1999.07.01

パソコン環境再構築メモ

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日記からの抜粋です。筆者以外の人にはあまり役に立たないと思いますが……。

1999.04.19(月)

Windows95の再インストール

 勢いで、懸案のHDD初期化 & Windows95の再インストールに取り掛かる。
私のパソコンは、Aptiva750/Pentium-120MHzなんていう昔の奴なので、Win95はUpgrade用で、HDDを初期化するならWindows3.1を入れ直さないといけないのだ。 このシステムでは、Windows98を入れたってしょうもないから、95なんである。

下準備

 HDDのバックアップは、ほとんど済んでいるのだが、念のため、別のMOディスクにに今日までのデータをバックアップする。 ローカルホームページ、作成画像データ、Niftyのログ、メールログ、そして忘れちゃならない漢字辞書。 ブラウザのブックマークは、HTMLファイルに変換しておく。フォルダごと取っておいてもいいんだけど、どうせごちゃごちゃだし。 (あと、Windowsディレクトリ内のスタートメニューフォルダもとっておくべきだったが忘れた。)
 フリーソフトの入ったフォルダもそっくりバックアップ。秀丸や卓駆などは、レジストリ情報も保存しておく。
 使用ソフトのバージョンや各種パスワード・IDは、テキストに打ち込んで、印刷し、さらにフロッピーにも保存しておく。 システムリソース情報も印刷しておく。 (ディレクトリ構造もDIRコマンドで出力して印刷しておけばよかったかも。)

HDD初期化/Windows3.1インストール/Windows95インストール

 HDD初期化とWindows3.1インストールは、簡単だった。メーカー付属のバックアップFDで立ち上げて、 「HDD初期化とディスク内容の復旧」というメニューを選んであとは画面の指示に従うだけ。 途中2回ほど確認のためのキーを押してやるだけで、40分ほどで、初期化と復旧は終了。
 ためしにWindows3.1を立ち上げてみると、はい、ちゃんと動きます。FDもCD−ROMも読める。 (しかし、私は大切な確認を怠っていたことを後で知ることになる。) しかしWindows95に慣れた目にはWindows3.1の画面デザインって……へん。もうWin3.1には戻れません。
 さて続いて、Windows95のインストール。これも割と簡単――だと思ったんだ、その時は。 余計なものがインストールされるのが嫌だったので、カスタムインストールだかを選ぶ。(よせばいいのに……) さて1時間後、めでたくWindows95のインストールは、完了する。MOもちゃんとつながったので、プログラムフォルダやらデータフォルダだかを書き戻し、 いらないプログラムをがんがん追い出し、IE3.02をインストールして、さあ、インターネットができるかどうか試してみようとして、悲劇は起きた。

哀愁のモデム事件

 認識されないのよ、モデムが! 「モデムの電源を入れてください」と出てしまう。 内蔵モデムに電源なんかあるかいっ! ドライバを入れ替えてもだめ。IEを再インストールしてみてもだめ。 Win3.1をインストールした時点で、モデムの動作確認を怠ったツケがここに……。 もう泣きたかったです。2時間ねばってあきらめて、HDD初期化からやり直しました。 これでダメだったら新しいパソコンを買うつもりでした。
 ちなみに、最初の初期化作業から6時間が経過しておりました。

これがうわさの再インストール

 というわけで、HDD初期化とWindows3.1インストールの遣り直し。 今度は、Windows3.1上でモデムがちゃんと動くことを確認しておく。
 で、続いてWindows95のインストール。 最初にWin95をインストールしたときは、ちゃんと動いたわけで、 こりゃMicro$oft様の推奨するインストールを選ばなかったから、バチを当てられたに違いないと、 今度はMicro$oft様のいうとおりにインストールしましたです。
 95のインストールが終わった時点で、今回は真っ先にモデムのチェック。 ちゃんと認識されるようです。やっぱりビル・ゲイツ様、Micro$oft様のおっしゃることには素直に従わないといけませんのですね、ちぇっ!  って、ことでマイクロソフトのサイトにアクセスしてっていうか、IEのホームページに設定されてるから勝手にアクセスされたんだけど、 そこからWin95のアップデート用のファイルをダウンロードしてきました。

 気がついたら翌日の早朝だったので、ここで寝る。

1999.04.20(火)

パソコン環境再構築

 昨日に引き続き、パソコン環境の再構築を行う。
 プログラムフォルダとデータフォルダをMOから書き戻し、秀丸卓駆Backy!, Norton Uninstall Deluxeなどをインストールする。秀丸卓駆は、保存してあったレジストリ情報を書き戻す。  Norton Uninstall Deluxeでいらないプログラムをがんがん追い出し、スタートメニューもがんがんカスタマイズする。 が、そのとき、恐ろしいことが起こった。

恐怖のLUNCHPAD

 LUNCHPADというのは、子どもがパソコンをいじくっても、親のデータやプログラムを壊さないように(あるいはやばい画像などを子どもが見たりしないように)、 ロックをかけることができるプログラムである。 パスワードを入れないと、Windowsが終了できないようにできるのである。
 結構危険なプログラムだと思う。
 そしてその危険がプログラムがどうしたわけか起動してしまったのである。 きゃーっ。
そういやさっき、妙なプログラムを試しに動かしてみたっけ、と思い、さっきいれたパスワードを入れてみる。 が、受け付けてくれない。なんでやーっ!
パニックを起こしそうになるのを堪えて、マニュアルを探しにいく。どこかにパスワード解除の方法があるはずだ。 だが探し当てたその項目に書かれていたのは――。
「パスワードを一時的に解除するには、パスワード解除ディスクを使用しろ。 パスワード解除ディスクは、LANCHPADを起動する前に作成しろ。」
ばかやろーー

 真っ青になりながら、電源を落とし、レジュームがかかる前に、起動ディスクを挿入して、再起動させる。 LUNCHPADからぬけられますように! ぬけられたっ! よかった。

 すかさずパスワード解除ディスクというのを作成し、パスワードを「1」に設定する。 autoexec.batからLUNCHPADを起動しているとおぼしき個所を削除し、念のため、LUNCHPADのexeファイルの名前を変更する。 こんな危ないプログラム、いらね〜よ。

アクセサリー類をインストール

 といっても、私の場合常駐ソフトは最小限度しか入れない。
IME Startという、IMEの起動キーを変更するソフトと CALEN32という壁紙にカレンダーを表示するソフト、 Simple-Launcherという軽いランチャーをスタートアップに入れるだけ。

 あとは、通信関係の設定をしてとりあえずインターネットとホームページ作成ができる状態にする。
それにしても疲れたぜぃ。


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By 有里 alisato@anet.ne.jp
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