更新日:2000/03/27
新宿でランチ&お茶会オフ。最初はレディス・オンリーな企画でしたが、最終的にはダサコンの男性も参加しました。
待ち合わせは、新宿紀伊国屋。予定より少し早く着いた私は、そそくさと本棚のチェック。なるべく東京でなきゃ買えない本をと思って買ったのが、上記3冊。角川文庫と『すべてがEになる』は、もう少し待てば埼玉にも配本されるはずですが。
紀伊国屋の本棚はいまひとつ馴染めない、と思いつつ本棚の間を浮遊し、ユリイカバックナンバーを含む外国文学評論が、文庫コーナーの反対側の紀行文の棚の裏側にあるのを発見する。でもケルト神話などなどの本が置いてある棚には「詩」という札が掛かっていたりするのだ。変なの〜。ミステリやホラーの棚に比べると、いまひとつ覇気の感じられない棚ですな。
で、ホラーの置いてある棚の前で
【ニム】さん発見。
メンバーがメンバーなだけに、このへんの棚の前には必ず誰かがいると思ってました。(笑)
待ち合わせ場所には、すでに
【あおき】さんと
【ひらまつ】さんが。
ひらまつさんとは初対面です。ひらまつさんは、今回の主役。このオフの正式名称は「ひらまつさんの結婚をお祝いする会」だったのです。ホームページの印象どおりのおとなしやかな方でした。
その後すぐに
【ヒラマド】さんが登場。
【まこりん】さんと
【雪樹】さんは、インフルエンザのために欠席。
お会いできるのを楽しみにしていたので、とても残念。
【青月】さんは、ちょっと遅れての到着でした。
なおこの日、紀伊国屋の前では、ハーレクイン・ロマンスの試供品(ジェシカ・スティール『友達』)を配るというキャンペーンをやっていまして、私もひらまつさんもあおきさんもしっかりゲットしたです。(笑)
お店は新宿三越京料理「美濃吉」。大変美味しゅうございました。
ここで出た話題は、
・山本文緒『恋愛中毒』の本とTV版の違い。
・圧力鍋の使い方
・専業主婦とパラサイト・シングルの話
・京都土産と湯葉の話
などなど。
あおきさんに綾辻行人について尋ねられたので『殺人鬼』(新潮文庫)をオススメしておきました。
「登場人物に感情移入してると、痛いですよー」という話をしたのですが、ひょっとしたら誤解されたかも。
身につまされるという意味に「痛い」じゃなくて、スプラッタ的に「痛い」という話です。
お茶会合流組との待ち合わせ時間には間があるので、「美濃吉」を出て別の店へ。
『HANAKO』を見て決めたそうですが、私は何も考えずにみんなにくっついて歩いていたので、店名も場所も記憶にありません。
アイスクリームを添えてカラメルソースをかけたリンゴのタルトが幸せに美味でございました。来て良かったぁ……としあわせをかみしめつつ……ええと何の話をしたっけ? たしか青月さんのご主人がとってもトレッキーだという話が出たような……。
マドカさんが『うしおととら』とエヴァのパロディ本を取り出したことと、新潮社のクレスト・ブックの話をしたことだけは覚えているのですが……。
セルフサービスのイタリアントマトでお茶会組の
【MZT(溝口)】さんと
【u-ki】さんと合流。
秋葉原帰りのu-kiさんは、なにやら大荷物を抱えていました。
ひらまつさんからはドイツのお土産、あおきさんからは関西の土産をいただきました。どうもありがとうございます!
私が「誰かいらない? 今話題のあの人の本だぞ。」と、竹内志麻子の本を取り出すと、
マドカさんも「これも」と 川島誠『800』を取り出しました。
すると、MZT氏がすかさずもう一冊川島誠『800』(しかもマドカさんのより美本!)をバックの中から引っ張り出すのでありました。(笑)
ニムさんがデジカメをもってきていたので、あおきさんがもってきた本も一緒にテーブルの上に並べて撮影。傍から見ていると、すげー変な集団だったかも。
印象に残っていたのは、あおきさんがベスター『虎よ、虎よ!』を読んでいたことでした。
イタトマを追い出されて向かった先は、地下の謎の店。なぜか店内に貞子がでてくるような井戸のレプリカがある。あれは何のために? ただのディスプレイかなぁ?
ここで【かわかみ】さんが登場。 マドカさんは待ちかねたように、日記での「読書の楽しみ方」の話題をふるのでありました。 なんかえらい盛り上がってました。北村薫の話題も出てました。
私とニムさんは、u-kiさんの「我かくの如く後輩をヒトの道に連れ戻せり」というお話やu-kiビジョンによる『ときめも2』ダイジェストやu-ki流スタートレック・ダイジェストなどなどを聞いて笑い転げておりました。 3ヶ月分ぐらいまとめて笑ったような気がします。 u-ki総統が面倒見が良すぎて自分のことが後回しになるお人だというのは、よく分かりました。ご健闘をお祈りします。はい。
あおきさんに篠田節子『女たちのジハード』の感想を聞かれたMZT氏が嫌いな順に登場人物の名前をあげてたとき、
それを聞いていたu-kiさんが、
「『女たちのジハード』って生活に疲れたOLが中近東でマシンガンぶっぱなす話じゃないの?」
「違いますよ」
「そうなの? 篠田節子だから、てっきりそういう話かと……」
……そ、総統……(^_^;)
MZT氏は、トマス・バーネット・スワン『薔薇の荘園』(ハヤカワ文庫SF)を取り出し「これって、すごくやおいですよ」と発言し、ニムさんと私が「え?!」顔を見合わせる一幕も。でもいわれてみれば、たしかに「やおい」かも。
あとはダサコンの話も出ました。あの場にいたのが、ジャンルにとらわれない本読みの人とSFに愛は感じても忠誠心は持っていない人のせいか、ほぼ見解は一致しているようですが、ま、その件についてはそのうち。
そんなこんなで夕食の時間になり、ひらまつさんと私は退出。残った人たちは、新宿流浪の旅に出たらしいです。
いやー、ほんとに楽しかったです。笑い転げて、免疫力も高まったし。
最終更新日:2001/11/09(HTMLとリンクを更新)