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おすすめ本 その1

日記ページなどで取り上げたおすすめ本のリストです。
(2002/05/29)

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おすすめ本 最新/ おすすめ本 その1/ おすすめ本 その2

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『ふたたびの虹』

柴田よしき『ふたたびの虹』
(祥伝社 ,2001.9,\1,700+税,ISBN4-396-63198-7)
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感想 2001/09/30

 amazon:ふたたびの虹

東京のオフィス街の片隅にある小料理屋「ばんざい屋」を舞台にした連作短編集。
人が殺される事件も起こるのだけれど、悲しみの中救われる人もいる。
季節感あふれる京都の庶民のおかず「おばんざい」の描写、女将と客とのさりげないやりとり、小道具として使われる古雑貨の数々……。巧いなぁと思う。
じんわりと暖かくなる作品集。超おすすめ。

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『ひかりの国のタッシンダ』

エリザベス・エンライト 『ひかりの国のタッシンダ』
(フェリシモ ,2001.9,\1,238+税, ISBN4-89432-234-X)
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井辻朱美さんによる書評(SFonline)
bk1今日のオススメ

ひかりの国のタッシンダ

世界の果てもやにかこまれた山タトラジャン、その山にある豊かで美しいタトラン王国。水晶の家々が並び、人々は雪のような白い髪と氷のような青みどりの目をしていた。ある日、一羽の大きな鳥がひとりの赤ん坊を連れてきた。赤ん坊は子供のない老夫婦に拾われタッシンダと名づけられる。
タッシンダは美しく成長し、タトラン王国の王子に恋をする。だが髪と目の色がタトラン人と違うことを思い悩み、魔女のタンダ・ナンに相談するが……。

学研の「あたらしい世界の童話」というシリーズから1968年に刊行されその後30年に渡って絶版になっていた本が、フェリシモの復刊リクエストによって見事復刊した。装丁も挿し絵もほぼ初版のまま。(初版はもう少し小さい版型で箱入りでした)ありがとうフェリシモ出版っ! アイリーン・ハースの手による見事なカラー挿し絵に御注目!!

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『サラシナ』

芝田 勝茂/佐竹 美保絵 『サラシナ』
(あかね書房, 2001.9,\1,400+税, ISBN4-251-06655-3)
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感想 9/30

 amazon:サラシナ

ガーデニングにこっている母の反対を押しきってひょうたんを育ててていた中学生のサキは、誤って大切な苗の茎を切り落としてしまう。意気消沈するサキだが彼女の夢の中でひょうたんは育ちつづける。実ったひょうたんを手にサキは空を飛び、古代の国でひとりの青年に出会う……。

芝田 勝茂の3年ぶりの長編。古代へのタイムスリップファンタジー。
萩原規子『これは王国のかぎ』が好きな人、あるいは懐かしの『ドーム郡ものがたり』が忘れられない人には超おすすめ

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『この闇と光』

服部まゆみ 『この闇と光』
(角川文庫,2001.8,\514+税, ISBN4-04-178504-9)
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感想 2000/06/08

 amazon:この闇と光

追放された父王とともに暮らしていた幼い盲目の王女が幽閉場所から連れ出されたとき、世界は歪む……。

ファンタジーだと思って読んでいたら、いきなりミステリになってしまった!
私はそういうのも好きですが、ファンタジーファンの中には「これはファンタジーぢゃないっ!」って怒った人もいるようで……。そうか、騙されて喜ぶのはミステリーファンの血が混じっている人間だけなのか。
というわけで、中井英夫が好きな人にはおすすめですが、ミステリ駄目な人には向かないでしょう。

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『セレス』

南条竹則 『セレス』
(講談社 ,1999.4,\1,800+税, ISBN4-06-209582-3)
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感想 2001/07/09

 amazon:セレス

幸田亘は、マンダリン社の仮想現実空間”セレス”のモニターとして、電脳世界の長安を訪れ、そこで西夫人と名乗る”仙女”と出会い恋に落ちる。現実社会に戻った幸田は西夫人と会うためにセレス・プロジェクトの中枢スタッフの地位にのぼりつめ、再び ”セレス”へと旅立つのだが……。

