うまくいかなかった理由のようですね。
アクセス解析のリファラーで自動収集
私が考えていたのがこれ。
書評ページから、書籍データのページにリンクしてもらって、アクセス解析のリファラーからリンク元データを自動収集する。そのときリンクのURLにパラメータつけて感想リンクの有無を示す。
【一歩さんのBBS】提案してみたら、早速テストページを作ってもらえました。
リンクは、こんな感じ。リファラーは不正確だから、リンク元urlは明示的に入れたほうがいいということで
<a href=""http://ippo.s5.xrea.com/x/rl/index.cgi?cmd=input&code=ISBN4594035884&
review=alisato&url=http://alisato.cool.ne.jp/diary/200301b.html#14_t"
>書籍リンク集</a>
以下のようなツッコミもいただきましたです。
・「1回ジャンプ」のあとその登録用リンクどないすんねん邪魔だけやん
ってあたりが問題点か?
書評のあるページにいちいちリンクを記載しなくちゃいけないのは、面倒ですが、ネット書店へのリンクを貼るついでに記載するんだっだら、手間はかからないかなと思うんですが。
書評ページのhtmlを検索して自動収集
一歩さんが考えたのがこれ。
書評のあるページに隠しタグなり独自のアンカーなりを入れておく。
あとから、書評のあるページのhtmlの中の隠しタグを拾って、リンク集に登録する。
隠しタグのフォーマットはこんな感じ。
<!--Tag:reviewlink-refer:ISBN4-06-273443-5:reviewer=評者:url=書評ページURL-->
以下がテスト用のページ。
埋め込んだ書評タグを拾う
書評リンクに参加しているサイトが、新着書評のページというのを作って、そこに上記のタグを記載しておけば、新着書評のページ更新があるたびにアンテナでチェックしてリンクを自動収集することも可能。
その場合の新着書評のページのソースはこんな感じで。
新着書評:<br>
<ul>
<li><a href="200301c.html#28_t2"
>[は] 榛名 しおり『レーヌスを渡る金狼』</a>:01/28</li>
<!--Tag:reviewlink-refer:ISBN4-06-255648-0:reviewer=Alisato
:url=http://alisato.cool.ne.jp/200301c.html#28_t2-->
<li><a href="200301c.html#28_t3"
>[し] 紫宮 葵『とおの眠りのみなめさめ』</a>:01/28</li>
<!--Tag:reviewlink-refer:ISBN4-06-255469-0:reviewer=Alisato
:url=http://alisato.cool.ne.jp/200301c.html#28_t2-->
</ul>
ついでにいえば、既存の書評リンク集から、上記のタグの形式でデータをひっぱってくれば、データをインポートすることも可能になる。
決められたフォーマットのタグを埋め込むだけだから、nDiaryを使う使わないは関係ない。html手打ちの人でも大丈夫。
このやり方は結構有望なんじゃないかと思う。
2につづく
【memo/adramine】を参考に、本の感想の見出しにISBNをつけてみました。
こうしておくと、読了月別のページを【一歩】さんの埋め込んだ書評タグを拾うプログラムに放りこめば、リンクが拾えるんじゃないかと。
結果。拾えました!!
これは便利。隠しタグを埋め込む必要すらないのだった。一応埋め込んであるけど。
【フク】さんのデータを入力するのが大変だというのなら、手入力しないで【著者順全部索引】から著者名、書名、URLをスクリプトで抽出して、CSV(カンマ区切りデータ)にして、それをマスターデータにすればよいのではないかと思います。きれいに作られたHTMLなので、抽出は簡単なはず。
【Mystery Laboratory の書評リンク】のデータも、同じようにデータ抽出して(こっちはちょっと大変。でもテンプレートを使っているからなんとかなる)同じようにCSVにして、フクさんのデータにマージすればいいんじゃないかと。
で、CSVからHTMLを生成するなりWikiなりCGI用データフォーマットにぶち込むなりすればよいのではないかと。
一歩さんのプログラムで、書評リンクのキーをISBNにしているのは表記のゆらぎを避けるためなので(著者名などをキーにすると特に翻訳物は「バリー・ヒューガート」「ヒューガート」みたいに表記に違いがあって面倒)、この場合だったら、著者名+書名をキーにしてもOKだと思う。
オンラインで何かしようとすると大変ですが、nDiaryのためにRubyをインストールしてあるのなら、HTMLをローカルで保存して、自分のパソコン上でスクリプトで加工するのはそんなに大変じゃないです。(少なくとも自分で使う分には)
とりあえず、ちょこっと作ったスクリプト。
[fuku.rb]
[myslabo.rb]
[mislabo_html.rb]
おまけで抽出結果のlzhファイル
Rubyを勉強するのなら『たのしいRuby』(ソフトバンクパブリッシング ,2002.4,\2,600+税, ISBN4-7973-1408-7)【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 が、おすすめです。
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おおっ、【たかはし】さんも動いた!
