飛浩隆『グラン・ヴァカンス』登場人物一覧

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『グラン・ヴァカンス』感想

飛 浩隆『グラン・ヴァカンス　廃園の天使 １』 (早川書房 ハヤカワＳＦシリーズＪコレクション,2002.9,\1,600+税, ISBN4-15-208443-X）【bk1/amazon/Yahoo!】の登場人物一覧です。
説明は基本的に四章までをもとにしているので、あまりネタバレはないと思います。
微妙な部分は、同色文字にしました。

• 登場人物
  • 〈夏の区界〉のAIたち
  • 〈蜘蛛〉たち
  • 〈過去〉にしか存在しない人々
• 硝視体[グラス・アイ]
• その他の用語

登場人物

〈夏の区界〉のAIたち

アガサ

……オデットの教え子。バスタンの娘。〈蜘蛛〉に食われる (p.60 )

アナ

……アロマテラピーを生業とする三つ子の老姉妹（アナ・ドナ・ルナ）のうちの長女。
(p.54 ) 一家でAIのアイデンティティ核の修復を担当する。

アンヌ

……アンヌ・カシュマイユ。女漁師。7人の子供を養子にしている。 (p.39 )

イヴ

……イヴェット・カリエール。レース編みを仕事とする盲目の女性。並ぶもののない硝視体の使い手。 (p.52 )

オデット

……老教師。 (p.60 )

カミーユ

……ジョゼの知り合いの若者。 (p.48 )

ジャコ

……アンヌの幼馴染 (p.58 )

ジュール

……ジュール・タピー。12歳の少年。〈夏の区界〉のチェスマスター (p.7 )

ジュリー

……ジュリー・プランタン。16歳の奔放な少女。硝視体を制御できる。
(p.10 ) 〈夏の区界〉の緩和を担当するAI。

ジョエル

……コック。
(p.139) 料理データベースを担うAI。

ジョゼ

……ジョゼ・ヴァン・ドルマル。漁師。ジュールのチェスの対戦者。
(p.46 ) 〈夏の区界〉の政治と緩和を担当するAI

ジョルジュ

……ジョルジュ・クレスパン。猟師(？)。鉱泉ホテルの庭を警備。妻はマリー。息子はエクトール。 (p.117)

スウシー

……ジュリーの飼っていたうさぎ (p.93 )

ステラ

……鉱泉ホテルの従業員。 (p.111)

ソフィ

……オデットの教え子。〈蜘蛛〉に食われる (p.50 )

ドナ

……アロマテラピーを生業とする三つ子の老姉妹（アナ・ドナ・ルナ）のうちの次女。
(p.54 ) 一家でAIのアイデンティティ核の修復を担当する。

ドニ

……ドニ・プレジャン。ホテル支配人。鉱泉ホテルの人事管理、顧客管理などのサービス管理全体を司る。 (p.49 )

ナタリー

……オデットの教え子。〈蜘蛛〉に食われる (p.60 )

ナディーヌ

……オデットの教え子。〈蜘蛛〉に食われる (p.60 )

パスカル

……〈鉱泉ホテルの庭を警備。視体の心得のある男。 (p.125)

バスタン

……役場の助役 (p.44 )

ピエール

……ピエール・アフル。硝視体の分類学や知識に詳しい青年。 (p.81 )

フェリクス

……仕立て屋。イヴの夫。 (p.74 )

ベルニエ

……元役場職員 (p.45 )

ルナ

……アロマテラピーを生業とする三つ子の老姉妹（アナ・ドナ・ルナ）のうちの三女。
(p.54 ) 一家でAIのアイデンティティ核の修復を担当する。

ルネ

……老船大工。 (p.48 )

自転車屋

……貸し自転車屋を営む男。蜘蛛に食われる (p.16 )

老ジュール

……西の岩場で露店を開いている老人 (p.9 )

三姉妹

……アロマテラピーを生業とする三つ子の老姉妹（アナ・ドナ・ルナ）。
(p.54 ) 一家でAIのアイデンティティ核の修復を担当する。

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〈蜘蛛〉たち

〈蜘蛛〉

……〈夏の区界〉を食い尽くすプログラム

ランゴーニ

……〈蜘蛛〉の指揮官 (p.134)

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〈過去〉にしか存在しない人々

カトリーヌ・クレマン

……鉱泉ホテルの創始者

レジーヌ・クレマン

……鉱泉ホテルの創始者カトリーヌの祖母

ナディア・クレマン

……鉱泉ホテルの創始者カトリーヌの母

マルタン

……ジョゼの弟

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硝視体[グラス・アイ]

〈クリスタル・シャンデリア〉

……鉱泉ホテルの美術館に展示されていた硝視体 (p.39 )

〈火の親方〉

……鉱泉ホテルの美術館に展示されていた硝視体 (p.80 )

〈スノースケープ〉

……鉱泉ホテルの美術館に展示されていた硝視体 (p.80 )

〈ファム・ファタル〉

……鉱泉ホテルの美術館に展示されていた硝視体 (p.80 )

〈黒いグリッド〉

……鉱泉ホテルの美術館に展示されていた硝視体 (p.115)

〈白銀の猫〉

……鉱泉ホテルの美術館に展示されていた硝視体 (p.116)

〈コットン・テイル〉

……ジュリーの硝視体 (p.26 )

〈割れ鏡〉

……海中の硝視体 (p.25 )

〈絹北斎〉

……海中の硝視体 (p.25 )

〈冷たいマティーニ〉

……海中の硝視体 (p.25 )

〈紫苑律[アステリズム]〉

……海中の硝視体 (p.25 )

〈ハンドベル〉

……海中の硝視体 (p.25 )

〈耳の渦〉

……海中の硝視体 (p.25 )

〈三面鏡〉

……ありふれた、よくあるタイプの硝視体 (p.211 )

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その他の用語

蜘蛛

……〈夏の区界〉メンテナンス用プログラム

クロノマネージャ

……〈夏の区界〉の時間を管理するプログラム

数値海岸[コスタ・デル・ヌメロ]

…… ネットワーク上のどこかに存在する仮想空間。

大途絶[グランド・ダウン]

……〈ゲスト〉の訪問が完全に途絶えた時をこう呼ぶ。

鉱泉ホテル

……〈夏の区界〉にあるホテル。正式名称は「オテル・ド・クレマン」

硝視体[グラス・アイ]

流れ硝視[ドリフト・グラス]

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