電脳SF中華風。神仙、妖獣がうろうろしている『十二国記』みたいな電脳世界なので、雰囲気はファンタジー小説に近い。『マイクロチップの魔術師』の封神演義バージョンというか、佐藤史生『ワン・ゼロ』の電脳世界版の続編みたいというか。

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『風車祭(カジマヤー)』

池上永一『風車祭(カジマヤー)』
(文芸春秋 文春文庫,2001.8,\1,067+税, ISBN4-16-761502-9)
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感想

 amazon:風車祭(カジマヤー)

 『パガジーマヌパナス』で第6回日本ファンタジー小説大賞を受賞した池上永一の沖縄マジック・リアリズム小説ついに文庫化! 高校生・武志と幽霊娘ピシャーマの恋物語を中心に、不屈のスーバーオバァ・フジや6本足の豚の妖怪ギーギーが暴れまわり、もうむっちゃくっちゃ面白いっ!!

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 妹尾ゆふ子『チェンジリング 赤の誓約』

(角川春樹事務所 ハルキ文庫,\780+税, ISBN4-89456-840-3)
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感想 2001/3/14著者による紹介ページ

 amazon:チェンジリング 赤の誓約

 「狙われてる」
 携帯電話に着信する執拗な無言電話に悩まされていたある日、電車の中で出会った黒いコートと金髪の若者は美前(みさき)の耳元でそうつぶやいた。
 月岡美前は、平凡なOLだった。常に目立たぬよう、他人と距離をおいて生きてきた。なぜなら彼女には他人には見えない〈あの人たち〉――妖精たち――の姿が見えたから。
 若者との出会いによって、美前の静かな生活は終わりを告げる。死者がこの世に蘇る日に異界への扉は開かれる……。

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 妹尾ゆふ子『チェンジリング 碧の聖所』

(角川春樹事務所 ハルキ文庫,2001.07.13,\820+税)
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感想 7/12著者による紹介ページ

 amazon:チェンジリング 碧の聖所

『チェンジリング 赤の誓約』の続編。

〈取り替え子〉という出生の秘密を知った美前は、異界の〈騎士〉に連れられ、故郷〈輝きの野〉へと至る。
〈上王〉、モルグウの一族、〈丘の下の王〉、そしてもうひとりの〈取り替え子〉マァハ。いままで生きてきた世界の基準とはあまりに違う彼らの生き方に、美前は戸惑い、悩む。自分は何を信じるべきなのか、何をなすべきなのか、何をしたいのか……。

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 スーザン・プライス『オーディンとのろわれた語り部』

(徳間書店, \1200+税,ISBN4-19-860739-7)
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感想 2001/06/08

 表紙:オーディンとのろわれた語り部

邪悪な魔法使いグヴェルドルフは、北の果ての国テューレの王女と結婚したいがため、アイスランド一の語り部の青年トードを脅して、自分を称える物語を作らせようとする。トードがそれを断ると、グヴェルドルフは神オーディンの力を借りて、死霊をトードの住む農場へ送り込んだ。農場の人々は逃げ出し、トードは農場に残った物乞いの老婆とともに、死霊に立ち向かおうとするが……。

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 『ラムラム王』

武部武雄『ラムラム王』
(銀貨社, 1997.12, \1500+税)
 ISBN4-7952-8762-7 【 bk1/amazon

感想 2001/5/24

 表紙:ラムラム王

作者の武井武雄自身のカバー絵、挿し絵も美しい、ナンセンス童話。
『ほらふき男爵の冒険』やA・A・ミルンの『ユーラリア国騒動記』のようなお話が好きな人にはお勧め。

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