【一歩】さんの【HTMLから書評URL抽出&登録】(reviewsearch.rb)と同じように、HTML中にISBNがあったら直前のアンカーを拾うというRubyスクリプト。
「HTMLをまじめに解釈する(タグを理解する) 」ってところがミソかな。
(一歩さんのreviewsearch.rbは、nDiaryが吐くソースが基本なので、イレギュラーなソースが入ってくると、解釈できない場合があるかもしれないのだ。)
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メアリー・H.ブラッドリー/宮坂 宏美訳『ジャングルの国のアリス』(未知谷 ,2002.12,\1600+税, ISBN4-89642-066-7)読了。
マウンテンゴリラをさがしにいくエイクリーおじさんと両親に連れられた6歳の少女・アリスのアフリカ探検旅行記。実話です。アフリカの大地の描写が鮮やかでした。
ポーターを200人(!)ぞろぞろ連れて荷物を運ばせるような文字通りの大名旅行なんですよ。全くもう金持ちの白人のすることは……と、思わないでもないですが、内容はとても面白かったです。
ハンティングシーンもあって動物の扱いについては逆ですが、ドリトル先生物のような雰囲気があります。
6歳の少女・アリスは後のジェイムズ・ティプトリー・ジュニアですが、そんなことを知らなくても楽しめます。
それにしてもアリスのお母さん(この本の作者)は、ライオン狩りしたりする(いろんな意味で)グレートな人で、成長したアリスがその偉大さにコンプレックスを感じて悩んだというのも理解できない話ではないですね。
クリストファー・ロビンやこのアリスのような「物語の中に存在させられてしまった実在の子供」は、逆にそのせいで不幸になるのかもしれないと思ってしまいました。――書いた人は愛情を込めて書いているんだろうけれど、その「物語」が家族以外の人にも共有されてしまうと、それは主人公の子供にとっては枷になってしまうのかも。
購入ガイド
ISBN4-89642-066-7 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 【bk1(02259430)】
(角川春樹事務所 ハルキ文庫 連城三紀彦傑作推理コレクション,1998.5,\838+税, ISBN4-89456-410-6)
花に託して、美しくも哀しい男女のはかない悲劇を詩情豊かに描き切る『花葬シリーズ』八編を完全収録した傑作ミステリー群。(裏表紙より)
と、書いてあるんですが、後半(「戻り川心中」「花緋文字」「夕萩心中」)になると、美しくも哀しい詩情豊かに見えた物語が身も蓋もない真相をあらわす話ばかりなので、頭かかえてしまいます。女たちを美化することで後味の悪さを救っているようなところがあるのが、なにか気持ち悪い。それなりに面白いんだけど、うーん……。
かろうじて美しい恋愛ミステリになっている「桔梗の宿」が好き。少女、人形、実は○○な刑事(←ホモではありません、念のため)ってのがワタクシのツボ。
購入ガイド
ISBN4-89456-410-6 【bk1/amazon/boople/Yahoo!】【blogmap】 【bk1(01566370)】
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書評リンクをみんなで作るの続き
HTMLからISBNを手がかりに書評っぽいものへのリンクアンカーを抜き出すというアイデアはナイス!
2000年11月ごろから書評系サイト(の一部)では、本の感想にネット書店へのリンクを添えるのが流行ってきたので、日付ないし話題にリンクアンカーのあるサイトだったら、2年分のデータはこれで半自動的に集めることができます。
【まつもとかなめ】さん作の【IEの右クリックで一歩さんの書評リンクに登録】のように、IEでISBNとアンカーを含む部分を選択し右クリックすると選択部分からISBNとURLを抽出し送信できるツールなんても作れるようです。
抽出したデータから、ボタンを何回かクリックするだけで、書評リンクデータを登録できるというのも便利。
何より便利なのは、ISBNに対応する書籍データを入力するときにネット書店のデータを「参照」できるということで、いちいち書名を入れなくて済むというのがこんなに楽だったとは!
試しに[本の感想:篠田 節子(1)]の書評データ&本のデータを抽出&登録してみたのですが、10件入力するのに10分かかりませんでした。すばらしい。
HTMLからの書評データの抽出機能と登録機能と参照機能はそれぞれ独立させたほうがいいような気もしますが、とりあえずテストしてみるのは面白いんじゃないかなと。
【みすらぼ日記】で、やりとりが続いています。
この書評リンク集の参加者は書評の索引リストを自分のサイトにおいている人が多いので、そこからスクリプトで書評データを抜き出すという方式でデータを取得するという方向で話がまとまったようです。
ただ、データ形式は、ISBNがなくて、著者名,書名,評者,URLという形式。
国内ミステリーは、ハードカバー、新書、文庫、再文庫化と版を変えて何度も出版されることが多く、ISBNよりも著者名+書名をキーにしたほうがよいと思ったので、そのように提案しました。
作家名から読みを知るリストの国内ミステリー作家版も作成してもらえそうな気配。
【Mystery Laboratory の書評リンク】のデータを見ていて思いついたので、焚き付けてみる(笑)。
# 有里 (2003-02-10 11:01)
著者名IDですが、小林文庫に「日本推理作家辞書」ってのがありますね。
あれに姓名をローマ字にしたものを加えたリストをマスターデータとして作るといいかもしれませんよ。
MYSCON4とかで有志をつのって、人海戦術でやればすぐ出来るのでは?
いや、マジで私が欲しいので。
【bk1】【amazon】の書誌データには作家名の読みは載っていない。
【TRC】と【WebCat Plus】には載ってる。
でも書誌情報にくっついている情報だから、作家名で検索→著書一覧→著書を検索という手間をかけないと、作家名の読みに辿りつけない。
もう少し簡単に、たとえば「愛川晶」とフォームに入力したら「読み:あいかわあきら」「ローマ字:AikawaAkira」というデータが表示されるツールが欲しい。
なんでそんなツールが欲しいかというと……。
読んだ本の索引を作ろうとして上遠野浩平をあ行の作家に分類しちゃったことがあるからです。(←私だけじゃないと思うぞ!) ローマ字読みは、アンカーに使うのに便利だと思うし。
元データとして、ミステリー関係は【日本推理作家辞書98】がありますが、SFやライトノベルは、どこかにいいデータないかしら。
自分のところにコバルト作家のリスト(索引に著者名の読みあり)があるのを思い出したので、ちゃんと読みを調べて記載しておこうと思いました。
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有里 (Alisato Akemi)