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今邑 彩『ブラディ・ローズ』
出版者:東京創元社 創元推理文庫
出版年:1999.11
価格 :\500+税
ISBN :4-488-42402-3
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【bk1(01708338)】
解説:
薔薇の香りに引かれて迷い込んだ洋館で、亡き父の面影をうつす館の当主・俊春と出会った花梨。彼女は俊春の後添えに迎えられるが、義理の妹や使用人たちが口々に誉めそやす先妻・雪子の影にさいなまれ……。
『レベッカ』を思わせる現代版ゴシックロマンス。これも萩尾望都へのオマージュ満載。なにしろ冒頭で「天使が来た」ですからね。(もちろん『小鳥の巣』の「ジェールヒア」です)
恩田陸ファンにおすすめ。
(2000/02/21)
[著者]いまむらあや :今邑 彩
[書名]ぶらでぃろーず :『ブラディ・ローズ』
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今邑 彩『金雀枝荘の殺人』
出版者:講談社 講談社文庫
出版年:1996.7
価格 :\544+税
ISBN :4-06-263296-9
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【bk1(01346935)】
解説:
明治時代、ドイツ人の花嫁・エリザベートを迎えるために建てられた館・金雀枝荘。封印された館で発見された不条理きわまる6人の死。ひとりはテーブルの下に、ひとりはベットの中に……。グリム童話「狼と7匹の子羊」に見立てられた事件の真相は?
【HEY BULLDOG】の管理者絶賛の館物ミステリ。ホラーと本格ミステリがきれいに合体していて、たしかに凄い。
登場人物の名前が由宇璃(ユウリ)や冬摩(トーマ)だったり、双子が出てきたりするのが萩尾望都っぽいかも。 登場人物の性格が悪いのがワタクシ的にはアレですが、それさえも作者の計算なんだから。
綾辻行人の館物を待っている人は読むとよろしいのでは。
文庫版の装丁が変にエロっぽくって嫌い。金雀枝なり金髪なりをあしらってもっとロマンチックな雰囲気を出せばいいのに、。表紙が良ければもっと売れると思う。
(2000/02/08)
[著者]いまむらあや :今邑 彩
[書名]えにしだそうのさつじ:『金雀枝荘の殺人』
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今邑 彩『卍の殺人』
出版者:東京創元社 創元推理文庫
出版年:1999.1
価格 :\520+税
ISBN :4-488-42401-5
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【bk1(01663047)】
解説:
一人の老婆とその双子の娘を頂点とした一族が暮らす卍屋敷。そこでは二つの家族が互いに比べ合い競いながら暮らしていた。競争から逃れ上京していたこの家の養子の恋人となった主人公は、恋人の青年とともにこの屋敷を訪れるのだが……。
館物といっていいのかなぁ。卍屋敷の住人は、厭な性格の人間ばかりだけれど、おどろおどろな雰囲気はありません。割とあっさりめ。主人公の恋人の従姉妹が、ほんっとイイ性格してますなぁ。「人の癇に触る言い方を思い付く天才」だったり、猟銃を持ち出したり、狂言芝居を打ったりするあたり、なんだか誰かを思い出させるのですが、要するに困った人の行動パターンというのは決まっているということなんでしょうね。
読んでいる間、頭の中をちらちらする作品がいくつかあって、まさかそういうオチじゃないでしょうねと思っていたら案の定そいういうオチだったのが残念というかなんというか。クリスティファンには面白いんじゃないでしょうか。
(2000/04/17)
[著者]いまむらあや :今邑 彩
[書名]まんじのさつじん :『卍の殺人』
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